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  • 気になる企業 – EirGenix, Inc. 台湾で最も技術力のあるBiologics CDMO – Sandozとの共同研究でBiosimilar開発 [2020/05/29]

    気になる企業 – EirGenix, Inc. 台湾で最も技術力のあるBiologics CDMO – Sandozとの共同研究でBiosimilar開発 [2020/05/29]

    EirGenix, Inc.

    • 2019/06/18に台湾市場に上場(株式公開)しました source

    台湾のBiologics CDMOで、最も技術力のあるCDMOの1つで、且つ、バイオテクノロジー企業です。

    • Employee : 182

    その理由として例えば、以下の開発力から分かります。

    biosimilar開発

    trastuzumabは、中外製薬がオリジナルで、ハーセプチンという製品名です。Sandoz からの委託契約でtrastuzumabのbiosimilarをin houseで開発しています。2019/4現在、世界11カ国でPhase IIIが実施されています。Sandozとの契約では、Sandozは、中国、台湾を除く全てのグローバル市場において、EirGenixのEG12014の独占的な商業的権利を所得しました。2019/6には、EirGenixは、この契約の成功報酬として$500万を受け取っています。

    現時点での「trastuzumab」のbiosimilar

    Sandozは、以下のtrastuzumabのBiosimilar競争に参画しようとしている訳です。

    • セルトリオン・ヘルスケア・ジャパン
    • pfizer
    • 日本化薬
    • 第一三共

    www.eirgenix.com

    編集履歴
    2020/05/29 はりきり(Mr)

    Map

    Service

    以下に、CDMOとしての実力を知るために設備を中心に情報をまとめました。設備については知る機会がなかなかありませんが、EirGenixの設備について、360°で詳細を見ることができます(virtual tour)。

    ServiceSummary
    Cell Line DevelopmentDNA to stable cell line
    cell line : CHO, NS0, PER.C6, E.coli, Pichia
    identified in 19 weeks
    serum-free medium screening platform
    Cell BankingcGMP production facilities for MCB and WCB
    Process Development1) Upstream
    -1. process optimization, troubleshooting, media, feeding, process parameter
    – mammalian: flask, 2L, 5L, 50L SUB
    – microbial: 2L, 20L fermentor
    2) Downstream
    -1. experience
    – mammalian: recombinant protein, fusion and mAb
    – microbial: inclusion body and soluble, pegylated protein, fusion and Plasmid DNA
    -2. equipment
    – LCS: AKTA PRIME, AKTA Pilot, AKTA Avant; column size: 1mL HiTrap to 14cmφBPG column
    – MF & UF system, UF/DF system,centrifuge of Disc and continuous, tank (316L SS), Homogenizer (Microfluidizer and APV)
    3) Formulation
    -1. preformulation : Lyophilizer, Stability chamber, programmable controlled freezing and thawing system
    4) Purity analysis
    – Three Agilent HPLC, one UPLC
    Analytical/QC– method development; method transfer; method qualification and validation; stability testing;
    Characterization : glycan analysis, glycan profile and ratio, monosaccharide, secondary or more analysis
    – Item– Potency/Activity : ELISA, Cell base assay
    – Impurity : Host cell DNA, Host cell protein, Protein A residue, Others
    – Biological safety : Endotoxin, Bioburden, Microbial enumeration
    – Analytical method qualification and validation : Specificity, Linearity & range, Accuracy and precision, LOD/LOQ
    – Glycan analysis : N and O-linked carbohydrates site and structure: HPLC/UPLC; N and O-linked glycan mapping and ratio : CE, LE/MS; N-glycan ratio : CE, LC/MS
    – Monosaccharide analysis : HPIC
    – Secondary and higher order structures: CD (Circular Dichroism), DSC (Differential Scanning Calorimetry), Fluorescence Spectrometer
    – Heterogeneity analysis : IEF/cIEF, CIX-HPLC
    cGMP Manufacturing Mammalian
    Certificates : 2005(T-FDA), 2014(T-FDA), 2017(foreign manufacturer)
    – GMP facility (bioreactor), 360 virtual tour1st Floor : 10,000ft2
    – Media preparation : 50L ~ 700L
    – 100L/500L SS
    – 50L/200L/1,000L SUB
    – Millipore POD and 3M CUNO filtration system
    – UF/DF (0.1~14 m2)
    – Column : 3mm ~ 10mmφ, 5cm~60cmφ
    – one purification room
    – one final purification room
    – Washer room and autoclave room
    – 2 x 2,000L SUB in northern part of Taiwan
    – experienceBasically, clinical trial
    – Anti-IL20(CHO, PER.C6)
    – Anti-HSV (CHO)
    – Anti-TNFα(CHO)
    – Bio-similars (CHO
    cGMP ManufacturingMicrobial
    Certificates : 2013(T-FDA), 2014(T-FDA), 2017(foreign manufacturer)
    – GMP facility (bioreactor)5th Floor : 4,000ft2
    – cell banking area (provide maximum 400 vials/batch)
    – inoculation suite
    – fermentation & harvest suite
    – – fermentor 20L/100L fermentor
    – – mixer tank 100L/200L/400L
    – – homogenizer 10L/hr, 100L/hr
    – purification suite
    – – UF/DF 0.5 ~ 5 m2
    – – Centrifuge 10~100L semi-continuous
    – – Column 3mm ~ 6mmφ, 7cm ~ 45cm
    – bulk fill room
    – buffer preparation room
    – wash & autoclave room
    – experience – recombinant proteins
    – – soluble protein, Pichia
    – – complexes soluble protein, E.coli
    – – Pegylated proteins inclusion body, E.coli
    – Protein vaccines
    – – soluble protein, E.coli
    – Bio-similars
    – – Inclusion body, E.coli
    – Plasmid DNA (E.coli)
    SpecialAntibody Drug Conjugate
    (Four ADC commercial >60 in clinical in world situation)
    – Strategic partnerFormosa Laboratories (58 chemists, 9 process patents)
    – high potency drug manufacturing
    – 2000L scale of APIs manufacturing
    – 50~1000L SS Reactor
    – 50~1000L chromatography column
    – Isolator (glove box)
    – 280L Falling Film Evaporator
    – Linkers by partnerLinkers are key component in ADC
    EirGenix has partners with the leading linker development companies
    編集履歴
    2020/05/2o Mr.HARIKIRI

    biosimilar関連

  • 今日の英語 – 申し訳ないように、そうでないことを伝える – I do not appear to have… [2020/05/28]

    今日の英語 – 申し訳ないように、そうでないことを伝える – I do not appear to have… [2020/05/28]

    I do not appear to have[receive] the invoice to our site.
    私は、私達のサイト宛への請求書を持って[受け取って]いないように思います。

    遠回しな言い方で丁寧に表現しています。

    do not appear to + 動詞

  • 気になる企業 – Precision NanoSystems Incは、mRNA-LNPを作る装置 “NanoAssemblr” を擁してCOVID-19に挑む  [2020/05/28]

    気になる企業 – Precision NanoSystems Incは、mRNA-LNPを作る装置 “NanoAssemblr” を擁してCOVID-19に挑む [2020/05/28]

    Precision NanoSystems Inc

    Precision NanoSystems Inc (PNI)は、RNA、DNA、CRISPR、低分子医薬品、COVIDワクチン、治療法を開発して患者に迅速にアイディアを提供する技術とソリューションのグローバルリーダーです。

    https://www.precisionnanosystems.com/

    • mRNAワクチンプラットフォーム(mRNA-LNP)によるワクチン製造開発とスケールアップ
      • NanoAssemblr(R) Spark(TM)
        • 多条件検討用
      • NanoAssemblr(R) GMP system
        • 複数の顧客に移転実績が有る
    • 独自技術によるRNAデリバー技術
      • NxGenマイクロ流体技術
      • 自社内に、NanoAssemblr(R)を400台配置
      • 製剤用処方の独自ライブラリを持つ
    • 提供サービス
      • 機器、試薬
      • 共同研究(一部CRO的でもある)
      • CanSino biologicsと共同研究締結(2020/05/20)、以下参照。

    CanSino BiologicsとPrecision NanoSystemsがCOVID-19 RNAワクチンを共同開発するためのコラボレーションを発表 (2020/05/20)

    それぞれは,天津、中国およびVANCOUVERの企業、2020年5月20日/ CNW /-CanSino Biologics Inc.(CanSinoBIO、HK6185)とPrecision NanoSystems(PNI)は本日、COVID-19に対するmRNA脂質ナノ粒子(mRNA-LNP)ワクチンの共同開発契約を発表した.


    COVID-19 mRNA-LNPワクチン候補をヒトの臨床試験に向けて、CanSinoBIOは前臨床試験、ヒトの臨床試験、規制当局の承認および商品化を担当.
    CanSinoBIOは、ワクチン製品をアジア(日本を除く)で商品化する権利を有し、PNIは他の国々の権利を保持.
    契約には、非公開の支払いとロイヤリティが含まれる.

    NanoAssemblr(R) Spark(TM)

    Sparkという製品は、マイクロリットルの製剤を調製できます。原料をピペットで添加してスタートボタンを押すだけです。処理時間は、10秒程度/条件で、数百の配合は割合を数時間で処理し、各条件の製剤を取得できます。

    • 自動配合装置
    • <10秒/1配合、DoEデータ取得への適用
    • 無菌/バイオセーフティの操作が可能で、そのまま培養細胞に添加可能
    • 原理はスケーラビリティがあり、将来のスケールアップが容易

    https://www.precisionnanosystems.com/our-technology/spark

    Scalable manufacturing is a significant challenge to making revolutionary nanomedicines available to patients in need. 

    Precision NanoSystems Incの技術

    2018年、脂質ナノ粒子(LNP)製剤であり、FDAの承認を受けた最初の低分子干渉RNA治療薬であるPatisiranのFDA承認により、非ウイルスRNAデリバリーの最高技術としてLNPが確立されました。 同時に、マイクロ流体混合を利用するNanoAssemblr®プラットフォームは、100%に近いカプセル化効率でさまざまなタイプの核酸をカプセル化するLNPのシンプルで堅牢かつスケーラブルな製造方法として実証されています。 LNPは、in vitroおよびin vivoでの遺伝子ノックダウンまたは遺伝子発現研究のための多様なオプションを提供します。 NanoAssemblr SparkTMは、マイクロ流体混合の追加の利点を活用します:新規脂質やmRNAなどの高価値材料を保存するマイクロリットル規模の製剤。 超少量の製剤と迅速でシンプルかつ再現性のあるプロセスのこのユニークな組み合わせにより、SparkはmRNA-LNP製剤のスクリーニングと初期の前臨床開発のための理想的なプラットフォームになります。 効果的なスクリーニングプログラムは、次世代のデリバリーテクノロジーとナノ粒子治療法を開発および最適化するためのパラメータースペースを大幅に狭めることができます。
    ナノ医薬品の早期発見と開発における一連の医薬品有効成分、賦形剤、製剤パラメーターのスクリーニングにより、より集中的に
    パラメータスペースを狭めることにより、後の段階で効率的に開発できます。 この目的のために、製剤の特性または活性の観察された違いが、ナノ医薬品の合理的な設計を通知する組成または条件の制御された変化に起因する可能性があることを保証するために、少量での高速で再現可能なナノ粒子の生産が必要です。 さらに、これを少量で達成すると、APIと賦形剤の使用が最小限に抑えられます。これは、発見段階では、入手が制限されたり、入手に費用がかかったり、生産に手間がかかる場合があります。
    特に、低分子干渉RNA(siRNA)、ガイドRNA(gRNA)、メッセンジャーRNA(mRNA)、プラスミドなどの細胞の遺伝子操作に使用される有効成分は、不足しているか非常に高価です。 非ウイルス性核酸送達システムは、mRNAワクチン1、2、免疫腫瘍学3、標的腫瘍学4-6、CRISPR / Cas9遺伝子編集7-9、およびまれな疾患の治療10、11などの革新的な治療を可能にしているが、かなりのニーズが残っている 核酸デリバリーシステムの基本的な理解を改善し、遺伝子デリバリーナノ粒子の品質と性能を改善するためのさらなる革新のため。 具体的には、これらのペイロードをカプセル化し、保護し、病変細胞に送達するために使用されるナノ粒子賦形剤のさらなる革新が、分野を前進させるために必要です。 これらの賦形剤は、その革新的な性質により、大規模で低コストの商品スケールではほとんど利用できません。
    したがって、発見空間の研究者に適した遺伝的ペイロードを含むナノ粒子の堅牢で再現性のある少量生産の分野では、満たされていないニーズがあります。 たとえば、in vitroスクリーニングでマイクロリットルのみが必要な場合、Tチューブ混合の最小容量は10 mL程度です。 このため、研究者たちは粗ピペット混合法を使用して、複雑な核酸ナノ粒子製剤のボトムアップナノ沈殿を実行しています。 ピペットとの混合はほとんど制御を提供しません、オペレーターです
    図1.)ナノ粒子を製造するためのマイクロ流体混合技術:溶解した脂質を含む有機溶媒と核酸を含む水溶液
    NanoAssemblrカートリッジの2つの注入口チャネルに注入されます。 層流の下では、2つの溶液はすぐには混合されません。
    しかし、チャネルに組み込まれた微視的な機能により、2つの流体が混ざり合います。
    分子が拡散によって互いに相互作用する、制御された再現可能な方法で。 1ミリ秒以内に2つの流体が完全に混合され、核酸がロードされたナノ粒子の均一な自己組織化をトリガーする溶媒極性の変化を引き起こします。

    mRNA Lipid particles – Robust low-volume production for screening high-value nanoparticle materials – Precision NanoSystems Inc, Vancouver,BVC, Canada –

    https://www.precisionnanosystems.com/docs/default-source/pni-files/app-notes/spark-mrna-appnote-1018.pdf?sfvrsn=50662346_0
    編集履歴
    2020/05/28 はりきり(Mr)
  • [Bio-Lab] 実験の自動化 –  小型PLCでUF/DF工程を低コストで自動化する [2020/05/25]

    [Bio-Lab] 実験の自動化 – 小型PLCでUF/DF工程を低コストで自動化する [2020/05/25]

    はじめに

    バイオの実験でUF/DFは、結構面倒です。メーカーからは、大袈裟な装置が市販されています。もっとシンプルに簡単に低コストで、サンプルを調製することが可能です。

    PLCとは

    PLCとは、三菱電機は、「シーケンサー」と言っています。業界では、Programable Logic Controller (PLC)といいます。ラダー言語で、リレーのON/OFF、タイマーをプログラミングすることで、シーケンシャルな自動制御を行うことを担うコントローラーです。

    シーケンス制御は、JISでも定義されています。至る所で密かに使用されています。AIではないので、学習はしません。

    編集履歴
    2020/05/25 はりきり(Mr) 図などは、また今度、追加します。

    シーケンス制御

    予め定められた順序又は手続きに従って制御の各段階を逐次進めていく制御 (JIS Z 8116:1994 自動制御容疑 一般)

    用途

    とにかくどんなところにも使用されています。

    • 自動販売機
    • 自動ドア
    • エレベーター
    • 洗濯機
    • FA (ファクトリーオートメーション)
      • 大規模工場のマシンからのデータの収集 (→ネットに載せる)
    • 発電所、変電所

    Bioの実験に応用する

    自作でクロマトグラフィー装置もUF/DFシステムも構築できます。

    • 液体クロマトグラフィー装置
    • UF/DF System
    • ろ過システム

    必要な機材

    • PLC
      • Omron PLC: 1万円~
      • 入力は、5V~24Vのトランジスタ入力
      • 出力は、100V ACが可能なリレー接点
      • 100V AC可能なリレー接点
    • PLC プログラミングソフトウェア
      • Omron : 5千円
    • 送液ポンプ
      • MasterFlex Pump (600rpm, ヤマト化学)
        • 10万円~20万円
    • 延長タップ
    • 液面センサー
      • KEYENCE FUシリーズ
      • KEYENCE アプユニット

    組み立て

    組み立ては、以下の通りシンプルです。

    • PLCに100Vコンセントプラグの接続
    • PLCの出力リレーと100Vを接続して、延長タップ(メス)に接続
    • 送液ポンプの100Vコンセントを、前述の延長タップ(メス)に接続
    • 液面センサーとアンプユニットを接続
      • 赤外線がアンプから1つ出ている。
      • センサーに繋ぎ、センサーからの戻りをアンプに繋ぐ(センサーのファイバー2本をアンプに繋ぐ)
      • アンプは、12~24Vの電源に繋ぐ
      • アンプの設定により、センサーの感度を設定する

    プログラミグ

    PCにソフトウェアをインストールして、プログラミングします。

    確認事項

    • 入力リレーのアドレス
    • 出力リレーのアドレス

    ラダー

    • 左と右に縦線があります
    • 最小単位は、左から右にプログラミグします
      • 入力リレー(ロード命令)を配置する
      • その右側に、出力リレーを配置する
      • 以上で、1行です。
      • 基本的にこれで制御は可能です。
      • 入力リレーがONの場合、出力リレーがONとなります
    • でも、これでは、チャチリングします。入力リレーがONになってから、数秒間のタイマーを入れます。その間は、無条件に出力リレーを維持します。
    • 基本的には、以上で完了です

    UF/DFに使用する

    濃縮段階

    • ビーカーに濃縮したいサンプル溶液を入れます。
    • ファイバーセンサーをビーカーの側面において、スライドさせて、液が有る/無しで、リレーがON/OFFするように、感度を調節します
    • 濃縮の完了位置に、センサーをビニールテープで固定してします
    • この状態では、出力リレーはONになっているので、ポンプは稼働状態になっているはずです
    • 濃縮が進んで、液面が下がり、ファイバーセンサーに達した時に入力リレーはOFFになり、出力リレーもOFFになり、ポンプは停止します。

    以上で、濃縮段階での自動化は、完成しました。

    UF/DF段階

    上記の完了状態から、もう一台用意していた送液ポンプ(2)で、用意していたバッファーを、サンプルのビーカーに送液します。すると、液面が上がり、ファイバーセンサーが反応して、濃縮が開始されます。送液ポンプ(2)の流速をろ過流量より小さく設定しておくことで、バッファー交換の自動化運転が行われることになります。

    以上が基本的ですが、安全装置も必要です。以下にシンプルにできるかも課題なので、以下のようなアイデアも有るので、ご参考にしてください。もちろん、フル構築も可能です。

    以上

  • 気になる企業 – LFB group – 血漿分画製剤、遺伝子組換え凝固因子、抗体医薬は抗D製品を持つ  [2020/05/23]

    気になる企業 – LFB group – 血漿分画製剤、遺伝子組換え凝固因子、抗体医薬は抗D製品を持つ [2020/05/23]

    LFB groupについて

    source

    • LFB SA
      • LFB Biotechnologies (完全子会社)
        • GTC Biotherapeutics (完全子会社)
          • トランスジェニック動物の技術保有
          • 組み換えAT-III (ATryn(R))は、EU, USで承認されている
      • LFB Biomanufacturing
      • LFB US
      • CAF-DCF (ベルギーにある子会社)
        • ベルギーでの結晶由来医薬品の商品化

    LFBは、血漿由来製品および組換えタンパク質の開発・製造・販売するバイオ製薬グループです。1994年にフランスで設立された、欧州屈指のバイオ製薬企業です1)

    • 60カ国以上で15種類の製品の販売
    • グループ従業員数 : >2000

    2018年に、ビジネスフォーカスをrecombinantを含めたものにチェンジしたsource

    ライセンス活動

    • 2020/04 HEMA Biologics社は、SEVENFACT(R)の商業化権と販売権をLFB社から
    • 2016/02 LFB SAは、ドイツ、デンマーク、ハンガリーで人フィブリノゲン(FibCLOT(R))の販売承認を取得
    • 2013/09 子会社であるCULLforCUR社(細胞治療会社)の治療用細胞の大規模製剤製造拠点を「将来への投資, 公的投資銀行」の支援を受けて整備source
    • 2012/03 LFB BIOTECHNOLOGIES社からTG Therapeutics, Inc. (LFB Biotechnologies(少数株主持ち分)からスピンアウトして同年2012に設立)に対してUblituximabの世界的な商業的権利についてライセンスしたsource
    • 2011/10 ナノキャリア株式会社の徐放性ミセル化ナノ粒子技術とrhFVIIaの長期安全性評価に関する共同研究source

    TG Therapeutics, Inc. (at 2020/05)

    Employees : 147
    Office : 4
    Medicines under development : 5
    Cllinical Trials : 40
    Registration Directed and Phase 3 Clinical Trials : 5
    Goal : To cure B-Cell Diseases : 1

    LFBのパイプライン

    source

    • rh-Factor FVIIa (LR769) ,Marketed, 2020
    • Fibrinogen (Clottafact)
    • VWF (Wilfactin)
    • IVIG
    • mAb : 抗D (PIIb)

    LFBキー日付

    1994年1月 GIP LFB(公益団体)の創設製薬会社


    2006 GIP LFBはLFB SAの作成と大多数の国有有限会社となり、LFB BIOMEDICAMENTSLFB BIOTECHNOLOGIES、フランスの子会社。


    2007 LFB BIOMANUFACTURING(旧MABgène)をアレス(フランス)で買収。


    2008オランダの血漿由来医薬品メーカーであるSANQUINとの産業協定の署名


    2009年 

    • LFB液体Ig 10%とLFBフィブリノーゲンのフランス市場承認。
    • 創造米国子会社 LFB USAとREVO生物製剤(旧GTCバイオ治療薬)。

    2010年

    • 血漿および採血を専門とするEUROPLASMAの買収。
    • CELLの作成のための細胞と遺伝子治療、1 -高度な治療に特化CURE子会社、STヨーロッパにおける細胞治療のための技術プラットフォーム。

    2013ドイツの子会社であるLFB GmbHの立ち上げ


    2014年


    2015:

    • LFB SAは資本金を2億3,000万ユーロ増加
    • アラスにLFBプラントの建設を開始
    • スペインにLFB BIOTERAPIAS HISPANIA子会社を設立

    2016年


    2017年


    2018 LFBグループの新しい戦略

    • 血漿/リコンビナントによる開発・製造・販売

    2019 LFB戦略的変革:LFBコアビジネス、血漿または組換えタンパク質由来の医薬品に再び焦点を当てる

    Biochemistry (Mosc). 2013 Dec;78(12):1371-3. doi: 10.1134/S0006297913120080.

    その他mAbの開発関連

    YB2/0細胞を使ったADCC活性増強モノクローナル抗体の開発は、2012年にLFBからスピンオフしたTG Therapeuticsに譲渡している。

    1. Do YB2/0 cells produce alien sugars?

    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24460972

    概要

    Olovnikova et al。(「免疫調節および細胞毒性特性を制御する方法としてのモノクローナル抗D抗体のN-グリコシル化プロファイルへの影響」(2012)Biochemistry(Moscow)、77、925-933)は、モノクローナル抗体上の「外来糖」の存在に言及しました(mAbs)YB2 / 0細胞株によって生成されます。この論文では、この細胞株で産生された2つの抗D mAb(LFB-R297およびLFB-R593、いわゆるRoledumab)のグリコシル化プロファイルに関する以前の知見を要約します。私たちの結果は、免疫原性グリコトープが存在しないことを示しており、さらに臨床試験中に免疫原性や他の深刻な副作用は観察されませんでした。

    • YB2/0細胞を生産株として作ったmAb(LFB-R297/LFB-R593; Roledumab)には、免疫原性グリコトーブは確認できなかった

    2. 高い細胞傷害活性を有する抗体医薬品のYB2/0細胞を用いた効率的な物質生産研究

    https://ci.nii.ac.jp/naid/500000552461/

    YB2/0細胞を用いた研究について、どのよう内容が実施されているか見てましょう。

    概要

    バイオ医薬品業界の一般的なヘルスケアへの貢献は急速に増加しており、1982年以来165を超える製品が世界的に承認されています。
    バイオ医薬品の治療用途では、モノクローナル抗体(MAb)への関心が高まっています。 最近、20を超える治療用MAbおよび関連タンパク質が市場に投入されました。
     この状況は、製薬経済に圧力をかけるため、両刃の剣です。 したがって、商品コスト(COGS)の最小化と抗体活性の最大化は、治療用MAbの開発における活発な研究分野です。
    
     ラットハイブリドーマYB2 / 0細胞株を使用して特定のMAb産生率(SPR)のいくつかのエンハンサーをスクリーニングし、コエンザイムQ10(CoQ10)が有望なエンハンサー候補であることを発見しました。
     CoQ10は呼吸鎖の強力な抗酸化物質としてよく知られており、ヘルスケアやその他のアプリケーションに使用されています。 CoQ10は水にほとんど溶けないため、ほとんどの研究は低濃度で制限されています。 いくつかの濃度でナノ粒子の分散液(Q-Media)を使用して培養液にCoQ10を添加し、流加培養を行いました。
     Q-Mediaは累積生細胞密度に影響を与えませんでしたが、SPRを66%向上させました。 さらに、Q-MediaはMAbの結合または細胞毒性に影響を与えませんでした。 Q-Mediaはまた、CHOおよびNS0細胞株でSPRを30%増強しました。 一方、Q-Mediaは、培養上清中の酸化ストレスマーカー8-ヒドロキシ-2'-デオキシグアノシンの濃度を変化させませんでした。
     さらに、Q-Mediaは乳酸生成とグルコース消費の比率をわずかに減少させ、CoQ10(232μM)は細胞内Ca2 +濃度を上昇させ、ATP(10μM)も上昇させました。 これらの観察は、CoQ10が細胞増殖の特性を変えずに、またはMAbの品質または生物学的活性に悪影響を与えることなくSPRを増強することにより、MAbの生産における強力な助けとして役立つことを示唆しています。
     抗体依存性細胞傷害(ADCC)は、MAbに結合したオリゴ糖のフコース含量に依存します。 フコース含有量が低いMAbはADCC活性が高いため、MAbの脱フコシル化レベル(deFuc%)を制御し、deFuc%に影響を与える要因を分析することが重要です。
     この研究では、deFuc%がYB2 / 0細胞株で産生されたMAbの培地浸透圧に反比例し、r2値が0.92と高いことがわかりました。 さらに、浸透圧の調節に使用される化合物の種類(NaCl、KCl、フコース、フルクトース、クレアチン、またはマンニトール)や培養スケール(1〜400 L)に関係なく、deFuc%は同じ相関を示しました。 灌流培養と流加培養の両方で一定の培地浸透圧を一定に維持することにより、MAb deFuc%を制御することに成功しました。 しかし、グルコースによる中浸透圧の調節は、YB2 / 0細胞培養における効果的なADCCに必要なdeFuc%を設計するのに十分です。 これらの観察と一致して、リアルタイムPCR分析により、解糖、GDPフコース供給、およびフコース転移に関与する遺伝子の転写の低下が明らかになりました。
     この研究では、生産効率を向上させる両方の方法が、既存のプロセスの拡張として実現されています。 中浸透圧でdeFuc%を制御する現在の方法は、タンパク質に結合したオリゴ糖のフコース含有量が望ましくないほど高く、かつ/または制御できないために使用できなかった糖タンパク質の生産に、これらの哺乳動物細胞を使用する方法を開きます。
     これらの発見により、細胞バンクの連鎖などの再始動なしで効力を低下させることなく、低用量で脱フコシル化IgG1を使用できるようになります。
    • CoQ10は、抗体の培養における生産性を高める
    • CoQ10は、水に溶けにくいため、Q-Mediaにより分散させた
    • deFuc%は、培養中の浸透圧の値に反比例する

    SERVENFACTの承認

    LFB社の製品です。血友病Aおよび血友病Bでは、それぞれFVIIIおよびFIXが付属しています。血漿分画製剤のFVIII、FIXを補充治療しなければなりません。しかし、何れは、それぞれの製剤に対して抗体が生じてしまいます。これをインビビターと言います。インビビターが生じてしまうと、薬効が低下します。

    今回のLFBの「SEVENFACT」は、それぞれの血友病の患者の血液凝固の経路として、アルターネイティブ(バイパス)なFVIIa(活性型第七因子)を使用するものです。

    SEVENFACTは、LFBの最先端技術であるrPROで製造されてます。

    副作用 : 頭痛、めまい

    禁忌 : ウサギ由来タンパク質に他する過敏症、アレルギー

    1)

    LFB、新しい組み換え型血液凝固第VIIa因子をインヒビター保有血友病A/Bの成人/青年患者の治療薬としてSEVENFACT®をFDAが承認と発表 (2020/04/08) – Businesswire – より

    https://www.businesswire.com/news/home/20200408005278/ja/

    血漿分画製剤の競争状況

    LFBが、血漿分画製剤ビジネスにおいて、どのような競争状況下にあるかの詳細が、以下の文献によりわかります。

    この分野での世界的なシェア1位は、grifolsです。

    https://markets.businessinsider.com/news/stocks/global-blood-banking-blood-products-strategic-business-report-2018-platelet-rich-plasma-therapy-market-scales-new-heights-1027347180

    以上

  • [Gear-App] OmniPlan 3 for iPad/iPhone  – 目標設定と達成は、詳細な計画立案と進捗管理が重要 – 学生にも使って欲しい ガントチャート(Gantt chart )アプリ 導入編 –  Mac版ではMS Project Planのファイルも読める – [2022/04/04]

    [Gear-App] OmniPlan 3 for iPad/iPhone – 目標設定と達成は、詳細な計画立案と進捗管理が重要 – 学生にも使って欲しい ガントチャート(Gantt chart )アプリ 導入編 – Mac版ではMS Project Planのファイルも読める – [2022/04/04]

    ID16199

    はじめに

    今日、必要があってOmniPlanを立ち上げて、いじっていました。まあ、よくあることですが、ある操作で強制終了したので、「まだ、そうそう月日が経過しているのでアップデートなどでバグは修正されているはず」と思い、現在(2022/04)のバージョンを確認しにApp Storeをのぞいてみました。すると、現在のバージョンはVer.4となっており、メジャーなバージョンアップがされていました。今まで使っていたバージョンはVer.3.11でした。

    Ver.4でもアプリ内課金があったので確認してみると、買取で半額の¥12,000でした。どうしましょうかね。

    ざっくり確認したところ、Ver.3とVer.4では、使い方についてはそんなに変化が無いようです。以下の説明はまだ十分に参考になると思います。

    Ver.4は、2週間のお試しが可能ですが、今は時間がないので、その期間内での十分な使い込みはできないので、正式に入手してから、そして使い込んでから、レビューしたいと思います。

    ガントチャートで見える化

    スケジュールを作る時は、エクセルを使うことが多いです。エクセルの場合、1カラムを1ヶ月にしたり、3ヶ月にしたりして、絡むに網掛けでタスクの予定期間を表現することでスケジューリングします。このようにして作ったタスクは、1つのタスクの期間を変更すると、他のタスクは自動的には連動しないので、再度、編みかけをやり直すことになります。簡単に作れたのに、修正がある時は簡単ではないのです。そこで登場するのが、Micro Soft Planや、今回紹介するOminPlanです。連結機能により、タスク同士は連動して移動できます。プロジェクトの開始時期を移動して前にずらした時、連動しているタスクも移動することになります。もちろん、固定化させることもできるので、固定にしたタスクは移動しません。その他、色々と専用機能があるので、スケジューリングするには長けています。

    因みに、エクセルでもマクロを使って同様の機能を持ったエクセル表を作る事は可能ですが、単位を1日にして精度を上げたりして、計算数を増やすと動作が重くなります。エクセルのマクロで同程度のレベルを達成するは、少し無理があります。よく考えられたものであるのなら、専用機・専用ソフトの方が快適です。

    OminPlan

    OmniPlanは、Mac/iPad/iPhone用のガントチャート・アプリです。

    今回は、OmniPlanの紹介と、最低限の操作で使えるように解説します。

    https://www.omnigroup.com/omniplan/

    値段も張るので、なかなか購入に躊躇すると思いますが、決して損をするアプリではないと思います。

    iPad用が市販された当初から使用しています(初版のOmniPlanは¥5000程度で購入、その後無償のアップグレードがあったと記憶、当時は、出始めのアプリは安価なので「つば」をつけておけば、バージョンアップされる時の新価格ではなく、無償でのアップグレードを期待していました)。その後、OmniPlan 3としてだったか、2017/07当時で¥8,800(アプリ内課金にてProアップグレード)だと記憶しています(2020/11/07訂正)。現在の価格は、購入してしまうと、App Storeで価格が出なくなるので、現在はApp Storeから確認できないため、現在バージョンの価格の詳細はわかりません。

    Apple Storeの評価には、3年前の評価で⭐️2.9しかありませんが、僕の評価は全く違います。良いアプリです。デザインも良いです。帯(チャート)に付けたタイトルは、フロート式です。どこの時点を表示しても常にタイトルの確認ができます。このデザインは、他のガントチャートアプリにはありません。気に入っています。良いアプリの見分け方の一つに、僕が結構信じている情報があります。アプリ・サイズです。アプリ・サイズが他の同様のアプリと比較して小さいアプリは、機能の盛り込みが少ないと考えられます(以前は、スカスカのアプリが多かった)。アプリを選ぶ場合、アプリ・サイズの大きさは、選択する1つの大きな要素です。最近は、Apple Storeでアプリを買わなくなったので、この法則が成り立つのか分かりませんが、僕が、色なんアプリに投資していた~2017までは、この法則は確からしかったことは、ここに明記しておきたいと思います。

    互換性

    Mac版のOmniPlan Proでは、MicrosoftのProject Planとのデータのやりとりができます。Project Planの現在のバージョンであるProject Plan 3は、¥3,280/月/担当となっています。結構、高価です。Microsoftからは、Mac用のProject Planはリリースされていませんが、Mac版のOmniPlan Proを使えば互換環境は整います。個人ベースで、プロジェクト管理を学びたいのであれば、Mac/iPad版のOmniPlan 3は、最適解(買い)です。さらに、Mac版には、更に細かな設定と共有も可能となるOmniPlan Proがあります。

    OmniPlanの2020/03現在の価格を調べてみました。Mac版は$199.99、iOS用(iPad用)は$99.99です。Mac版であるPro版は$399.99、iPad用のPro版に当たるOmniPlan 3 Enterpriseは¥24,000(円)ですsource

    iPad版のOminPlanのバージョン構成は、少し混乱があるようです。ProアップグレードといいつつOmniPlan 3のままの表記であったり、別バージョンとして、OmniPlan Enterpriseがあったりと、僕も正確に把握できていませんが、とにかく、僕が使用しているのは、iPad版のOmniPlan 3です。

    MS Project Plan 3 – Microsoft site –

    https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/project/project-plan-3?activetab=pivot%3aoverviewtab

    OmniPlan 3とOmni Plan Proについて – サポートサイト-

    https://support.omnigroup.com/doc-assets/OmniPlan-Mac/OmniPlan-Mac-v3.0.0.1/ja/EPUB/xhtml/01_intro.xhtml

    タスクの依存関係の表現力が重要

    見た目だけではなく、機能も本格的です。依存関係を表す矢印のリンクですが、普通は、先のタスクのお尻と次のタスクの頭をリンク付けできるこことはもちろん、頭と頭、お尻とお尻も可能です。プロジェクト/計画には、先行タスクとそれに続くタスクのみがあるわけではありません。同時に始めるタスクもあります。2つ以上のタスクの関係性を表す場合、それらの同時に始める複数のタスクの頭と頭にリンク付けできる表現が必要です。同様に、同時に終了したい複数のタスクの場合は、お尻とお尻にリンク付することで表現できます。

    モンテカルロ法

    モンテカルロ法という手法も搭載されています。モンテカルロ法は、沢山の試行回数からその確率を求める統計学的な手法とのことです。達成確率を求めることができるのだろうことは、理解しているのですが、現在は、その使い方をよく理解できていません。今後、必要性に迫られたり機会があれば、レビューしたいと思っています。

    App Storeには、色々と「何とかPlan」というアプリがありますが、表示デザインは、やっぱりOmniPlanがいいです。表示される帯(チャート)や文字の大きさもいい感じです。更に、「最遅・最速」という概念も、しっかり盛り込まれているアプリは、OmniPlanしかありません。

    iPadはPCと比べたら、マシンパワーが低いため、Mac用や、MS Project Planのようにはいきませんが、個人で個人の目標達成、仕事の管理のためには、リーズナブルな機能が盛り込まれており、計画立案と進捗管理がシンプルに行えるGantt Chart アプリになっています。

    OmniPlanの機能概要

    OmniPlanでの基本操作は、目標達成のためのタスクを抽出し、そのタスクをいつから始めていつ迄に終わるかを、チャートとして入力してしていきます。どんどんドラフトとして入力していきます。

    各タスクに関連がある場合は、連結させます。チームでの作業の場合は、担当者(リソース)を定義しておき、タスクに割り当てます。タスクは、いつから始めると設定したとしても、できるだけ早く始めたいタスクは、制約の設定で、その日付を設定できます。

    以上のように、タスクとタスクが連結されている状態で、どれかのタスクの日程を動かした時に、タスクに設定されている期間を維持しなが、全体的としてタスクの日程が動きます。制約が設定されている場合は、その制約に従います。

    複数のタスクが、一塊りとしてまとめることができる場合は、グループ化できます。逆三角の印により、伸縮表示ができるようになります、縮めて表示させると全体的のスケジュールを見やすくできます。

    日程の尺度は、随時、見やすい設定として日、週、月、四半期、年を選択可能です。

    一つのタスクについて金額(価値)も設定できます。担当が割り振られている場合、もしも取引先であるとすると、取引額ということになります。

    少し高度な統計手法が用意されています。モンテカルロ法です。ランダムに数千回の試行を実施することで、その成功確度などを求める時に用いるようです。使ったことがありませんが、理解できる方は、是非、使ってみて、感想など教えていただければ嬉しいです。

    タスク名のフロート表示機能は絶対必要

    OmniPlanの良いところは、iPadというモバイルに適した画面デザインを採用しているという事です。PCと比べて狭い画面を補間するために、タスク名は、フロートするようになっています。

    他のガントチャート・アプリでは、タスク名は、表示をオン/オフできるようになっていますが、表示の場合、左に固定されているため、タスク全体を見渡せる範囲が少なくなってしまいます。OmniPlanでは、タスク名はフロートしているので、どの期間に移動しても、タスク名は画面上について来るので、いつでも確認できます。これは、色々とガントチャート・アプリの使い勝手を比較して感じた、どうしても外せない機能の一つであると断言できます。

    とりあえず使う

    初期画面を見てください(図1)

    図 1. サンプル

    日付の設定

    トップにある日付をタップすると日付の単位が出てきます(図2上)。日付単位を週にしてみます(図2下)。

    図2. 日付の単位設定

    タスクのグループ

    グループタスクを選んでセレクト状態にしてから、トップメニューの「i」マークをタップすると右側に設定画面が表示されます。「タスク」→「タスク情報」→タスクタイプは、左から3番面の「グループ」になっています(図3)。

    図3. 画面右側に表示される設定画面

    リソースの設定

    「設定画面」→「リソース」に、登録したリソースが表示されます(図4)。担当者を設定できます。

    図4. リソースの登録

    稼働時間の設定

    プロジェクト」→「稼働時間」をタップ(図5上)すると、稼働時間の設定ができます。土日も稼働したい場合には、変更してください(図5下)。

    図5. 稼働時間の設定

    担当者の割り当て

    タスクをタップしてセレクト状態にして、「設定画面」→「タスク」→「割り当て」で、担当者設定できます(図6)。

    図6. 割り当て

    グループ化

    トップメニューの「編集」をタップすると図7上のように「完了」の表示が出ます。次にタスクをタップしてセレクト状態にします。4つのタスクをセレクト状態にして、ボトムメニューの「グループ」をセレクトすると、グループ化されます。その際、グループの名前は、マニュアルで変更可能です。逆三角の印が表示されるようになります。

    図7下を見てください。今度は、2つのタスクをセレクト状態にして、ボトムメニューの「連結」(既に連結されている場合は、「切断」が表示される)をタップすると「矢印」で結合されます。

    図7. グループ化と連結

    グループの伸長/短縮

    逆三角をタップすると、グループは短縮表示になります。

    図8. グループの短縮表示

    プロジェクトの開始日

    プロジェクトの開始日の設定は、「設定画面」→「プロジェクト」→「日付」をタップします。不確定と特定の設定が可能です。

    図9. プロジェクトの開始日の設定

    タスクの開始日と終了日

    「設定画面」→「タスク」→「スケジュール」→「制約」から、「できるだけ早く」と「できるだけ遅く」で「開始」と「終了」を設定できます。

    少し高度な設定

    各タスク(帯)の依存関係を設定します。依存関係には、以下のように4種類あります。

    1. 終了→開始
      • 後ろのタスクの「開始」は、前のタスクの「終了」を待っている関係
    2. 終了→終了
      • 前のタスクが「終了」終了すれば、次のあるタスクがいつでも「終了」してもいい関係
    3. 開始→終了
      • タスクが「開始」したと時に、既に開始していたタスクが「終了」する関係
    4. 開始→開始
      • 二つのタスクは、同時に「開始」する関係

    まとめ

    iOS用のガントチャート・アプリについて、これまで多数を使ってみましたが、OmniPlanがベストでした。値段相応です。

    OmniPlanには、本格的な機能が装備されていますが、フル機能を使いこなすには、先ずは、操作に慣れて、プロジェクト管理に関する「考え方」も学習する必要があります。クリティカルパスなどの考え方です。今回は、取り敢えず使えるようになるまでの解説を行いました。

    以上

    編集履歴

    2020/05/24 はりきり(Mr)
    2020/11/07 追記 (リンクを示す矢印の付け方の色々、モンテカルロ法)、価格の訂正(¥5,000程度→¥8,800, 2017/07当時の小遣い記録より訂正)、アプリの選び方としてアプリ・サイズの大きさ。
    2020/11/08 追記 (MS Project Planとの互換性、バーションについて)
    2020/12/26 追記 (はじめに)
    2022/04/04 文言整備、追記(ガントチャートで見える化。OmniPlanはVer.4にバージョンアップされていた)
  • 悪運が強い人のはなし  [2020/05/24]

    悪運が強い人のはなし [2020/05/24]

    昭和30年代、その男は、大型トラックの長距離運転手でした。北は青森、西は鹿児島と陸が続く所へはどこにでも荷物を運びました。ある日、大型トラックを整備していました。フロント周りの点検をしていた時、向かい合わせに停車していたもう一台の大型トラックが動き出しました。その人は、びっくりして突差に肩をすぼめ両肩で挟まる形で体の位置をとりました。両手は、下に向けたまま二台の大型トラック挟まれました。徐々にトラックは動いていました。肋骨・鎖骨が折れる音が聞こえました。その人は、やっとの思いで、同僚の名前を叫びしました。やっとのことで、トラックは、止まりました。昭和30年代のはなしです。上半身にギブスをして1~2ヶ月間入院しました。食事を取るのも両手が動かせないので、1人では食べれませんでした。その人のパートナーが、病院に通って、食事を食べさせました。もしも、挟まれる瞬間、両肩で挟まれる体勢にしなかったら、内臓は、すぐに潰れていたでしょう。悪運が強い人のはなしでした。
    後日談。ギブスが取れてからは、背中に電気を受ける治療が始まりました。電気治療といっても患部を温める装置のことです。背中の接触部分が暖かくなります。その人は、熱ければ熱いほど治りやすいと思いました。我慢をし続けました。背中に火傷を負いました。火傷の跡は、その後、30年以上残りました。
  • [用語] CDC ; Centers for Disease Control and Prevention; アメリカ疾病予防センター

    [用語] CDC ; Centers for Disease Control and Prevention; アメリカ疾病予防センター

    CDC; Centers for Disease Control and Prevention; アメリカ疾病予防センター、ジョージア州アトランタ

  • [WordPress] その昔憧れた、パーソナル・データベース生活を実現。 – イベント・プラグイン – を選定/導入する [2020/05/23]

    [WordPress] その昔憧れた、パーソナル・データベース生活を実現。 – イベント・プラグイン – を選定/導入する [2020/05/23]

    ID18377

    イベント・プラグインの使用目的

    背景

    初代iPadが発売されてから、iPad3くらいまでは、iPad用のDatabaseアプリが沢山ありました。

    使い方としては、データベースとして残しておきたい情報や自分のイベントなどについて、その情報のデザインを自分で行い、そのフォーマットにデータをエントリーしていくものです。

    以前にエントリーしたデータを見たくなった時、そのデータは検索により瞬時に得ることができます。しかも、端末がiPadやiPhoneなので、何時でも情報にアクセスできるという憧れのデーターベース生活を達成できるアプリたちでした。

    編集履歴
    2020/05/23 はりきり(Mr)

    中でも、デザインも機能も使いやすさも優れていたのが、Mac用のデータベースソフトで知られていたFileMaker (会社名も同じ)が開発した、iPad/iPhone用の

    bento

    でした(2012/07/16)。

    更に、機能を求めるなら、FileMakeを購入してWindows/Macにインストールし、少しフォーマットを開発すれば、以下のことが可能となる予定でした。

    • 親データベース自体は、Mac/Windowsに置く
    • 端末であるiPad/iPhoneの「bento」から吸い出して外出
    • オフライでのデータベースのアップデートや検察
    • その後帰ってから、親データベースに「bento」で接続してアップデート

    Windows用のFileMakerの購入も考えていましたが、2013年に突然の提供の終了となりました。

    FileMaker、パーソナルデータベース「Bento」の提供を終了へ – ITmedia NEWS 2013/08/01 – より

    あれから7年が経ちました(2020年)。1.5年前には、WordPressなるものがあることを知りました。WordPressには、mySQLのサブセットであるMaria SQLが搭載されていることも知りました。

    目的

    その昔憧れた、「パーソナルデータベース生活」は、今日、可能になった!! のではないでしょうか。

    今回は、導入編です。

    イベント・プラグインを選ぶ理由

    WordPressのポスト機能を使用せず、イベント・プラグインを導入する理由ですが、やはり使い勝手の問題です。

    • プライベートを維持できるか
    • データー・エントリーは簡便か
    • 複数のイベント表示は、タイトな表示が可能か、カスタマ泉性は高いか

    検討したイベント・プラグイン

    4つのイベント・プラグインを選択し、インストールしました。「Setting」を一通り確認した後、イベントのエントリーの具合を以下の内容で確認しました。

    • イベント・プラグインを「event」で検索
    • 目ぼしいプラグインの詳細に飛び、「スクリーンショット」を確認して、自分が望む表示なのかを確認
    • 気に入ったプラグインは、「インストール」
    • 結果的に、4つをインストールしました
    • 各プラグインの「Setting/設定」を一通り流し読み
    • イベントをエントリーしてみて、表示機能を探して表示さる
    • 「Private」というキーワードが「Events Made Easy」プラグインにあることを確認
    • フル機能が「Upgrage」しないといけいプラグインをボツにする
    • 「Events Made Easy」はフル機能が提供されていることを確認
    • 一通りのプラグインのエントリーのしやすさを比較
    • 表示の比較

    イベントプラグイン

    Events Make Easy

    を選択。

    その結果、「Events Made Easy」を選定しました。更に、よりディープにつかいこんでみました。

    • 30レコードほどのイベントを入力
    • エントリーのしやすさの確認
    • 一括管理のしやすさの確認
    • 表示のショートコードの確認
    • Widgetの確認
    • Private機能の確認

    選定理由

    • フル機能が提供されている
    • 色々な機能が装備されていおり、支払い情報関連、メーリングリスト関連、メンバーシップ関連など多数あり、現状は必要ないが、将来性を買った
    • その内、有料版になると予想されるくらい完成度が高い
    • エントリーが簡便にできる
    • 表示など、ショートコードが充実しており、望む表示とカスタマイズ性も高く、将来的には使い込んでみたいと思った
    • Widgetも使用可能
    • イベントに「Private」を簡単に設定できる
    • イベントに「カテゴリー」をセットできる
    • WordPress内の検索機能ではヒットしないように、専用の検索を行うようになっている。

    使い方

    メニュー

    最小限の設定と最小限のエントリーの概要

    設定項目がおおいのですが、早速使ってみるための最小限の取り扱いについて、以下にまとめました。

    • 多数の設定項目はあるが、ほとんど、デフォルトで良い
    • 最小限のエントリーは、「タイトル」と「日付」を入力して保存する。その他、ロケーションなども使用可能
    • カレンダーの表示には、固定ページを設定する
    • カレンダーのWidgetも設定しておく
    • 「Private」にセットしている場合、ログイン・ユーザーでなければ、カレンダーに表示されない。ログイン・ユーザーであれば、リンク付きで表示される
    • 1点注意として、WordPress標準の検索では、引っかからない(タイトルさえ引っかからない)。これは、「Private」の維持としては正解である。
    • 因みに、メンバーシップを構築できるUltimate Memberプラグインでは、WordPressの標準の検索で、秘密の投稿でもタイトルはヒットしてしまう。
    • では、Events Made Easyで検索したい時、どうするか? 充実したショートコードを使用する(と現在は理解している)。ショートコードのサンプルは多数が紹介されている

    表示はどんな感じ?

    まだ、使い込んでいませんが、コンパクトにリスト化できれば、先ずは良しです。

    以下のショートコードで、1つのイベントのタイトル(リンク付き)が1行で表示されます。全体の俯瞰には、このシンプルさが最適です。

    もちろん、日付のカラム内にリンク付きで「カレンダー」表示が可能です。これもシートコードの挿入で簡単に、PAGEに配置できます。ページの属性を非公開にすれば、そのカレンダーは、パーソナルなカレンダーになります。

    Events Made Easy site

    Events Made Easyのメニュー

    まだまだ、使いこなすには至っていないので、設定画面など写真のみで雰囲気を感じてください。今後、レポートしていきたいと思います。

    Settingsのメニュー

    Generalの設定

    SEOの設定

    Eventsの設定

    Locationsの設定

    以上

  • [Bio-Edu] バイオ医薬品 (バイオロジクス)は、CHO細胞の技術革新と共に進展してきた [2020/08/05]

    [Bio-Edu] バイオ医薬品 (バイオロジクス)は、CHO細胞の技術革新と共に進展してきた [2020/08/05]

    バイオ医薬品とは

    バイオ医薬品は、英語でバイオロジクスと言います。バイオロジクスには、ヒトの体内に存在するタンパク性物質をターゲット(狭義)にしているため、よく知られている「抗体」以外のタンパク質も含まれます。

    バイオロジクスは、当初、血漿分画製剤で知られているように血液から得られていましたが、技術革新により現在では、その目的物である医薬品は遺伝子組換えCHO細胞により得られるようになって久しく、正にバイオロジクスは、CHO細胞に関する技術革新とともに進展してきたと言えます。

    以下、バイオロジクスについて、CHO細胞を使うアドバンテージをまとめました。ただし、CHO細胞が完全勝利ではありません。目的によっては、インスリン製剤など低分子量のタンパク質では、大腸菌が使用されています。

    • 現在、バイオロジクスの代表は、「抗体」である
    • その原材料は、
      • 「血液、19世紀末・戦後 ~」、ジフテリアや破傷風などの感染症治療法として弱毒化毒素のウマへの投与によるマウ血清が感染症治療に高い効果があることがベーリング(behring)と北里柴三郎らにより明らかにされた
      • 「B細胞のハイブリドーマ細胞化 (抗体に限る)、1975年~」、B細胞は、細胞ごとに単一の抗体を産生するが不死化させるためにミエローマ細胞を用いたハイブリドーマ技術が発展した。得られた抗体をmonolconal antibodyという。
      • 「遺伝子組換え細胞」へと展開してきた
      • source: Pharmacokinetics of Monoclonal Antibodies
      • source : 抗体医薬とは, 熊谷泉 – 化学と教育 68巻 7号 (2020)
    • 原材料として
      • 「血液」
        • 動物由来の場合では異種高原であることによる免疫原性の問題
        • オリジナル機能のタンパク質を取得できる(血漿分画製剤)
        • 量的制限
        • ウイルス安全性に問題
      • 「ハイブリドーマ」細胞
        • 動物への抗原免疫(抗体作成)、脾臓(B細胞)とホスト細胞(ミエローマ)とのハイブリドーマ作製、など煩雑であり抗体に限定
      • 「遺伝子組換え技術」
        • キメラ化 : 動物由来の可変領域とヒト抗体の定常領域を結合
        • ヒト化抗体 : 動物由来のCDR (Complementarity Determining Region, VHとVLにそれぞれ3箇所ずつ存在)のみをヒト抗体に移植することで、約95%がヒト由来構造を維持
        • 製造技術の進展による大量製造
        • 実績としてのウイルス安全性(CHO細胞)
        • 宿主細胞に関わる糖鎖(CHO細胞は実績として克服)
        • 現在では様々な課題を克服できている
    • 遺伝子組換え技術での生産細胞
      • 分子量が大きな抗体の産生細胞として、殆ど全てがCHO細胞が選択される
      • 分子量が小さいインスリンやインターフェロンなどの産生細胞には微生物(大腸菌、酵母など)が使われる。
      • CHO細胞
        • バイオロジクス市販品で30年の実績
        • ヒト型に近い糖鎖を付加でき、その他不純物に関する安全性の蓄積
        • 立体構造を再現できる
        • 高い培養生産性技術が蓄積(最大10g/L)
      • 大腸菌
        • 医薬品上の問題点
          • 糖鎖を付加できないため糖タンパク質には不向き
          • 高い産生量にするとInclusion body(不溶性)になる
          • 立体構造をオリジナルに再現できない
        • 対策
          • 糖鎖問題は、目的タンパク質を限定
          • 立体構造は、Refolding技術による正常化
      • 酵母
        • 1990年代に盛んな研究
        • 医薬品上の問題点
          • 糖鎖を付加できるが、ヒト型ではないため、抗原性の問題がある。
          • 強力な蛋白分解酵素により目的タンパク質の分解問題
        • 対策
          • 糖鎖問題
            • 目的タンパク質を限定する
            • 糖鎖付加が無いタンパク質
            • 糖鎖遺伝子のノックアウト
            • 医薬品でない酵素など
          • 分解問題
            • 培養技術及ひ精製技術で対応
            • プロテアーゼ遺伝子のノックアウト

    CHO細胞・エニジニアリング

    現在のバイオロジクス、特に抗体に関する遺伝子組み換え技術を使ったCHO細胞による生産性改善と取り組みは、以下の参考文献が概説として参考になります。

    • 目的タンパク質の遺伝子組込み、得られる細胞の多様性(糖鎖修飾)
    • 細胞株構築期間の長さ
    • 得られた細胞株の培養最適化
    • 比生産速度 pAB と 生細胞濃度 Xvの積分 = 生産濃度 P (IVC) (完全に理解できていません。今後要検証)

    バイオ医薬品生産におけるプロダクションサイエンス (2013)
    https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/9109/9109_tokushu_3.pdf

    生産細胞の培養技術

    産生株が高い生産能力があったとしても、その培養条件がマッチしていなければ高い生産性は達成できません。抗体医薬品の場合、投与される量が多いため培養生産性は課題の一つになります。

    安定産生株の樹立と、その培養条件の開発の概説として、以下の文献が参考になります。

    • 安定発現株
    • 培養スケールアップ
    • 培養プラットフォーム
    • 電荷的多様性の制御
    • 培養終了の判断

    抗体医薬品生産培養技術の課題と展望 (2013)
    https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/9109/9109_tokushu_4.pdf

    抗体医薬品・Fc融合タンパク質

    抗体医薬品について学ぶには、以下の項目を押さえておくことが重要です。「国立医薬品食品衛生研究所」のサイトに、「抗体」医薬品と「Fc融合タンパク質」について、まとめられたサイトがあります。

    抗体医薬品について全体像を把握することができます。

    抗体医薬品・Fc融合タンパク質
    国立医薬品所品衛生研究所・生物薬品部
    http://www.nihs.go.jp/dbcb/mabs.html

    抗体の分子的特徴として「Fc」と呼ばれる領域があります.Fcには抗原に対する結合機能は無く別の機能を持っていますが,抗原結合能を持っていないことから,この領域に,例えばPEGなどを結合させて,抗体自体の血中半減期を延ばしたり,がん抑制化学物質を結合させて,がん治療薬として機能を増強させたりと,このFc領域は利用されます.

    https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/mag/btomail/17/12/19/00339/

    バイオシミラーの基礎知識

    バイオシミラーの基礎知識について、厚生労働省取材のセミナー資料があります。最近の情報であるためバイオロジクスに関しても最新情報を得ることができます。

    バイオ医薬品とバイオシミラーの基礎知識 – 厚生労働省主催講習会「バイオ医薬品とバイオシミラーを正しく理解していただくために」- 2020年1月11日 (大阪科学技術センター 大ホール
    https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000496079.pdf

    抗体医薬の品質について

    日本における規制当局からのガイダンスがあります。

    抗体医薬品の品質評価のためのガイダンス (2012)
    https://www.pmda.go.jp/files/000206143.pdf

    CHO細胞以外の哺乳類細胞

    バイオロジクスで使用される動物細胞は、CHO細胞が殆ど全てと述べましたが、用途によってはラッド由来の細胞の使用が試みられています。2020/6現在、日本で上市されているYB2/0由来抗体は、0、SP2/0は4つ、NS0は5つ、CHOは57つです。以下の課題は依然として残ります。

    臨床段階で、YB2/0細胞由来の抗体医薬があります。YB2/0細胞は、フコース付加低減化が可能でADCC活性を高めることが可能な細胞株です。しかし、CHO細胞を代表する動物細胞の実績は、YB2/0細胞にはありません。YB2/0細胞は、2020/6現在、臨床試験が1社によって走っているのみです。新規参入企業には、ハードルは高いでしょう。

    • YB2/0細胞での生産性(?)
    • 不純物等に関わる安全性の実績(?)
    • レギュレトリーでのハードル(?)
    • 市販に対応できる自社及委託先の製造設備と技術

    高い細胞傷害活性を有する抗体医薬品の YB2/0 細胞を用いた効率的な物質生産研究 2011

    https://gair.media.gunma-u.ac.jp/dspace/bitstream/10087/6623/1/Ph.D%20E-428.pdf

    セルラインの種類

    研究用としては、以下のように種々の細胞株が使われます。Creative Labより

    •  CHO cell lines: GS system, DHFR system;
    •  BHK cell line;
    • Mouse myeloma cell lines: NS0SP2/0, etc.
    • Rat myeloma cell lines: YB2/0, etc.
    •  Human cell lines: HEK293 and its derivatives, HT-1080Huh-7PER.C6 , etc.

    以上

    編集履歴

    2020/05/23 はりきり(Mr) 2020/06/09 文言整備 2020/06/20 追記 (細胞株、日本で市販される抗体医薬の細胞株の数) 2020/08/05 追記 (ヒト化抗体)
    2022/10/23 文言整備: Fc領域の活用による機能付加について