[Bio-Process] UF/DF for buffer exchange – タンパク質溶液の緩衝液組成の変更 – ID8458 [2020/02/02] ID8458

抗体

抗体の精製の場合、バッファ組成を調整しないで次工程に進むことも多い

rAAV

次工程のAffinityクロマトグラフィにロードするために緩衝液の組成を調整すると共に、溶液体積の縮小化を行う

rAAVは、分子量~1,000kDaと想定される。したがってTFF膜のサイズは、それ以下で良いが、製品ラインナップとしては、分子量カット100kDa若しくは300kDaがあるので、状況に合わせて使用する。

平膜のTFFではなく、フォローファイバーのTFFでは、分子量カットのラインナップは、平膜より多いため、合わせて使用を検討する。

最終工程の緩衝液置換では、以下の要件に合う組成に置換する

  • 安定な最大濃度
  • 安定なpH
  • 安定な電気伝導度
  • 安定になる最小限度の添加物

TFF Systemは、PallのAllegro System (3/8インチ)

Allegro, Pall

https://biotech.pall.jp/jp/ja/tangential-flow-filtration.html
編集履歴
2020/02/02 Mr.HARIKIRI