カテゴリー
security Synology WordPress

[Synology] Threat Preventionが検知したWordPressへの連続Loginアタックは全てIPアドレスが異なっているBrute Force Attack – reCAPTCHAプラグインで対策する – △ID3611 [2020/03/20]

[Synology] Threat Preventionが検知したWordPressへの連続Loginアタックは全てIPアドレスが異なっているBrute Force Attack – reCAPTCHAプラグインで対策する – △ID3611 [2020/03/20]

Threat Preventionとは

Synologyのパッケージ「Threat Prevention」は、IT業界における一般的な名称は、「侵入検知システム (IPS: Intrusion Prevention System)」です。

スポンサーリンク: ID6183593457

攻撃を受けた

Threat Preventionのログを眺めていると、少し怖いログが残っていました。調べてみると、Brute-Force-Attackと呼ばれる不正にアカウントを取得する総当たり攻撃であることがわかりました。

Threat Preventionでは、アラート処理に留まっており、ドロップしていないことがログよりわかりました。何かの対応策が必要です。

参考
ブルートフォースアタックとは?実験から分かる危険性と有効な4つの対策

https://japan.norton.com/brute-force-attack-9215

スポンサーリンク: ID4219953367

攻撃内容

その内容は、18:30から始まり、44分間で35回のWordPress Longin が試みられていて、どれも異なるIPアドレスからでした。

最初は1分間隔で、後半は2分間隔の攻撃で、ログには、”ET POLICY Cleartext WordPress Login”とあり、以下の図の様に実行されていました。

WordPressには、時間と回数によるセキュリティは掛けていました、IPアドレスが異なると機能しなはずです。

35回程度でPWを破られることは無いと思われますが、2段階認証(2ステップ認証)も導入しておかないと危険であると判断しました。

2019/11/24 はりきり(Mr)

threat prevention

スポンサーリンク: ID6183593457

CAPTCHの導入を考える

このような攻撃に対処するreCAPTCHAプラグインをWordPressにインストールすることにしました(2019/11/24)。

追記 (2019/11/24)

Brute-force attack (参考1)と呼ばれるアカウント取得のハッキングのようです。多くのHTTP Brute Force Attack Toolは、ネット上に存在するポートが空いているプロキシサーバーのリストをもとに、そこを中継して攻撃をしてくるため、IP Addressが異なることが多いようです。

このため、このプロキシサーバーのリストにあるIP Addressを全てブロックできればよいようですが、個人そこまでできません。

デバイスCookie

既知および未知のブラウザまたはデバイスからの認証試行を個別にロックアウトすることも検討できます。 デバイスCookieを使用したオンライン推測攻撃のスローダウンの記事(参考2)では、特定のブラウザーが既にログインに使用されているかどうかに関する情報に基づいて、ロックアウトメカニズムのプロトコルを提案しています。 このプロトコルは、単純なアカウントのロックアウトよりもDoS攻撃の影響を受けにくく、効果的で実装が容易です。

CAPTCHAの使用

よくある写真で自転車だけ選びなさいとか言うやつです。パズルもありますね。

最終的に、GoogleのreCAPTCHAを利用するWordPressのPlugin “Login No Captcha reCAPTCHA”をインストールしました。インストール方法は、TechMemoさんをご参照ください。

Amazonに行く

参考1

Blocking Brute Force Attacks

https://www.owasp.org/index.php/Blocking_Brute_Force_Attacks

参考
デバイスCookieを使用したオンライン推測攻撃の速度を落とす

https://owasp.org/www-community/Slow_Down_Online_Guessing_Attacks_with_Device_Cookies

参考3

ブルートフォース攻撃のブロック

https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=https://www.owasp.org/index.php/Blocking_Brute_Force_Attacks&prev=search

スポンサーリンク: ID4219953367

編集履歴

2020/03/20 文言整備、用語整備、参考サイトの整備

関連記事

Post Views: 932 -ID4929 [2021/09/17] はじめに 自前NASにWordPressを導入してblogを発信していることを前提にしています。Synology NAS/Routerには、それぞ…

用語の解説リンク、関連投稿および広告

brute-force-attack

[Synology] セキュリティ改善法 – Threat Preventionとファイヤーウォールの運用を連携する – [2021/08/01]
[Synology] 自宅に設置したNASにWordPressを構築してblog配信、高まるネット・リスクとセキュリティ対策 – [2020/12/31]
[Synology] NAS/Router ログ・センターは、毎日1回は見るべし – サーバーへの総当たり攻撃を発見、システムのログイン制限の適切な設定と自動ブロック- [2021/08/01]
[用語] Brute-Force-Attack [security]

…end

IPS

…end

Plugin

…end

Threat Prevention

スポンサーリンク ID 7130582967

- 以下のツールに敬意を示します -
Support to AMP (Accelerated Mobile Pages) by official AMP plugin for WordPress, and compatible powered by
Post viewing : Flex Posts - Widget and Gutenberg Block