📁 5.4 他の臨床情報(Literature, Reports)
- 発表済み文献、他社データ、公開情報など
- 引用文献のPDFなども含む
📁 5.5 臨床試験の一覧(Tabular Listing)
- Module 5 に含まれるすべての臨床試験を表形式で一覧化
- 試験番号、対象集団、デザイン、主要評価項目など
🧭 モジュール構成図(簡略)
sqlコピーする編集するModule 5: Clinical Study Reports
├── 5.1 目次
├── 5.2 特殊臨床データ
├── 5.3 試験報告書
│ ├── 5.3.1 BA/BE試験
│ ├── 5.3.2 臨床薬理(P1)
│ ├── 5.3.3 有効性確認(P2・P3)
│ ├── 5.3.4 長期使用・拡張試験
│ └── 5.3.5 探索的試験
├── 5.4 文献・他の資料
└── 5.5 試験一覧表
📌 Module 5のポイント
- 提出データ量が非常に多くなるモジュール
- 多くの報告書が**ICH E3(臨床試験報告書構成)**に準拠して作成される必要あり
- Module 2.7(臨床サマリー)と一貫性がとれていることが重要
- 原則、GCP準拠試験である必要あり(PMDAやFDAで査察対象となる)
🔍 よくある資料の例
- 治験報告書(CSR)
- BE試験報告書(Q8対応)
- PK試験報告書(集団PK含む)
- 安全性統合報告(ISS)
- 有効性統合報告(ISE)
✅ ① CSR(Clinical Study Report)テンプレート概要
(ICH E3ガイドライン準拠)
markdownコピーする編集する1. タイトルページ
2. 概要(Synopsis)
3. 目次(Table of Contents)
4. 倫理的配慮
5. 研究目的
6. 試験の設計
7. 対象被験者の選択(インクルージョン/エクスクルージョン)
8. 治療の詳細(用量、スケジュール)
9. 有効性評価の方法と結果
10. 安全性評価の方法と結果
11. 統計的手法と解析結果
12. 試験中止・逸脱・欠測の説明
13. 結論と解釈
14. 付録(例:CRF、試験薬ロット情報、検査所一覧など)
📝 補足:
- 英語で作成するのが一般的(日本語版をPMDAに添付する場合あり)
- 試験ごとに一冊ずつ作成されます
✅ ② Module 5 作成時の注意点一覧
| ポイント | 説明 |
|---|---|
| 1. 試験の分類を正しく行うこと | フェーズ分類(1, 2, 3)や試験目的(BA/BE、安全性拡張など)に基づいて適切なセクション(5.3.x)へ配置 |
| 2. CSRはICH E3準拠で記載 | 一貫した構成で審査官の読みやすさを確保 |
| 3. 各試験の概要はModule 2.7と整合させること | データの整合性が重要視されます(例:試験結果が一致しているか) |
| 4. タイトルページに試験番号・日付を明記 | トレーサビリティ確保のために統一フォーマットを徹底 |
| 5. 付録を別ファイルとして提出する場合は参照リンクを明記 | eCTD形式ではファイル間リンクが審査効率に関与します |
| 6. 文献(5.4)とCSR(5.3)の重複に注意 | 重複資料を避け、資料の位置づけを明確に |
✅ ③ 臨床試験リスト(5.5)作成例
| 試験番号 | 試験名 | フェーズ | デザイン | 被験者数 | 主評価項目 | CSRファイル名 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ABC-101 | 第1相 単回投与PK試験 | Phase 1 | 無作為化、単盲検 | 40人 | Cmax, AUC | 5.3.2_ABC-101.pdf |
| ABC-202 | 第2相 有効性探索試験 | Phase 2 | 無作為化、プラセボ対照 | 80人 | 減少率(%) | 5.3.3_ABC-202.pdf |
| ABC-301 | 第3相 確認試験 | Phase 3 | 無作為化、二重盲検 | 400人 | 寛解率、安全性 | 5.3.3_ABC-301.pdf |
| ABC-BE1 | 生物学的同等性試験 | BA/BE | クロスオーバー | 24人 | Tmax, AUC, Cmax | 5.3.1_ABC-BE1.pdf |
📝 補足:
- ExcelやWordで一覧を作成することが多く、eCTDでは5.5フォルダに格納
- 一覧には試験の意義やファイル名も含めるとわかりやすいです
編集履歴
2025/05/06 Mrはりきり