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  • 気になる企業 (だった) – Shire plc – 買収で大きくなり、関連する「のれん代」も含めてTAKEDAが2019年に買収 [2020/07/14]

    気になる企業 (だった) – Shire plc – 買収で大きくなり、関連する「のれん代」も含めてTAKEDAが2019年に買収 [2020/07/14]

    Shire plc

    • アイルランドにHeadquarterを置く希少疾患に注力する企業でした
    • 多数のベンチャー企業を買収して大きくなった
    • その買収に関連する「のれん代」は2兆円
    • TAKEDAからの買収前で、血液事業の減損処理は、1兆円を見込んでいた。その原因は、Roche-中外の二重抗体「ヘムライブラ」が、インビビター型血友病だけでなく、非インビビター型にも広く使用されるという競争力低下です source: Shireの研究開発(R&D)について
    • 2017, Shireの売上は、$15.2-billion (約1.5兆円)、製品のみの売上は、$14.4-billionsource: dcatvciorg
      • その内Shireの製品は、$7.4-billion
      • Baxalta製品が$7.0-billion
      • Immunology関連では、$4.4-billion (約4,400億円)
      • Hematology関連では、$3.8-billion (約3,800億円)
    • TAKEDAは、$62-billion (約6.2兆円)で買収を完了した(2019/01) source: dcatvciorg
    編集情報
    2020/07/14 Mr.はりきり
    
  • [Knowledge] 日本の薬価制度について (レジメ) – その価格の決め方[2020/07/13]

    [Knowledge] 日本の薬価制度について (レジメ) – その価格の決め方[2020/07/13]

    はじめに

    近頃では、新モダリティの医薬品が上市されることが多くなりました。新モダリティの場合、先発品が無いことが多いため、原価積み上げ方式が取られることになります。新モダリティの場合は特に、新しい技術での製造経験の数も少なく、効率化が進んでいない状況もあり、その製造原価はまだまだ高いのです。最近話題の遺伝子治療薬では、1つの治療の価格は1億円を超えています。

    新薬の薬価算定方式

    • 類似薬効比較方式の有無でまず、選別
      • 類似薬効比較方式(I)
        • 補正加算
        • 外国平均価格調整
        • 規格間調整
      • 類似薬効比較方式(II)
        • 外国平均価格調整
        • 規格間調整
    • 原価計算方式(類似薬がない)
      • 外国平均価格調整
      • 規格間調整

    • 有用性加算
      • 画期性 : 70 ~ 120%
      • 有用性加算 (I) : 35 ~ 60%
      • 有用性加算 (II) : 5 ~ 30%
      • 先駆け審査指定制度加算 : 10 ~20 %
      • 市場性加算 (I) : 10 ~ 20%
      • 市場性加算 (II) : 5%
      • 小児加算 : 5 ~ 20%
    • 原価計算方式
      • 原材料、労務費、製造経費の積み上げ
      • 営業利益を -50% ~ +100%の範囲
    • 外国平均価格調整
    • 新薬創出・適応外薬解消等促進加算

    新薬の薬価算定プロセス

    1. 薬事承認
    2. 薬価収載申請
    3. 第1回薬価算定組織で意見表明
    4. 算定案通知
    5. 不服なしであれば、中医協総会にて報告と承認
    6. 不服がある場合は、不服意見提出
    7. 第2回薬価算定組織
    8. 検討結果通知
    9. 中医協総会にて報告と承認
    10. 薬価収載(年4回)
      • 原則60日以内~90日
      • 新薬は、2, 5, 8, 11月
      • 報告品目、新キット製品は、5, 11月
      • 後発品は、6, 12月

    厚生労働省 日本の薬価制度について, 2016

    https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11123000-Iyakushokuhinkyoku-Shinsakanrika/0000135596.pdf
    編集情報
    2020/07/13 Mr.はりきり
    2021/10/16,追記(新モダリティの原価について)
  • 気になる企業 – Eli Lilly – インスリン製剤のグローバルシェア 25%  [2020/09/28]

    気になる企業 – Eli Lilly – インスリン製剤のグローバルシェア 25% [2020/09/28]

    Eli Lilly

    当サイトでも調査したように、Eli Lillyのインスリン製剤の世界シェアは、1/4です。以下、Eli Lillyを見てみましょう

    売上規模

    • 2019年の売り上げは、$22bn (約2.2兆円) source
    • 近年、Boehringer Ingelheimとの協業による開発を多数行っている

    歴史

    • 1876年創業、創業者のEli Lillyは、インスリンを発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞している
    • 1923年、インスリン製剤(ブタ由来)を世界で初めて商用化
    • 1982年、遺伝子組換えヒト・インスリン製剤(Humulin)を開発
    • 2018年、傘下のElanco Animal Healthのスピンオフ

    製品

    • インスリン製剤
      • 自社のインスリン製剤に専念するだけでなく、強豪であるSanofiのインスリン製剤のBiosimilarを開発するなど、インスリン製剤の寡占状態に甘んじているようでもないように見える
    • 抗体医薬
      • Taltz (IL-17, 尋常性乾癬)
        • 競合は、Novartisの「Consentyx」、Ortho Dermatologics (Bausch Health傘下)の「Siliq」
        • 異なる分子ターゲットでの競合は、「Skyrizi」(Janssen Biotech, AbbVie)、「Duobrii」(Bausche Health)
      • Olumiant (RA)
    • フォルテオ(骨粗鬆症治療薬): ヒト副甲状腺ホルモン(PTH), インタビューフォーム
      • バイオシミラー参入(2020)
    • サインバルタ(抗うつ薬)

    Boehringer Ingelheimとの共同開発

    編集情報
    ID 18848
    2020/07/13 はりきり(MR)
    2020/09/28 追記(インスリン以外の製品)
    
  • 気になる企業 – バイオCDMO – MabPlex – ADCも可能 – ADCの基礎を学ぶ  [2020/07/13]

    気になる企業 – バイオCDMO – MabPlex – ADCも可能 – ADCの基礎を学ぶ [2020/07/13]

    MabPlex

    • 中国企業、サイト
    • R&DはUS, 製造はYantai (中国)
    • Cell Backing
    • 50L, 200L, 500L, 1,000L and 2,000L
    • 10L to 150L conjugation scale for ADC

    ADC

    抗体で運びたいドラッグを「payload」という。

    編集情報
    ID 18859
    2020/07/13 Mr.HARIKIRI
  • [Kw] – PBM; Pharmacy Benefit Management – PBM会社とは – 医薬品メーカーと患者さんを仲介する米国の業態  [2020/07/13]

    [Kw] – PBM; Pharmacy Benefit Management – PBM会社とは – 医薬品メーカーと患者さんを仲介する米国の業態 [2020/07/13]

    PBM : Pharmacy Benefit Management

    PBM会社の業態

    米国で発展してきた業態である。日本における医薬品卸による医薬品メーカーと医療機関の仲介と異なり、医薬品メーカーと患者を仲介することが大きく異なる点である。

    • 薬剤費の請求・支払いの代行
    • フォーミュラリー(保険償還可能医薬品リスト)の作成
    • メールオーダー(処方薬の宅配)
    • 専門薬局事業 (Specialty Pharmacy): Specialty Drug(Biologicsなど)
    • 薬物管理プログラム
    因みに、米国ヘルスケアシステムは、当然に連邦政府、州政府および民間組織がそれぞれ様々な保険制度を提供しており、日本とは異なる側面である。良い面は、自由で革新的な医療モデルや償還モデルを受給者に応じて提供できる点である。PBM会社は、この内の民間企業にあたる。

    PBM会社のヒストリー

    1970年代、米国の国民医薬品費の高騰を受けて、保険者に代わって薬剤費の保険償還を請け負うビジネスモデル(薬剤給付管理: PBM)としてスタート

    1980年代、PBM会社は、保険薬局チェーンのマネジメントも行うようになる

    1990年代、フォーミュラりー作成、その結果、ジェネリックの普及、医薬品メールオーダー、専門薬局(Specialty Pharmacy)のマネジメント

    2000年代、慢性疾患患者の薬物治療管理プログラム事業

    米国PBM会社

    上位3社で70%

    • エクスプレス・スクリプツ (ESRX)
      • Express Scripts
      • シェア1位、薬局グループが保有
      • 1986年創業
      • 2018年、米国医療保険大手シグナによる買収
      • 業態
        • フォーミュラリー
        • メールオーダー
        • スペシャルティ医薬品調達
        • 薬剤給付プラン・コンサルティング
    • CVSヘルス (CVS)
      • CVS Health
      • シェア2位、全米2強の薬局チェーンと垂直統合
      • 1963年創業
      • 薬局チェーン買収
      • ケアマーク(PBM)との統合によるバイイングパワーの強化で、製薬メーカーとの価格交渉力を高める
      • 医療保険大手エトナ買収
      • 業態
        • スペシャリティ薬局
        • 簡易クリニック
        • テレヘルス(オンライン診断)
    • オプタムRx
      • OptumRX
      • ミネソタ
      • 2015年、米国医療保険最大手のユナイテッドヘルスグル(UNH)のカタマラン・コープを買収
      • Rxとは、処方(Prescription)の意
      • 業態
        • IT活用による医療データ分析(医療サービス)
    • プライム・セラピューティクス
      • Prime Therapeutic

    米国のPBM(薬剤給付管理)の医薬品卸への応用, 2012年 国際医療福祉大医学三田病院

    https://www.businesswire.com/news/home/20200515005258/en/APAC-Biologics-CMO-Directory-Featuring-50-Biologics
    編集履歴
    2020/07/13 Mr.HARIKIRI
  • [用語] oligonucleotide

    [用語] oligonucleotide

    oligonucleotide

    オリゴヌクレオチド(Oligonucleotide)は、おおよそ20塩基対かそれ以下の長さの短いヌクレオチド(DNAまたはRNA)の配列である。因みに、自動合成装置によって、160から200 塩基対程度のオリゴヌクレオチドは自動的に合成できる source

    編集情報
    ID 18880
    2020/07/13 はりきり(MR)
  • [Data Link] 遺伝子治療と核酸についての大要 (SCIEX – Danaher傘下)  [2020/08/21]

    [Data Link] 遺伝子治療と核酸についての大要 (SCIEX – Danaher傘下) [2020/08/21]

    Gene Theraphy and Olgonucleotide Compendium

    バイオロジクス関連のデータリンクとしてここに格納します。

    SCIEX社による遺伝子治療と核酸についての概論を発表。

    Gene Therapy and Oligonucleotide Compendium Volume 1

    https://sciex.com/Documents/brochures/2020/gene-therapy-compendium_vsn.pdf

    Full/EmptyのcIEF分析

    Determination of Full, Partial and Empty Capsid Ratios for Adeno-Associated Virus (AAV) Analysis – SCIEX

    https://sciex.com/Documents/tech%20notes/2019/AAV-Full-Partial-Empty.pdf

    Danaherの傘下

    Danaher Corporation (NYSE:DHR)は、2018年にIntegrated DNA Technologies (“IDT”)を買収。IDTはDanaherのプラットフォーム内(Danaher’s Life Sciences Platform)で独立して活動する。IDT’sは、Danaher Business Systmeに同期して活動する。

    Danaherブランド

    • Beckman Coulter Life Sciences
    • Pall
    • Molecular Devices
    • SCIEX
    • Leica Microsystems
    • Cytiva (2019, 旧GE Healthcare)

    Danaher Expands In Genetics With Integrated DNA Technologies – 2018, Investing.com –

    https://www.investing.com/analysis/danaher-expands-in-genetics-with-integrated-dna-technologies-200297295
    編集情報
    2020/07/13 はりきり(MR)
    2020/08/21 追記(cIEFによるFull/Empty分析、Danaher傘下について)
  • [Cafe] KEIHAN CITY MALL 珈人-KAJIA  [2020/07/12]

    [Cafe] KEIHAN CITY MALL 珈人-KAJIA [2020/07/12]

    珈人-KAJIA

    大阪は地下鉄の天満橋駅、京阪シティ・モール(その昔は、松坂屋でした)の3Fにあるカフェ「珈人」。昔からある「喫茶店」といった風格のある広々とした客席でコーヒーを頂く。今回は、冷やしぜんざいとコーヒーのセットを頂いた。

    https://www.citymall.jp/shopguide/detail/?id=95

    編集情報
    ID 18833
    2020/07/12 Mr.はりきり
  • 気になる企業 – JHL Biotech – バイオCDMO  [2021/09/26]

    気になる企業 – JHL Biotech – バイオCDMO [2021/09/26]

    JHL Biotech

    • 台湾、中国企業、サイト
    • スピンオフ企業を支援するCDMO
    • Bioreactor: 2 x 50L, 2 x 500L
    • KUBio facilityを採用 (by Cytiva)

    開発品

    JHLが開発する4つのBiosimilarの開発品は、1つはPhase 1、3つはpre clinical段階です。台湾としての国策もあり、CDMOサービスに加えて、Biosimilarを開発しています。成功事例であるEirGenix社は、SandozとのBiosilimar開発で提携し、開発品がPhase 3に進めて、成功事例を追いかけています(2020/07現在)。

    JHLの製造設備 KUBio関連

    KUBio Modular Manufacturing Solution Is Based on Single-Use Bioprocessing Technology (2016) – Genetic Engineering & Biotechnology News –

    JHL Biotech Opens Biosimilars Facility

    https://www.genengnews.com/magazine/275/jhl-biotech-opens-biosimilars-facility/

    JHL BiotechがGEヘルスケアと提携、武漢のバイオ医薬品製造施設の建設進む (2016)

    中国武漢のBiolake地域でのJHL BiotechのJHL-1バイオ医薬品製造施設の機械部分の工事が完了

    https://kyodonewsprwire.jp/release/201602268338

    台湾JHL Biotech社、研究センターに、GE製のバイオ医薬プラントを設置 (2013) – 日経バイテク –

    台湾JHLにはFlexFactory, 武漢 BiolakeにはKUBio

    https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131205/172713/

    CytivaのKUBioとは

    以下のリンクを辿れは、アニメーションでKUBioについて解説があります。

    The story of KUBio

    https://www.cytivalifesciences.com/apps/kubio/index.html#ongoing

    編集履歴

    2020/07/12 Mr.HARIKIRI
    2021/09/26,追記(KUBio関連リンク)
  • [Bio-CDMO] – 中国の新規参入CDMOの勢いは止まらない – 評価のポイント – WuXi Biologics, MabPlex JHL Biotech  [2020/07/12]

    [Bio-CDMO] – 中国の新規参入CDMOの勢いは止まらない – 評価のポイント – WuXi Biologics, MabPlex JHL Biotech [2020/07/12]

    中国及びアジアのバイオロジクスCDMO

    欧米企業の要求を満たせる中国及びアジアのバイオロジクスCDMOが急成長しているが、日本勢は、まだまだ実績も規模も少なく小さい。

    • WuXi biologics(中国)
      • 2,000L SUB x 10以上
    • MabPlex (中国)
      • 2,000L SUB
    • JHL Biotech(中国)
      • 未調査
    • EirGenix (台湾)
      • 2,000L SUB 複数 (最近増設)
    • Celltrion (韓国)
      • 不明 (自社のBiosimilar用には、1万リットル以上のSSBを使用)
    • AGC biologics (日本)
      • 未調査

    CMO/CDMOの評価ポイント

    CDMOとCMOの違いは、重要な委託先の評価ポイントである。自称だけでは判断できない。どれだけの経験があり、修羅場を乗り越えてきたかは、その年数や契約数、携わった開発ステージなどが示唆するからだ。日本はまだCMOかも知れない。中国勢など日本以外の委託企業にも言えることだ。

    欧米勢は、初期のバイオロジクス経験を持っているし、当局からの製造所の確認も早くから受けていることが多く経験が豊富だ。特にLonza biologicsは、30年以上の経験を有している。

    • 製造サイト数 (ローカル/グローバル)
      • 供給目的国での製造が理想的であるが、製剤サイト、放送サイト、保管サイトなどのサプライチェーンに関連して考慮する必要がある
    • 製造規模 (~1000L / ~20,000L)
      • 製造規模が大きいほど、臨床試験のPhaseに応じて一気通貫で製造が可能であり、BLA及び、その後の商用生産まで対応可能と考えられる
      • 製造量を増やす対応として、スケールアップとスケールアウトの手法への対応力も考慮する
    • バイオリアクターへの投資具合 (ステンレス / シングルユース)
      • ステンレス設備のままである場合、マルチ・プロダクトへの対応力は高くないと考えられる
    • ステージの経験 (Phase 1 クリニカルサンプルに留まっているか / Phase 3 クリニカルサンプル製造も可能か / BLA申請のサポート経験があるか)
      • もしも、Phase 1 クリニカルサンプル製造経験に留まっている、且つ、製造規模が小さい場合、その後の開発には、サイト・チェンジが予想される
    • スタッフ (数 / 専門的にサービスに当たっているか / 連携があるか)
      • 専門性が高く、関連分野の担当者の連携があってこそ、問題発生時の対応力に表れる

    CDMOの基本戦略

    CDMOは、顧客からの要望に応える能力として、以下の戦略を取っていなければ、生き残りは難しいと考える。

    APAC Biologics CMO Directory: Featuring 50+ Biologics CMOs with 100+ Production Lines, 2020/05 – ResearchAndMarkets.com – RESEARCH AND MARKETS –

    https://www.businesswire.com/news/home/20200515005258/en/APAC-Biologics-CMO-Directory-Featuring-50-Biologics

    全方位戦略は大手、新規参入は?

    • 全方位で、小スケールから大スケールに応える
      • 一般的に、大スケールの場合ステンレス・バイオリアクター (SSB)、小スケールの場合は、シングル・ユース・バイオリアクター (SUB)を使う
      • 臨床第1相試験(Phase 1)までは、1,000LのSUBの製造規模で充分であり、複数の顧客に対応するには、SUBによる切り替えの容易性が、結果的に顧客満足度も高めることができる
    • 全方位でない場合、戦略的に尖っていることが必要であると考える。ここで、全方位でないという意味は、1万リットルなどの大きなバイオリアクター (SSB)を持っていない意味で使っている。それを補う戦略を持つのか、その領域の対応はしないのかは、各CMOで判断を下しているばずである
      • 基本的に、スケールに合わせて、各バイオリアクターを使い分けるのが合理的である。そうでない場合、1つの顧客を満足させたとしても複数の顧客を満足させることは難しい
        • SUBを使えばコストは高くなるが、切り替えコストは低いため、マルチ・プロダクトに対応するCMOには、顧客満足度を高めるためには必須である
      • 小スケール対応のみとして、初期の臨床試験までをターゲットとする
        • 開発ステージが進むと、委託元での製造技術移管の問題が発生する。これは、委託元での大きなデメリットである
      • 大スケールも対応する場合は
        • 1万リットルのSSBを使って、一度に大量に製造できる培養と精製のファシリティー及び人員が必要となる
        • スケールが小さいSUBで複数回の製造により必要な製造量を確保する場合、同じファシリティを使用できるものの、交代制などの人的な体制と管理の複雑性が発生する。顧客満足に直結するためミスなく全ての製造を完了できる熟練度が必要である
    編集履歴
    2020/07/12 Mr.はりきり
    2020/12/04 追記 (CMO/CDMOの評価ポイント)