[Bio-Process] 清澄ろ過/Harvest – 必要な膜面積の求め方 – ID8347 [2020/06/25]

Bio-Process-Harvest

ハーベスとは、細胞培養が終了して、次の工程であるクロマト工程にロードするために行う清澄化工程のことです。

昔は、フィルター性能が低かったら異から、連続遠心機が使われていましたが、現在では、フィルターろ過によるハーベストが主流になりました。その別な要因としては、培養スケールが小さくなってきたことも一因です。

処理目的の溶液に対して、ろ過に必要なフィルターの膜面積を求める方法には、3つあります。

  • Vmax : 単位時間あたりの処理量で判断
  • Pmax : 膜の耐圧で判断
  • Tmax : 濁りの除去程度で判断
MethodParticle retentionmeasurement
(X-Y dimension)
ConstantEndopoint
PmaxSize Exclusion is primary methodThroughput – PressureFlow rateMaximum Pressure
TmaxAdsorption is generalThroughput – TubidityFlow rateFiltrate Quality
VmaxSize Exclusion is primary mechanismThroughput – Flow ratePressureMinimum Flow rate

Filter Sizing Methods

https://www.dcvmn.org/IMG/pdf/5.application_note-_filter_sizing_methods.pdf

Pall

日本ポール

https://www.pall.jp

抗体

スモールスケールでは、ろ過膜により実施される

rAAV

rAAVの精製の場合で、細胞を破砕する必要がある場合は、Extraction Processを実施した後、Harvest Processを実施する。