Bio-Equipment-Harvest
Millipede Pod filter System
Harvestに使用されるMillipreのろ過システム

Millipore, pod filter system
https://www.merckmillipore.com/Web-JP-Site/ja_JP/-/JPY/ShowDocument-Pronet?id=201306.13804
編集履歴 2020/03/03 Mr.HARIKIRI
Harvestに使用されるMillipreのろ過システム
Millipore, pod filter system
https://www.merckmillipore.com/Web-JP-Site/ja_JP/-/JPY/ShowDocument-Pronet?id=201306.13804
編集履歴 2020/03/03 Mr.HARIKIRI
「気になる企業」シリーズ。バイオ医薬品に関わる企業の情報を取りまとめています。遺伝子治療薬の開発ベンチーであった「Avigen」社は、Genezymeに買収されており、現在は、存在していない。
Genzymeは、Sanofiと合併している
Sanofi Genezyme
https://www.sanofi.co.jp/ja/about-us/product/genzyme
Avigen, Inc.’s Gene Therapy Technology Acquired By Genzyme Corporation
https://www.biospace.com/article/releases/avigen-inc-s-gene-therapy-technology-acquired-by-genzyme-corporation-/
編集履歴 2020/03/03 Mr.HARIKIRI
CTD : Common Technical Document, 医薬品の規制当局に申請する様式。
ICH-M4 CTD(コモン・テクニカル・ドキュメント) -PMDA –
https://www.pmda.go.jp/int-activities/int-harmony/ich/0035.html
2020/03/12 Mr.Harikiri
DMFは、従来紙媒体による登録でした。しかし、eCTDの流れが進む中、DMFについても電子申請が始まっています。
DMFとは
製造販売申請書の審査には、申請者の持つ営業秘密(情報・知見・ノウハウ)を開示する仕組みとなっています。この不利益を回避する為に、DMF精度が発展しました。
DMF制度のメリット
DMF制度のデメリット
eCTD/eSubmission の概要
https://www.gmp-platform.com/login/?err=page_auth&Return_URL=%2Ftopics_detail1_2%2Fid%3D13055
https://www.dms-jp.com/pharmacy/flow.asp
抗体医薬は,異なるターゲット抗原を狙った医薬品であるが, IgGという共通するフレームを使うため,その物理化学的性質は,大きく変化しない。それが幸いし、製造方法のプラットフォーム化が進んだ.
少なくとも10年以上前では,大手のCMOでのみが、プラットフォームの恩恵を享受していた。コモディティ化がすすみ,新興のCMOでもその技術の恩恵を受けることができるようになった.
ここで言う,コモディティとは,Single-Use製品,精製機材であるAffinity ResinのProtein A,クロマト精製技法であり、これらの成熟化である。
ウイルス除去及び不純物の除去についても,多数の抗体医薬品の製造申請と承認の実績から,どのようなプラットフォームを使えば良いか,その技術範囲が一般化たのである.
近時、大手CMOは,抗体医薬品のCMOビジネスからrAAVのCMOビジネスにシフト若しくは拡大を図っている.新興CMOが台頭してきたからであり,次の一手は,いずれの大手CMOでもrAAVのCMOビジネスが直近の課題となっている。
一般化されずに残る製造方法は,依然としてそのハードルは高いのである.例えば,抗体医薬品で一般的に使用されるHost CellはCHO細胞である.生産性が高いからと言って,CHO細胞から,他の細胞種,たとえば酵母に変更することは,非常にハードルが高いと言わざるを得ない.その理由は,前述しているように,製造申請・承認の数が少ないからである。
異なる宿主細胞で製造したバイオロジクスは、少なからず宿主由来の不純物を含む。この不純物の許容量の実績が少ないからである。
コモディティ化が進んだ抗体医薬におけるCMOビジネスは,世界的に競争が激化している.
遺伝子治療のベクターとしてrAAVの元気雨実績が積まれてきた。rAAVの安全性やそれを用いた遺伝子治療薬の効果も確認が進められてきた。
不純物の含有量の安全域は、まだ、ガイドラインでも明確に示されない中、医薬品メーカー各社は、製造方法における精製技術の向上を進めている。
rAAVは、パルボウイルスに属するアデノ随伴ウイルスの外側の殻を利用する。
その外側の殻は、エンベロープを持たず蛋白質でできている。
溶液と接触するrAAVの殻が蛋白質でるあことから、これまで培われたバイオ医薬品の蛋白質の培養および精製の各技術の応用が活用できるのである。
rAARの製造方法は、まだ、抗体医薬のように製造方法が確立されていない。
2020/02/02 はりきり(Mr) 2020/02/17 文言整備、フロー追記 2020/07/31 追加 (必要な情報)
ゲノム編集には、ウイルスベクターが必要です。小型の動物実験には、Labレベルのウイルスベクターの製造能力でも対応が可能ですが、ヒトへの臨床応用には、一般の実験室規模では対応が難しくなります。
新しいモダリティであるウイルスベクターにも参入障壁となっています。研究者たちは、色々と試行錯誤して少ないウイルスベクターでも効率的なゲノム編集が可能な方法を模索しています。
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)は、ジストロフィン遺伝子(DMD)に変異を持つ。これまでは、CRISPR-Cas9を介した「シングルカット」ゲノム編集を行い、DMD動物モデルの多様な遺伝子変異を修正してきた。
効率的にin vivoゲノム編集を行うには高用量のアデノ随伴ウイルス(AAV)が必要であるため、臨床に応用するには課題となっています。
この研究では、従来のAAV vectorに、補完するAAV vectorを用意してデュアルAAVシステムとしてデザインされています。
効率的なゲノム編集に必要なscAAVの用量は、ssAAVの場合よりも少なくとも20倍低かった。治療を受けたマウスは、ジストロフィン発現の回復と筋肉収縮性の改善を示した。これらの調査結果は、scAAVシステムを使用することで、CRISPR-Cas9を介したゲノム編集の効率を大幅に改善できることを示した。
Enhanced CRISPR-Cas9 correction of Duchenne muscular dystrophy in mice by a self-complementary AAV delivery system, 2020 – Science Advances –
https://advances.sciencemag.org/content/6/8/eaay6812.full
デュジェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の病態とビルテプソ®︎の作用機序 – 日本新薬 –
(1)5歳ごろに運動能力のピークを迎え、10最ごろに歩行困難となる。
(2)嚥下障害、排痰困難、消化管障害、呼吸筋や心筋障害と進み、呼吸不全、心不全で死に至る
(3)ジストロフィン遺伝子は、79個のエクソンを有する。スプライシングにより、mRNAは14kbと小さくなる。
(4)翻訳されたジストロフィン蛋白質のアミノ酸数は、3,685個、分子量は、427kDaと巨大分子である
(5)ジストロフィンは、細胞室内のアクチンと結合し、細胞膜の糖タンパク質(αジストログリカン; αDG)とジストロフィン-ジストロフィン関連糖タンパク質複合体を形成し、ラミニンα2を通じて細胞外マトリックスの基底膜と連結している。すなわち、ジストロフィンは、基底膜と筋細胞の細胞骨格を固定し、筋細胞同士を固く構造を維持するしている
(6)ジストロフィン-ジストロフィン関連糖タンパク質複合体の両端の構造は筋細胞の構造維持には必須である(7)発症機序 : ジストロフィンの欠損により筋細胞構造が脆弱であるため、筋細胞構造の破壊と再生が繰り返す結果、患部は瘢痕化(脂肪化、線維化)する事で、筋細胞の再生がされにくくなっていく
https://www.nippon-shinyaku.co.jp/viltepso/pathological/
(8)ジストロフィン遺伝子内にエクソンの欠失があり、その結果、塩基数が3の倍数でなくなる時、mRNAがアミノ酸へ翻訳できなくなるアウト・オブ・フレームが生じ、翻訳されるジストロフィンタンパク質は、縮小されるか欠損する
(9)ビルテプソ®︎は、ジストロフィン遺伝子のエクソン53を標的とするアンチセンス核酸医薬品で、エクソン53に結合してスプライシング時にエクソン53をスキップさせるてアウト・オブ・フレームをさせなくする
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchenne muscular dystrophy:DMD)- JMDA ; 日本筋ジストロフィー協会
(1)X連鎖(性染色体のジストロフィン遺伝子の変異)の劣性遺伝であるため患者は男児に多い
https://www.jmda.or.jp/mddictsm/mddictsm2/mddictsm2-1/mddictsm2-1-1/
(2)健常人では、筋細胞の細胞膜の構成成分の1つであるβジストログリカン(β-DG)の細胞質側に細長い縄状のジストロフィン蛋白質が結合している。ジストロフインの先端はアクチンフィラメント結合している。DMDでは、ジストロフィン蛋白質を欠損している
(3)突然変異での発症もある(1/3)
(4)稀に鎖染色体と常染色体の相互転座、Turner症候群があると女児にも発症
(5)女性で遺伝子の異常を持っている場合、稀にクレアチンキナーゼ(creatine kinase; CK)が高く、軽い筋力の低下がある
(6)DMDの発症率は、3,300人あたり1人、10万人あたり3-5人
(7)3~5歳頃から、転びやすく走れないなどの運動能力の低下が見られる
(8)治療は、ステロイド治療、予防はリハビリが有効
(9)AAVを使ったシストロフィン遺伝子治療への期待
編集履歴 2020/02/20 はりきり(Mr) 2020/08/22 追記(アンチセンス医薬品(日本新薬)、日本筋ジストロフィー協会) 2021/10/31,記載整備
ヒドロキシアパタイトには、正電荷を持つカルシウムと負電荷を持つリン酸基の 2 種類の結合部位があります。 これらの部位は、マトリックスの結晶構造を介して定期的に分配されます。 溶質種は主として、リン酸基を介した陽イオン交換および/またはカルシウム原子を介した金属アフィニティーによって相互作用します。
CHT セラミックハイドロキシアパタイト Type II 担体, BIO-RAD
https://www.bio-rad.com/ja-jp/product/cht-ceramic-hydroxyapatite-type-ii-support?ID=a642d16e-5ca8-4981-acf2-a57271984632
Type | Particle Size (μm) | 焼結温度(℃) |
I | 20 | 400 |
I | 40 | 400 |
I | 80 | 400 |
II | 20 | 700 |
II | 40 | 700 |
II | 80 | 700 |
機能グループ | Ca2+、PO43-、OH | |
さまざまな粒径が使用可能 | 20、40、および 80 µm (公称値) | |
推奨される線流速 | 50 ~ 1,000 cm/時 | |
動作 pH 範囲 | 6.5–14 | |
化学的適合性 (>24 時間) | 1 M NaOH、8 M 尿素、8 M 塩酸グアニジン、エタノール、メタノール、100% アセトニトリル | |
再生 | 0.4 ~ 1.0 M リン酸バッファー、0.5 M リン酸ナトリウム pH 7 リン酸 3 ナトリウム 1.0 M、pH 11 ~ 12 | |
消毒 | 1 ~ 2 N NaOH | |
オートクレーブ滅菌 ( 121µC、20 分) | はい | |
充填密度 (g/ml 充填ベッド) | 0.63 g/ml | |
タイプ I | タイプ II | |
動的結合能 | >25 mg リゾチーム/g | >12.5 mg リゾチーム/g |
標準的な IgG 結合能 (500 cm/時の場合) | 25 ~ 60 mg/ml | 15 ~ 25 mg/ml |
公称孔径 | 600–800 Å | 800–1,000 Å |
最大動作圧力 | 100 bar (1,500 psi) | 100 bar (1,500 psi) |
タイプ I | タイプ II | |
観察された IgG の動的結合能 | 25 ~ 60 mg IgG/ml CHT* | 15 ~ 25 mg IgG/ml CHT** |
標準的な線流速の範囲 | 50 ~ 1,000 cm/時 | |
pH 安定性*** | 6.5 ~ 14 pH | |
ベース安定性 | 1 N NaOH で 21 か月以上 | |
再生 | 500 mM リン酸ナトリウム、pH 7 | |
リン酸 3 ナトリウム 1,000 mM、pH 11 ~ 12 | ||
オートクレーブ滅菌 (バルク) | 121°C、リン酸バッファーに 20 分、pH 7 | |
消毒 | 1 ~ 2 N NaOH | |
推奨されるカラム保管法 | 0.1 M NaOH | |
有効期限 (ドライ、未使用原料) | 乾燥し、密閉され、室温で 85 か月保管 |
* 40 µm 粒子、300 cm/時、5 mM リン酸ナトリウム、pH 6.5
** 40 µm particles, 300 cm/hr, 5 mM sodium phosphate, pH 6.5
*** pH 5.5 ~ 6.0 については、セクション 3.1.1 バッファーおよびテーブル 1 を参照してください
編集履歴 2020/02/20 Mr.はりきり 2020/07/29 文言整備
研究用試薬である。生じたいかなる損害に対して責任を負わない。ライセンス締結は、治験開始前、上市前に締結。
AAVpro® Helper Free System – TAKARA BIO –
http://catalog.takara-bio.co.jp/product/basic_info.php?unitid=U100007791
HPLC : High Performance Liquid Chromatography, 高圧液体クロマトグラフィ, 医薬品など溶剤や水に溶けている物質の品質試験に使用する分析機器です。HPLCは、あらゆる医薬品の品質試験に使用されている機器ですが、医薬品の種類に応じて「カラム」と呼ばれる細かな粒子が充填されている移動相を接続して使用されます。HPLCには、電磁バルブ、液送ポンプ、サンプルの自動分取機構が備わっており、UV分析装置を使って、カラムの一端に投入した少量のサンプルが成分毎に分離されてカラムのもう一つの一端から出てくる各種成分を「UV光」でリアルタイムにモニタリングして分析します。