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[用語] Poliovirus; ポリオウイルス – 腫瘍溶解性 [2021/02/06] – ID24803

全身性エリテマトーデス

[用語] Poliovirus; ポリオウイルス – 腫瘍溶解性 [2021/02/06] – ID24803

ポリオウイルス

脳のグリア細胞に感染するウイルス。数%で弛緩性麻痺を引き起こす。

  • 直径30nm、RNAウイルス
  • 約7,500bpからなる1本鎖RNA(ssRNA)のブラス鎖ゲノム
  • プラス鎖RNAを鋳型としてマイナス鎖RNAが複製される
  • マイナス鎖RNAから多数のプラス鎖RNAが合成され、カプシドに封入され、娘ウイルス粒子が完成し、細胞外に放出される
  • エンベロープを持たない
  • カプシドタンパク質で、正20面体を構成
  • 感染は、受容体CD155を介する (脳のGlioma Cellに多い)
  • CD155に結合した後、エンドサイトーシスで細胞内に侵入し、細胞内でRNAが放出される
  • ウイルスRNAは、IRES(リボソーム進入領域)依存的に翻訳される
  • IRES : internal ribosome entry siteは、ポリオウイルスの740塩基あまりの5’-NCRのうち5つのstem-loop構造にまたがる400塩基程度の領域。
  • 弱毒株は、消化管では増殖し免疫誘導するが、神経毒素としては低い。その理由は、IRESの変化にあると言われている

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細胞溶解性を利用して

脳の細胞に感染することを利用して、脳腫瘍の治療用ウイルスとして開発が行われている。

  • IRESをヒトライノウイルスに置き換えて、ポリオを起こさない組換えたポリオウイルスを作り、悪性脳腫瘍グリオブラストーマを溶解し殺す治療法の臨床試験が行われている

悪性脳腫瘍(グリオブラストーマ)をポリオウイルスで治療する – Yahoo News, 2018/7/19, 西川伸一 | NPO法人オール・アバウト・サイエンスジャパン代表理事

https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20180719-00089821/

Poliovirus To Treat Brain Cancer: A Curious Chronology (2017)

ポリオウイルスはグリア細胞のCD155抗原と親和性があり感染することができ。脳腫瘍の一種である「」の腫瘍細胞を溶解させて腫瘍の治療効果があり、臨床試験も行われている。

https://dnascience.plos.org/2017/09/28/poliovirus-to-treat-brain-cancer-a-curious-chronology/

ポリオウイルス – Wikipedia –

https://ja.wikipedia.org/wiki/ポリオウイルス

6. ポリオウイルスの標的組織特異性決定構造 – ウイルス 第54巻 第2号, pp.205-212, 2004 –

IRESに関する記述がある。

http://jsv.umin.jp/journal/v54-2pdf/virus54-2_205-212.pdf
編集履歴
2020/11/14 Mr.Harikir

用語の解説、関連タグ付き投稿の抽出

パーキンソン

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