[Bio-Equip] Deep Freezer; 超低温保管庫 – ID9756

Bio-Equipment

はじめに

超低温保管

バイオロジクスを研究・製造する場合に必要となる装置について解説しています.

バイオロジクスの場合、製剤化する前の原薬の保管は、殆どが凍結保存であり、一般的には、-80℃のDeep Freezerが使用されています。

その理由は、タンパク質の安定性が、凍結温度が低い程、高くなるためでです。

新しいモダリティーであるmRNAワクチンも例に漏れず、安定性があまり良くないため、-80℃で保存される製品があります。

因みに、安定性は、補助剤の種類とその濃度を最適にすれば高めることも可能です。ただし、薬の効果が低下する場合もあるので、沢山の条件を検討しなければ、安定性と薬効の両方を最適にできる条件を見つけることは難しいのです。

編集履歴
2020/02/17 Mr.HARIKIRI

日本フリーザー

フリーズ超低温槽

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