[Synology] NAS DS918+のcacheとして挿していた2枚のWestern Digital (WD)製SSDの内、1枚が不調になったので交換

SSD

Synology NASのSSDの不調

概要

年末に1枚購入してcacheを構築しようとしたが、1つではcache構築ができない仕様であることが分かり、急遽もう 1枚買い足してcacheを構築していました。

今年の3月に入り、1つのSSD cacheが不調である、とのシステムアラートが出ていた。

予算が無かったことから、キャッシュ・エラー(キャッシュ不使用)のまま過ごして、4月に入って同SSDを購入して交換しました。

  • DS918+には、SSDのスロットが2か所ある
  • SSDを1枚(1スロット)では「キャッシュ構築の設定」を進めることができなかった
  • 2枚目のSSDを購入、2か所目のSSDスロットに装着しキャッシュを有効にでき運用していた
  • 3ヶ月後、キャッシュ・エラーが出た
  • 同SSDを購入し、交換
  • 故障したSSDは、WDに連絡して交換

交換方法

交換方法は至って簡単だった。DS918+の電源ボタンを数秒押してシャットダウンさせた後、NASの底面にあるSSD (No.1)の蓋を開けて交換し、電源ボタンを押してシステムを再起動させた。

  • DS918+のシャットダウン
  • 電源コンセントを外す
  • DS918+の底面のSSDスロットのフタを取り外す
  • SSDを装着し、フタを付ける
  • 電源コンセントを装着する
  • 起動スイッチをオン

ログインが可能になるのを待って、愛用のiPadからDS918+にログインして、ストレージマネージャを起動。SSDキャッシュ・タグを選び、修復ボタンを押した。数十分後修復が完了しシステムは正常に戻った。

  • 端末からDSMにログインする
  • ストレージマネージャを起動
  • SSDキャッシャ・タグから修正ボタンを押す
  • SSDキャッシュの修正が開始される
  • 完了する数十分間待つ

後始末

故障したSSDは5年間保証を謳っているので、Western Digital日本法人に連絡して交換してもらう予定です。

  • WDサポートに問い合わせ (事前、実手続)

事前の問合せ

以前に、今回の故障について電話で問合せしたときには、デバイスのシリアル番号を伝えて欲しいと言われていました。番号は控えて電話していなかったので、後ほど改めて連絡するとことで電話を切りました。

実手続

その後、故障したSSDのS/Nを控えてWDのサポートで電話をして交換を申し入れました.

2枚挿しで片一方がシステムエラーを吐いたことを伝えると,故障している可能性が高いので交換して頂けるとのことでした.

自分のe-mailアドレスを伝えました。その後、送って頂いたメールには、商品の交換方法等を記載してました。

この記載された手順に従って交換手続を行また。

詳細は、以下のリンクに、WDの故障対応についてまとめていますので、ご参照ください。

まとめ

DS918+のSSDの交換は、至って簡単でした。WDのSSDは、5年間の保証がついています。WDサポートも親切に対応していただけました。交換してもらったSSDは、今後の故障に備えて予備品としておきます。

編集履歴

2019/05/06 はりきり(Mr)
2019/06/07 追記 (WDへの電話での問い合わせ)
2020/04/24 文言整備

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