[Bio-Raw Material] Protein A resinの簡単な説明 [2020/06/01] ID18411

Bio-Raw Material-Resin

Protein A Column

抗体を産生株した培養液は、清澄ろ過してから、Protein AカラムによるBinding/Elutionモードで抗体のアフィニティ精製を行う。

注意しなければならないこと

  • 電気泳動では、抗体の染色バンドのみが確認できるので、精製度は高いと思われがちであるが注意が必要
  • HCP、HCDは多量に含まれている。そのような理由から、精製とは呼びにくく、キャプチャリング(capturing)工程と呼ばれる
  • 次工程として、少なくとも、ハイドロキシアパタイトやAEXを実施すべきである。

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