教えてAi!
Aiに当サイト運営に関して評価してもらったところ,当サイトはどうやら使い捨てサイトになっている可能性が高いらしい.対策としていくつか示してくれたので,無料会員サイトを取り入れることにしようと思う.
その前に,その注意点と対策についても確認しておく必要がある.
プロンプトは,無料会員に登録すると表示されます.
Ultimate Memberで会員サイトを運営する際の【注意点と対策一覧】
✅ 1. ログインまわりの不正アクセス対策
項目 | 対策内容 |
---|---|
ブルートフォース攻撃 | ログイン試行回数制限(例:Limit Login Attempts Reloaded) |
reCAPTCHAの導入 | ログイン・登録・パスワードリセットフォームにreCAPTCHAを設定(Ultimate Member対応済) |
2段階認証(2FA) | サードパーティプラグイン(例:WP 2FA)を導入すると強固に |
✅ 2. ユーザー登録の健全性確保(スパム対策)
項目 | 対策内容 |
---|---|
Bot登録 | Google reCAPTCHA v2/v3を登録フォームに設定 |
メール認証必須にする | Ultimate Memberの「メール確認後にアクティベート」で未認証ユーザーを制限 |
ユーザー名の制限 | 禁止語リストや文字種制限も検討可能(functions.php等でカスタマイズ) |
✅ 3. 個人情報・会員情報の保護
項目 | 対策内容 |
---|---|
SSL(HTTPS)必須 | Let’s Encryptなどで常時SSL化し、全データ送信を暗号化 |
データベースの保護 | 最新のWordPressとPHPに更新、WAF(Web Application Firewall)も有効 |
不要なユーザーデータの削除 | 定期的な退会者データのクリーンアップ(→ プライバシーポリシーにも明記) |
✅ 4. サイト運営者側の操作リスク軽減
項目 | 対策内容 |
---|---|
管理者アカウント保護 | adminという名前のユーザーを使わない、強力なパスワード利用 |
ユーザー権限の厳格化 | UMのロール機能を正しく設定し、管理者や編集者権限を制限的に運用 |
セキュリティプラグインの導入 | 例:Wordfence、All In One WP Securityなどで総合的に守る |
✅ 5. 利用規約・プライバシーポリシーの整備
法的にも信頼性にも重要です:
- 会員登録前に「☑ プライバシーポリシーに同意」チェック必須化
- プロファイル情報の公開範囲(他会員からの閲覧)も明記
- データ削除依頼の対応方法(改正個人情報保護法対応)
📌 まとめ:Ultimate Member運用で気をつけるべきこと
領域 | やるべきこと |
---|---|
ログインセキュリティ | ログイン制限・reCAPTCHA・2FA |
ユーザー登録 | スパム防止・メール認証 |
個人情報保護 | SSL化・データ管理・WAFなど |
管理者保護 | 強力パスワード・権限管理 |
法令対応 | プライバシーポリシー・同意取得 |
Ultimate Member – Shortcodes – Ultimate Member
Ultimate Member 導入から運用開始までの流れ
STEP 1:プラグインのインストールと初期設定
作業内容:
- WordPress管理画面 →「プラグイン」→「新規追加」
Ultimate Member
を検索 →「インストール」→「有効化」- 初回有効化時に「必要なページ(登録・ログイン等)」を自動作成するか聞かれる → [はい] を選択
自動生成されるページ例:
フォームタグから以下のフォームを確認できる.
- 会員登録(Register): 確認メール設定可能
- ログイン(Login):
- アカウント管理(Account)
- プロフィール(User): 退会(データ削除:ゴミ箱アイコン)
- ログアウト(Logout)
STEP 2:ユーザー登録フォームの設定
作業内容:
- WordPress管理画面 →「Ultimate Member → フォーム」へ
- 初期登録フォームを編集 or 新規作成
- 登録項目(ユーザー名、メール、パスワード、会員種別など)を追加・並べ替え
➕ 必要な情報の入力とプライバシーポリシーの表示:
- メールアドレス(ID用途)
- パスワード
- 会員レベル(ラジオボタン or セレクト): セレクト機能で”無料会員,有料会員”などの設定をユーザーに選択させる.
- プライバシーポリシー同意チェック : 用意したプライバシーポリシーをInsert Pagesなどで挿入するなどする.
STEP 3:ユーザーロール(会員区分)の設定
作業内容:
ユーザー権限グループのタグを表示させ,「新規追加」にて新しいユーザーロールを作成する.
- 「Ultimate Member → ユーザーロール」で新しいロールを作成(例:無料会員 /有料会員)
- 各ロールに権限やプロフィール設定を割り当てる : アカウントの削除はできるようにしておく.
- フォームから登録したときに、どのロールを自動付与するかを設定する: 前述で少し説明したようにUltimate Memberの新規登録のフォームで権限グループ(ドロップダウン)を使って無料会員と有料会員を選択できるようにリストしておく.
STEP 4:コンテンツ(投稿・固定ページ)のアクセス制限
作業内容:
WordPressのgutenberg エディターでは,右の表示に「restriction」のボタンがあるのでONにして,以下の設定を行う.
- 投稿・ページの編集画面 →「Ultimate Member」メタボックスを開く
- 「このページを誰が見られるか?」を設定
- 全員
- ログインユーザーのみ
- 特定のロールのみ
💡 例:
- 「有料コンテンツ」は 有料会員 ロールだけアクセス可
- 「登録フォーム」などは未ログイン時のみ表示
STEP 5:アカウント管理・プロフィールページのカスタマイズ
作業内容:
- 「プロフィールページ(User)」に表示するフィールドを設定
- 「アカウントページ(Account)」に表示するタブ(通知・パスワード変更など)を調整
STEP 6:メール通知の設定(任意)
作業内容:
- 「Ultimate Member → 設定 → メール」
- 登録完了、アカウント承認、パスワードリセットなどの通知メールを編集
- 必要に応じて、日本語化・デザイン調整・送信元メールアドレスの設定を行う
STEP 7:メニュー・ナビゲーションの構築
作業内容:
- 「外観 → メニュー」から、ログイン・ログアウト・登録ページへのリンクを追加
- メニュー項目に「ログイン中のユーザーだけに表示」などの条件を設定(UMが対応)
STEP 8:運用開始後の管理
管理者が行う作業:
- ユーザー一覧で会員を確認、削除、手動変更
- 申請・承認フローの確認(承認制にしている場合)
- 有料会員制を導入している場合は支払い連携の確認
(任意)STEP 9:有料会員サイト化(拡張機能の活用)
方法:
- Ultimate Member の有料アドオン(WooCommerce連携、Paid Membershipsなど)を購入
- 支払い完了後に Premium ロール付与などの自動化を実装
- Stripe / PayPal連携も可能
全体の流れまとめ(チェックリスト)
ステップ | 内容 |
---|---|
✅ 1 | プラグインのインストールと初期設定 |
✅ 2 | 登録フォームの作成と設定 |
✅ 3 | 会員種別(ユーザーロール)の作成と連携 |
✅ 4 | コンテンツへのアクセス制限設定 |
✅ 5 | プロフィール・アカウントページの調整 |
✅ 6 | 通知メールのカスタマイズ(任意) |
✅ 7 | ナビゲーション(メニュー)構築 |
✅ 8 | テスト&運用開始 |
🔁 9 | (任意)有料会員制への拡張 |
🚀 補足アドバイス
- UMはブロックエディターでも使いやすく、Elementorとも連携可能です。
- 会員種別ごとの退会・停止・制限機能もカスタマイズで実装できます。
- Ultimate Memberは**強力なフック(アクション/フィルター)**を持っているので、開発者向けの拡張性も高いです。
編集履歴
2025/04/05 Mrはりきり
2025/04/06 追記(インストールから運用まで)