はじめに
RockDiskとRockDisk Nextは、IO-DATAのNASです。音楽ファイルをストリーミングしてたりして喜んでいました。
Synology NAS (DS918+)を1年前に導入してからも、RockDisk/Nextは、壊れずに現役で稼働しています。ただし、外からアクセスすることはもうなくなりました。
図1. RockDisk
図2. RockDisk Next
RockDisk & RockDisk Next
図3. RockDisk と RockDisk Next
RockDiskを導入したころは、NASには、そもそも興味がありませんでした。「高価そうだし何ができるの?」と毛嫌いさえしていた。
ある日、ネットサーフィンしているとき、IO-DATAのRockDiskなるNASキットが、HDD別売でNASを導入できるといいます。それならと、それを購入・組み立ててローカルネットに載せました。外からNASにアクセスしてみたりと、自分のネットの広がりを実感しなが戯れごとで満足していた。
今考えれば、そのアクセス速度は非常に遅かったことを、後から導入したRockDisk Nextで知りました。
IPHL2-A
RockDisk Nextでも応答速度に不満を持っていたので、その後、IO-DATAから少し本格的と思われたIPHL2-A8.0RTをネットで見つけてしまった。導入して4TB HDD x 2でストライピングしてみると、応答速度は、目に見えて早くなりました。
これまでにPDF化した書籍をIPHL2-A8.0RTにストックし、出先からダウンロードして喜んでいた。
現在では、メール通知機能も使えなくなり単なるバックアップストレッジに化しています。メール設定では、20文字までのパスワードでないとシステムとして受付けないことで、Gmailにて設定している20文字以上のパスワード長に対応することができません。この制約については、現在生産中止となっていることから、今後の対応はしてもらえないと考えられます。長く現役で頑張って欲しかったですが、それも叶いませんでした。少し高価でもSynology NASを選ぶべきです。
IPHL2-A メール通知機能の設定方法
https://www.iodata.jp/product/nas/personal/iphl2-art/
IPHL2-Aシリーズのファームウェア:
HDL2-Aシリーズ ファームウェア | ソフトウェア | サポートライブラリ | IODATA アイ・オー・データ機器
Synology NAS
昨年(2018)の初頭あたりから、Synology NASがネットで話題になっているのに気付きました。
Q-NAPは、マシン性能、Synologyは、ソフトウェア性能(基本ソフトウェア: OS、ユーザーインターフェース等を含め)を、それぞれ売りにしていることが理解できました。
Q-NAPと比較
同程度の価格では、Q-NAPの方が性能が高いようでした。マシン性能が高い方が良いと思うのは普通ですが、時間をかけてじっくり考えてみました。
あるメーカー内では、全てのシリーズのNASにおいて、ほぼ同じ「基本ソフトウェア」(搭載されているCPUの違いで使えないパッケージアプリなど)が搭載されるため、使いやすく且つ長く使うためには、基本ソフトウェアの性能差を優先すべきと考えました。
マシン性能は、投資する額を自分の設定より上げれば済むことが多く、一方、ソフトウェア性能は、メーカー技術そのものの技術力が反映されることが多いと考えられます。この事は、IO-DAT製品NASを使った経験からよく知っていました。
以上の考察から、ソフトウェア性能が高い、Synology製品のNASを選択することにしました。
最後に、Synology NASを選んで、尚且つ、私が求める要求仕様を満たすには、投資額を上げることで、マシン性能もソフトウェア性能も両方ともに解決できると考えたのでした。
- ソフトウェア性能が高いメーカーを選ぶ
- マシン性能は、そのメーカーの中でも上のクラスを選ぶ
エントリーモデル? それとも
通常、Synology NASの売れ筋は、2xHDDで運用するDS218シリーズであり、2コアです。
Synologyに決めた後は、CPUの性能差やその後の拡張性を考慮する必要がありました。
エントリーモデルでは、HDD x 2スロットなので将来的に容量不足になりそうだし、Raid 5も構築できずデータの保護に問題があります。かといってプロ仕様の8スロットは論外だったので、HDD x 4スロットを選定範囲とした。
結局、クアッドコア(1.5GHz)のDS918+を選択しました。
メモリー増設、キャッシュ追加、更にHDD拡張ボックス(HDDx4)の追加が可能です。長く使えるという期待がありました。
DS918+
DS918+を導入すると決めてから、小遣いを貯め始めました。結局購入できたのは、約1年弱かかり年末になりました。
RockDisk x 4
IO-DATA
1TB HDD
mpgファイルなどら、Toshiba REGZA R1からネットを介して視聴可能
RockDisk Next
IO-DATA
搭載CPUがコレードアップされてアクセス速度が改善
IPHL2-A
IO-DATA
2x4TB HDD
Raid1(ストライピングによるアクセス速度高速化で運用)
DS918+
Synology
1 x 8TB HDD (basic) for short time to 3 x 8TB HDD update
3x8TB HDD with RAID5
2x4GB Memory
2x512GB SSD cache
Update to DS918+ with one 8TB HDD
4x8TB HDD with RAID5
2x4GB Memory
2x512GB SSD cache
初期のDS918+のHDD運用は、シングル・モードのBasic HDDで開始し、その後2台のHDDを追加して3台にして、Raidに移行した。メモリーも追加し、キャッシュも追加して現在の形になった。
ホームページの作り方が大きく変化していた
DS918+を導入するまで、RockDiskで遊んでいたりしていた、それより以前には、PCにApacheを導入してホームページをローカルネットワーク内で稼働させたりしていました。そのような方法しか、ホームページを作る方法は無いと思っていました。
ところが、「最近のポームページの構築(2018年現在)は、どうやらWordPressでする」のだと分かってきました。
WordPressの発表は、2003年です。普及時期のVersion 3.0は2010年です。Version 3.1には、少し時間が経過してした2016年です。世間一般になてきた時期が2016年以降ということだと思います。
ぼくは、化石の世界にいたことっを知りました。
昔は、自分のローカルネットワーク上に、事事を保存・まとめるために、Linux上でポームページを作っていたことを少し述べましたが、その詳細は、以下の通りで結構本気でやっていました。
- PostgreSQL、Apache
- しまいには、15万円もするIBMのRelational DataBaseのDB2 for Linuxを導入
- コンテンツは、HomePage BuilderというIBMのソフトウェア製品
blog?
blogとはなんですが? 僕はよく知りませんでした。そう、WordPressの登場で、個人で発信するホームページは、今ではblogという代名詞に置き換わり、その導入・運用のハードルは無いに等しくなったようです。レンタルサーバーが拍車を掛けています。
以前では、今で言うWordPressのプラグインは、Perlなどのプログラミング言語を使用してカウンター機能や特別な表示機能などを自作してい増したた(ミドルウェアともいう)。自分用なので自分がどれだけ閲覧しているかを知るのみでしたが。。。
これからは。
それで、今のぼくの環境と言えば、Synology NASとWordPress, Maria DB, Dynamic DNS(ローカルではなくインターネットに公開できる; Synology NASを購入すれば1つのDomain Nameを登録するともらえる、実はフリーの登録サイトもある)で、事ごとを日々綴っています。
DS918+は、CPU:Celeron 4 core, 読み書きともに高速、ハードウェア暗号化、4ベイを拡張ユニットDX517 (5ベイ)により9ベイまでHDDを追加可能。
以上
編集履歴 2019/12/20 はりきり(Mr) 2020/02/23 表題追加 2020/03/07 追記(Feature Image)、文言整備 2020/05/31 追記(Cool Timelineによるタイムライン表示) 2021/03/10 追記(IPHL2-Aのメール設定が貧弱であるため長いPWに対応していないことによる弊害について) 2023/07/09 訂正: 8TB x 2 mirror -> 8TB: RAID0, 4TB x 2)