バイオ医薬 : 再生医療等製品と通常医薬品におけるValidationとVerificationの違い ~ FDA: continued verificationまで ~[2026/06/06]

まとめ

ValidationとVerificationは、どちらが厳密かという上下関係ではありません。

Validationは、工程・設備・手順・管理戦略が目的品質を恒常的に作れることを示す活動です。

Verificationは、得られた結果が、あらかじめ定めた基準に適合していることを確認する活動です。

低分子医薬品や通常のバイオ医薬品では、verificationはcleaning verification、method verification、ongoing process verification、continuous process verificationなど、特定の文脈で使われます。

一方、再生医療等製品では、患者由来・ドナー由来細胞の個体差、少量製造、検体制限、短い製品寿命、無菌管理の難しさなどにより、従来型のプロセスバリデーションが困難な場合があります。

そのため、GCTPでは、必要に応じてベリフィケーションにより、製造ごとに品質を確認する枠組みが重要になります。

ただし、再生医療等製品でもvalidationが不要になるわけではありません。
可能な部分はvalidationを行い、従来型validationが困難な部分をverificationで補強する、という考え方が実務的です。


参考文献・出典

【注意点・例外】
本記事はGMP/GCTP上の一般的な理解を整理したものです。実際の承認申請、GMP/GCTP適合性調査、VMP、PV計画書、洗浄バリデーション計画、ベリフィケーション計画への適用では、製品特性、製造工程、承認書記載、リスク評価、当局相談結果に依存します。実務文書に反映する場合は、QA、薬事、製造管理責任者、品質保証責任者など専門家に確認が必要です。

編集履歴

2026/06/06, Mr.Harikiri

総PV:8,070 (+0 / 基準日: 2026-06-06)

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