ウイルス・ベクターと宿主細胞の準備
- ベクターに適合した宿主細胞(master cell bank, working cell bank)
- ベクター
- construction
- generation
- premaster seed
- master seed
- working seed
- PCLとは
- Packaging or Producer Cell Line
- Three Plasmid Transfectionに代わる生産系である
- 目的遺伝子以外のAAVベタクー産生に必要な遺伝子を既に組み入れた生産細胞、または、目的遺伝子さえも組み入れた生産細胞
- Oxgene™️、Vigeneなどが持っている
目標のAAVベタクー発現量
15cm ディッシュ1枚から 1-2×1011 genome copies (GC)、または、1011-1012 GC/mL(各細胞あたり 2×104 – 1×105 ウイルス粒子)
Material
Plasmid DNA Batch
[ignore]
- non-GMP製造(14.0千万円/3 x Plasmid/200L/3m)
- GMP製造(16.0千万円/3xPlasmid/200L/3m)
- 分析(0.5千万円/3 x Plasmid/3m)
- カルタヘナ申請 (0.5千万円/3m)
[/ignore]
ITRに組換えが少ないプラスミドを得る。
プラスミドの品質: 形質転換後の ITRs による組換えは、プラスミドのサイズを減少させるので、これを抑制させる。Life Technologies社の Stbl3 コンピテントセルをプラスミドの増幅に用いる。
Plasmidの精製
- プラスミドDNAをE.coliに形質転換
- シングルコロニー
- 拡大培養
- アルカリSDS法による粗精製
- アルカリ-SDSは、大腸菌染色体DNAを細胞壁とともに除去するため、プラスミドDNAのみを得るのに信頼性の高い方法 (Lab向き)
- クロマト精製
- 脱塩
- 濃縮
- Sterile Filtration
- 分注
- 凍結保存(-30℃)
- 二種カルタヘナ法対応(GMP製造開始前)
pDNA培養特許
大腸菌中でプラスミドdnaを製造規模で生産するための流加発酵法及び培地 (特許, 2011), link
pDNA精製特許
プラスミド精製 (2007), link
Cytivaによる精製ストラテジー
ヒトおよび動物の遺伝子治療用プラスミドの精製プラスミドDNA (2007), link
アルカリSDS法レジメ
ラボでの調製のレジメを以下に示した。
- 大腸菌の培養
- 遠心/E.coli
- 添加・懸濁(25mM Tris-HCl, pH8.0, 10mM EDTA, 50mM Glucose), 100μL
- 穏やかに添加・撹拌(0.2M NaOH, 1% SDS), 200μL
- Incubation 4℃ for 5min
- 添加・懸濁 (7.5M 酢酸アンモニウム、pH7.6、氷冷)、150μL
- Incubation 4℃ for 5min
- 遠心(15,000rpm x 10min)/sup回収
- Sup/(100+200+150=450μL)
- 添加・懸濁(イソプロパノール), 270μL
- Incubation R/T for 10min
- 遠心(15,000rpm x 10min)/ppt回収
- 添加・懸濁(2M酢酸アンモニウム、pH7.6)、50μL
- Incubation 4℃ for 5min
- 遠心(15,000rpm x 10min)/sup回収 (pptにはタンパク質)
- 添加・懸濁(イソプロパノール)、50μL
- Incubation R/T for 10min
- 遠心(15,000rpm x 10min)/ppt回収
- 添加・懸濁(70% EtOH)、
- 遠心pptを乾燥
- 添加・懸濁; TE(10mM Tris-HCl, pH8.0, 1mM EDTA pH8.0), 25μL
- RNA分解: 添加(リポヌクレアーゼA)、1μL
- Incubation 37℃ for 30min
- 反応停止: 添加・懸濁(2M酢酸アンモニウム、pH7.6)、12.5μL
- 添加・懸濁(イソプロパノール)、37.5μL
- Incubation R/T for 10min
- 遠心(15,000rpm x 10min)/ppt回収
- 添加・懸濁(70% EtOH)、適量
- 遠心pptを乾燥
- 溶解: TE(10mM Tris-HCl, pH8.0, 1mM EDTA pH8.0), 25μL
GMPグレード/pDNAの調達
- タカラバイオ – GMPグレードでのブラスミドDNA製造受託 – サイト
- 和研薬 – プラスミドベクター製造 – サイト
- WAKO – GMP準拠設備での高品質なプラスミド生産 – サイト
- メディリッジ – 高品質 プラスミドDNA製造 – サイト
- 徳島大学医学部 – 【学外受託サービス】 プラスミドDNA精製受託 – サイト
種類
- pAAV
- pRC
- pHelper
品質試験
- 無菌試験 (JP 4.06, USP71, Ph Eur 2.6.1)
- Endotoxin (JP 4.01, USP 85, Ph Eur 2.6.14)
- 純度 (紫外線分光)
- 制限酵素地図試験(アガロース電気泳動)
- 塩基配列 (サンガー法)
- CCC含量試験(アガロース電気泳動)
- 宿主DNA (qPCR)
- pH (JP 2.54)
日本薬局方
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000066530.html
薬局方の国際調和
https://www.pmda.go.jp/rs-std-jp/standards-development/jp/0005.html
E.coli 産生株
治療用rAAV Vectorの調製には、3種類のPlasmid DNAが消耗品として必要である。
Plasmid DNAの調製にもGMP製造で行う必要があるため、Plasmid DNAを増やすための産生株(E.coli)の構築が必要となる。
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- 製造(1.0千万円/3m)
- 分析(0.5千万円/3m)
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試験項目
- ファージ否定試験(寒天培養)
- 生菌数(コロニー)
- コロニー形成能(目視)
- 栄養要求試験(チアミン要求性、寒天培養)
- 生化学反応(菌種同定試験)
- 表現型試験(UV感受性、寒天培養)
- プラスミド保持率試験(コロニー形成)
- プラスミドコピー数(qPCR)
- 制限酵素地図試験(アガロース電気泳動)
- 塩基配列試験(サンガー法)
Master Cell Bank
継代数の少ない、健康な 293 細胞を使用する
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- 製造(1.5千万円/1y)
- 分析(2.5千万円/1y)
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