[Synology] 高速WiFiルーター RT2600ac – 独自VPN Plus Server – 海外からのアクセスには独自のSSL VPNが高速、19のライセンスを無償で追加 [2022/06/16]

はじめに

VPN clientでVPN serverに接続すると、そのVPN serverで設定されたローカルのIPアドレスが与えられます。そうすることで、Internetにアクセスする場合、そのローカルIPからルーターのグローバルIPを窓口としてアクセスすることになります。すなわち、ローカル環境を手に入れたことになる訳です。

VPN提供業者のサービスでは、仮装ロケーション、位置情報の隠蔽などが可能と謳っていますが、この原理は、VPN接続したクライアントのIPアドレスが、サーバーのIPアドレスになるためです。VPNサーバーがアメリカにあれば、そのアメリカのIPアドレスがクライアントのIPアドレスになります。複数の国にVPN serverを持っているVPN提供業社では、それに応じたグローバルIPアドレスの取得が可能なようです。

SynologyのVPN Plus Serverは、L2TPやOpen VPNなどに対応していますが、やはり、VPN Plus独自のSSL VPNは、L2TPよりも通信速度は高速でした。

SSL VPNの使用をお勧めします。

因みに、VPN提供業者の評価は、以下のリンクが参考になります。

2022年のベストVPN – TOP10VPN –

https://www.top10vpn.com/japan/v/asia/?bsid=c0jpse1kw005&gclid=CjwKCAjwloCSBhAeEiwA3hVo_TtrjkTThBdk9NnkZ9cm1orW3ZQhSPOEpOmR3EH6rN_QluEOXBgYzhoCqhkQAvD_BwE

最近の管理

Synology VPN Plusには無料のSSL VPN clientライセンスが1つ付いています。また、これまで、追加で最大19のライセンスを1ライセンス当たり約千円で追加可能な設定になっていました。このコロナ禍で自宅からのテレワーク需要が増えたことに対して、Synologyは、有償であった追加のSSL VPNライセンスを無償化しました(2021/9、下記リンク参照)。

今回、Mr.はりきりは、海外からの作業が必要になったことから、これまでに有効化していた無償ライセンスを使用してRT2600acのVPN Plus serverに出先の海外から接続し、残り19ライセンスを有効化をしてみました。結果は、あっさり有効化することができました(2022/04/08 by Mr. Harikiri)。

複数のVPN PlusのSSL VPN clientを使えるようになったことで、iPhoneやiPadなど、所持している複数の端末からローカル接続が可能になりました。その結果、端末の使用を切り替える度に、その端末からVPN Plusサーバへの接続着替えの必要性がなくなり、煩雑な作業から解放されました。もちろん、VPN Plus serverへはWidowsからも接続可能です。

無償クライアントの発表は以下のリンクを辿ってください。

無償クライアント VPN アクセスライセンス – Synology –

https://www.synology.com/ja-jp/products/Client_VPN_Access_License

WindowsからSynology VPN Plusに接続する方法については、は以下のリンクを辿ってください。

Windows PCからVPN Plus Serverに接続するにはどうすればよいですか? – Synology –

https://kb.synology.com/ja-jp/SRM/tutorial/How_do_I_connect_to_VPN_Plus_Server_via_Windows

いろいろなプロトコル

vpnのプロトコルについて以下の表に示しました.古い順にしめしてあります.最も新しいのがOpenVPNです.

プロトコル説明
PPTP古いプロトコル.macOS/iOSに非対応
L2TP/IPsecPPTP互換,速度遅い,ファイアウォールにブロックされることがある.
SSTPWindows向け
IKEv2モバイル向き
OpenVPN開発進行中.オーブソース.

VPN対応ルーターとは? 初心者が知っておくべき選び方・注意点 ~ ITトレンド

https://it-trend.jp/vpn/article/48-0068

Synology VPN Plus

Synology RT2600ac ルーターは、パッケージセンターにあるVPN Plus Serverを導入することで、手軽にVPNサーバーを構築できます。

iOSのiPadやiPhoneでは、クライアントアプリから手軽にVPN接続することが可能です。

Windowsでは、ブラウザからVPNに接続すれば、クライアントのダウンロード/インストールが催促されます。一回、インストールすれば、この催促は表示されなくなり、ブラウザからVPNに接続できるようになります(前掲のリンクをご参照ください)。

インターネットからの接続の場合、証明書がエクスパイアしていて接続できない等、いざと言う時には、ローカル環境が必要な場面があります。その他、ID/PWによるログインにより、不運にも何度も失敗しアカウントが自動ブロックされた場合です。攻撃者であるなら、そのまま永遠にブロックリストに登録(等)されていてもいいのですが、自分自信の場合は、ブロックリストから解除しなければなりません。しかし、アクセスとして外部IPアドレスを許す設定はセキュリティ的には低くなるため、許可するIPアドレスとしてローカルのみを設定しています。そうすると、もしもの時には、自宅に帰ってローカル環境でブロックリストにアクセスすれば良いのですが、どうしても出先にいる場合は、VPNに接続して擬似的にローカル環境で作業を行う訳です。

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