Bio-Equipment
- 精製ステップ毎のbioburden管理
- 原薬の除菌ろ過
Sartorius Stedium
Pioneering Sterile Filtration
ID8453
タンパク質精製の基本であるクロマトグラフィーには、以下のモードがある。
抗体の精製では、長い歴史があり精製プラットフォームが完成しているため、使用するカラムの種類とその順序は検討する必要は通常ない。それぞれのクロマトの条件についても、検討範囲はある程度狭く限定するとが可能である。
抗体を産生株した培養液は、清澄ろ過してから、Protein AカラムによるBinding/Elutionモードで抗体のアフィニティ精製を行う。
AAV (rAAV)の精製においても、抗体の精製プラットフォームに従うように、レジンの開発が勧められており、Affinity resinの市販品も既に存在する。
Mobius® FlexReady Solutions
https://www.merckmillipore.com/JP/ja/Mobius-Single-Use-Manufacturing/Mobius-FlexReady-Solutions/EcGb.qB.e04AAAFZUuNiYtcV,nav
Single-use for Downstream, GE Healthcare –
https://www.gelifesciences.com/en/us/solutions/bioprocessing/products-and-solutions/downstream-bioprocessing/single-use-for-downstream
2020/02/02, Mr. Harikiri
2021/10/30, 追記(レジンに期待する機能など)
ハーベスとは、細胞培養が終了して、次の工程であるクロマト工程にロードするために行う清澄化工程のことです。
昔は、フィルター性能が低かったら異から、連続遠心機が使われていましたが、現在では、フィルターろ過によるハーベストが主流になりました。その別な要因としては、培養スケールが小さくなってきたことも一因です。
処理目的の溶液に対して、ろ過に必要なフィルターの膜面積を求める方法には、3つあります。
Method | Particle retention | measurement (X-Y dimension) | Constant | Endopoint |
Pmax | Size Exclusion is primary method | Throughput – Pressure | Flow rate | Maximum Pressure |
Tmax | Adsorption is general | Throughput – Tubidity | Flow rate | Filtrate Quality |
Vmax | Size Exclusion is primary mechanism | Throughput – Flow rate | Pressure | Minimum Flow rate |
Filter Sizing Methods
https://www.dcvmn.org/IMG/pdf/5.application_note-_filter_sizing_methods.pdf
日本ポール
https://www.pall.jp
スモールスケールでは、ろ過膜により実施される
rAAVの精製の場合で、細胞を破砕する必要がある場合は、Extraction Processを実施した後、Harvest Processを実施する。
-ID17487
抗体の場合、一般に2週間の本培養が実施される。ウイルスベクターの場合、培養スケールに応じた拡大培養期間と、その後の3日間程度のプラスミドトランスフェクションが実施される
重要なことは、生産量が最大になるように培養条件が設定されていることである。次に、培養の終了と判断できる条件も設定されており、産生されたプロダクトが分解などの劣化が無いように設定される。
微生物 (E.coliなど)を使用する場合、カルタヘナ議定書に調印している国では(日本など)は、カルタヘナ法に関わる当局への申請が必要となる。
申請には、以下の2つのタイミングがある
Xcellarex, data sheet –
https://www.gelifesciences.co.jp/catalog/pdf/xdr-datasheet.pdf
具体的には作業する部屋の拡散防止措置に関する物理的・運用的な対応です。ヘパフィルター設置などの排気処理、不活化処理、など。
(参考)GILSPとは
GILSPとは、Good Industrial Large-Scale Practice(優良工業製造規範)の略で、1986年のOECD理事会勧告「組換えDNA技術の安全性の考察」に示された概念に基づいています(経済産業省より)。
GILSPリスト – 経済産業省 –
遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たっては、主務省令で執るべき拡散防止措置が定められている場合には当該拡散防止措置を執り(法第十二条)、そうでない場合は、あらかじめ主務大臣の確認を受けた拡散防止措置を執らなければならない(法第13条第1項)旨定められています。
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/bio/cartagena/detailed_info/gilsp-list.html
2020/02/01, Mr.HARIKIRI 2021/01/02,追記(GILSPについて)
Waveシリーズは、ロッキング方式で撹拌する培養装置です。細胞のセルバンクの融解からフラスコの拡大培養を開始して、プロダクション培養に入るまでの拡大培養に用いられる500L程度までの培養スケールが可能です。
WAVE BIOREACTOR, GE
https://www.gelifesciences.co.jp/catalog/1278.html
編集履歴 2020/02/01 Mr.Harikiri
液体窒素から取り出し融解したCell bankを、スモールスケールのフラスコ培養により培養を開始するステージです。
Sci-Tech
回転方向、スピードとインターバルをプログラム制御
フラスコ培養の次のスケールは、WAVE BIOREACTORで拡大培養を続けます。
その後、Production Cultureを2週間行われ、Harvest工程へ続きます。
通常、Cell Bankの保管は、劣化を極力抑えるために液体窒素蒸気下の極超低温で行われます.
Nunc™ Press Out Tool for Cryobank and Bank-It™ Vial Systems, ThermoFisher
https://www.thermofisher.com/order/catalog/product/374009
Q5シリーズ、FDAガイダンス、その他ウイルス否定試験、無菌、マイコプラズマ、などの試験項目を示します。
規定の期間の培養が終了した細胞培養液は、細胞を取り除き培養上清を取得する。この工程をHarvestと呼美ます。
図1に示すミリポアのPODファイターはカセット式になっていて、図2に示すフォルダーにセットします。
PODのフィルターサイズは、デブリス除去、細胞除去、清澄化を段階的に行えるように、大きいサイズから小さいサイズにセットされています。図2に示したフォルダーの大きさは、身の丈ほどあり、1000L~2000Lの培養液を処理するのに必要です。
Merck Millipore, Pod Filter
http://www.merckmillipore.com/JP/ja/product/Millistak+-Pod-Disposable-Depth-Filter-Systems,MM_NF-C9485?ReferrerURL=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F&bd=1
2020/02/01 HARIKIRI(MR) 2021/03/27 記載整備 2021/10/30 記載整備
100mLから250mLのシングルユース仕様のリアクターを2個単位で増設可能。250mLリアクターには、Feed培地は5種類のタンク(50mL x 2, 20mL x 3)を装備できます。
250mLリアクターと共に、装置にセッティングする。
サンプリング、培地のショットなどロボットによる全自動。
amber 250, sartorial stedium
https://www.sartorius.com/en/products/fermentation-bioreactors/ambr-multi-parallel-bioreactors/ambr-250-modular
CD CHO Medium (1x), Liquid
https://www.thermofisher.com/order/catalog/product/10743029
HT Supplement (100X), Liquid
https://www.thermofisher.com/order/catalog/product/11067030?SID=srch-srp-11067030
GE Healthcare™ ActiPro Liquid Medium
https://www.fishersci.se/shop/products/actipro-liquid-medium/15835261
HyClone Cell Boost 7a Supplement
https://www.gelifesciences.com/en/us/shop/cell-culture-and-fermentation/reagents-and-supplements/feed-supplements/hyclone-cell-boost-7a-supplement-p-06179
HyClone Cell Boost 7b Supplement
https://www.gelifesciences.com/en/us/shop/cell-culture-and-fermentation/media-and-feeds/feed-supplements/hyclone-cell-boost-7b-supplement-p-06306
L-Glutamine, 200 mM Solution
https://www.thermofisher.com/order/catalog/product/25030081
UniVessel® SU
https://www.sartorius.com/en/products/fermentation-bioreactors/benchtop-bioreactors/univessel-su
UniVessel® SU
https://www.sartorius.com/en/products/fermentation-bioreactors/benchtop-bioreactors/univessel-su
ネオシェーカー NS-LR
https://www.monotaro.com/p/3339/7445/?utm_medium=cpc&utm_source=Adwords&utm_campaign=246-833-4061_8351441661&utm_content=89680347110&utm_term=_380604198153__pla-557619277147&gclid=CjwKCAiA4Y7yBRB8EiwADV1hacw6boHDTkb_KayZhNWO4LnQ8uwXxHSryvhJayfP9A-jjKZI8HT93RoCyxYQAvD_BwE
3578スピナーフラスコディスポーザブル
https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/223011456026/
A Rapid, Low-Risk Approach for Process Transfer of Biologics from Development to Manufacturing Scale (2020)
https://bioprocessintl.com/sponsored-content/biostat-str-bioreactors-a-rapid-low-risk-approach-process-transfer-of-biologics-from-development-to-manufacturing-scale/
2020/02/01, Mr. Harikiri
https://www.sartorius.com/resource/blob/59098/220734d796dafd2f649ab4076ca3426d/company-presentation-sartorius-stedim-biotech-data.pdf
host cell (CHO DG44)を使用したMCB作成サービスでは、4g/Lから8g/L (12 – 14 days standard fed batch production の高発現株を作成する。
https://www.sartorius.com/resource/blob/59098/220734d796dafd2f649ab4076ca3426d/company-presentation-sartorius-stedim-biotech-data.pdf
IgG1の生産性が最も高く、IgG4では、5g/L程度
https://www.biooutsource.com/cell-line-and-upstream-process-development/
編集履歴
2020/01/07 はりきり(Mr)
2020/20/20 追記 (製品)