SSD; Solid State Drive
- IT/Hardware用語.
- HDDに代わるコンピュータ用保存媒体
- HDDでは,データの保存を物理的な円盤に磁気で保存するが,SSDはトランジスタの電気的な保存方法であり,高速なアクセスが可能である
- SSDは,NOR型よりも大容量が可能であるNAND型フラッシュメモリを採用している.同様にUSBメモリもフラッシュメモリです.
- フラッシュメモリには,その他EEPROMやNOR型も含まれる
- フラッシュメモリでは,「セル」と呼ばれる構造でデータを保持しています.
- セルの入口には,「トンネル酸化膜」があり,その無効には,「フローティングゲート」があります.
- フローティングゲートにデータが保持されます.
- データは,電子の移動によりトンネル酸化膜を通過しフローティングゲートに辿り着きます.
- トンネル酸化膜は,電子の通過により徐々に劣化が進み,ある閾値からフローティングゲートから電子が漏れるようになります.
- この閾値というのが,寿命であり書き込みと消去の回数として1,000回から10,000回と言われています.
- フラッシュメモリでは,複数のセル単位(ブロック単位)でアクセスするため,1ビット単位でのアクセスはできません.
- セルの種類
- SLC; Single Level Cell
- MLC; Multi Level Cell
- TLC; Triple Level Cell
- QLC; Quad Level Cell
- ただし,SSDではHDDより使用寿命は比較的短い
フラッシュメモリの仕組みについて,フラッシュメモリであるSSDと,HDDの違いなども解説 – Dospara –
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_parts_flashmemory
NAND回路
入力 X | 入力 Y | AND | NAND |
0 | 0 | 0 | 1 |
0 | 1 | 0 | 1 |
1 | 0 | 0 | 1 |
1 | 1 | 1 | 0 |
SSDについて | データ復旧 – DataRescue Center –
https://www.rescue-center.jp/explanation/ssd/type.html
メモリ講座 -PALTEK-
https://www.paltek.co.jp/techblog/techinfo/201113-02
編集履歴
2022/09/04, Mr. Harikiri
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