術後の検診
術後(左目は11日目、右目は9日目)の検診では、術後退院前の時点より、視力が出てきました(解説1)が、眼圧が38と高かったため、原因と考えられる副腎皮質ホルモン点眼液を中止して、弱い点眼液に変更する事になりました。
- 右目 0.9 (矯正)
- 左目 0.7 (矯正)
- 矯正とは、レンズなどで最大限度、近視の場合は遠くを見ることができる状態にすること。
編集履歴
2020/03/27 はりきり(Mr)
術後から約10日後までの点眼
薬剤名 | 効能 | 機能 | 参考 | 備考 | |
レボフロキサンシン・点眼液・1.5% | 朝・昼・夕 | 最近感染予防 | 広範囲抗菌点眼剤 | KEGG | 継続 |
ベタメタゾンリン酸エステル・0.1%点眼 | 朝・昼・夕 | 手術後の炎症を和らげる | 眼科、耳鼻科用合成副腎皮質ホルモン製剤 | KEGG | 3/27で中止 |
ブロナック点眼液0.1% | 朝・夕 | 手術後の炎症を和らげる | 非ステロイド性抗炎症点眼剤 | KEGG | 継続 |
術後、約10日後から新たに開始する点眼
薬剤名 | 効能 | 機能 | 参考 | 備考 | |
フルメトロン点眼液0.1% | 朝・夕 | 炎症を抑える | 抗炎症ステロイド水性懸濁点眼剤 | KEGG | ベタメタゾンの代わりに使用開始 |
コソプト配合点眼液 | 朝・夕 | 眼圧を下げる | 炭酸脱水酵素阻害剤/β-遮断剤配合剤, 緑内障・高眼圧症治療剤 | KEGG | 新規 |
グラナテック点眼液0.4% | 朝・夕 | 眼圧を下げる | Rhoキナーゼ阻害薬, 緑内障・高眼圧症治療剤 | KEGG | 新規 |
解説
解説1:レンズの安定化
視力の安定について、ドクターに質問したところ、その機序は以下の通りの説明でした。
水晶体を除去して残った水晶体嚢(すいしょうたいのう、以下、袋という)に人工レンズを挿入していますが、最初は、袋の中でレンズが多少動くため安定せず視力が安定しない。時間が経ってくると、袋がレンズに密着(癒着という)することで、レンズの位置は安定する。
以上