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目次
はじめに
ローカルネットワークに、DS918+とDS920+を立ち上げています。DS918+では、DS918+の外付けHDDにバックアップしています。DS920+では、HDD容量がDS918+より少ないため、そのバックアップ先は、DS918+に設定して行っています。
現在のバックアップ体制は、Hyper BackupとSnapShot Replicationの2つの構成です。
Hyper Backupは、NAS間や外付けUSB HDDにシステム設定やアプリケーションをバックアップすることができます。
SnapShot Replicationは、#snapshotフォルダーというシステム・フォルダを作り、そのフォルダー内に、指定した時間毎に差分のバックアップを作成し続けます。
Hyper BackupとSnapshot Replicationにより、復元能力が高まります。
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Hyper Backup/Snapshot Replication
Synology NASのパッケージには、いくつかのバックアップ・ソリューションが無料で提供されています。その内、以下の2つのバックアップ・アプリケーションについて役割を意味付けし、それぞれを使い分ける運用を考えます。
- Hyper Backup
- Snapshot Replication
Hyper Backupで十分か?
これまで、Hyper Backupのみで運用していました。どのようにパックアップを捉えたらいいのか、余りわからないまま使用していたわけです。
現在の運用では、Snapshot Replicationも併用しています。
Hyper Backup
Hyper Backupの運用は、毎日1回のバックアップを実行するにように、スケジューリングしています。
Hyper Backupの機能の概要は以下の通りです。
- EXT4, Btrfswiki (Synology NASの+シリーズで対応)
- 対応するファイルシステムは、EXT4, Brtfsです
- Snapshot Replicationと併用するには、ファイルシステムをBtrfsで構築する必要があります
- バックアップファイルの「暗号化」
- AmazonやGoogleなどの、ローカルでないパブリック・サーバーへの保管もある程度は安心です
- 何らかの理由で、マシンを全てロストした場合でも、新しいDS918+を購入してデータを復旧できます
- 復元
- バックアップファイルは、Hyper Backupでしか復元できない
- バックアップの内容
- 「システム構成」のバックアップと復元
- 「アプリケーション構成」のバックアップと復元
- 「ブロックレベルの増分バックアップ」機能(初期バージョンの差)
- 「データ」のバックアップ
- バックアップ先
- 「外付けUSB HDD」へのバックアップが可能。Btrfsである必要はない
- 「リモートSynology NAS」へのバックアップが可能。異なる敷地にあるNAS間が理想です
- 「ファイルサーバー」へのバックアップ
- 「クラウドサーバー」へのバックアップ
- バックアップの「スケジューリング」
2つのバックアップソフトのインストールは、以下のリンクをご参照ください。
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Synology NASをバックアップする方法
https://www.synology.com/ja-jp/knowledgebase/DSM/tutorial/Backup/How_to_back_up_your_Synology_NAS#t2.3
Snapshot Replication
Snapshot Replication – DiskStation Manager – より
https://www.synology.com/ja-jp/knowledgebase/DSM/help/SnapshotReplication/data_protection_mgr
SynologyのDSMでNAS2台をLAN経由&インターネット経由で同期させてバックアップ&フェイルオーバー&リカバリしてみた
https://gigazine.net/news/20171005-synology-6th-review/
Snapshot Replicationの複製先に必要な機能
ここで複製と言っているのは、2つの機能のことです。
- Snapshot
- 選択した共有フォルダのスナップショットを取得します
- 取得先は、共有フォルダ直下の「#snapshot」フォルダです
- 設定した間隔でスナップショットを取得します
- リビジョン管理できます。Windowsで以前のバージョンを見ることができます
- Replication
- 選択した共有フォルダの複製をスナップショットの形式ではなく、正に複製(replication)を取得します
- 複製先は、ローカルとリモートを設定できます。最近、DSMがバージョンアップしてから、ローカルが設定できなくなりました(2020/09/27, Mr. Harikiri)
- リモートにも同様に「SnapShot Replication」をインストールしておく必要があります
- 複製先には、以下のファイルシステムの要件が必要です
- リモートにReplication(複製)しても、#snapshotフォルダも複製されます。スイッチオーバーも可能ですsource
- Btrfsボリューム
- システムHDD (または最近ではSSD)の初期設定においてBtrfsを選択している必要があります
- Snapshot Replication
- 複製先がリモートを設定する場合、リモートにSnapshot Replicationがインストーされている事
実質的には,Synology NAS間でしか複製(Replication)はしにくいか、または、できないのではないかと思われます.
まず最初に設定しておきたい機能は、Snapshot Replicationの「snapshot」です。スケジュールングして、例えば10分や、30分毎に差分のバックアップを取るように設定します。最小5分の間隔も設定できます。
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以下に、これら機能について、今一度まとめました。
- Windowsからネットドライブとして使用している場合、前のバージョン(リビジョン)が保存されているので、ファイルのプロパティのバージョンから以前のものを復元できます
- NAS モデルが Btrfsファイル システムをサポートしている場合、Snapshot Replicationを使用してローカル コピーを作成できます(DS918+/DS920+は可能)
- iSCSI LUN対応
- Hyper Backupより処理速は高速
- スナップショットのスケジューリング(予約スナップショット)は、の3モードがある
- 常に維持する
- 最新を維持する
- カスタマイズ
- Synology Snapshot Manager
- Synologyサイトからダウンロードし以下のプラットフォームにインストールすれば、Snapshotを直接管理できる(http://www.synology.com/から無償)
- VMware
- Windows Server
Snapshot, Synologyサイト –
https://www.synology.com/ja-jp/knowledgebase/DSM/help/SnapshotReplication/snapshots
最初のスナップショットを取ると、フルバックアップが取られます。その後、バックアップとの差分が取得されます。いずれも、スナップショットです。
Snapshot Replicationのインストールと設定方法及びスナップショットの概念について、ATCさんの以下の記事が大変参考になります。
Synology NASでスナップショットを取得する | Snapshot Replication
https://www.atc.jp/synology_nas_snapshot_replication/
バックアップの充実化
Synology NASに保管しているデータおよびNote StationやDBなど一部サーバーのバックアップは、Hyper Backupで必要十分です。
Snapshot Replicationを使えば、システム構成というより、データの復元に特に向いています。
この2つのバックアップを使うことで、よりきめ細かなバックアップにより、ほとんどの異常事態においても完全な復元および短時間で最新の復元が実現できます。
対応するNAS
Synology製品で、SnapShot Replicationが使用できる、Synology NASシリーズは、Synology siteを参照してください。
Hyper BackupとSnapshot Replicationの比較
Hyper Backup
Hyper Backupの処理時間は、Snapshot Replicationの処理時間より多くかかるが、以下のリストおよび表1に示したように、5種類のストレッジにバックアップできます。暗号化も可能。
- ローカル
- 外部USB
- 別のSynology NAS
- ファイルサーバー
- パブリッククラウド
Snapshot Replication
一方、Snapshot Replicationは、基本的に指定した共有フォルダのスナップショットを取得します。これがsnapshot機能です。そのスナップショットをバックアップするのが、replication機能です。
ランサムウェア対策には、Snapshot Replicationが良く使われているようです。
その対応策は、別途、replicationしていたデータを使いデータを再構築します。
表1. バックアップ・アプリの比較(Synology Siteより)
バックアップ先 | Hyper Backup | Snapshot Replication | USB Copy | Cloud Sync |
---|---|---|---|---|
ローカル共有フォルダ | あり | あり | なし | なし |
外部デバイス (USB) | あり | なし | あり | なし |
別の Synology NAS | あり | あり | なし | なし |
ファイル サーバー | あり | なし | なし | WebDAV と OpenStack データ同期専用 |
パブリック クラウド | あり | なし | なし | あり |
バックアップ戦略
バックアップは、(1)データが破損などによりカレントのデータ自体が無くなる場合、(2)サーバーが損傷する場合、(3)サーバーが置かれている場所が崩壊するなど、データ自体が無くなる要因は、最悪の場合も予想できます。
- (1)データのみが無くなった場合は、ローカルのバックアップから復元すれば済む
- (2)サーバーが損傷した場合、同じサーバーをあらためて購入するなどして用意し、別にバックアップしていたSynology NASやファイルサーバーから復元すればよい
- (3)サーバーが置かれていた場所の崩壊の場合、パブリッククラウドのバックアップや別サイトのSynology NASのバックアップから復元できる。
個人の場合、自宅内にある別Synology NASか、Windowsのファイルサーバーにバックアップするものと想定されます。それは、一般的な選択肢になります。
また、パブリッククラウド(iCloud, Amazon, Googleなどから提供されるサービス)をバックアップの保存先に選択することは、Hyper Backupが暗号化機能を有していることから、そのハードルはそれほど高くないと思われます。
実際の運用
別のSynology NASがない場合、すなわち2台もNASないのが一般的だと思われるので、それを前提にすると、以下の運用がベターです。
因みに、最近、DS918+の後継機であるDS920+をblog用に導入しました。現在は、この二台体制によりバックアップ体制が充実しています(2020/09/08 HARIKIRI(MR) )。
1. Snapshot Replicationの運用
小さなトラブルのためには、日頃から小まめなバックアップをして、また、復旧も迅速にするために活用します。バックアップ先はローカルにします(一般的な使用ではそれしかない)。
例えば「web」フォリダーをバックアップ元すると、バックアップ先には「#snapshot」というフォルダーが作成されます。設定したスケジュールでスナップショットは、この「¥web¥#snapshot」ローカルフェルダーに、スケジュールされた日時を表すフォルダー名で作成されていきます。
日々の大きなバックアップは、Hyper Backupに任せます(毎日)が、Snapshot Replicationによるスナップショットの間隔は、Hyper Backupより短い方がよいです。例えば1時間や2時間、5分毎も可能です。#snapshotフォルダーは、Hyper Bacvkupによるバックアップ対象のフォルダーではありません。従って、Hyper Backupのバックアップ先には、#snapshotフォルダーは含まれません。
2. Hyper Backupの運用
おすすめは、Synology NASにHDD毎に独立の電源スイッチがある裸族のお立ち台を接続(USB4台)して、毎日のパックアップ、パックアップ完了後のアンマウントしてオフラインにする設定が安全面からベターでです。
ただし、バックアップの後の次のパックアップには、HDDケースのスイッチのOFF/ON操作が必要になります。こまめなOFF/ONは必要とは思わないので、気づいたときにOFF/ONする運用でもよしとします。ただし、バックアップ先のHDDが再マウントされていないため、HDDがオンラインにならないとバックアップは失敗します。HDDのOFF/ONによりマウントされている場合は、その時に限りバックアップされます。この点は注意してください。
3. 自動化
当サイトでも記事にしている「Switch Bot」シリーズの「プラグ」を用いて、外付けHDDケースの電源をコントールしバックアップの自動化を行う。これにより、手動によるHDD電源のオン/オフは不要となり、不必要な時間帯での外付けHDDケースの稼働が避けられることで、セキュリティ向上につながる。
- 当サイトでも記事にしているSmart Botシリーズのプラグを、DS918+のUSBに接続した外付けHDDケースの電源プラグと家庭用コンセントの間に接続
- iOS用SmartBotアプリからプラグの稼働時間を設定します
- Hyper Backup、および Snapshot Repricationがバックアップするタイミングに応じた時間帯に設定します
- 設定する時間帯の開始と終了の時刻は、5分から10分程度の余裕時間も考慮します
- 設定した通りに、外付けHDDケースに対してバックアップできているか、ログを確認します
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まとめ
Snapshostによるバックアップは、ランサムウェア対策に使われることが多いと聞きます。短い間隔での差分バックアップであるため、最も近い過去での最新バックアップを持っているためです。
ベースとなる「まるごとバックアップ」は、Hyper Backupに任せて、そのHyper Backupのバックアップ間隔の隙間を埋めるのが、Snapshot Replicationです。
最後に、バックアップと共に、セキュリティとして重要であるのが、データの漏出の防止です。その為には、暗号化についても考える必要があります。もしも、Synology NASを使用しているのであれば、暗号化について以下の記事もご覧ください。
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編集履歴 2019/12/01 はりきり(Mr) 2020/01/03 追記・文言整備 2020/03/05 文言整備 2020/04/24 追記 (関連記事) 2020/05/01 追記 (Snapshot Replicationは、Btrfsで使用できる) 2020/05/04 追記 (ランサムウェアについて、まとめ) 2020/08/13 文言整備、修正(web-1フォルダーが作成される → #snapshotフォルダーが作成される)、追加(DS920+とDS918+について) 2020/09/08 文言整備、追記 (DSMでの操作画面) 2020/09/27 誤記修正 (誤記であったHyper Backupでリビジョン管理を削除)、文言整備 2021/01/03 追記 (自動化 - Smart Botのプラグを使って外付けHDDケースの電源のON/OFFを管理する)
以上
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