Blog

  • [健康] 高尿酸血症にフェブリクとコーヒー併用し利尿作用を高めて効果倍増を狙う- [2020/01/16]

    [健康] 高尿酸血症にフェブリクとコーヒー併用し利尿作用を高めて効果倍増を狙う- [2020/01/16]

    ID7273

    はじめに

    尿酸の値が高いと、腎機能にも影響する。できるだけ適正値にすることで、腎機能への影響がないようにすることが重要です。フェブリクを投薬することで、尿酸を低く抑えることができますが、利尿剤などによる尿酸の排泄にも気を使うことも必要です。

    腎機能

    若い頃から血中の尿素窒素、尿酸、クレアチニンが少し高く、正常値の上限で推移していました。

    50歳ごろに、尿酸値が8を超えたため、フェブキソスタッド(フェブリク)の服用をはじめました。

    これまで5年間(2018年現在)、フェブリク20mg錠剤/日で、尿酸値は5程度に安定させることができていますが、それだけでは十分ではないと考えています。生活面での工夫も必要です。

    生活面の工夫

    血中クレアチニン(Cr)の値から理論的に腎機能の計算ができます。 僕の場合、慢性腎不全手前の計算結果です。

    腎臓に負担をかけないように、フェブリクの服薬を始めて以来、以下の排尿量を上げる工夫をしています。

    排尿量を上げることは、尿酸値の低減化に多少の寄与があると思っています。

    ブラック・コーヒーを毎日飲むこと。

    • コーヒーを最低でも朝、昼前、3時に1杯ずつ
    • 夕方4時以降は睡眠に影響が出るらしいので、積極的には飲まないが、休日の前などには、スタパで飲むこともある

    実際、2015年のアメリカの大規模研究では、高尿酸血漿になるリスクは、毎日6杯以上コーヒーを飲んでいると、リスクは、0.4倍とのことで、高尿酸血漿のリスクを下げることが期待できます1)

    それまで、コーヒーを生活の中で飲むことは滅多にありませんでした。実際にコーヒーを飲みだすと、その利尿作用を実感できました。

    最初は、缶コーヒーで実践していましたが、当時の缶コーヒー製品には,糖分が多く含有しているものが多かったので、ソルブルコーヒーをブラックで飲むようにしました。苦くて美味しいとは思いませんでしたが、今では、コーヒーの苦さには、慣れてしまいました。

    効用を考察する

    水分摂取は重要です。血液の粘度が高く(ドロドロに)なると腎臓への負担が高まるため、腎臓の損傷が進むと考えられます。以下は、個人的な考えです。

    • 血液の粘度が高いと、血圧があがるため腎臓の毛細血管を壊しやすくなると考えられます
    • 尿量が少ないと、腎臓による血液のろ過による老廃物の排泄効率が低下する。そのため、その老廃物による腎臓に対する損傷が間接的に生じ安くなると考えています。
    • 水での水分補給では、利尿作用が高くないため、腸への水分量が多くなり、下痢になり易くなるのでは無いかと考えています。僕の場合は、コーヒーを飲むようになってから、下痢症が改善しました。

    まとめ

    以上の考えから、生活に取り入れやすく簡単で継続可能な血液への水分補給として、コーヒーを飲むこと選択しました。コーヒーは、ブラックで飲む(飲める)ようにしました。余分な糖や脂質は、体に悪影響を及ぼしかねないためです。

    以上

    [健康] 高尿酸血症にフェブリクとコーヒー併用し利尿作用を高めて効果倍増を狙う- [2020/01/16]

    [健康] 高尿酸血症にフェブリクとコーヒー併用し利尿作用を高めて効果倍増を狙う- [2020/01/16] はコメントを受け付けていません

    [健康] タンパク質を摂取して、最終産物である「尿素」ができるまで – ID7105 [2020/01/13]

    [健康] タンパク質を摂取して、最終産物である「尿素」ができるまで – ID7105 [2020/01/13] はコメントを受け付けていません

    [健康] 血中の尿酸値の目標値は基準より厳しい「5」は、糸球体濾過率、腎血漿流量、輸入細動脈血管抵抗、糸球体内圧が共に全て良好となりCKDリスク低下を期待できる – ID1944 [2019/09/08]

    [健康] 血中の尿酸値の目標値は基準より厳しい「5」は、糸球体濾過率、腎血漿流量、輸入細動脈血管抵抗、糸球体内圧が共に全て良好となりCKDリスク低下を期待できる – ID1944 [2019/09/08] はコメントを受け付けていません
    1) コーヒーは高尿酸血漿のリスクを下げる・・・

    血液中の尿酸値と寿命 (2015)

    http://www.hhk.jp/kenko-telservice/2015/0702-181713.php

    編集履歴

    2020/02/25 文言整備
    2020/05/07 追記 (関連記事)
    2021/10/31,記載整備(タイトルと内容)

  • [Bio-Edu] RNA とは – mRNAはタンパク質を作る直接的な設計図 – その他 rRNA, tRNA – ID7254 [2020/01/15]

    [Bio-Edu] RNA とは – mRNAはタンパク質を作る直接的な設計図 – その他 rRNA, tRNA – ID7254 [2020/01/15]

    主なRNAは3種類

    • mRNA: messenger RNA
    • rRNA: ribosomal RNA
    • tRNA: transfer RNA

    DNAには機能領域、すなわち遺伝子配列を持っており、それを鋳型としてmRANが作られます。

    更にmRNAはタンパク質の鋳型となります。生体内での生物機能を果たすための最終形態である蛋白質をmRNAをもとにつくるということです。

    • mRNAの構造 : 5’末端非翻訳領域 – 翻訳領域- 3’末端-ポリA
      • 非翻訳領域は、翻訳効率に影響する
      • 翻訳領域は、効率的翻訳を狙うにはコドンの最適化が必要
      • 3’末端非翻訳領域は、安定性に影響する

    mRNAが鋳型として使われる場所は、細胞内のリボソームという機関です。

    リボソームはrebosomal RNA (rRNA)と呼ばれるRNAと蛋白質が結合した特殊な構造をしています。

    リボソーム RNA (rRNA) 転写調節機構の存在が明らかになってきており,rRNA は細胞内外の状態に応答して転写され,結果としてリボソーム量および細胞のもつタンパク質合成能が調節されています。

    このリボソームにmRNAが端から取り込まれて、3コドンごと読まれて、そのコドンに応じたアミノ酸をtRNAが運んできます。

    mRNAが、その情報を最後までリボソームにより読まれれると、アミノ酸が繋がった蛋白質が完成します。リポソームは、小胞体 (Endplasmi reticulumn)、特に粗面小胞体に付着(それを粗面と称した)して存在しています。

    編集履歴

    2020/01/15, Mr. Harikiri
    2022/06/14, 文言整備

    ウィキペディア-転移RNA より

    https://ja.wikipedia.org/wiki/転移RNA

    ヤクルト研究所 – リボソームRNA (rRNA, ribosomal RNA))

    https://institute.yakult.co.jp/dictionary/word_6697.php

    核小体・rDNA 構造とリボソーム RNA 転写 I―3 リボソーム RNA 遺伝子の転写調節, 2013

    http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2014/06/85-10-05.pdf

    [用語] RNA, tRNA, rRNA, etc. [Biotech] [2022/09/03]

    [用語] RNA, tRNA, rRNA, etc. [Biotech] [2022/09/03] はコメントを受け付けていません

    [Bio-Edu] DNAとRNAの違い – レジメ – [2020/10/11]

    [Bio-Edu] DNAとRNAの違い – レジメ – [2020/10/11] はコメントを受け付けていません

    [Bio-Edu] 各種RNAの生物学的な作用点のマップ – by Qiagen – ID9331 [2020/02/13]

    [Bio-Edu] 各種RNAの生物学的な作用点のマップ – by Qiagen – ID9331 [2020/02/13] はコメントを受け付けていません
  • [Bio-Edu] 遺伝子 – 生体内におけるDNAからタンパク質の合成 ・基礎知識 –  [2020/06/13]

    [Bio-Edu] 遺伝子 – 生体内におけるDNAからタンパク質の合成 ・基礎知識 – [2020/06/13]

    ID2216

    遺伝子

    遺伝子組換え技術を知るには、遺伝子の知識が必要だ。基礎知識について以下記載した。

    遺伝子からタンパク質まで

    細胞核にはDNAがあり、その遺伝子が働く時、mRNAに変換されます。mRNAは、タンパク質の鋳型となってタクパク質が合成されます。

    • 細胞
      • {染色体;
      • chromosomes →
      • (unpackaging) →
      • Nucleosome structure (Histone + DNA; 構造を意味する = genome; 全遺伝子情報を意味する) →
      • スプライシング (必要な遺伝子のみを取り出す工程) →
      • gene (遺伝子) →
      • DNA(と呼び変える) →
      • (RNA polymerase, by Transcription )→
      • mRNA} → (核からmRNAが飛び出る)
      • mRNA →
      • 細胞質
      • 細胞質 {mRNA →
      • Ribosome (tRNAとAmino Acid, rRNA(ribosomal RNA), RibosomeはERに付着している )でタンパク質合成, by Translation ) →
      • protein →
      • ER; 小胞体 (folding, glycosylation ) →
      • Golgi body (de-mannosylation, fucosylation, galactosylation and sialylation) }

    遺伝子 (gene)はDNAであり、それを鋳型として転写酵素 (RNA polymerase)によりmRNAが合成される。RNAの場合は、構成ヌクレオチドは、DNAの場合の 「T」が、「U」に置き換わる。

    構成物質

    以下の示すヌクレオチドは、A(or U)はT、GはCと結合します。この相補性が鋳型となる基本機能となって働いています。

    DNAを構成するプリン塩基、即ちヌクレオチドは4種類

    • A アデニン
    • T チミン
    • G グアニン
    • C シトシン

    mRNAを構成するプリン塩基も4種類(AがUに替わる)

    • U ウラシル
    • T チミン
    • G グアニン
    • C シトシン

    コドン

    開始コドン

    一般的にメチオニン(AUG)が開始コドンである

    終止コドン

    対応するアミノ酸(とtRNA)が存在しないコドン。一般的に以下の3つがある。

    • UAA(オーカー)
    • UAG(アンバー)
    • UGA(オパール)

    翻訳の場所

    細胞内にあるリボソームの中でmRNAからproteinへの翻訳が行われる。

    希少なコドン

    プリン塩基(U, T, G, C)の3の組み合わせでコドンが作られます。最も多い種類のコドンで同じアミノ酸を作れたり、1つのコドンでしかそのアミノ酸を作れなかったり、アミノ酸によって異なっています。プリン塩基はコドンの原材料、コドンは、アミノ酸の原材料です。原材料は、生体に依存しています。原材料が枯渇することもあります。

    6種のコドンで作ることができるアミノ酸は、Arg, Leu, Ser, の3つです。この3種類のアミノ酸は、これらを作る原材料であるプリン塩基が枯渇しにくいと言えます。一方、生体には沢山必要としているとも言えます。

    一方1種類のコドンでしか作ることができないアミノ酸は、Metです。Metの場合は、枯渇しやすい/少量でしか必要でない、と言えます。

    残りのアミノ酸は、コドン種が2種類、3種類、4種類で作ることができます。

    まとめると、1種類、2種類、3種類、4種類、および6種類のコドンでアミノ酸は作られます。

    アミノ酸コドン

    厳密には、(mRNAの)コドンがアミノ酸なのではなく、コドンがアミノ酸に変換されることを意味します。コドンに相補的に一致するtRNAがアミノ酸を結合して連れてきます。これがアミノ酸への変換です。

    3文字記号1文字記号呼称 (link to wikipedia)コドン
    AlaAアラニンGCU、GCC、GCA、GCG
    ArgRアルギニンCGU、CGC、CGA、CGG、AGA、AGG
    AsnNアスパラギンAAU、AAC
    AspDアスパラギン酸GAU、GAC
    CysCシステインUGU、UGC
    GlnQグルタミンCAA、CAG
    GluEグルタミン酸GAA、GAG
    GlyGグリシンGGU、GGC、GGA、GGG
    HisHヒスチジンCAU、CAC
    IleIイソロイシンAUU、AUC、AUA
    LeuLロイシンUUA、UUG、CUU、CUC、CUA、CUG
    LysKリシンAAA、AAG
    MetMメチオニンAUG
    PheFフェニルアラニンUUU、UUC
    ProPプロリンCCU、CCC、CCA、CCG
    SerSセリンUCU、UCC、UCA、UCG、AGU、AGC
    ThrTトレオニンACU、ACC、ACA、ACG
    TrpWトリプトファンUGG
    TyrYチロシンUAU、UAC
    ValVバリンGUU、GUC、GUA、GUG
    開始コドンAUG、(AUA)、(GUG)
    終止コドンUAG、UGA、UAA
    https://ja.wikipedia.org/wiki/コドン#コドンはmRNA上にある

    遺伝情報の発現、転写と翻訳 ~ 転写 > なぜ直接DNAから蛋白質を作らないのか?

    https://www.nig.ac.jp/museum/genetic/03_c.html

    コドン – ウィキペディア より

    https://ja.wikipedia.org/wiki/コドン

    リボソーム - ウィキペディア

    https://ja.wikipedia.org/wiki/リボソーム

    DNAからタンパク質に変換

    以下の動画は、染色体のDNAがmRNAに変換され、細胞質にあるRibosomeというタンパク質でできた装置とtRNAによりタンパク質が合成される様をわかりやすく3D動画で説明されています。

    YouTubeより
    編集履歴
    2020/01/13 はりきり(Mr)
    2020/06/13 追記(希少なコドン)
    2021/10/30 文言整備

    [用語] RNA, tRNA, rRNA, etc. [Biotech] [2022/09/03]

    [用語] RNA, tRNA, rRNA, etc. [Biotech] [2022/09/03] はコメントを受け付けていません

    [Bio-Edu] DNAとRNAの違い – レジメ – [2020/10/11]

    [Bio-Edu] DNAとRNAの違い – レジメ – [2020/10/11] はコメントを受け付けていません

    [Bio-Edu] 各種RNAの生物学的な作用点のマップ – by Qiagen – ID9331 [2020/02/13]

    [Bio-Edu] 各種RNAの生物学的な作用点のマップ – by Qiagen – ID9331 [2020/02/13] はコメントを受け付けていません
  • [WordPress] 用語の説明を吹き出しする「Glossary / Tooltip 」プラグインを導入すべきか  [2020/04/20]

    [WordPress] 用語の説明を吹き出しする「Glossary / Tooltip 」プラグインを導入すべきか [2020/04/20]

    ID7146

    はじめに

    blog記事の中で、一般的でない用語について説明した方が読者にとっていいはずです。しかし、読みづらくなるのは本末転倒。手頃なプラグインはあるでしょうか?

    WordPressの投稿にGlossaryまたはTooltipsはあった方がいい

    説明したい用語について、末尾に説明しておき、投稿内でアンカーを貼るのもいい。しかし、記事を読んでいる途中で用語の意味を知りたくてジャンプしてしまうと読書性が低下する。

    それなら、吹き出し式のGlossaryかTooltipsではどうかと考えた。吹き出しなら本文を読みながら、必要な用語の意味を確認が可能であり、今回の目的にマッチする。

    日本語環境で使えるものは?

    4つをテストしてみた。WordPress TooltipsとEncyclopediaが、日本語環境でも使えそうです。

    1. CM Tooltip Glossary : 英語と日本語が混じっている場合、その間に空白がないと英単語を抽出できない
    2. Glossary : 同上
    3. WordPress Tooltips : 英語日本語混じりでも、登録した単語を正確にTooltipしてくれる
    4. Encyclopedia : WordPress Tooltipsと同等の機能を持ってる(ドイツ製)。

    Text Hover

    ワードを登録する形式である。エディタに一括入力する(ex. WP => wordpress)

    Tooltip CK

    ワードを登録する形式ではない。

    https://wordpress.org/plugins/tooltip-ck

    CM Tooltip Glossary

    ワードを登録する形式である

    Glossary

    WordPress Tooltips

    ワードを登録する形式である

    Enclyclopedia

    ワードを登録する形式である

    2020/02/23

    結局、Encyclopedia(有料版)を導入することにした。iPhone/iPadを使っていて、Pageにジャンプせず吹き出し表示が可能だったこと、日本語/英語まじり可能なこと、などが決め手になった。

    2020/04/20

    「amp」を登録すると「Sample」が「Sample」となってしまう。この場合、設定を以下のようにすることで、完全な単語にマッチさせることで回避できる。

    Complete words ☑️

    総評

    GlossaryやTooltipsのPluginは、最も古いもので11年前のものが確認できた。3~5年のGlossary Pluginは結構ごろごろあり、忘れ去れている感じだ。

    最近でもUpdateしていてメンテナンスされているものは、5個程度である。

    それでは、なぜ、忘れ去られたものが多数あり、最近のももは少ないのか。全てのGlossary Pluginは、Getenbergエディターには対応していない。旧エディター(Classic)で編集するようになっている。

    GlossaryのWordPress上での原理を考えてみた。投稿を保存する前に、その記事からワードを拾い出し、Glossaryに登録してあれば、リンクや吹き出しコードを付加してから、保存される。

    AMP対応

    2020/04/20

    これらコードは、JavaScriptが用いられているため、ページをAMPに対応して以来、これらのプラグインが正常に動作しなくなりました。

    AMPは、基本的にJavaScriptを許さない。その代わりにAMP版のJavaScriptのサブセットが開発されており、AMPに対応するためには、そのルールに従った前処理が必要です。AMP対応、且つ,吹き出しの機能の付加は、ちょっとハードルが高そうです。現在のところAMPに対応している「吹き出し」プラグインはありません。

  • [健康] タンパク質を摂取して、最終産物である「尿素」ができるまで – ID7105 [2020/01/13]

    [健康] タンパク質を摂取して、最終産物である「尿素」ができるまで – ID7105 [2020/01/13]

    尿素は、余分なタンパク質の最後の姿

    摂取したタンパク質は、アミノ酸に分解されます。余分なアミノ酸は、最終的に尿素になり、尿として体外に排泄されます。よって、尿素の量は、タンパク質の摂取状態により、変動することになります。

    尿素の分子量

    • 約60

    尿素 – KEGG –

    https://www.genome.jp/dbget-bin/www_bget?dr_ja:D00023

    尿素の量

    尿素の量は、直接措定できないため、間接的にその値を求めます。酵素分解法によって尿窒素の量を求め、尿素の値に変換する方法です。

    タンパク質から尿素

    1. 蛋白質(食事) →
    2. (塩酸分解) →
    3. アミノ酸(に分解) →
    4. 腸から吸収 →
    5. 門脈(腸から肝臓までのホットライン) →
    6. 肝臓 →
    7. (超過アミノ酸は、アミノ酸骨格からアミノ基がアンモニアに変換) →
    8. アンモニア(グルタミン、アラニンの形で血中に滞留) →
    9. 肝臓 →
    10. アミノ基転移によりグルタミン酸 →
    11. アンモニアは能毒性があるので →
    12. 尿素に変換 →
    13. 腎臓でろ過 →
    14. 膀胱 →
    15. 尿として排泄

    クレアチニン

    クレアチニンは、尿以外からの排泄がないため、血中クレアチニン濃度は、腎機能の指標になっています。クレアチニンは、筋肉を動かすエネルギーを作るときに生成されます。アスリートは、クレアチニンを多く生成しています。女性より男性の基準値が高くなっているのは、筋肉量の違いが理由です。

    分子量

    クレアチニンの分子量(113 Da)は、尿素 (60 Da)より大きいため、腎臓での濾過効率は、尿素よりも低いと考えられます。

    厳密には、腎臓での濾過する生体膜と濾過される物質との親和性(インタラクション)に影響されるため、正確なことは分かりません。しかし、濾過の原理の1つは篩(ふるい)の目と「こされる」対象物との単純な関係性が、最も大きな濾過要因と考えられるので、大きく外れた考え方ではないと思います。

    • 約113 Da (ダルトン)

    クレアチニン – KEGG –

    https://www.genome.jp/dbget-bin/www_bget?dr_ja:D03600

    基準値

    以下の「eGFR計算機」のサイトに、クレアチニンの数値を入力すると、腎機能を数値として計算してくれます。

    • 男性:0.65~1.09 mg/dL
    • 女性:0.46~0.82 mg/dL

    おしっこと採血から分かること – クレアチニン値がたかかったら

    eGFR計算機

    https://jin-lib.jp/pb/creatinine.html

    尿素回路

    過剰のアミノ酸を分解する代謝回路、尿素回路または、オルチニン回路).過剰アミノ酸の窒素源はアンモニアに分解され、グルタミンとアラニンの形で体内で滞留し、肝臓で最終的に尿素に変換される。

    http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/ureacycl.htm

    尿素窒素(BUN)とは、尿素の測定は直接的にできないので、尿素を特異的に分解できる酵素を添加して生じるアンモニアを測定することで、尿素を間接的に定量した値。

    尿素窒素測定法森下 芳孝 1

    https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1543906015

    蛋白質の摂り過ぎやエネルギー摂取不足→(BUN/Cr比)⤴︎

    2.高窒素血症(老廃物の増加) ~食欲はありますか?~

    http://www.twmu.ac.jp/NEP/mansei-gappei/gappeishou-kouchisso.html

    シスメックス 尿素窒素 – より

    https://primary-care.sysmex.co.jp/speed-search/index.cgi?c=speed_search-2&pk=124

    血清尿素窒素(BUN)が少し高いと言われました – より

    http://www.jrcla.or.jp/kensanohanashi/img/h30_07.pdf

    「慢性腎不全(CKD)だけどあんとドアを楽しむ人のブログ」より

    http://utsubokun.hatenablog.com/entry/2019/12/28/192245

    「慢性腎不全(CKD)だけどあんとドアを楽しむ人のブログ」より

    http://utsubokun.hatenablog.com/entry/2019/01/24/134710

  • [Kw] 人や動物において社会性の回復に「IL-17」と「IFN-γ」が関わっている

    [Kw] 人や動物において社会性の回復に「IL-17」と「IFN-γ」が関わっている

    知恵熱

    という言葉をききたことがあるだとうか。僕らの世代では、小さい頃に急に高い熱のみが出た時、母親から知恵熱だと言われた。兄弟が多い私は、よくその言葉を耳にした。

    自閉症スペクトラム障害の患者では、発熱によって行動症状が一見改善するという事例観察があること、マウスの実験で炎症によって誘導される社会性の救済にIL-17 (インターロイキン-17)とIFN-γ (インターフェロン-ガンマ)が関わっているとの実証研究が発表されました(2019/02/09)。

    平たく言えば発熱によりストレスを解消するということです。これは、知恵熱の科学的立証ではないのかと。

    神経免疫学:社会的行動の調節における全身性炎症の役割、「科学雑誌ネイチャー」よる

    https://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/101762?utm_source=Twitter&utm_medium=Social&utm_campaign=NatureJapan
  • 気になる企業 – Acepodia – ID6990 [2020/01/12]

    気になる企業 – Acepodia – ID6990 [2020/01/12]

    Acepodia

    • Cell Therapyをメインにするプライベートのバイオベンチャー
    • Headquarter : Alameda, CA, US.

    HER2抗原陽性の固形がんの治療にNK細胞-Antibody (Antibody Cell-Conjugation:ACC technology)を使用した臨床試験の開始がFDAにより承認された(2020/01/09)

    Acepodia – がん免疫療法、独自技術は、ACC (Antibody Cell Conjugation) technology platform, ACE1702 program for HER2+ cancers.

    1. ACE1702 : HER2 (Endometrial cancer, ovarian cancer, breast cancer, gastric cancer)
    2. ACE1708 : PD-L1 (Lung cancers, melanoma, head and neck cancer, and other carcinomas)
    3. ACE1755 : CVD19 (B-cell lymphoma, chronic, CD20 (lymphocytic leukemia)

    https://www.acepodia.com

    Acepodia Announces FDA Clearance of IND for its NK Cell Therapy Drug Candidate ACE1702 to Treat Patients with HER2-expressing Solid Tumors

    https://pipelinereview.com/index.php/2020010973481/Antibodies/Acepodia-Announces-FDA-Clearance-of-IND-for-its-NK-Cell-Therapy-Drug-Candidate-ACE1702-to-Treat-Patients-with-HER2-expressing-Solid-Tumors.html

    関連記事

  • [ED] 生物学 (レジメ) – 生物学とその方法、生命の科学的基礎、生物多様性を整理する – ID6988 [2020/11/03]

    [ED] 生物学 (レジメ) – 生物学とその方法、生命の科学的基礎、生物多様性を整理する – ID6988 [2020/11/03]

    生物学

    東京医科歯科大学のサイトに掲載の資料をレジメとしてまとめた。

    ベテランでも参考になります。

    編集履歴
    2020/01/12 はりきり(Mr)
    2020/05/23 追記 (「生物学とその方法」をレジメとしてまとめた)
    2020/05/26 追記 (「生命の化学的基礎」)
    2020/11/03 追記 ( 「進化」取りまとめ開始 ) 

    参考文献

    東京医科歯科大学より

    1. 生物学とその方法

    • 生物学(biology)は、科学(science)の一つ。語源は、ラテン語の知ること(scientist)
    • 発見(serendipity)と帰納(induction)
    • 検証可能性(testability)
    • 仮説(hypothesis)と演繹(deduction)
    • 実験(experiment)
    • 観察→仮説→実験→(観察か仮説に戻る)
    • 科学的な態度(scientific attitude)
    • 科学的な事実(scientific fact)
    • 法則(law) : 相互関係
    • 理論(theory) : 解釈
    • 昔の生物学では、無機物にはない特殊な生気(vital force)が宿る
    • パスツールの実験(フラスコ(白鳥の首)では、滅菌した肉汁は腐らない)
    • 教科書(texbook)と講義(lecture)
    • Referencesとしての原著論文(original paper)、総説(review article)、単行本(monograph)
    • 観察のための道具 : 顕微鏡(microscope)
      • 電子顕微鏡
        • 透過電子顕微鏡(TEM)
        • 操作型電子顕微鏡(SEM)
      • 光学顕微鏡
        • 明視野顕微鏡
        • 暗視野顕微鏡
        • 位相差顕微鏡
        • 微分干渉顕微鏡蛍光顕微鏡
    • 観察のための道具 : その他
      • 細胞培養術
      • 細胞分画法
      • クロマトグラフィ
      • とレーザー技術(放射性同位元素の使用)
      • セルソーター
      • PCR
      • 遺伝子操作
      • ノックアウト技術
    • 系統分類学(Systematics, Taxonomy)
    • 進化生物学(Evolutionary biology)
    • 古生物学(Palentology,地学の一領域)
    • 生態学(Ecology)
    • 行動生物学(Behavioural biology)
    • 解剖学(Anatomy)
    • 形態学(Morphology)
    • 生物機構学(Biomechanics)
    • 組織学(Histology)
    • 組織学(Histology)
    • 細胞生物学(Cell biology)
    • 発声生物学(Physiology)
    • 神経生物学(Neurobiology)
    • 神経生物学(Neurobiology)
    • 内分泌学(Endocrinology)
    • 免疫学(Immunology)
    • 遺伝子学(Genetics)
    • 生化学(Biochemistry)
    • 分子生物学(Molecular biology)

    第1章 生物学とその方法

    http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt1.pdf

    2. 生命の科学的基礎

    1. 生物には水 (H2O)が必要である。水は、負に帯電した酸素原子(O)と正に帯電した水素原子(H)でできている。2つの水素原子は、105°の角度で位置しており、水素原子1個を酸素原子2個で共有してしているよな水素結合(弱い結合)している
    2. 水は、正と負に帯電しているため、電荷を持つタンパク質と水素結合を作ることで溶解という状態になる
    3. 生体の構成物は、水、タンパク質(protein)、核酸(nucleic acid)、多糖類(polysaccharide)、脂質(lipid)であり、モノマーの複合体で有るポリマーとして存在している

    タンパク質

    1. タンパク質は、アミノ酸のポリマーである。アミノ酸の中心元素は、炭素(C)であり、4本の手があり、2本はアミノ基、カルボキシル基、残り2本には、水素と官能基(R)が結合している。
    2. アミノ酸は、20種類あり、Rが異なっている
    3. タンパク質の2次構造は、αヘリックス構造とβソート構造がある
    4. αヘリックスは、3.6個のアミノ酸残業毎に1回転するヘリックス構造であり、その構造を支持しているのは、アミノ酸残基の>HNの水素原子が、3個先のアミノ酸残基の>COの酸素原子と水素結合を作るためである。Rはラセンの外側を向いている
    5. βシートは、回転せず構造が伸びた状態であり、隣り合ったアミノ酸のベリペプチド同士の間で水素結合を形成しているため、平面状の構造となっている。
    6. これらの構造は、側鎖の種類に依存する。Prolineの側鎖は、環状構造で有るため水素結合を作ることができない。Glycineは、側鎖はHであり、水素が1つと少なく、または、小さいため、水素月号を作れないので、αヘリックス構造は形成しにくい。したがって、二次構造を作らず、タンパク質分子の表面に出てくる
    7. タンパク質の3次構造では、2次構造同士が更に構造をとり立体構造をとることになり、1次構造上で距離が離れているアミノ酸同士が近づく場合が生じる。3次構造を取る場合に関わる側鎖は、親水性と疎水性の側鎖で有る
    8. 親水性は、タンパク質の表面に出てくる。疎水性は、タンパク質の内側に向く。その結果、タンパク質の表面には、凹凸ができる。これらの凹凸は、タンパク質の機能にかかる構造であるこが多い
    9. 4次構造は、同種のタンパク質が重合化している場合で有る。この構造により新たな機能を持つことがある
    10. タンパク質の色々
      1. 構造タンパク質(組織支持) : コラーゲン、エラスチン
      2. 貯蔵タンパク質(アミノ酸貯蔵) : 卵白アポアルブミン、ミルクタンパク質のカゼイン
    11. 運搬タンパク質(生体物質の運搬) : ヘモグロビン、酸素
    12. ホルモンタンパク質(生体機能) : インスリン、成長ホルモン
    13. 受容体タンパク質(信号の受信) : 細胞表面に局在する各種受容体
    14. 収縮タンパク質 (細胞運動) : アクチン、ミオシン
    15. 防衛タンパク質 (病原体からの防衛) : 抗体、補体
    16. 酵素タンパク質 (生体化学反応) : 消化酵素、トリプシン

    核酸

    1. 核酸は、ヌクレオチドのポリマーである
    2. ヌクレオチドは、5単糖(リボース or デオキシリボーす)、リン酸、核酸塩基でできている
    3. 核酸と呼ばれている物質には、デオキシリボ核酸(DNA)とリボ核酸(RNA)がある
    4. DNAの構造の共通骨格は、でおきしりぼーすとリン酸である。共通骨格の糖から塩基がでている。これら並行する2本のそれぞれの塩基の水素結合により2本鎖の分子になっている
    5. 塩基には、A、G、C、Tの4つあり、水素結合する組合せは、A-T, G-Cである。この結合により、2本の分子はらせんを形成する
    6. DNAの片方のヌクレオチド鎖だけが必要である。5’から3’への塩基の配列に意味があり、それがタンパク質をコードしているRNAの鋳型となっている。
    7. 塩基3個の組み合わせが1つのアミノ酸をコードしているが、塩基のある組合せが1つのアミノ酸に限定されるものではなく、アミノ酸によって、その組合せの数は、多いものと少ないものがある

    第2章 生命の化学的基礎

    http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt2.pdf

    3. 生物多様性を整理する

    1. 生物多様性(Biodiversity)
    2. 植物41万種
    3. 動物114万種
    4. (発見されていない種も含めれば、推定1億種)
    5. http://biodiversity.uno.edu/(Biodiversityを実感するサイトへの入り口集)
    6. リンネ(学者)以前
      1. アリストテレス分類 (~18世紀末)
        1. 大きくは、動物と植物に分類
        2. 動物
          1. 有血動物 : 今でいう脊椎動物
            1. 人類
            2. 胎生四足類
            3. 卵生四足類
            4. 鳥類
            5. 魚類
          2. 無血動物
            1. 軟体類
            2. 軟殻類
            3. 有節類
            4. 植物に近い動物
      2. 大航海時代(1400~1650): ラテン語でバラバラな命名
        1. 色々な生物がヨーロッパにもたらされた時期
        2. ラテン語によるバラバラな命名
          1. ノバラ
            1. ある学者は、Rosa sylvestris inodora seu canina
            2. 別の学者は、Rosa sylvestris alba cum rubore, folio glabro
            3. これらは、リンネは、Rosa caninaとした
        3. アジア、アフリカ、アメリカからもたらされた大量な数の新しい生物が更に命名を混乱
        4. この頃、化石は、神の創造物であり、なんかのかわからなかった。
        5. リンネに影響を与えた2人の学者
          1. Nehemiah Grew (イギリス、1641-1711) : 顕微鏡で植物を分類、花が生殖器出有ることを発見(The Anatomy of Plants, 1682)。はじめて比較解剖学(comparative anatomy)の用語を使った。
          2. John Ray (イギリス, 1627-1705)は、イギリスでは博物学の父と呼ばれている。
    7. リンネの自然体型
      • Carl Linnaeus also known as Carl von Linne (スエゥーデン、1707-1778)
      • 分類学の父
      • 神学と哲学に拠り所とする、ランキングとクラス分け
      • 父はルーテル派の牧師
      • 1727/ルンド大学、医学、薬草賭しての植物の研究、採集旅行、
      • 1735/オランダで医師資格、ライデン大学入学、Systema Naturae初版(14ページ、雄しべ/雌しべで分類)、その後10版
      • 1738年スウェーデン帰国、開業医、科学アカデミー、王室宮殿医
      • 1761年爵位を与えられ、Carl von Lineと名乗った
      • 1774年没、息子もすぐに亡くなり、資料は、イギリス自然史家(Sir James Edward Smith)に売却され、これがイギリス・ロンドンにあるリンネ学会が作られる元となった。
    8. リンネの考え方
      • 神の創造物で有る生物を正しく知る
      • 英知と秩序を知ることができる。
      • 「神が創り、リンネが分ける」
      • 多くの植物を集め、スウァーデンで栽培、環境に適応して変化するすることで、種は普遍でないことを知る。
      • 二名法
      • 雄しべは雌しべより優位
      • 花を持たないシダは、隠花植物網と、「Cryptogamiia, plants with a hidden marriage」の意味である。
      • 自然分類ではなく、人為分類であることを認めている
    9. 分類学の基礎
      1. 種の概念
        1. 種(species)は、形態の不連続性(実際にはそうではない)から、属と種名をラテン語で記載する(二名法)
      2. 分類学は、メンデルの再発見以後に目覚ましい発展を遂げた遺伝学に助けられ、新しい発展を遂げた。
      3. 現在では、マイヤの種の定義から、「種とは、実際的にも、可能性においても、互いに交配しうる自然集団である。それは、他の集団からは生殖の面で隔離されている」と定義し、生物学的種を定義する(種分類学)。
    10. 種より上位の体型を分類する分類学を体系分類学という
    11. 界:kingdom > 門:phylum > (亜門:subphylum) > (上網:superclass) > 網:class > (亜網:subclass) > (下網:infraclass) > (上目:superorder) > 目:order > (亜目:suborder) > (下目:infraorder) > (上科:superfamily) > 科:family > (亜科:subfamily) > 属:genus >(亜属:subgenus) > 種:species > (亜種:subspecies)
    12. ヒトは、動物界:Animal Kngdom > 脊椎動物門:phylum vertebrata > 哺乳網: class mammalia > サル(霊長) 目: order primates > サル(真猿類) 亜目: suborder anthropoidea > ヒト類上科: superfamily hominoidea > ヒト科:family hominidae > ヒト属:homo > ヒト:sapiens となり、homo sapiens、と表記する。

    第3章 生物多様性を整理する

    http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt3.pdf

    4. 進化

    • 創造説 : The Creation : 6000年前、全てを神が作り出したもの
      • 作り出された全てのものは、その時から変わらず普遍なものである
      • 万有引力の発見者であるニュートンでさえ、神の技を証明したと考えていた。
      • 経済学者であるケインズによるニュートンの研究では、ニュートンは、「理性の時代の最初の人」ではなく、「最後の魔術師」であると評している。
      • ニュートンは、錬金術の研究も行なっていた
    • ダーウィン以前
      • リンネの時代には、新しい種が作られることが証明され、種の不変性が疑われた始めた
      • エラスムス・ダーウィン (1731-1802))は、生物は海に生まれ進化したと述べている。
      • ダーウィンは、植物学者、哲学者、ナチュラリストであった。
      • 家畜化した動物、自然の動物の行動観察により、雄同士の闘争により、その結果として進化すると考えた
      • ラマルク(1744-1829)は、生物の種の変化は認めていなかったが、環境変化に対応していくことは認めていた。
      • すなわち、必要な機能を獲得していく下等から高等へ向かう事であり(用・不用説)、キリスト教の進歩の思想が見られる
      • 生命は、神が作ったのではく、自然発生によって物質から生じたと考えていた
      • ただし、複雑な生物は、はるか昔に発生し、単純なものは、最近発生したとした
      • 用・不用説は時代に認められなかった
      • これらの考えが生まれた背景には、比較解剖学、比較発生額、古生物学の発展が関わっている
      • 比較解剖学者には、フランスのヒュビエ(Cuvier, 1769-1832)、イギリスのオーエン(Owen, 1804-1892)がいる
      • 比較解剖学は、相似(analogy)、相同(homology)という重要な概念も確立された
      • 相同の例として、動物の腕では、5つの部位を考えることができる。カメ、ヒト、ウマ、トリ、コウモリおよびアザラシにおいて、以下の骨を確認できる。
        • 上腕骨
        • とう骨と尺骨
        • 腕骨
        • 掌骨
        • 指骨
      • ハットン、ライエルによって生まれ発展した地質学は、地球が6000年の歴史でないことを示した
      • 以上の背景から、ダーウィンが登場する

    以下、途中

    第4章 進化

    http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt4.pdf

    第5章 遺伝の法則

    http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt5.pdf

    第6章 すべての生物は細胞から

    http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt6.pdf

    第7章 細胞の構造

    http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt7.pdf

    第8章 DNAからタンパク質へ

    http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt8.pdf

    第9章 タンパク質の生合成

    http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt9.pdf

    第10章 タンパク質のはたらき

    http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt10.pdf

    第11章 細胞周期と細胞分裂

    http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt11.pdf

  • [Life] 2020初詣 – 今津比枝神社 [2020/01/12]

    [Life] 2020初詣 – 今津比枝神社 [2020/01/12]

    数年前に新しい神主さんになってから、いろいろと活動して頂いて、活気がある神社になりました。

  • [Town] M! NARA – 奈良のミナーラに行ってきた – ID6845 [2020/01/12]

    [Town] M! NARA – 奈良のミナーラに行ってきた – ID6845 [2020/01/12]

    2018年にイトーヨーカドーからM! NARA (MINARA; ミナーラ)に変わったてから初めて行ってきました。繁栄ぐあいは述べません。

    気になったお店

    • 1Fフードコート: バーガーキング、アメリカのアリフォルニアに行った際、食べたことがあります。今回は、食しませんでしたが、アメリカと同等なのでしょうかね。
    • 2F: 湯川家具、日本の家具屋さんも大変です。新興のニトリやIKEA、ホームセンターにも家具の品揃えをしていたりと競争は緩やかではありません。
    • 3F: 宮脇書店、もう大阪ではあまり見かけません。2000年くらいには、大阪市内あるいは付近のあちらこちら、特に下町によく見かけました。その内、大型のショッピングセンターが乱立し始め、自前の書店を持つようになると、その役割は次第に終わりに向かいました。
    • 4F: エディオンは、まあ、どこにでもあります。
    • 5F: ラウンドワン、美術館

    特に気になったお店「MALAIKA」

    MALAIKAは、日本全国の主だった街にはあります。大阪でも大阪市、枚方市にあります。今回は、この奈良店です。

    行ってよかったのは、チョット言い方が変かも知れませんが、「世界の先住民がつくる工芸品」・・・良い感じという意味です。今では、工業化していて手作りではないのでしょうが。品揃えの多さに少し驚いたお店、MALAIKAです。

    • メキシコのお祭りに使うドクロの置物
    • トルコ石(青色)で装飾した、バックル、指輪などのアクセサリー
    • アメリカインデアンの精霊の人形、「ココペリ」は有名でよね。
    • 逆さの木:「バオバブ」をモチーフにしたアクセサリーを引っ掛けるオブジェ
    • 小ぶりのコプラ漬けのワイン
    • 珍しいカエルの剥製

    どこにあるか

    • メキシコ
    • 台湾
    • 沖縄
    • 日本本土
      • 長崎、佐世保、佐賀、福岡、北九州、大分
      • 広島(2)、松山、姫路、神戸
      • 大阪、枚方
      • 奈良、金沢、新潟
      • 岐阜、名古屋(2)、岡崎、豊橋
      • 浜松、静岡(2)、長野(2)
      • 前橋、熊谷、東京圏(18)、群馬(2)、千葉(3)、つくば、栃木(3)、宇都宮
      • 仙台、盛岡、北海道(4)

    品揃えが流石でした。触手がだいぶ動きましたが、購入はしませんでした。また、行った時に残っていれば購入しようと思います。

    併設のカフェで、ついものようにblogのメンテナンスです。歩き回ったせいと、持病の難聴のせいで疲れてしまい、少し居眠りをさせてもらいました。

    少し車で散策

    ミナーラの駐車場は、土曜日はよる10時まで無料になるとのことでしたが、東大寺に車で向かいました。そのまま、右に折れて、500mほど走ったところのお土産屋さんで、コケシ人形のキーフォルダーを購入。

    行きと同じく阪奈道路で大阪まで一直線。

    お疲れ様。