マイコプラズマ(ヒト)
- Source
- 自然界では、真核生物(主に脊椎動物)の細胞に付着して寄生、一部で細胞内に侵入するものもある
- ゲノムサイズ : 550kb ~ 1,400kb
- サイズ : 200 ~ 300 nm (0.2μm ~ 0.3μm)だが、0.22μm除菌フィルターを通過(漏れる)する
- 顕微鏡で確認することは難しい
- コンタミネーションの確認は、PCR、EIA、核染色法(Hoechst Stain Method)やマイコプラズマが持つ酵素を測定する方法(マイコアラート法; MycoAlert Mycoplasma Detection Kit, Lonza社)
- 細胞壁は欠損
- TCA回路、脂質合成系、アミノ酸合成系を欠損
- 合成培地で培養増殖できないので、
- 添加剤が必要
- ステロール
- アミノ酸
- 脂質
- 核酸
- 成長因子
- 添加剤が必要
マイコプラズマ肺炎 (ヒト)
- source
- 肺炎の10% ~ 20%はマイコプラズマ・ニューモニアエ由来と言われている
- 感染経路 : 唾液の接触による
- 乾燥咳
- 潜伏期間 : 2~3週間
- 治療薬
- マクロライド系の抗菌薬
- マクロライド耐性マイコプラズマ肺炎
- ニューキノロン系
- テトラサイクリン系
- テトラサイクリン系抗菌薬
- 小児の歯の着色
- 骨の形成への影響
- 治療期間は、軽症の場合1週間
- 重症例の場合は1カ月以上の入院治療
その他参考文献
牛マイコプラズマ乳房炎 (2015)
hokkaido-juishikai.jp/wp/wp-content/uploads/2015/03/1503-01.pdf
以上
編集情報 ID 15551 2020/07/24 Mr.はりきり