カテゴリー: BIOLOGICS

  • [用語] i.d. – 投与方法

    [用語] i.d. – 投与方法

    i.d. ; 皮内投与; id投与; intra-dermal route.

    インスリン投与、ワクチン接種など、徐放効果を期待する薬剤の投与に用いられる

    例:
    Intradermal delivery of vaccines

    1)

    Intradermal delivey of vaccines: potential benefits and current challenges (2011) – Bulletin of the World Health Organization -, World Health Organization

    https://www.who.int/bulletin/volumes/89/3/10-079426/en/
    2)

    Intradermal Delivery of Vaccines – Areview of the literature and the potential for development for use in low- and middle- income countries, August 27, 2009 – , World Health Organization

    https://www.who.int/immunization/programmes_systems/supply_chain/optimize/Intradermal-delivery-vaccines_report_2009-Sept.pdf
    3)

    Intradermal vaccination – Melboune VACCINE EDUCATION Center –

    https://mvec.mcri.edu.au/references/intradermal-vaccination/
  • [用語] IO投与 ; 骨髄内投与 ; 骨内投与 ; intraosseous infusion

    [用語] IO投与 ; 骨髄内投与 ; 骨内投与 ; intraosseous infusion

    IO投与 ; 骨内投与 ; Intraosseous infusion

    投与経路 – wikipedia –

    https://ja.wikipedia.org/wiki/投与経路
  • [用語] IT投与; くも膜下(腔)投与

    [用語] IT投与; くも膜下(腔)投与

    くも膜下(腔)投与

  • [Bio-Lab] MasterFlex Pump – ID9538 [2020/02/16]

    [Bio-Lab] MasterFlex Pump – ID9538 [2020/02/16]

    MasterFlex Pump

    マスターフレックス・ポンプは、ラボにおけるタンパク質の精製には欠かせない機材です。バッファー組成を置換する場合にUF/DFシステムの構成に必要です。オープンカラムによる自作システムとして、自作充填したカラムへの送液にも使います。

    • 価格は、16万円程度
    • 回転数の違いで2種類のタイプがある
      • ~ 100 rpm : カラム・クロマトには低流速タイプがベター
      • ~ 600 rpm : Lab用のUF/DFには高流速タイプがベター
    • ポンプ・ヘッド
      • チューブを「しごく」原理で流体を送る
      • シリコンチューブや、タイゴンチューブを使ってメカニカルな接触は無い
      • ポンプ・ヘッドとチューブの装着には、シリコン・グリスを使用して、摩擦によるチューブの破裂を防ぐこと
    • コントローラー
      • 回転数をアナログで制御する
      • 正回転、逆回転をつまみスイッチで行える
  • [Bio-Lab] HORIBA pH Meter – ID9527 [2020/02/16]

    [Bio-Lab] HORIBA pH Meter – ID9527 [2020/02/16]

    ハンディーpHメーター

    100μLのサンプル液量があればpH測定可能。精度は型番により0.1, 0.01のタイプがある。

    タンパク質の精製条件の検討には、同シリーズの電導率計とともに欠かせない。

    96 well plateを使用したレジンのスクリーニングや、特定レジンでの条件検討にも、欠かせないアイテムです。

    HORIBA

    コンパクトpHメーター・水質計
  • [Bio-Lab] Pipette – ID9523 [2020/02/16]

    [Bio-Lab] Pipette – ID9523 [2020/02/16]

    ピペット

    ThermoFisherの実験用のマイクロ・ピペットには、抗菌加工を施したタイプもあります。少し高価です。

  • [Bio-Lab] NanoDrop – タンパク質濃度の測定 – ID9517 [2020/02/16]

    [Bio-Lab] NanoDrop – タンパク質濃度の測定 – ID9517 [2020/02/16]

    少量でOD測定

    4μLでUV スペクトルおよび固定波長も測定できます。タンパク質の条件等には、欠かせないアイテムです。

    測定上の注意点 : 載せるサンプルの量が4μLと少ないため、乾燥した部屋では直ぐに蒸発して濃縮されます。素早く測定しましょう。

  • [Lab-Equip] SDS-PAGE電気泳動システム – ID9509 [2020/02/16]

    [Lab-Equip] SDS-PAGE電気泳動システム – ID9509 [2020/02/16]

    SDS-PAGEシステム

    硫酸ドデシルナトリウムを添加したポリアクリルアミド・ゲル・電気泳動は、タンパク質の純度を分析する最も一般的な方法です。40年前では、自作のゲルを1日かがりで作り、翌日に、さんプルをゲルに載せて、電圧を付加して泳動し、その夕方から染色を一晩し、翌日から脱色するという工程を行なっていました。パイオの世界では、これらの作業もプレキャスト・ゲル(既製品)が登場することで、研究活動の姿は、一変しました。当時の電気泳動槽は、現在の10cm四方のプレキャスト・ゲルよりも2倍よりももっと大きなものもあって、ガラス製で価格も40~50万円と高価でした。

    電気泳動を行うには、直流のパワーサプライも必要です。

    タンパク質ゲル電気泳動槽システム, ThermoFisher

    https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/life-science/protein-biology/protein-gel-electrophoresis/protein-gel-electrophoresis-chamber-systems.html
  • [抗体医薬] クリースビータ 〜 くる病、軟骨化症 〜 キリンHD [2020/02/14]

    [抗体医薬] クリースビータ 〜 くる病、軟骨化症 〜 キリンHD [2020/02/14]

    クリースビータ

    協和キリンの医薬品です。

    効能または効果

    FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症

    効能または効果に関連する注意

    含糖酸化鉄、ポリマルトース鉄の投与に伴うFGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症に対しては、本剤は投与せず、FGF23過剰の原因となる各薬剤の投与の中止を検討すること。

    CRYSViTA Subcutaneous Injection協和キリン91,1812円/30mg瓶
    総称名クリースビータ
    一般名ブロスマブ(遺伝子組換え)
    欧文一般名Burosumab(Genetical Recombination)
    製剤名ブロスマブ(遺伝子組換え)製剤
    薬効分類名ヒト型抗FGF23モノクローナル抗体
    薬効分類番号3999

    クリースビータ KEGG

    https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med_product?id=00068278-001#00068278-001

    X染色体連鎖性低リン血症という遺伝性の希少疾患に対する「クリースビータ」、抗がん剤の「ポテリジオ」、パーキンソン病治療薬の「ノウリアスト」という3つのグローバル品目が海外売上高の伸びを支える。日経ビジネス

    協和キリン、20年越しの創薬が実って快進撃

    編集履歴

    2020/02/14, Mr.HARIKIRI
    2021/10/22, 文言整備

  • [Bio-Edu] インスリン: Insulinの製法 – ID9405

    [Bio-Edu] インスリン: Insulinの製法 – ID9405

    インスリン

    http://www.madehow.com/Volume-7/Insulin.html

    insulinは、preproinsulinから酵素による分解を受けてproinsulinとなり、更にある酵素により22個のアミノ酸(A鎖)と30個のアミノ酸(B鎖)に分解され、2本の鎖がSS結合してinsulin (5,807Da)となり完成する。

    • preproinsulin →
    • proinsulin →
    • insulin (2本鎖)

    生産

    遺伝子組換えによる製造において、製造メーカーにもよるが、以前は、proinsulinを遺伝子組み換えで製造し、別途製造した酵素によりproinsulinを切断してinsulinにする方法が使われていたようで、最近は、A鎖とB鎖を別々に組換え大腸菌で製造し、それぞれを混ぜてco-refoldingすることでfoldしたinsulinを得ているものもあるようです。この条件の詳細についても製造メーカーの技術の見せ所であり、当然、バリエーションが存在しているでしょう。このバリエーションが研究者・技術者の腕の見せ所ですね。

    その他、酵母による分泌系・培養→精製・活性化の手順も使い得るでしょうが、酵母の場合、酵母由来の糖鎖の付加の問題が厄介なので、シンプルに大腸菌で生産するのが戦略的には間違いないと考えられます。

    編集履歴

    2020/02/14 Mr.HARIKIRI
    2021/10/23,文言整備