PIC/Sにおける部屋のグレードについて

Grade A

  1. 高リスク作業
  2. 重要区画 (無菌操作ライン,充填区画,施栓,開口状態での一次包装,ファーストエア保護での無菌接続)
  3. 気流保護 (RABS, アイソレータ内一方向気流作業)

Grade B

  1. 無菌操作
  2. 調製・容器充填
  3. アイソレータを使用しない場合
    • Grade Aのバックグラウンドのクリーンルーム
    • 連続的な差圧モニタリング
  4. アイソレータを使用する場合
    • Grade Bより低い等級のクリーンルームを検討し得る

Grade C/D

  1. アイソレータを使用しない場合
    • 無菌操作法により容器充填済み
    • 無菌製品の製造
    • 比較的重要でない段階
  2. アイソレータを使用する場合
    • バックグラウンドはクリーンルーム
  3. 最終滅菌法による製品の調製・容器充填の作業

クリーンルームと重要区画

  1. 微粒子/微生物の拡散/蓄積を最小化するために露出する全ての表面は平滑・不浸透性,且つ破損が無いこと