カテゴリー: Synology

Synology NASについてハード/ソフトの投稿

  • [WP] Googleのルールに合致させるためにWordPressのfunctions.phpやsitemap.xmlの設定方法を検討する [2024/01/05]

    [WP] Googleのルールに合致させるためにWordPressのfunctions.phpやsitemap.xmlの設定方法を検討する [2024/01/05]

    はじめに

    以前からサイトマップやSEOについては適当にしてきた.2024/01/03, 現在,以下の表のように当サイトには不具合が存在している.サイトマップやSEOプラグインなどの設定が不適切だと,これら不具合が「Google Search Console > ページ」に表示される.ページのクロール完了時期の確認から,Googleのクロールは当サイトのページ数で,クロールが完了まで1カ月程度を要しているようなので,今日からコツコツと改善作業を進めていきたいと思う.

    先ずは,404については「サイトのトップ」にリダイレクトさせるコードをfunctions.phpに記載してみた.以後,様子を見ていくことにする.

    ページのエラー(不具合)

    当サイトのページ/投稿に関する具体的な不具合に関する表示は以下とおり.

    ページがインデックスに登録されなかった理由
    インデックスに登録されていないページは Google で配信することができません

    理由ソース確認推移ページ
    ページにリダイレクトがありますウェブサイト開始6,555
    代替ページ(適切な canonical タグあり)ウェブサイト開始616
    見つかりませんでした(404)ウェブサイト開始453
    noindex タグによって除外されましたウェブサイト開始122
    robots.txt によりブロックされましたウェブサイト開始101
    ソフト 404ウェブサイト開始4
    重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていませんウェブサイト開始4
    クロール済み – インデックス未登録Google システム開始1,125
    重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されましたGoogle システム開始13
    検出 – インデックス未登録Google システム開始1

    プラグインなし WordPressのXMLサイトマップを自動更新する方法!

    https://bloosh.jp/tips/4646/

    2023/01/05, Google Search Consoleに「クロール済み – インデックス未登録」というページが増えてきますが,これをnoindexに設定する方法です.

    参考文献にその方法が述べられている.

    feedページをnoindexにして低品質ページを見つけやすくする方法

    https://bluegoat.jp/blog/feed-noindex/

    2019/08/11, 2018/12からSynology NASにWordPressを立ち上げているのに、この年が明けて8がつになっても一向にアクセスが無いのはなぜだ。

    サイトマップの登録をSearch engineに正しく実施できていないのか? Allin One SEO pack, XML sitemap & Google Newsなどのプラグインを同時に導入していたため競合して正しくサイトマップを送信できていなかったみたいだ。

    今回は、Google XML Sitemapというプラグンを新たにインストールしてその他を停止して様子をすみてみる。

    Google Search Consoleに登録https://saruwakakun.com/html-css/wordpress/sitemap
    Googlebotが真正かの確認https://support.google.com/webmasters/answer/80553
    Googleクローラhttps://support.google.com/webmasters/answer/1061943?hl=ja
    サイトマップを読み込ませるhttps://www.mikanusagi.com/entry/2019/04/19/%E3%80%902019%E5%B9%B44%E6%9C%88%E3%80%91%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%8C_Google_Search_Console_%E3%81%AB%E6%A4%9C%E5%87%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA
    【令和版】Googleインデックスを早める6つの方法WordPress編https://homepage-picnic.com/seo/google-index-wordpress/

    編集履歴

    2019/08/11, Mr.HARIKIRI
    2023/01/03, 追記(Google Search Consoleでサイトの状況を確認),タイトル訂正
    2023/01/05, 追記(feedページをnoindexに設定する方法),タイトル訂正

  • [WordPress] Cool Timeline Pro プラグイン (有料版)の導入 [2019/08/07]

    [WordPress] Cool Timeline Pro プラグイン (有料版)の導入 [2019/08/07]

    Cool Timeline Pro

    は、有料版もあるWordPress用のプラグインです。現在利用を中止しています(2020/10/04)

    時系列でスタイリッシュに投稿をタイムラインで表現したい→Cool Timelineを導入

    Plugin of Cool Timeline Pro Installing for WordPress, 3,022円(USD 25)

    WordPress用のタイムライン記述プラグイン。Synology NASのWordPressに導入した。嬉しがりすぎだよね^^)

    記述方法

    1. HTML Short codeのLayout
      • 「compact」を使用すめば、間延びしなくていい
    2. HTML Short codeのcategory
      • Gutenbergエディターのグループとしてまとめる場合に使う
    3. HTML Short code
      • 「order」で昇順/降順の表記切り替えが可能
    4. HTML Short codeのanimation
      • 未評価

    利用中止

    Cool Timelineは良い機能が豊富にあるプラグインですが、機能が多いことは、AMPページには相性が悪いです。AMPプラグインが、JavaScriptや余分と思われるCSS, HTMLを削除します。

    今日2020/10/04をもって、Cool Timelineプラグインの使用を中止することにしました。このプラグインで記述していた全ページについて、書き換えを完了させました。timeline表記ではなく、単にリスト形式に置きまえました。

    編集履歴

    2019/08/27 Mr.はりきり
    2020/07/28 文言整備
    2020/10/04 追記 (利用中止について)
  • [WordPress] SPAM Management – Throws SPAM away プラグイン – スパムコメントの排除 [2019/08/07]

    [WordPress] SPAM Management – Throws SPAM away プラグイン – スパムコメントの排除 [2019/08/07]

    Throw SPAM away

    は、ロボットや冷やかしのコメント対策のプラグインです。

    • Throws SPAM away プラグインのインストール
    • 機能
      • 日本語が無いコメントは無視する
    • 設定
      • コメント入力欄の近くに、”Please copy and paste Japanese Title of this site to your comments”を記述した。
      • ロボットでなければ、この記載を読んでくれると思う。
      • 2019/08/28 スパムコメントは全くこなくなった

    編集履歴

    2019/08/28 Mr.はりきり
    2020/07/28 文言整備
  • [Synology] NASのネットワークツールからWOLを発信してと思ったが、ルーターはRT2600acなので、iPhone用のアプリDS ROUTERの wake on LAN から自宅のPC/ビデオレコーダー等を起動する [2021/06/19]

    [Synology] NASのネットワークツールからWOLを発信してと思ったが、ルーターはRT2600acなので、iPhone用のアプリDS ROUTERの wake on LAN から自宅のPC/ビデオレコーダー等を起動する [2021/06/19]

    概要

    出先から、自宅のルーターにスマホからアクセスして、ルーターが持つWOL(wakeup on LAN)の機能を使って、目的のMACアドレスのPCを起動する

    条件

    • ルーター : RT2600ac
    • ローカルネットワークにPC、その他機器
    • モバイルは、iPhone/iPadなど

    目的

    出先から以下の操作を可能にすることが目的です。

    • iPhone/iPadなどのMobile端末を使ってPCをWake Onして、PCのデータの参照
    • ビデオレコーダーに撮りためた番組を出先から見たい時に、その電源のON
    • ローカルLANにある機器の電源のON/OFF状態を知りたい時の確認

    方法

    1. Internet経由で、iPhoneのアプリからPCをWake Upする
    2. VPN経由を追加して、同様にWake Upする

    PCの設定

    出先からPCをWake Upするには、先ず、前提として、Wake Upが可能となるようPCのBIOS、ネットワークドライバを設定しておきます。その他の前提は以下の通りです。

    • DDNSによるドメイン名を持っていること
    • PCのBIOS, ネットワークドライバの設定がされていおり、ローカルでWake Upができていること
    • PCのネットワークカードの「MACアドレス」を調べておく

    iPhoneにツールをインストール

    • SynologyサイトのDS routerの説明 source
    • iOSアプリlink

    出先からのアクセス

    • DS routerを起動
    • ドメイン名を使ってログイン (2 factor認証にも対応している)
    • メニューの「Wake Up」を選択
    • 新規に追加するには、MACアドレスを登録する
    • 表示されている名前(MACアドレスも含む)をクリックして、Wake Upさせる

    ブラウザから

    ブラウザでRT2600acに接続して「ネットワークツール」を起動、Wake-on-LAN」タグを開く。

    • デバイスの選択または、MACアドレスで追加すれば、下のデバイス・リストに追加される
    編集履歴
    2019/07/28 はりきり(Mr)
    2020/04/16 大幅修正
    2020/04/24 追記 (関連記事)
    2020/06/25 文言整備
    2020/08/09 追記(DS routerのSynologyサイトのリンク、iOSアプリのリンク)
    2021/06/19,追記(Webブラウザからのコントロール、目的の追加)
  • [Synology]  NASからexFATファィルフォーマットにアクセスするにはexFAT accessをインストール [2020/04/14]

    [Synology] NASからexFATファィルフォーマットにアクセスするにはexFAT accessをインストール [2020/04/14]

    ID182

    exFAT Access

    「exFAT Access」アプリは、Linux系OSでexFAT形式のファイルフォーマットにアクセスできるようにします。

    Synology NASとWindowsとの間でファイルをUSBメモリーで共有する場合、Linux系とWindows系の間で共通にアクセスできる機能が必要です。

    そこで、Synology NASのパッケージ・リストにはexFATにアクセスするパッケージがリストされています。

    exFATファイルフォーマットは、最近のメディア事情に合わせて、長いファイル名やサイズが大きいファイルの読み書きができるフォーマットです。

    でも、exFAT Accessはフリーでないため、インストールするには、若干の費用が必要です。

    exFAT Accessパッケージの価格は、USD 3.99 (2020/01)。

    パッケージセンターからインストールしましょう。

    USB Copy

    「USB Copy」アプリは、USBメモリーをNASに挿すと自動認識してコピーを開始し、コピー後のソースファイルの削除設定も可能です。USB Copyは、パッケージセンターからインストールします。

    設定内容

    概要ページ

    タスク設定ページ

    コピー先の設定とコピー後に元ファイルを削除するように設定しました。

    起動時間ページ

    「USB/SDストレージデバイスが挿された時には、いつでもデータをコピーする」にチェックすると、自動的にコピーされるようになります。

    ファイルフィルタページ

    使用するファイルタイプを指定しておきます。

    メモリガードに撮りためたゲームの動画を定期的にNASに一時保管するために使用しています。

    まとめ

    WindowsやNintendo SwithcのSDカードをアダプターでUSB接続し、NASの指定フォルダーにファイルを一括コピーし、その後ソースファイルを消去して、SDカードをクリアにします。

    メモリーをNASのUSB端子に差し込むと、自動的に認識されコピーが開始されます。処理が完了すれば、アラームが「ピー」っと鳴り完了です。

    編集履歴

    2019/12/04 追記
    2020/03/22 文言整備、記事の内容の見直し
    2020/04/14 USB Copyの設定ページを追加
    2021/01/05 文言整備
  • [Synology] NASの追加メモリ – WD Black SSD 製品の故障対応はこんな感じでした [2019/07/26]

    [Synology] NASの追加メモリ – WD Black SSD 製品の故障対応はこんな感じでした [2019/07/26]

    ID1089

    はじめに

    DS918+にSSD cacheを2枚挿してRAID5の速度の効率化を測っていたが、ある時、1枚のSSDにエラーがあるとアラートが出ていた。Western Digital (WD)のサービスに電話連絡して説明して、交換してもらえることになった。

    今回のWDのサービスについて、その内容をここに残しておく。

    WDのサービスにコンタクトする

    ネットで検索して見つけたフリーダイアルに電話をして「NASに2枚挿ししていて、そのうち1枚についてNASから故障のエラーメッセージが出た」と伝えたところ、故障であることは間違いないので、5年保証は受けられるとのこと。製品の返品方法をメールで送ってくれた。

    送付先住所とそこを経由してマレーシアのセンターに送られるとの情報

    • トラッキング番号

    故障品を送る場合の梱包などについての注意事項

    SSDの返品

    SSD購入時のプラ容器に入れて、100円ショップで購入したCD保護用封筒に入れ、封書の裏表に適当に3ヶ所へトラッキング番号を記入してコンビニから東京の指定された三菱倉庫に送った1000円)。

    • CD保護用封筒 (100均)

    トラッキングの知らせ

    送付後、①返品製品の受領についてと、②代替の製品出荷についての2回のお知らせメールが届いた。

    • 返品製品の受領連絡
    • 代替品の出荷連絡

    到着

    ②の代替の製品出荷のメール連絡が届いてから数日、送ってから10日間程度で代替品が届いた。新品ではないようだが、使えればそれでよし。

    SSD交換は、以下のリンクをご参照ください。

    [Synology] NAS DS918+のcacheとして挿していた2枚のWestern Digital (WD)製SSDの内、1枚が不調になったので交換

    編集履歴
    2020/04/24 文言整備
    2020/07/26 文言整備
  • [Synology] DS Note に出先から接続する [2021/04/01]

    [Synology] DS Note に出先から接続する [2021/04/01]

    はじめに

    Synologyのアプリ; DS noteは、Microsoft社のOne Noteと良く似た使い方ができるSynology社のNAS専用のServerアンドClientです。複数のクライアントからアクセスできる、すなわち、情報を一元管理することができます。以下、接続設定について解説します。NASで稼働しているサーバー (Note Station)にClient (DS note)を接続するには、一定の原理を知っていないと、その方法も覚えるのに苦労します。手順を覚えることは、自宅にサーバを置いた時点で避けては通れません。でも、最初は、バカチョンで設定できないと、その原理すら理解するスタート地点に立つことができません。また、接続に際し、NAS用に取得したDDNSの名前を使用することで、ISP (Internet Service Provider)から接続の都度もらっているIP Addressが、接続直しなどで変化したとしても、同じDDNSの名前でアクセスが可能になります。これがDDNSの利便性です。

    出先からDS noteを使う

    SynologyのノートアプリであるDS Noteはクライアントです。出先からサーバであるNote Stationに接続すれば、データを一元管理できます。Note Stationに接続するには、DDNS (無料のDDNSの場合、Synologyの「*.diskstation.me」, 「*.myds.me」などを使うことも可能です。Synology以外では、myDNS.jpなどがある)によるドメイン名を取得しておきます。

    NASが1台の場合

    あとは、エイリアス、または、ポート番号を付して接続すれば、DS NoteをNote Stationに繋ぐ事ができます。

    エイリアスは、規定のポートを使用できる場合に使うものであり、DDNSで接続した時に、所定のNASにつながることを前提にしています。

    NASが1台のみであり、そのNASにNote Stationをインストールしている場合は所定のNASとなります。すなわち、規定のポートを使うシステム構成になっているということです。この場合は、設定に戸惑うことはありません。

    NASが2台以上の場合

    NASが2台以上が、ホームネットワークに繋がっていて、どちらかのNAS、もしくは、いずれにもNote Stationがインストールされている場合、NASが1台の場合の設定を使うと、規定のポートを使うことを前提にしているので所定のNASにしか接続できません。

    ホームネットワークに2台以上のNASを構築している場合は、明示的にどのNASに接続するのか指定してあげる必要があります。そのためには、接続する「ポート」の概念が必要です。

    設定の概要

    DSMの「アプリケーション ポータル」を開き、「アプリケーション」タグからNote Stationを選択・編集を選んで開き、「全般」タグから、ポートを設定します。httpsを選択する場合は、Let’s Encryptなどの証明書の取得が必須です。付随する作業は以下の通り。

    • Routerのポート転送の設定
      • NAS(1)用
        • NAS(1)が直接ドメインにつながっている場合(defaultでNAS(1)につながる設定となっている)
        • 特にポート設定は必要ない → 以下のNAS(1)のアプリケーションの設定へ進む
      • NAS(2)用
        • NAS(2)は、明示的にNAS(2)を指定する必要があるため、以下のポート設定が必要
        • パブリックポート : yyyy
        • プライベートポート : xxxx
        • (yyyyとxxxxは、同じでも良い)
    • Synology NAS(1)のアプリケーションの設定
      • NAS(1) : domainに直接つながっているNAS
      • Note Stationの設定
        • コントロールパネル → アプリケーション → Note Station -> 編集
          • エイリアス : note (最低限この設定で接続可能)
    • Synology NAS(2)のアプリケーションの設定
      • NAS(2) : domainに直接繋がっていないNAS
      • Note Stationの設定
        • コントロールパネル → アプリケーション → Note Station -> 編集
          • エイリアス : 設定しても機能しない。以下のport設定が必要
        • HTTPS port : xxxx
    • DS noteから接続 (iPad/iPhoneのアプリなど)
      • NAS(1)につなぐためのログイン設定
        • https://domain/note
        • ID
        • PW
        • HTTPS: enable
      • NAS(2)につなぐためのログイン設定
        • https://domain: xxxx
        • ID
        • PW
        • HTTPS: enable

    ドメイン名の取得がなくても、別途、SynologyのQuickアドレスを設定している場合、そのアドレスでDS Noteへの接続はできます。

    また、ローカルネットワークからDS Noteにつなげるには、直接IPアドレスを使用する方法が簡単ですが、ローカルにDNSサーバーを設定している場合は、DNSで名前の解決をしていれば、その名前でDS Noteに繋ぐことも可能です。

    参照 : iOS用のDS noteは、最近メンテナンスされていなくて

    編集履歴

    2019/07/15 Mr.はりきり
    2020/08/02 追記 (設定の詳細)
    2021/04/01 追記 (はじめに、NASの数が増えると「ポート」の概念が必要であること、図解)
    2023/02/25 文言整備
  • [Synology] ルーター用のセキュリティソフト: Threat Preventionは、悪意のあるパケットを遮断 [2021/03/12]

    [Synology] ルーター用のセキュリティソフト: Threat Preventionは、悪意のあるパケットを遮断 [2021/03/12]

    Synology Router

    RT2600acは、Synologyの高性能なWiFi ルーターです.以前は、BuffaloやIO-DATAのRouterを使っていましたが、ホームネットワークにNASを設置する場合、Internetからの攻撃が多くなることが予想されました。そこで、RouterをNASと同じくメーカーであるSynology製に置き換えることにしました。

    RT2600ac

    RT2600acには、Synology製のRouter用パッケージが無料で使用することができます。

    これまで、ルーターを経由する不正なアクセスに対して、そのセキュリティ・パッケージは,「Intrusion Prevention」という名称でしたが、機能アップが図られて「Threat Prevention」という名称で提供されています.Threat Preventionは、企業向けの侵入防止技術のパッケージです。因みに、IDSIntrusion Detection System)とは、通信ネットワークにおける専門用語です。悪意のある通信、ホストへの不正侵入、ファイルの改ざんなどの兆候を検出するシステムをIDSと言います。設置形態として、ネットワーク上に設置する「ネットワーク型」と、ホスト上に設置する「ホスト型」の2種類があります。

    IDSとは - @IT –

    https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0401/01/news055.htmla

    Threat Prevention

    今のRT2600acのパッケージセンターには,「Threat Prevention」というパッケージを見つけることができます.

    怪しいパケットの制限など、フィルターの設定ができます.デフォルトで、悪意のある度合いが高いパケットは自動でブロックします。悪意の度合いは、低、中、高とあります。低中については、マニュアルでブロック指定が可能です。

    Security Database

    セキュリティデータベースというサイトがあります。日々、色々なタイプの悪意ある通信について集積されています。英語ですが向学のためには一度は閲覧しておきたいサイトです。世界の情報は、英語がほとんどです。向学心のある方は少し頑張ってみてみて下さい。

    Security Database

    https://www.security-database.com

    インストール

    RT2600acルーターにログインします。

    Desktopのパッケージセンターを起動して、サイドメニューから「すべて」を選択すると「Threat Prevention」を見つけることができます。

    Threat Preventionパッケージをクリックすると、以下の様な画面が現れます。この画面では、既にインストールしているので、少し表示が異なっているかも知れません。

    インストールが完了すれば、メインメニューから「Threat Prevention」を確認できます。

    「Threat Prevention」を起動すると、以下の画面が現れます。グラフ線の内、「赤」は重大度が「高」、「橙色」は「中」に設定されています。

    運用方法の概要

    • 弱いリンクを見つける
      • 脆弱なデバイスの特定 : イベントのログから高い重大度が発生したデバイスを確認する
      • 確認方法 : セキュリティ・イベントには、過去7日または30日以内の要約を確認できる。そこから、IPアドレスを確認する。
    • 対策
      • 一時的にインターネットから切り離す
      • デバイスのウイルススキャンを実施する

    IoT時代のセキュリティ – Synology 日本語サイト –

    https://www.synology.com/ja-jp/srm/feature/secure_network_foundation

    ネットワーキング体験の革命的な変化 – Synology 日本語サイト –

    Synology Router Manager (SRM) は、Synology Router の威力を高めてくれるオペレーティング システムです。クラス随一のユーザーインターフェイスにより、ネットワークで何が起きているかを詳しく把握することができ、接続されているデバイスすべてを迫り来る驚異から守るきっかけになります。

    https://www.synology.com/ja-jp/srm

    イベント

    イベントを選択すると、Threat Preventionが感知した通信の内容が示されます。

    重大度が「高」のイベントは、デフォルトで「ドロップ」されるものもありますが、Threat Preventionの立ち上げ初期は、イベントの観察を小まめにしてください。もしも、重大度が「高」のイベントで、「ドロップ」されていない通信 (おそらくローカル発信で外部のIPアドレスへのパケット)を見つけたときは、そのIPアドレスを指定した処理「ドロップ」を検討します。多分、「ドロップ」設定でも問題ないパケットが殆どだと思います。

    以上の設定を繰り返すことで、怪しいIPアドレスとの通信は、「ドロップ」設定として数が増えていくでしょう。

    ある程度の期間、上記の設定処理が進むと、処理するイベントは限りなくゼロに近づきます。後は、Threat Preventionで設定したメールによる「イベントの通知」(設定を参照)を確認しつつ、平時の管理になっていきます。

    統計

    設定

    「全般」で「ハイリスクなパケットを自動でドロップ」になっていることを確認しておきます。

    デバイス

    「デバイス」でローカルに繋がっているデバイスが列挙されます。すべてにチェックを入れて、セキュリティを高めます。

    通知

    「通知」では、少なくとも「電子メール」を設定します。RT2600acルーターの設定で指定したE-mailアドレスに通知が届くようになります。

    ログストレージ

    ログストレージは、外部メモリが必要です。最小512MB、最大2GBです。RT2600acのUSB端子にUSBメモリーを挿して、ログを構築してください。

    悪意のあるパケット

    以上の設定で、Threat Preventionが判定する「重要度の高い悪意のあるパケット」は,自動的にブロックしてくれます.

    「ドロップ」したイベントが生じたら、e-mailで知らせてくれます。

    これを執筆していた2019/07では、1日当たり20-30程度の悪意のあるパケットが世界からきていました。今回の内容の整備にあたり、「ドロップ」された件数を確認すると、50件程度に増加していました。

    Threat Preventionには、世界地図による悪意のあるパケットの発信元などが、統計情報としてログされます.

    まとめ

    NASに合わせてRouterを同一のメーカーにすることは、良い面も悪い面もあります。先ず、悪い面では「共倒れ」になるリスクです。それよりも良い面を重視しています。良い面は、装置同士の「連携」、「尖ったソリューション」による高性能を得られることです。

    以上

    編集履歴

    2019/07/12 追記
    2020/03/01 文言整備
    2020/05/04 追記 (図を使ったインストールと設定)
    2020/11/12 追記 (運用方法の概要)
    2021/03/12 追記 (IDSについて、SECURITY DATABASE)、修正(タイトル)

    Threat Prevention関連

  • [Synology] NAS DS918+のcacheとして挿していた2枚のWestern Digital (WD)製SSDの内、1枚が不調になったので交換

    [Synology] NAS DS918+のcacheとして挿していた2枚のWestern Digital (WD)製SSDの内、1枚が不調になったので交換

    Synology NASのSSDの不調

    概要

    年末に1枚購入してcacheを構築しようとしたが、1つではcache構築ができない仕様であることが分かり、急遽もう 1枚買い足してcacheを構築していました。

    今年の3月に入り、1つのSSD cacheが不調である、とのシステムアラートが出ていた。

    予算が無かったことから、キャッシュ・エラー(キャッシュ不使用)のまま過ごして、4月に入って同SSDを購入して交換しました。

    • DS918+には、SSDのスロットが2か所ある
    • SSDを1枚(1スロット)では「キャッシュ構築の設定」を進めることができなかった
    • 2枚目のSSDを購入、2か所目のSSDスロットに装着しキャッシュを有効にでき運用していた
    • 3ヶ月後、キャッシュ・エラーが出た
    • 同SSDを購入し、交換
    • 故障したSSDは、WDに連絡して交換

    交換方法

    交換方法は至って簡単だった。DS918+の電源ボタンを数秒押してシャットダウンさせた後、NASの底面にあるSSD (No.1)の蓋を開けて交換し、電源ボタンを押してシステムを再起動させた。

    • DS918+のシャットダウン
    • 電源コンセントを外す
    • DS918+の底面のSSDスロットのフタを取り外す
    • SSDを装着し、フタを付ける
    • 電源コンセントを装着する
    • 起動スイッチをオン

    ログインが可能になるのを待って、愛用のiPadからDS918+にログインして、ストレージマネージャを起動。SSDキャッシュ・タグを選び、修復ボタンを押した。数十分後修復が完了しシステムは正常に戻った。

    • 端末からDSMにログインする
    • ストレージマネージャを起動
    • SSDキャッシャ・タグから修正ボタンを押す
    • SSDキャッシュの修正が開始される
    • 完了する数十分間待つ

    後始末

    故障したSSDは5年間保証を謳っているので、Western Digital日本法人に連絡して交換してもらう予定です。

    • WDサポートに問い合わせ (事前、実手続)

    事前の問合せ

    以前に、今回の故障について電話で問合せしたときには、デバイスのシリアル番号を伝えて欲しいと言われていました。番号は控えて電話していなかったので、後ほど改めて連絡するとことで電話を切りました。

    実手続

    その後、故障したSSDのS/Nを控えてWDのサポートで電話をして交換を申し入れました.

    2枚挿しで片一方がシステムエラーを吐いたことを伝えると,故障している可能性が高いので交換して頂けるとのことでした.

    自分のe-mailアドレスを伝えました。その後、送って頂いたメールには、商品の交換方法等を記載してました。

    この記載された手順に従って交換手続を行また。

    詳細は、以下のリンクに、WDの故障対応についてまとめていますので、ご参照ください。

    まとめ

    DS918+のSSDの交換は、至って簡単でした。WDのSSDは、5年間の保証がついています。WDサポートも親切に対応していただけました。交換してもらったSSDは、今後の故障に備えて予備品としておきます。

    編集履歴

    2019/05/06 はりきり(Mr)
    2019/06/07 追記 (WDへの電話での問い合わせ)
    2020/04/24 文言整備

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    [Synology] 自宅にNASを設置しWordPressを構築 – blogサイトを立ち上げる – DS918+/DS920+ — 動機編からDS1621xs+拡張序章編 – △[2022/01/04]

    ID212

    自宅にサーバー、そしてWordPressを構築する

    Synology NASの導入の最初の理由

    Synology NASを購入した当時(2018/11)、まさか、blogをするとは思っていませんでした。最初は、自宅のメディアサーバーを構築して家庭内で楽しむために、性能が高いと思われたSynology NASを選択しました。

    NASを導入した当時、DiskStation Manager (DSM)に用意されているパッケージをインストールして遊んでいました。Audio StationVideo StationPhoto Stationに出先から繋いでいることで十分でした。

    • Audio Station
    • Video Station
    • Photo Station

    数ヶ月経過したくらいからblogでも、と思い立ったわけですが、今となっては、パックアップの選択肢が多い、BtrfsやRAID 6にも対応できるDS918+を選んだ事は、間違いではなかったと思います(2020/04/24追記)。ただ、RAID6は、個人ではやり過ぎですね。RAID6では、パリティHDDが2つ必要です。個人では、バリティHDDは1つのRAID5にしておいて、追加で古いHDDにバックアップを取る体制にしておけば十分です。

    世の中は進んでいた

    2018年まで10年以上の間、NASがこんなに高性能となっていたことを知りませんでした。それに、オープンソースソフトウェア(OSS)のWordPress(※)というものがあって、blogのサーバーの基本中の基本ということも。

    基本的にNASのOSはLinuxが採用されています。実は、「blogのサーバー」と表現しましたが、WordPressの機能は、blogの内容の編集、訪れたネットユーザーへのレスポンス(ワン・カラムやサイド・カラムにしたり)、画像の表示、広告の表示など、いわゆる、ホームページを作成するアプリケーションです。実際にパケットを処理してレスポンスするサーバーは、実は、Apacheというwwwサーバが担っています。WordPressは、Apacheを介してinternetの世界に発信されるのです。便宜上、以下では、WordPressをblogサーバと表現します。

    blogサーバは、WordPressだけではない

    実は、WordPressというのは、CMS (Content Management System)と言って、その他類似するシステムがあるようです。
    https://baremetal.jp/blog/2019/08/26/913/
    シェアは、WordPressがトップ(34%)ですが、その他のCMSも上記のリンクに記載があります。2位は「Joomla」, 3位は「Drupal」, 4位は「Shopify」と続き、それぞれのシェアは5%以下です。詳細は、リンクをご参照ください(2020/09/24, Mr. Harikiri)。

    1. WordPress
    2. Joomla
    3. Drupal
    4. Shopify

    おもちゃのNAS

    これまでの約10年間、オモチャのNASやDesk TopのWindowsをメディアサーバーにしたりして遊んでいました。オモチャのNASとは、IO-DATAのRockDiskを意図していますが、もちろんOSはLinuxです。NASに採用されているLinuxでは、最小限の機能でシンプルに稼働できるようにチューンされています。

    WordPressはデータベース・システム(MariaDB)を使う動的なWebサイトです。昔は、静的なフォルダー形式でページを配置していました。

    それは、IBMが開発したOS/2というPC用のOSがWindowsに対抗して頑張っていた時代のことです。MicrosoftのWindows NTとIBMのOS/2には、一部同じコードが使われていた時期がありました。この事実は、MicrosoftとIBMは一時期、Windowsを共同開発したしていたためです。結局、IBMのOS/2によるPCにおけるOS地位の奪還は叶いませんでした。

    • MD-DOSからWindows
    • WindowsとOS/2
    • UnixからLinux
    • Windowsは生き残った

    その頃に市販が開始された「IBM HomePage Builer」というホームページ作成ソフトを使ってローカルに自分だけのためのホームポージを作っていました。静的にページを配置(保存)して静的にリンクを貼るタイプです。目的は、自分だけの「知識のポータル・サイト」を持つことで、いつでも参照できるようにすることでした。忘れてしまいそうなことや、今後、しっかり覚えたいことなど、どんどん追加していました。今では、Synology NASが、そのかわりになっています。当時の「静的なホームページ」の作りは、構造上では至ってシンプルです。作成した目的のhtmlファイルが存在するリンクを作っていくだけです(2020/07/10追記)。

    しかし、データベースを使用できないことは、その他の関連情報の自動表示など、動的な表示は全くできなかったため、必要と思われたことは、せっせとhtml文で追加するしかありませんでした。WordPressでは、データベースを使用しているので、様々なプラグイン(plug-in)、または、知識がついてくれば自分でコーディングすることで、複雑な機能を簡単に追加することができます。本当に素晴らしいことです。

    レンタルサーバーの選択肢はなかった

    ブログ(blog)を立ち上げる場合、自宅のPCやNASを用いずに、プロバイダーのサーバーをレンタルすことが多いと思います(レンタルサーバー)。初期投資も少なくて済むし、知識もあまり必要ではありません。不具合の対応やバックアップサービスがあったり、何よりサーバー(機器)のメンテナンスが必要ありません。

    PCを長年趣味にしてきた愚か者としては、自宅から情報発信したいと思うのは抑えきれませんでした。

    データ保護の観点や速度など、自宅で構(かま)えるよりは、レンタルサーバーが効率的で良いことは明らかですが、自宅にサーバーを置くという「今は茨の道」であったとしても、その向こうには「素晴らしい世界」があることを信じて、今日までコツコツとblogサイトを構築して来ました。

    セキュリティについてもコツコツとやっていくことも必要です。セキュリティに関しては、NASとしての対策、WordPressとしての対策の2つに大きく分けることができます。これらは、それぞれ必要です。

    NASサーバーを構築する

    ひと昔では、サーバーと言えばPCでしたが、今時は、NASでサーバーをお手軽に構築できるようになりました。個人でも十分に高性能な機種を低コストで選べます。

    僕の考えでは、(1) PCは、何かの作業をするGearです。複雑な作業を短時間に実施する高性能なCPU、沢山のメモリ、高解像度のディスプレイが必要です。創造的な作業を短時間にできる性能が基準軸です。(2) NASはサービスを提供するGearです。ある程度ルーチンになったことをサービスするには、PCのように高性能は、ある意味必要ではありません。サービスに必要な性能が基準軸になります。

    Synology NAS – DS918+をチョイス

    NASの導入は、少し奮発して2018年末にSynology NAS DS918+を購入しました。色々調べてみるとBlogサイトには、WordPressという素晴らしいサーバーアプリを使用するのが一般化しているようでした。

    2020/07から、DS920+をSSD 1TBでblogを移行しました。以下の関連記事もご覧ください。サイトのレスポンスが改善すること、および、サイトに訪れてきてくれた際のHDDのアクセス音の静音化のために新規に購入して、blogを移行させました (2020/08/01 追記)。

    WordPressや関連するPHPなどの書籍やネットで調べたりして、先ずはNASの構築を開始しました。

    WordPressはPHPというプログラム言語が使われています。PHPは発信するページの体裁を整えるために使われています。サーバー管理者は、少し込み入った事をしようとしない限り、基本的にこのプログラム言語を理解する必要はありません。まず、基本は、テーマと呼ばれる基本プログラムを選択し、更に必要な追加機能は、沢山のプラグインから追加すれば済みます。

    • 基本を提供するのが、「WordPress」であり、PHPで作られています。以下に説明するものも「PHP」で作られいます。
    • WordPressでは、さらに、表示体裁やちょっとした機能を提供するために、「テーマ」を選択します。
    • さらに、機能を強化したい場合は、「プラグイン」という追加機能をインストールします。
    • 更に、足りなければ自分で自信で以上のコードを書き換えて好きな機能を追加できます。ここはハードルが高いです。
    • 表示系では、html文のスタイルを操作できるCSS (Cascading Style Sheets)という文法の言語で定義する方法が使われます。

    個人で使用する場合、プラグインは、最低限度の範囲で使用する費用はかかりません。更に、機能アップした有償版もあるので必要に応じて購入できます。僕も5つ程度を購入(クレジットカード)しました。

    現在使用している有償版プラグイン

    1. Cool Timeline Pro (どうだったか)
    2. Encyclopedia Pro (1年のサブスクリプション)
    3. EWWW (画像数に応じた支払い)
    4. Advanced Ads Pro (1年のサブスクリプション)
    5. その他

    外付けHDD

    データのバックアップとしてUSB接続で外付けHDDを使用しています。個人的な実績として信頼性があるのは、センチュリーのHDDケースです。

    [s-text id=37723]

    必要なマシーンとプログラム (基礎編)

    1. 自宅でNASの構築(出先からのアクセス管理、セキュリティ)
    2. WordPress (ページの体裁等、サーバー管理者の思いを具体化してApacheに繋げる)
      • NASにインストール
      • WordPress用のプラグイン・ソフト : 画像表示、投稿の表示、広告の表示、など色々あります。
    3. Apache HTTP Server (クライアント端末との通信を担うサーバーソフト)
      • NASにインストール
    4. MariaDB (blogなどの文書や動画などは、個別のファイルとして、このデータベースに登録され検索される)
      • NASにインストール
      • 動的ホームページ構築のエンジンです
    5. PHP (WordPressのphpファイルをプログラム言語として処理する)
      • NASにインストール
      • バージョンが、5や7があります。blogサイトのレスポンスは、5は最悪です。7以降を使いましょう。

    アプリ/ツール

    先ずは、NASのパッケージセンターから、DSM (Disk Station Manager)用の必要な機能を選び、NAS用のアプリとしてインストールできます。アプリをインストールするとは、基本的にNAS上にサーバーを置くことを意味します。アプリには、Microsoftの「one note」と同様のことができる「note station」やメディア関連では、「メディアステーション」や「Audio Station」などがあります。出先からNASにアクセスできます。

    次に、Windowsやモバイル(携帯電話など)から操作するためのアプリとしてPC用であれば、「Download Center」で取得してインストールできます。これは、基本的にNASに対するアクセス・ツールです。

    Download Center – Synology –

    https://www.synology.com/en-global/support/download/DS918+#utilities

    最後に、モバイル用のアプリは、iPhoneを使用しているのであれば、App Storeでアプリをインストールできます。「ds」、「synology」で検索できます。これは、NASの管理ツールであったり、クライアントとしてのアプリであったりの機能が使えるようになります。

    参考

    結局、大変参考になったのは、ネットからでした。Synology NASとWordPressを使って基礎からシステムを構築されて、情報発信されている観音寺さんの「ホームネットワーク研究所」は、丁寧に解説されています。

    私みたいな新参者でも理解が助けられます。1から10までお世話になっているサイトです。

    以下の事を実現させたい方には、力強いサイトなので是非訪れてみてください。

    • Synology NASの運用、関連ツールの設定
    • WordPressの導入と設定

    ホームネットワーク研究所 : https://nw.myds.me

    Synology NASの型番について

    • DSは、「DiskStation」を意味しています。
    • RSは、Rack mount型です。「RackStation」と明記されています。
    • SAは、Rack mount型です。明記されていなので、憶測ですが「StorageAchiever」では無いかと、説明文から理解しました。
    • FSは、Rack mount型です。「FlushStation」と明記されています。link
    • 「9」は、拡張ボックスを使用下最大のドライブスロット数
    • 「20」は、発表した年の下二桁
    • 「+」は、不明
    • DS920+とDS720+は、性能は同一です。大きな違いは、ドライブスロット数が異なる程度。DS920+のWeb Serverとしての反応性能は、10862です。一方、DS1621xs+のWeb Serverとしての反応性能は、64730です。DS920+の約6倍です。

    更に高性能なNAS

    現在は、DS920+でblogのサーバーを立ち上げていますが、Serverのレスポンスに不満を持っています。実は、DS920+にはHDDスロットの4つ全てを使用してSSDでRaid5を構築しているのですが、DS918+のようにメモリ(標準システムメモリ: 4GB)の追加(8BGx2)やキャッシュ(SSD)の追加はしていません。それでもSSDの構成ではシステムの再起動は数十秒で完了します。DS920+をフルスペックする手もあるかもしれません。それでも、基本性能として更に高性能なNASを触ってみたいのです。ネット回線の問題もあるかも知れないので、持っている不満は解決するかはわかりません。

    DS920+のカタログ

    DiskStation DS920+
    Scalable NAS with SSD cache acceleration capability

    https://www.synology.com/en-global/products/DS920+

    DS920+ Data Sheet

    https://global.download.synology.com/download/Document/Hardware/DataSheet/DiskStation/20-year/DS920+/enu/Synology_DS920_Plus_Data_Sheet_enu.pdf?_ga=2.14052148.2022724892.1636367018-1993726491.1635251237

    DS920+とDS720+のカタログ比較 – Synology –

    https://www.synology.com/en-global/products/compare/DS920+/DS720+

    因みに、その内導入したいと考えているNASはDS1621xs+です。DS1621xs+とDS920+の比較が、下のリンクに示されていますが、PHP反応性能は約6倍です。

    DS1621xs+は、High End NASと説明されており、採用されているCPUは、DS920+搭載のものより高性能である「Intel® Xeon D-1527 4-core 2.2 GHz」です。具体的な性能比は、DS920+が10,000程度、DS1621xs+が60,000程度と約6倍のPHP反応性能差があります。それに見合うだけの周辺性能(メモリ、3つのLANポートの内1つは10G)が付加されています。価格も高価で約3倍です(DS920+が約7万円、DS1621xs+が約21万円)。

    DS1621xs+とDS920+のカタログ比較 – Synology –

    https://www.synology.com/en-global/products/compare/DS920+/DS1621xs+

    DS1621xs+のカタログは以下のリンクを参考にしてください。

    メモリーは、ECC(Error-Correcting Code)メモリーが使用できます。ECCメモリーは、金融機関や高度な化学計算において1ビットでもエラーが許されない分野で使用されているメモリーです。

    DiskStationDS1621xs+
    High-end scalable NAS in desktop form factor

    https://www.synology.com/en-global/products/DS1621xs+

    DS1621xs+は、Rack mount型の高性能なServerと比較しても、約半分の性能まで迫っています。Desk Top型のNAS Serverとしては、相当な高性能です。

    Performance

    Synology strives to enhance the performance of our NAS with every software update, even long after a product is launched. For enterprises and users that demand uncompromising performance from their servers, check the figures below to find the most suitable choice.

    https://www.synology.com/en-global/products/performance#sa_and_xs_plus

    実は、2021年年末に、DS1621xs+を購入しました。WD 8TB HDD Red Plus x 2とDS918+から抜いたRed HDD x 4の合計 6HDDの構成です。今はPlexを導入してホームサーバーとして性能を確認中です。その内、レポートします(2022/01/04, by Mr.HARIKIRI)。

    [s-text id=37727]

    [s-text id=37731]

    まとめ

    この記事では、Synology NASを使ったblogサイトの立ち上げの取っ掛かり、および、近況(2022/01/04)について記事にしました

    以上

    関連記事

    編集履歴

    2019/05/06 はりきり(Mr)
    2020/04/24 追記(関連記事)、読み返した感想です。もう1年も経ち懐かしく思い出しました。
    2020/05/01 追記(レンタルサーバーの良さについて)
    2020/07/10 追記(静的ホームページ)
    2020/08/01 文言整備、追記(DS920+について)
    2020/08/10 追記(OS/2とWindows NTは、元々同じOSだった)
    2020/08/15 文言整備
    2020/09/24 追記(WordPress以外のCMS)
    2021/02/12 追記(文言整備、バックアップとセキュリティ関連の記事リンク)
    2021/08/28,追記(アプリ/ツール)
    2021/11/18,追記(その内、High End NASと銘打っているDS1621xs+を導入したい)
    2022/01/04,追記(購入した有償版プラグインリスト)
    2022/02/06,コード修正(Adsense関連Pluginを自前コードに置き換え)