PSA; prostate-specific antigenの略語。前立腺の上皮細胞から分泌されるタンパクです。
- 4ng/mL以上 :「PSAが高い」
- 基準値を3ng/mL以下などのように低く設定する場合もある。
- PSAが高い場合に考えられる疾患
- 前立腺癌
- 前立腺肥大症
- 前立腺炎
- 射精や長時間の車の運転のような前立腺への機械的な刺激
PSAが高いと言われた – 日本泌尿器科学会 –
https://www.urol.or.jp/public/symptom/08.html
![[用語] PSA; porstate-specific antigen](https://harikiri.diskstation.me/wp-content/uploads/2020/09/0E1A8FDA-ABDA-4D42-811D-BE0041CBB6CB.jpeg)
PSA; prostate-specific antigenの略語。前立腺の上皮細胞から分泌されるタンパクです。
PSAが高いと言われた – 日本泌尿器科学会 –
https://www.urol.or.jp/public/symptom/08.html
![[用語] TTP: thrombotic thrombocytopenic](https://harikiri.diskstation.me/wp-content/uploads/2020/04/3B0F6B20-C23B-4F1D-B1A1-3A84BAB8DADD.jpeg)
TTP ; thrombotic thrombocytopenic purpura ; 血栓性血小板減少性紫斑病;(指定難病64)
https://www.nanbyou.or.jp/entry/87

IPF: 特発性肺線維症; Idiopathic Pulmonary Fibrosis
シオノギ
http://www.shionogi.co.jp/IPF/about/
特発性肺線維症 (指定難病85) – 難病情報センター –
https://www.nanbyou.or.jp/entry/156
2021/11/28, Mr. Harikiri
![[用語] SLE ; 全身性エリテマトーデス](https://harikiri.diskstation.me/wp-content/uploads/2020/04/3B0F6B20-C23B-4F1D-B1A1-3A84BAB8DADD.jpeg)
SLE: 全身性エリテマトーデス 参考1)
アメリカのSLE患者数は、CDCの推計では、確定患者数は、16万人、可能性のあるSLE患者数は、32万人 source
日本の患者数は、~7万人
基本的に、T細胞やB細胞による自己抗体の出現に端をなす。細胞の核内分子に対する抗核抗体のコンプレックスが、血管に沈着し、補体系の活性化により血管炎や組織の損傷を起こす。男/女比は、1/10とされる。
女性に多く思春期から40歳代に多い。発症には、以下の要因が考えられている。
分類期樹は、何度か改定され、2012年に提唱されたsystemic lupus international collaborating clinics (SLICC)に落ち着いている。
| 項目 | 基準値 | 測定値 | |
| Alb | ↓ | ||
| 白血球数(リンパ球) | ↓ | ||
| 血小板 | ↓ | ||
| 血清BUN | ↗︎ | ||
| クレアチニン | ↗︎ | ||
| コレステロール | ↗︎ | ||
| 筋筋原性酵素 | ↗︎ | ||
| γグロブリン | ↗︎ | ||
| rheumatoid factor, RF | ↗︎ | ||
| CRP | ↗︎ | ||
| 抗SS-A抗体 | ↗︎ | ||
| 抗dsDNA抗体 (ANA) | ↗︎ | ||
| 抗Sm抗体 (ANA) | ↗︎ | ||
| 抗リン資質抗体 | ↗︎ | ||
| 抗U1-RNP抗体 | ↗︎ | ||
| 抗リポソームP抗体 | ↗︎ | ||
| 補体 | ↓ |
1) SLEの臨床所見について詳細な記載がある
全身性エリテマトーデスsystemic lupus erythematosus, SLE – 順天堂大学
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/kogen/about/disease/kanja02_04.html
2)
制御性T細胞による全身性エリテマトーデスの病態制御 – 日本臨床免疫学会 (2015) 第42回総会ポスター受賞賞記念論文 –
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsci/38/1/38_69/_pdf
3)
指定難病49
https://www.nanbyou.or.jp/entry/53
編集履歴 2020/05/15 Mr.Harikir 2020/10/02 追記(検査所見の抜粋および鑑別~順天堂大学) 2022/11/14 追記(機序)、文言整備
![[COVID-19] 新型コロナウイルス – イベント記録 [2020/05/01~ 05/25、08/14]](https://harikiri.diskstation.me/wp-content/uploads/2020/03/6FA02902-6416-4379-954C-F2C73B68A651.jpg)
2020/09/08
2020/08/24
2020/08/14
2020/05/25
2020/05/21
2020/05/14
2020/05/07
2020/05/06
2020/05/05
2020/05/04

In my absence, if urgent please contact him.
私の留守に、緊急の場合、彼に連絡してください。
編集履歴 2020/05/15 Mr.HARIKIRI
![[用語] NOAEL ; No Observed Adverse Effect Level:無毒性量 – 薬物の毒性評価](https://harikiri.diskstation.me/wp-content/uploads/2021/02/B886265D-DB46-4164-9376-36ACBE241A2C.png)
NOAEL : No Observed Adverse Effect Level ; 無毒性量
![[Bio-Edu] mRNAワクチンの剤形 – LNP; Lipid Nano Particle – [2021/12/05]](https://harikiri.diskstation.me/wp-content/uploads/2020/07/05DD1FF2-6B04-4258-8D8E-AD838928C0CB.jpeg)
ID15607
mRNAワクチンの細胞内への伝達としてLNP技術が用いられます。Lipid Nano Particle; LNPの基礎知識を解説します。
因みに、LNPの代わりに病原性のないウイルス (アデノウイルスなど)の外枠(殻;カラ)を使うデザインもあります。AstraZeneca社の新型コロナウイルスに対するワクチンがそれです。
その前に、以下の参考文献の解説では、遺伝子治療薬が何を指しているのか誤解しがちなので、遺伝子治療薬について少し解説しておきます。
現在のmRNAやpDNAを使ったワクチンは、基本的に遺伝子治療薬ではありません。遺伝子治療薬は、半永久的な治療を目的として、1回の投与で治療できるようにデザインされたものです
現在のmRNAやpDNAを用いたワクチンの場合は、その遺伝子が半永久的に体の細胞には取り込まれないデザインとなっているため、遺伝子治療薬には当たらないということです。
また、LNP技術を使用しているのは、(1)物理化学的な安定性が低いという課題の克服と、(2)細胞の外膜(細胞膜)と融合して内容物であるmRNA/pDNAを細胞内に運搬する目的のためです。それでも、mRNAの場合、体内や細胞内に到達できたとしても(1)物理化学的な安定性が低いこと、(2)その宿主の細胞のゲノムに取り込まれることはないこと、により半永久的な治療効果は起こりません。従って、mRNAは半永久的な効果を発揮する伝子治療薬にはなり得ません。
一方、pDNAの場合は、(1)細胞室内に永続的に存在できたり(細胞が分裂するときに、同じように細胞と共に増えることが可能にできる)、(2)細胞のゲノムに対して意図的なデザインによりインテグレーション(挿入)させたり、できるため半永久的に効果を発揮できる遺伝子治療薬になり得ます。
以上の解説のように、現在のmRNA, pDNAを用いるワクチンは遺伝治療薬ではありません(2021/12/05, 追記 by Mr.Harikir)。
以下の解説は、参考文献の一説です。
低分子干渉RNA(siRNA)、mRNA、またはプラスミドDNAなどの遺伝子治療薬は、病理学的遺伝子のサイレンシング、治療用タンパク質の発現、または遺伝子編集アプリケーションを通じて、ほとんどの疾患を治療する潜在的な遺伝子治療を提供します。 しかし、遺伝薬を臨床で使用するためには、高度なデリバリーシステムが必要です。 脂質ナノ粒子(LNP)システムは現在、遺伝子治療薬の臨床的可能性をより高めるための主要な非ウイルス送達システムです。
2017年に食品医薬品局(FDA)に申請され、トランスサイレチン誘発アミロイドーシス(現在は治療不可能な疾患)を治療するためのLNP siRNA薬が承認されています。
ここでは、まず、全身投与後の肝細胞の標的遺伝子をサイレンシングできるLNP siRNAシステムの開発につながる研究をレビューします。 続いて、LNPテクノロジーをタンパク質置換、ワクチン、および遺伝子編集アプリケーション用のmRNAおよびプラスミドに拡張するために行われた進展が要約されています。
遺伝子治療用のLNPシステムの起源は、低分子の薬剤用としてリポソーム薬物送達システム(リポソームシステム)の開発にあります。リポソームシステムは、二層構造の脂質を含むLNPです。 ホスファチジルコリン(PC)などの多くの膜脂質は、水性媒体に分散すると自発的に二重層構造となります(文献中のFigure 1より)。
ドラッグデリバリーアプリケーションに有用であるリポソームには、いわゆる大きな単層構造(large unilamellar vesicles; LUVs)です。 サイズは100nmの範囲です。現在、世界中の規制当局によって承認されている、静脈内(iv)投与用の9つのリポソームベースの薬剤があります(表2を参照)。
これらのシステムのほとんどは、小分子抗がん剤を含み、iv後の腫瘍部位で優先的に血管外遊出する小さな(<100 nm直径)LNPシステムです。この大きさは腫瘍組織へ浸透(enhanced penetration and retention; EPR)できます。EPR効果は、循環寿命の長いLUVと組み合わせると、腫瘍の送達を10倍以上改善できるとされています。
より詳細は、以下の文献をご覧ください。
Lipid Nanoparticle Systems for Enabling Gene Therapies (2017)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5498813/
次に紹介する参考文献では、以下の原材料でLNPを作っています。
siRNAに関する参考文献中で紹介されている文献のレビュー1), 2)では、以下の記載がある。
LNPは一般に直径が約50 nmで、コレステロール(cholesterol)、リン脂質(phospholipids)、ポリエチレングリコール結合脂質 (polyethylene glycol-conjugated lipids)、およびイオン化可能(ionizable)なカチオン性脂質(cationic lipids)で構成されています。
以下の参考文献中の文献レビューでは、LNPの見かけのpKaが約6.4のイオン化可能(ionizable)なアミノ脂質(amino lipids)は、キーコンポーネントであり以下を可能にする、とある。
Modular lipid nanoparticle platform technology for siRNA and lipophilic prodrug delivery, 2020, bioRxiv
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.01.16.907394v1.full
LNPは、以前はリポソームと呼ばれていたもので、脂質二重膜などの構造になっており、目的物を閉じ込めるための器です。
昔は、エバポレータという減圧乾固する装置で、少量調製していましたが、現在では、Precision NanoSystems Incが連続的にNano Perticleにする装置を開発しているようです。スケーラビリティーもあり、臨床試験にも使用可能で、原理的には、コマーシャル製造でも適用可能です。
Precision NanoSystems Incの技術

図1.)ナノ粒子を製造するためのマイクロ流体混合技術:溶解した脂質を含む有機溶媒と核酸を含む水溶液
NanoAssemblrカートリッジの2つの注入口チャネルに注入されます。 層流の下では、2つの溶液はすぐには混合されません。
しかし、チャネルに組み込まれた微視的な機能により、2つの流体が混ざり合います。
分子が拡散によって互いに相互作用する、制御された再現可能な方法で。 1ミリ秒以内に2つの流体が完全に混合され、核酸がロードされたナノ粒子の均一な自己組織化をトリガーする溶媒極性の変化を引き起こします。
2020/05/10 はりきり(Mr) 2020/05/27 追記(Precision Nanoparticle Systems紹介) 2021/07/08,追記(文言整備) 2021/12/05,追記(遺伝子治療薬について解説しmRNA/pDNAを用いたワクチンはそれでは無いことを解説)
![[Kw] 細菌にも性がある – 核外遺伝子: プラスミドを持っているものが雄](https://harikiri.diskstation.me/wp-content/uploads/2020/05/858C266A-3A99-40E8-BC5D-35EC470E15D1.jpeg)
細菌の細胞も動物の細胞も、細胞内に核があり、そこにはDNAがあります。このDNAを雌の菌に注入できるのが雄の細菌です。
編集履歴
2020/05/08 はりきり(Mr)
雄には、Fプラスミドというリング状の遺伝子を持っています。このFプラスミドには、繊毛を作る遺伝子が含まれており、作られた繊毛が雌の菌を抱え込む装置となります。雌の細菌ょ抱え込んだあと、DNAを雌に注入します。
大腸菌などの細菌にも、雌雄があることに驚きました。このFプラスミドの発見が、遺伝子組み換え技術に発展しました。
Fプラスミドと最近の性 – 2015/01/07
http://www.jarmam.gr.jp/situmon3/f-plasmid.html
プラスミドは核外遺伝子であり、自己増殖し、細胞分裂の際に伝達される。プラスミドという名称は、195r2年、Lederbergによって提唱。1940年代には、細菌の性を決定するF因子が、1960年代には、薬剤耐性因子が、それぞれ精力的に研究された。1970年代中期からは、遺伝子操作ベクターとして盛んな研究が行われた。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk1962/41/9/41_9_652/_pdf
プラスミドとは、細胞質性遺伝子であり、細菌の核にある染色体とは別ものとして存在する輪っか状のDNA分子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yukigoseikyokaishi1943/36/11/36_11_982/_pdf/-char/ja
– 遺伝子の組換え – 高木康敬, 有機合成化学 第36巻第11号 (1987)