[Synology] フルスペック化した DS918+ / DSM更新ができずクリーンインストールを余儀なくされたが、なんとか復旧に至るまでの道程 -[2021/03/06]

再導入したDSMでの初期設定

システム設定

Hyper Backupのバックアップからリストア*しました。リストアするには、Hyper Backupをインストールして、先ずは、バックアップファイルと再リンクする必要があります*。また、システムの設定については、Hyper Backupでもバックアップされないので、再構成することはできません。

再導入したDSMから、再度設定する必要があります。具体的には、二段階認証やDoS保護など、特にセキュリティの設定がデフォルトになっていまいます。仕方がないので、以下のように特に重要な項目について再設定しておきます。

* Synologyサーバ間のバックアップとリストア – ホームNW研究所-

いつもお世話になっているblogerさんのページです。リストア方法の詳細が説明されています。Hyper Backupによるバックアップ先のSynology NASに必要なrsyncの設定、または、Hyper Backup Vaultをインストールする必要性についても解説されています。

https://nw.myds.me/wordpress/howto-wpbackup1/

「コントロールパネル」の「セキュリティ」

セキュリティ
  • 「サイト間のリスクスト偽造攻撃からの保護を強化する」にチェック
  • 「HTTP Content Security Policy(CSP)ヘッダーでセキュリティを強化する」をチェック
  • 「iFrameでDSMが埋めこられないようにする」をチェック
  • 「システムの再起動に伴い保存したユーザーログイン セッションがすべてクリアされます」にチェック
  • 「現在のIPが変更されたら、DSMデスクトップ上に通知を表示」にチェック
ファイヤーウォール
  • このマシンを目掛けて2分に1回程度の不正アクセスが、各国踏み台を利用して仕掛けてきているので、これを玄関払いしてもらいます
  • 最初、日本を許可を設定ししましたが、これでは、外国をブロックしてくれませんでした
  • そこで、日本以外の国全てをDSMログインを拒否する設定とします。一件につき15か国までしか登録できないので、地道に全ての国を拒否として登録しました(日本を除く)(図5)
  • リアルタイムに不正アクセスの攻撃のさなか、この設定が完了した直後から、DSMログインはぱったりなくなったことを確認できました(図6)。
図5 ファイヤウォール設定の様子
図6 設定によってブラックリストに自動的に登録される
保護
  • 「保護」の「DoS保護を有効にする」をチェック
アカウント
  • 自動ブロック
    • 「自動ブロックを有効化する」をチェック : 同一のIPアドレスからのエラー数でブロック
      • 「ログイン回数」を10
      • 「分以内」を1440
    • 「ホワイトリスト/ブロックリスト」から、ホワイトリストを作成 : 許すIPアドレス
      • 個別のIPの設定
      • フザネットの設定
      • IP範囲で設定
  • アカウント保護
    • 「アカウント保護を有効化」をチェック
    • 「信頼されていないクライアント」も「信頼できるクライアント」のいずれも以下の設定にする
      • 「ログイン回数」:10
      • 「分以内」: 60 (<1000)
      • 「プロック解除」: 30

RAID5へ再設定

クリーンインストールによりRAID設定は無効になっています。ストレージマネージャから作業します。

  1. 「ストレージマネージャ」の「ボリューム」に移動
  2. 「作成」をクリックして、ボリューム作成ウィザードを開く
  3. 「カスタマイズ」を選択し「次へ」をクリック
  4. 「ストレージプールを選択」画面から「新しいストレージプールを作成」を選択し、「次へ」をクリック
  5. 「ストレージプールのタイプを選択」画面から「より良いパフォーマンス」を選択し、「次へ」をクリック
  6. 「ストレージプールのプロパティを構成」画面からRAIDタイプを「RAID5」を選択し、「次へ」をクリック
  7. 「ディスクの選択」画面から、4つの全てのドライブが選択されていることを確認し、「次へ」をクリック
  8. 「警告」画面が現れ、データの消去についてアラートされるので、「OK」をクリック
  9. 「ファイルシステムを選択」画面から「Btrfs」(Snapshot Replicationの機能を利用するために必要です)を選択し、「」をクリック
  10. 「ボリュームの容量の割り当て」画面が現れます。必要があれば、説明を記入し、「次へ」をクリック
  11. 「設定の確認」画面が現れます。確認できれば、「次へ」をクリック
  12. 「ストレージマネージャ」の「ストレージプール」画面が現れます。ステータスが「作成しています」になり、100%になると完了です。最初の投稿で記事にしたように、DS918+を最初にRAID5に設定した歳は、100%になるまで、丸3日を要しました。今回も、3日間を覚悟していましたが、丸1日で処理は完了していました。
  13. ストレージマネージャのRAID5設定をしている間を活用してで、パッケージセンターからアプリをインストールしました(以下に続く)
図7 ボリューム1にRAID5を構築中の様子

SSDキャッシュの再設定

SSDの設定も必要です。今回、あらためて設定したRAID5へのリンクが切れているためです。この設定は、RAID5の設定処理が完了してから実施しました。RAID5設定途中でも可能かもしれません。

図8 割り当てがないSSDキャッシュをボリューム1のRAID5に再度割り当てる

HDDハイバネーション

RAIDシステムは常時稼働状態にするのが普通です。頻繁な電源の入り切りよりは、常時ONの方が安定稼働には良いようです。クリーンインストールの後は、「HDDハイバネーション」が有効になっているので、無効にしておきます。

コントロールパネルのハードウェアと電源の「HDDハイバネーション」で設定します。

図9 HDDハイバネーションを無効に設定

パッケージセンターからのアプリのインストール

ストレージマネージャがRAID5の設定をしている間を活用して、以下の主なアプリをインストールしました。後に実施するリストアで、設定内容を上書きし戻します。

基本的に各ホームサーバーのそれぞれのクライアントの設定は、Synologyのホームサーバー関連のサーバーでは、port/port転送で設定したportを使用します。Plex Serverでは、32400に固定されています。

付け加えて、port設定に関わることで重要な設定項目は、firewallの設定です。そのアプリをallowに設定します。

もしも、RT2600acルーターを使用していてUPnPによりport転送ルールが自動的にしている場合は、その関連するportのinternet側のport番号を確認しておく必要があります。

最後に、2段回認証を有効にしていても、各クライアントでの1回目のログイン設定の時に「デバイスを覚える」を設定すれば、その後ログインで「ワンタイムパス」を聞かれることはありません。

  • Hyper Backup
  • Hyper Backup Vaults
  • Plex
    • マルチメディア・ファイルをどんなフォーマットでも対応したサーバーです。クライアントは、有料ですが、ネットの外から閲覧が可能になります。
    • 元のPlexサーバーではなく、新たなPlexサーバーになってしまったようです。以前のDS918+にあったPlexサーバーは「オフライン」で使用不可になっていました。
    • 新しいPlexサーバーと思われるサーバーには、メディアファイルが1つもありませんでした。クリーンインストールしたDSMにPlexサーバーをインストールしてしまったせいかも知れません。リストアで設定が上書きされると思っていましたが、以前のPlexサーバーと新規にインストールしたPlexサーバーが別物扱いになってしまうためと思われます。
    • メディアファイルをリストアした後、あらためてメディアのデータベースを作ることにして、データベースを復旧することは諦めました。
  • Note Station
    • WindowsのOneNoteみたいなことができますが、もちろん、機能は、OneNoteの方が高いです。
    • iOSアプリ(DS note)
      • address: port
        • portは、外部からのDSMログイン時と同じ
      • user id
      • pass word
  • Photo Station
    • 保管した写真を鍵付きで共有したり、動画をYouTubeにアップしたりできます
    • iOSアプリ(DS photo)
      • address:port
        • postは、外部からのDSMログイン時と同じ
      • user id
      • pass word
  • Audio Station
    • 音楽ファイルをストリーミングできます。iTunesで購入した音楽ファイルを登録しています。外からアクセスかのです
    • iOSアプリ(DS audio)
      • address:port
        • postは、外部からのDSMログイン時と同じ
      • user id
      • pass word
  • Video Station
    • Synology製の動画サーバーです
    • iOSアプリ(DS audio)
      • address:port
        • postは、外部からのDSMログイン時と同じ
      • user id
      • pass word
  • メディアサーバー
    • Video Stationの動画データベースと統合して、機能拡張した動画サーバーです
    • UPnP/DLNA対応のテレビで視聴ができます。我が家では、東芝の古いRegza RE1があります。テレビにDS918+のメディアサーバーを表示させます。動画を再生させるためには、テレビにあったMIMEタイプの設定が必要なので、バカチョンで再生できない場合、テレビでの視聴についてはハードルが高くなります。
  • Moments
    • 写真のストックと表示アプリです。iPad用のMomentsからDS918+にバックアップします
    • シーンを自動で作成して表示してくれます
    • iOSアプリ(Synology Moments)の設定
      • address:port
        • postは、外部からのDSMログイン時と同じ
      • user id
      • pass word
    • 注意点
      • アップロードでは、MOVファイルはエラーが発生して、一時停止します
      • その他、停止したまま動かなくなるファイルがあります。
      • 安定するバージョンアップが出るまで、無効化することにしました。

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