手順5:Googleの未確認アプリ警告が出た場合
再接続時に、次のような警告が出ることがあります。
これは、必ずしもTesting状態を意味しません。
今回のケースでは、Google Cloud側は本番環境になっていましたが、Googleによるアプリ確認が完了していないため、この警告が表示されました。
自分で作成したGoogle Cloudプロジェクトであり、自分のWordPressサイト用であることが確実なら、以下のように進めました。
この操作でFluentSMTP側に新しいtokenが保存されます。
手順6:送信テストを行う
認証が完了したら、FluentSMTPのメールテストを実行します。
今回の検証では、この手順によりaccess tokenを取得でき、設定を完了できました。
その後、send mailも成功しました。
今回分かった重要ポイント
今回の検証で分かったことは以下です。
特に重要なのは、Google Cloudを本番環境にした後、WordPressプラグイン側で再接続することです。
「未確認アプリ」の検証対応は必要か
今回の用途が、自分のWordPressサイトから自分のGmailへ接続して通知メールを送信するだけであれば、Googleのアプリ検証リクエストまでは必須ではない可能性があります。
ただし、次のような場合は検証対応を検討すべきです。
今回の検証では、Google Auth Platformの検証センターで、ブランディングは検証済み、データアクセス検証は不要と表示されていました。
そのため、まずは再接続後に7日を超えて送信できるかを観察する方針としました。
7日後の確認ポイント
設定後は、7日後だけでなく、8日目以降も確認します。
確認すべき項目は以下です。
8日目以降も送信できれば、Testing状態のrefresh token 7日失効問題は解消した可能性が高いと判断できます。
SynologyやWordPress通知をGmailに集約する場合の注意
何時の頃か,Synology NASのログ通知などgmailが来なくなっていました.SMTPプラグインを調べた結果,送信エラーが出ていました.調査してみるとどうやらgmailの仕様に変更があったようです.
設定に手間取っていたことから他のメール送信も考えたみましたが,やはり管理が大変なのでgmailの設定を完了させることにしました..
今回の問題とは別に、Synology NASの管理ログやWordPress通知をGmailで大量に送る場合、Gmail側の送信制限や不審送信判定に注意が必要です。
Gmail API連携が安定しても、通知数が多い場合は次のような代替構成も検討できます。
Gmailは便利ですが、システム通知を大量に送るための専用SMTPサービスではありません。
まとめ
WordPressのGmail送信が7日後に止まる場合、原因はSMTPプラグインそのものではなく、Google Cloud OAuthアプリのTesting状態とrefresh token失効にある可能性があります。
対策は以下です。
今回、再接続後にsend mailは成功しました。
今後は7日後、8日後以降も継続して送信できるかを観察します。
補足:FluentSMTPにはAccess Token入力欄があった
今回確認した範囲では、FluentSMTPのGmail / Google Workspace設定画面には、Access Tokenを扱う入力欄が表示されていました。
一方で、他のSMTPプラグインである WP Mail SMTP や Post SMTP では、同じように明示的なAccess Token入力欄は確認できませんでした。
この違いは、各プラグインの設計思想(内部処理/確認画面処理)の違いと考えられます。
ただし、ここで重要なのは、Access Token入力欄があるかどうかと、7日失効問題の本質は別という点です。
7日後にGmail送信が止まる原因として問題になるのは、多くの場合、短期的なAccess Tokenではなく、Access Tokenを再発行するためのRefresh Tokenです。
つまり、FluentSMTPにAccess Token欄が見える場合でも、最終的に重要なのは次の流れです。
今回の検証では、FluentSMTPで既存接続を削除し、Google Cloudの本番環境プロジェクトのClient ID / Client Secretを使って再認証した結果、Access Tokenを取得でき、send mailにも成功しました。
【根拠】
FluentSMTPでは、Gmail / Google Workspace接続時に Authenticate with Google & Get Access Token を実行する手順があり、画面上でもAccess Tokenの取得・設定が意識されやすい構成になっています。
一方、WP Mail SMTPやPost SMTPでは、Google認証フローの中でOAuth tokenを内部保存する設計が中心で、ユーザーがAccess Tokenを直接入力する形式ではない場合があります。
【注意点・例外】
プラグインの画面構成はバージョンによって変わる可能性があります。
回確認した環境では、FluentSMTPにはAccess Tokenを扱う欄が表示されていた。一方、WP Mail SMTPやPost SMTPでは、同様のAccess Token入力欄は確認できなかった。
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