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以下の記事はふるくなっています.当サイトでは,W3 Total Cacheは,プラグインの削減化を進めた結果,使用しなくなりました.
キャッシュ プラグイン
サイト読み込みの高速化にはキャッシュを使用することが1つの方法です。約1年前にW3 Total Cache (W3TC)をテストしたことがあります。当時は、Cache pluginの複数をインストールしてテストしていましたが、キャッシュが複数存在するとコンフリクトが生じる可能性があるため良くないようです。そんなことも分からずまま実施したテストの結果は以下の表の通りです。
コンフリクトするから良くないと言いながらも、W3TCの追加効果は少なからず出ていたので、導入候補としては捨て難いと思っていました。
当時は、W3TCは開発段階の初期あったせいか動作が安定しなかったため、導入を見送りました。
W3 TC | WP-Optimize | Autoptimize | Flying Analytics | AMP | PSI*1 (Mobile, PC) | Memo |
— | Enable | — | Enable | — | (8, 20) | |
— | Enable | Enable | Enable | — | (20, 50) | |
— | Enable | Enable | Enable | Enable | (50, 95) | Good, |
Enable | Enable | — | Enable | — | (50, 95) | Good, AMPプラグイン無しでも。 |
Enable | — | — | Enable | — | (20, 50) |
Code minify plugin : Autoptimize, Flying Analytics, AMP
*1: PSI: Page Speed Insights
再検討の理由
今回、cache pluginを再検討することにしました。1年前の当時W3TCのバージョンは、まだ、1になっていない0.XX程度で初期開発段階のものでした。2021/10/25現在では、パージョンも上がり、機能も充実し痒いところに届くCache Pluginとなったようです。
cache pluginを再検討することになった理由は、永続的なオブジェクト キャッシュ (Persistent Object Cache)が有効化されていないと、WordPressのヘルスチェックでメッセージが出ていることに気がついたためです。まず、このPersisten Object Cacheについて調査したところ、Redis CacheとW3PCが、それに対応していることがわかりました。これら記事の中には、Redis cacheとW3TCの2つを有効化する方法の記事もありましたが、W3TCのみでcache pluginの構成で過不足はありません。
因みに、Redis cacheでは、Persistent Object cacheのワーニングは出なくなったものの、その他ワーニングが出ました。W3TCでは、そのようなワーニングもなく、しかも、WP-Optimizeのキャッシュ機能と比較して専用に作られていることもあり、痒いところに手が届く機能を搭載したcache pluginとなっています。これまで使用していたWP-OptimizeからW3TCに全面的に変更することにしました。
W3 Total Cacheの設定方法と使い方 (2021/10)
https://fox-wp.com/plugins/w3-total-cache/
永続的なオブジェクトキャッシュは有効化されていません (2021)
https://arakoki70.com/?p=6475
編集履歴
2021/10/26, Mr. Harikiri