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  • [Synology] 自宅に設置したNASにWordPressを構築してblog配信、高まるネット・リスクとセキュリティ対策 –  [2020/12/31]

    [Synology] 自宅に設置したNASにWordPressを構築してblog配信、高まるネット・リスクとセキュリティ対策 – [2020/12/31]

    ID22342

    はじめに

    これまで、DS918+を導入しblogを公開してから1年程度のサーバー管理をしてきましたが、アドレスを公開する前後では、サイバー攻撃を受ける割合が相当増えました。

    WordPressへのログインは、ログを取っていない(何かいいプラグインがあるかも知れません)のでわかりませんが、DSMへのログイン攻撃が増加しました。これは、別の記事でも述べている通り、正に、「Low and Slow」によるブルートフォース攻撃です。ブルートフォース攻撃では、DSMのログインに対して、2~3分ごとに、IDをAdminやその他考えられるIDに変更しながら、パスワードを試行してくるのです。

    今年2020の春ごろにDS918+のログを何気に見て気がついたので良かったものの、そのログから3ヶ月以上の間ひたすら2~3分毎に試行を繰り返していました。少し冷や汗が出てきます。

    この攻撃に対して、どのように対処したら良いのか、最近起こった「ドコモ口座」の内容に絡めて解説します。

    ドコモ口座の不正引き落としサイバー事件

    ドコモ口座は、簡単な手続きで広くユーザーに使ってもらうというコンセプトがあったようです。その結果、ドコモ口座の取得には本人認証がなく、偽名での口座開設が可能だったこと、更に、コンピュータからのドコモ口座へのアクセスも可能であった事から、コンピューターパワーを使ったサイバー攻撃により、口座IDとパスワードが盗まれたのではないかと推定されています。

    ドコモ口座について

    ドコモ口座は、数十もの銀行と連携しており、ドコモ口座のアプリをインストールした携帯電話などに現金を振り込み(チャージ)できます。そのチャージで簡単に決済ができる仕組みです。

    連携しているとは、ドコモ口座にログイすれば、ドコモ口座と連携している自分の銀行の口座から、ドコモ口座への入金が簡単にできてしまう事を意味します。

    日本の銀行が、二段階認証を進めているのに、連携している「ドコモ口座」が「ザル」では、セキュリティは台無しになります。ドコモ口座は、セキュリティホールになっていました。

    考えられるパスワードの漏出

    ドコモ口座の構造が分かれば、攻撃手法は想像に難しくありません。私が経験した「Synology NASに対する不正ログイン攻撃」の手法が、まず考えに浮かびます。

    そうです、2~3分おきにIPアドレスを変えながら(これを「Low and Slow」攻撃と言います)、一定のIDとその都度パスワードを変えて試行する事を、数ヶ月でも繰り返すやり方です。これをブルートフォース攻撃(あのブルートの力任せという意味)と言います。

    前回、春頃と今回、クリーンインストールした直後に攻撃された際のログを見ると規則的に試行しているのが分かります。

    あとは、類似の手法として、リバース・ブルトーフォース攻撃です。これは、パスワードを一定にその都度IDを変えて試行することを繰り返すやり方です。これらのほとんどは、攻撃に気付かれないように「Low and Slow」のやり方と合わせて攻撃してきます。最後に、参考文献では、「パスワードスプレー攻撃」というものもあるようです。少しロジックが凝っているので、ハッカー好みかもしれません。詳しくは、参考文献を確認してください。

    Synology NAS製品での対策

    Synology製品のルーターおよびNASであるRT2600acおよびDS918+では基本的に以下の対策を講じることができます。ルーターを直接攻撃あるいはアクセスしてくることは、機器の性質上から少ないのですが、それでもインターネットからのログインでルーターの管理を実施できるようにしている場合は、NASと同様の対策が必要です。Synology Routerの設定については、別の記事をご参照ください。NASの場合の設定は、「コントロールパネル」から行います。

    1. 管理者権限ユーザーの2段階認証を設定
      • 「ユーザー」画面から設定する
      • 管理者を選択して、2段階認証を有効に設定する
    2. パスワードを出来る限り長く複雑にする
      • ユーザー画面から設定する
      • 今回の「ドコモ口座の事件」では、他の銀行と同様にパスワードは4桁でした。ブルートフォース攻撃をしやすい桁数です
      • なぜなら、ドコモ口座へのログインは、パソコンを使用できるため、世界に溢れるその手のツールを使って、パスワードをハッキングする事は容易です
      • Synology NASやパソコンは、銀行口座のようにパスワードの長さ制限について、人間のレベルとしてほとんど無いと言えます。できるだけ長くして複雑にすれば、ハッキングでパスワードを盗まれるリスクは低下します
    3. 「ファイアウォール」によるIPアドレス、ポートの閉鎖
      • 「セキュリティ画面」の「ファイアウォール」タグから設定する
      • Synolgoy製品には、NASとRouterがありますが、いずれもLinux系のOSが使用されています。もちろん、Linuxはサーバーを意識した設計であり、UNIXを親に持つため、サーバー系のツールが豊富にあります。Synolgoyは、台湾の企業であり世界的な企業です。自社製品に対する最適化は日々続けています。安心して導入しましょう。
      • NASでは、今回の攻撃に対して、「ファイアウォール」の設定によって、どうにかこうにか、攻撃を退けることができました。
      • 設定としては、受け付けない「IP」、「国」、「Port」を設定(Deny}することができますが、1つの設定に15か国までしか選択することができません。すべての国を選択し終えるには、数十のルールを作りました。日本以外のすべての国をDenyにします。この設定の結果、身に見えて2~3分の間隔でのアタック間隔は長くなり数十分程度になりました。漏れもあり完全ではありません。この漏れ対策は、以下の「自動ブロック」に続きます
    4. 「DoS保護」
      • 「保護」タグから設定します
      • 「DoS保護を有効にする」をチェック
    5. 「自動ブロック」によるブロックリスト化
      • セキュリティ画面の「アカウント」タグから設定します
      • 「自動ブロックを有効にする」をチェック
      • 「ログイン回数」を10 (緊急時には1:リアルタイムでの対策時の設定、でも1でもいいかも知れません)
      • 「分以内」を1440 (長い間隔でも漏らさないため)
      • 「ホワイト/ブロック リスト」ボタンで現れる画面から、「ブロックリスト」タグを開くと、自動で登録されたブロックIPアドレスを確認できます。このリストはエクスポートして、別のNASにインポートしておきましょう
      • ホワイトリスト」タグでは、ローカルのアドレスを設定しておきましょう。いざという時に、ローカルでのログインができるように。
      • 漏れたIPアドレスは、自動的に「ブロックリスト」に登録されますが、この設定の結果、「ファイアウォール」の設定により、70余りのIPアドレスがブロックリストに登録されました。その後、数日間続いたDSMへのログイン攻撃は、全く無くなりました
      • 自分の操作として出先から、DSMへのログインを上記の設定を超えて失敗した場合、自分の通信事業者のIPアドレスがブロックリストに追加されてしまい、出先からのログインができなくなります。その場合の対処方法は以下の通りです
        • 自宅に帰ってから、ホワイトリストに登録していローカルアドレスでログインして、ブロックリストから、おそらく通信事業者は日本のはずなので、日本を目当てにプロックされている項目を探して解除する。その他自分に関連するものも解除する
        • 出先からは、VPNに接続してローカルアドレスでログインして、上記の内容と同様に解除します
    6. もしもSynology Routerを使用しているなら、「Threat Invension」は是非導入すべきです。もちろん「ファイアウォール」も設定することもできます。

    参考文献

    「ドコモ口座」で相次ぐ不正出金、なぜ地銀だけが狙われた? 専門家の見解は

    https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2009/09/news048.html

    「ブルートフォース攻撃」と「リバースブルートフォース攻撃」の違い

    https://wa3.i-3-i.info/diff312attack.html

    パスワードスプレー攻撃とは?仕組みと被害の特徴、対策方法について徹底解説, 2019 – CyberSecurity.com –

    1) ブルートフォース攻撃とリバース・ブルートフォース攻撃 : ブルーとフォース攻撃とは、あるIDに対して、総当たりのパスワードを入力して当たりを探す、力任せの攻撃。転じて、リバースが付くリバース・ブルートフォース攻撃は、パスワードを固定してして、IDを総当たりで行ってくる攻撃

    2) パスワードスプレー攻撃 : 同じパスワードで、同時に多数のアカウント(ID)に対して、不正アクセスを試みる攻撃

    3) Low and Slow攻撃 : 攻撃もとのIPアドレスを一回一回変えながら、しかも、数分の間隔を空けて、不正アクセスを試みる攻撃の手法。ブルートフォースなどの攻撃手法と組み合わせて攻撃してくる

    https://cybersecurity-jp.com/column/30629

    まとめ

    Synology NASの不正ログイン試行への対策について解説しました。レンタルサーバーを使わない茨の道を選んだのですから、頑張って地道に確実に行きたいものです。

    編集履歴

    2020/09/11 はりきり(Mr)
    2020/12/31、追記 (自分がログインを何度も失敗してブロックされた場合の対処方法)
  • [Synology製品紹介] NVR DVA3219 – 顔認識システム – これからのセキュリティ対策は、中小企業でも顔認識も可能かも  [2020/09/10]

    [Synology製品紹介] NVR DVA3219 – 顔認識システム – これからのセキュリティ対策は、中小企業でも顔認識も可能かも [2020/09/10]

    NVR DVA3219

    NVR DVA3219は、Synology Surveillance Stationのビデオ管理システムを構築するNASキットの推奨モデルです。顔認証におけるディープラーニングは、セキュリティ管理、顧客対応などに威力を発揮します。

    個人的なアイデアでは、顔認証により会社の通用門(単にドアの鍵を開錠する)を開けるなどのセキュリティ対策を安価にできればいいなと思います。最近は物騒な事件もあります。部外者を容易に入れない方法、後々の録画確認などが容易にできる、バカンチョンなシステムであれば、毎日シームレスで、かつ、取り立てて追加の作業の無いスマートなシステムができればいいなと思います。

    顔認識
    Synology Surveillance Station のビデオ管理システムを、学校、企業、その他の業界の顔認識ツールと組み合わせて使用し、新しい監視方法を通じてセキュリティの全体的なレベルを向上させます。

    https://www.synology.com/ja-jp/solution/surveillance_face_recognition

    用途

    • 処理能力 : 入口や出口など、オフィスの交通量の多いエリアを監視できます
    • 顔データベースに無い場合の警告 : 従業員以外が事務所に進入すると、システムは自動的に通知を作成して管理者に警告できます
    • 従業員情報の管理 : Synology の顔認識を使用して従業員情報を簡単に管理できます
    • 顔データベースの一括インポート機能 : 管理者は、手動で、またはローカル DSM またはドメイン/LDAP から、従業員情報を顔データベースにまとめてインポートできます
    • 新規登録機能 : サイトに現れる顔を登録します。セキュリティ担当者は、顔の写真を使用して一致する人物を探し、データベース内の情報を表示できます
    • ブラックリスト機能 : ブラックリストに登録された人がオンサイトで特定されたら、セキュリティ担当者に直ちに通知を受け取るためのアラートを設定できます。万引き対策にも使用可能です
    • お得意様来訪通知機能 : VIP のプロファイル (名前、好みなど) を登録し、到着時にサービス担当者に通知します

    セキュリティ

    • 機密性の高い動画ファイルをローカルに保存しているためセキュリティ性が高い
    • 個人データの管理は、セキュリティが高いDSMによるログイン管理で特定の担当者しか閲覧ができません
    • システム・ログには、すべての操作が記録されます

    コスト

    • NVR DVA3219とカメラを購入すれば、追加のライセンスは必要ありません

    システム構築

    • NVR DVA3219
      • API 対応 : Surveillance Station は、Synologyが提供する API ファイルでサードパーティの製品やサービスと簡単に統合できます
    • IPカメラ
      • 簡単統合 : 7,500種類のIPカメラに対応し、既存のカメラにビデオ解析機能を簡単に追加できます
    • HDD(できれば4 x HDDでRaid 5)
    • メモリ(できれば追加)

    用途

    • Synology Surveillance Station のビデオ管理システムを、学校、企業、その他の業界の顔認識ツールと組み合わせて使用し、新しい監視方法を通じてセキュリティの全体的なレベルを向上させます。
    • 既定のウォッチリストのユーザーが検出されると、適切なアクションを実行するように管理者に通知するイベント通知が送信される
    • NISTの顔認識ベンダーテストの WILD カテゴリで 97.04% の精度を誇るユニークなディープラーニングアルゴリズムを採用

    管理方法

    • Webブラウザ
    • Survaillance Station (Windows デスクトップアプリ)

    能力

    • GPUは、NVIDIA GTX 1050 Ti
    • 同時に4つのリアルタイム分析
    • 32台のカメラ接続
    • 拡張ドライブは、2 x DX517で合計14台接続可能
    表1. NVR DVA3219の仕様
    項目説明
    CPUIntel Atom C3538, 64-bit, クアッドコア 2.1 GHz
    ハードウェア暗号化エンジンAES-NI
    GPUNVIDIA GeForce GTX 1050 Ti (デスプレイ出力不可)
    メモリ4 GB DDR4 x 1 (スロット x 2)、最大 32 GB (16 GB x 2)
    ドライブ4
    拡張ユニットDX517 x 2台接続可能 (5 x 2 =10追加)
    外部ポートUSB 3.0 x 3
    eSATA x 2
    COM x 1
    電源250 W, 100V から 240 V ACへ
    消費電力アクセス時 (53.78W), HDD ハイバネーション時 (34.01W)
    保証3年

    以上

    編集履歴
    2020/09/10 Mr.HARIKIRI
  • 今日の英語 – 「あなたの意思決定に感謝する」 – Thank you for providing us your decision  [2020/09/09]

    今日の英語 – 「あなたの意思決定に感謝する」 – Thank you for providing us your decision [2020/09/09]

    Thank you for providing us your decision.

    Thank you for providing us your decision.
    判断のご提供に感謝します。
    (判断ありがとう」になりますが、これを直訳して英語にすると稚拙になりますね。1つ1つ丁寧に単語を追加する事で、表現系としても丁寧な言い回しになっていきます。なので、英語では、for providing us your decisionとなっているのです)
    編集履歴
    2020/09/09 Mr.HARIKIRI
  • 気になる企業: 新日本科学(SNBL) – 日本のCRO  [2019/12/29]

    気になる企業: 新日本科学(SNBL) – 日本のCRO [2019/12/29]

    新日本科学

    新日本科学は、1957年に創業した、わが国初の医薬品開発受託研究機関(CRO)で、前臨床試験受託は日本の業界でトップ。

    海外拠点も含め、日本には和歌山に薬物動態や鹿児島に安全性など試験するサイトを有し、医薬品開発試験の全ステージを受託できる国内唯一の企業グループ。

    • 薬物動態 : 和歌山県
    • 安全性試験 : 鹿児島県

    目次

    セミナー

    • 年1回のセミナー(東京)を実施している

    遺伝子治療関連セミナー/試験の受託可能

    「遺伝子治療用製品等の品質及び安全性の確保に関する指針」における非臨床パートの項目

    • 効果・性能
    • 生体内分布
    • 非臨床安全性試験
      • 一般毒性 (動物種の選択(一般原則、動物種の数、代替法の使用)、試験デザイン(一般原則、用量設定、観察及び検査項目、回復性)
      • 遺伝子組込み評価
      • 腫瘍形成及び癌化の可能性評価
      • 生殖発生毒性評価
      • 免疫毒性評価
      • 増殖性ウイルス出現の可能性の評価

    関係の先生

    山口 照英、金沢工業大学 日本薬科大学。山口先生が関わられたプロジェクト

    ベクター等疾患臨床研究治験へ移行
    HGF発現Plasmid/コラテジェン重症虚血症阪大(2001-2005)アンジェスMG(2003-)
    hFGF2発現仙台ウイルス高度間歇性跛行九大(2006-2011)九大(2014-)
    腫瘍溶解性ヘルペス推留守G47Δ/先駆け進行性膠芽腫東大/東大医科研 (2009-)東大医科研(2014-) 第一三共
    MAGE-A4抗原特異的TCR遺伝子導入Tリンパ球固形癌三重大(2009-2014)三重大(2014-)
    REIC/Dkk-3発げんアデノウイルス悪性胸膜中皮腫岡山大(2009-2014)杏林製薬(2015-)
    テロメライシン(R)(OBP-301)食道癌/放射線併用岡山大(2012)中外製薬(2019)
    MS3-WT1-siTCR導入患者T細胞白血病(研究)固形癌(治療)三重大(2013)タカラバイオ(2015)

    以上

    編集履歴
    2020/09/08 Mr.HARIKIRI
  • [Bio-Edu] 再生医療・遺伝子治療の市場調査 (amed-再生医療研究課)  [2020/09/08]

    [Bio-Edu] 再生医療・遺伝子治療の市場調査 (amed-再生医療研究課) [2020/09/08]

    再生医療・遺伝子治療の市場調査

    日本医療研究開発機構(AMED)の再生医療研究課が、取りまとめた資料が公開されています。

    • 調査委託先 : アーサー・ディ・リトル・ジャパン(株)

    再生医療・遺伝子治療の市場調査 2020/04/21 – PMDA 再生医療研究課 –

    1. 研究開発動向・製品動向の調査と分析、その他医療技術との競合

    2. 市場調査と予測

    3. 産業化の将来予測と市場獲得シナリオの提案、施策・支援のあり方

    https://www.amed.go.jp/program/list/01/02/shijou_chousa.html
    編集履歴
    2019/07/21 HARIKIRI(MR) 
  • 気になる成分 – AKG; αケトグルタル酸 – アンチエイジング効果のあるTCA回路代謝物 [2020/11/07]

    気になる成分 – AKG; αケトグルタル酸 – アンチエイジング効果のあるTCA回路代謝物 [2020/11/07]

    AKG

    AKG; Alpha keto glutarate; αケトグルタル酸

    AKGは、グルタミン酸の前駆体であり、トリカルボン酸サイクルの重要な中間体である。アンチエイジング効果についての論文がよく出されています。

    • 健康寿命の延長
    • 体重減少の効果
    • 骨粗鬆症の予防効果

    Alpha-ketoglutarate ameliorates age-related osteoporosis via regulating histone methylations (2020)

    骨粗鬆症の予防効果に関する論文

    https://www.nature.com/articles/s41467-020-19360-1

    Alpha-ketoglutarate (AKG) lowers body weight and affects intestinal innate immunity through influencing intestinal microbiota, 2017

    AKGは、体重を減少させ、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)に影響を与えることにより腸の自然免疫に影響を与える

    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5503525/

    A metabolite produced by the body increases lifespan and dramatically compresses late-life morbidity in mice – Buck Institute

    中年マウスに摂取させる事で、老年期での羅漢期間、障害経験機関の劇的な短縮が見られたという実験結果(Buck Institute for Research on Aging)が、Cell Metabolism詩に掲載された。

    正常組織の恒常性に関わるIL-10の産生増強された。
    12%寿命が伸びた。
    40%健康寿命が伸びた

    https://www.buckinstitute.org/news/a-metabolite-produced-by-the-body-increases-lifespan-and-dramatically-compresses-late-life-morbidity-in-mice/

    Scale-down of CHO Cell Fed-batch Cultures, Xiao Pan

    https://edepot.wur.nl/444363
    編集情報
    2020/09/07 Mr.HARIKIRI
    
  • [用語] CDC; 米疾病予防管理センター

    [用語] CDC; 米疾病予防管理センター

    CDC

    Centers for Disease Control and Prevention; 米疾病予防管理センター wikipedia

    • アメリカ全体の疾病や公衆衛生に関して科学的観点から主導
    • Epidemic Intelligence Service; EIS、医療専門家向け2年間のフェローシッププログラム
    編集履歴
    2020/09/07 Mr.HARIKIRI
  • 今日の英語 – 「等しく貢献したことを表す」 – ~ contributed equally to this work.  [2020/09/07]

    今日の英語 – 「等しく貢献したことを表す」 – ~ contributed equally to this work. [2020/09/07]

    ~ contributed equally to this work.

    Mr. Harikiri contributed equally to this work.
    はりきりは、この仕事に等しく貢献しました。
    編集履歴
    2020/09/07 Mr.HARIKIRI
  • [Synology] フルスペック化した DS918+ / DSM更新ができずクリーンインストールを余儀なくされたが、なんとか復旧に至るまでの道程 -[2021/03/06]

    [Synology] フルスペック化した DS918+ / DSM更新ができずクリーンインストールを余儀なくされたが、なんとか復旧に至るまでの道程 -[2021/03/06]

    ID22058

    はじめに

    前回までに、導入初期にはDS918+を最小構成で立ち上げ、その後、予算と暇にまかせてフルスペックにしてきました。本サイトのWordPressによるblog配信やホームサーバーとして、しばらく安定稼働させていました。

    最近、安定稼働への不安要素が出てきました。それは、DiskStation Manager (DSM)のバージョンアップがあり、更新をしようとするとディスクスペースが不足するとのメッセージが出て更新を受け付けてくれない事です。このままアップデートできない場合、セキュリティ問題を少ならかず抱えてしまいます。

    • コントロールパネルのDSM更新画面を確認すると
    • 状態が、「DSM 6.2.3-25426をダウンロードできます。」となっていた
    • ダウンロードは正常に完了した
    • 状態が、「今すぐアップデートする」に変わった
    • アップデータを開始すると、確認画面が出るので、「はい」で開始した
    • 開始した途端、すぐに「このシステムでの利用可能なドライブ スペースが不足しています。」の表示が出て更新作業が中断された
    図1. DSMの更新ができない

    その後、なんとかしてDSMの更新作業ができないかSynologyのサポートを求めたり、ネットで調べたり(*)しましたが、結局は、以下のように、自力でクリーンインストールをすることにしました。問題があったバージョンは以下の通りです。

    (*) 因みに、ネットで情報を得るには、原文を読まないといけません。英語を翻訳していたりすると、さっぱり意味がわからないことが多いです。Synologyサイトにしても原文は英語です。Synology関連の日本語の説明を読んでもよく分からないことがあります。そんな時は、英語の原文にあたります。
    • マシン : DS918+
      • 16 GB メインメモリ(8GB x 2 * ), RAID5
      • 8TB HDD x 4 (WD RED)
      • SSD Cache 512 GB x 2 (WD), 読み書き
    • 旧バージョン : 6.2.2-24922 Update
    • 新バージョン : 6.2.3-25426

    概要

    Synologyのサポートセンター

    図2. Synology サポートサービス

    先ず、Synologyのサポートを利用(2020/06/05)しました。DSMにログインして「サポートセンター」から状況をテキストで記載して送信すると、数日するとemailに返事があり、状況をよく理解するために写真を送れと指示がありました。

    • エラ〜メッセージのスクリーンショット
    • ログ (debug.dat) : 「サポートセンター」の「サポートサービス」の「ログ作成」で「システム」をクリックして「ログ作成」をクリックすると、debug.datがダウンロードされる

    iPadの録画機能を使って、DSM更新する様子として、更新ができないと表示されるまでので様子を録画して、Synology オフィシャルページ・サポートから添付し返信しました。サポートからの提案としては、サポートがログインして作業する案が提案されていましたが、少し躊躇しました。一時的にであってもです。

    提案内容

    リモートアクセスの情報提供の方法

    1. 「メインメニュー」をクリックします。
    2. 「サポートセンター」をクリックします。
    3. 「サポート サービス」をクリックします。
    4. 「リモートアクセスを有効にする」のチェックボックスにチェックし、「適用」をクリックします。
      • ※リモートアクセスの有効期限内であることを確認します。
    5. 表示される「サポートIDキー」と「adminのパスワード(一時的パスワードに変更)」を当チケットに記載し、ご連絡ください。
      • 2段階認証が有効の場合は、当検証が完了するまで「無効」としてください。

    いくらSynoloygと言っても、ネットに招待すること、しかも、管理者権限でのアクセスはセキュリティ上難しいと思いました。

    数日考えた結果、その返事は保留して、クリーンインストールを含め自力で解決する方・対策を考えることにしました。

    Synology テクニカルサポートとのやりとり期間は、2020/06/05~2020/06/11でした。06/15には、Synology Online Support Surveyがemailに来ました。もちろん、私は、サポートの提案から”逃げた” ので、サーベイすることはありませんでした。

    方針はクリーンインストール

    Linux関連でそれらしい記事を見つけることはできましたが、DSMがいくらLinuxを元にしていると言っても、Synologyがカスタマイズしているため、やはり別物であり、その成り立ちは同一ではないと思われました。この時点で、クリーンインストールを念頭に、考え始めました。以下は取り進めた概要です。

    1. データバックアップは、Hyper Backupを使用します。共有フォルダ、インストールしたパッケージのアプリ、など全てをバックアップします。外付けUSB HDDでも、別のSynology NASのドライブでも可能です。
    2. 対象としているSynology NASをWebブラウザから見つけられるか確認する
    3. Synology NASをリセットして初期状態に戻す
    4. 再導入したDSMでの初期設定 (別途詳細に説明しています)

    以下に、上記概要の詳細を示しました。

    1. バックアップ

    できるだけ全てのDS918+にある情報をバックアップして、それから、クリーンインストールする戦略としました。

    日頃から「Hyper Backup」と「Snapshot Replication」で主要なバックアップを定期的に行っているため、バックアップ体制の構築はしないで済みました。

    今回は、Snapshot Replicationは使用しません。Hyper Backupのバックアップ機能とリストア機能で対応します。

    Hyper Backupでは、基本的にDS918+の外付けUSB HDDにバックアップしています。クリーンインストールの際には、その方がアクセスしやすいです。Hyper Backupでのバックアップについては、以下の記事をご参考にしてください。

    Hyper Backup のバックアップデータを .hbk ファイル形式で表示および復元する方法 – Synology Site –

    https://www.synology.com/ja-jp/knowledgebase/DSM/tutorial/Backup/How_to_browse_and_restore_Hyper_Backup_backup_data_in_hbk_file_format

    Hyper Backupの設定でバックアップに漏れがないかどうか、チェックを行い漏れている項目(システムアプリ、共有フォルダ)を追加して、最新のバックアップを取りました。

    因みに、バックアップに時間がかかったのは、どうでもいいはずの「スプラツーン2のプレイ録画ファイル」でした。1TB近くあったため、あれやこれやとやり直したりして、1週間以上かかりました。いざ、そのデータの価値を考えた時に、数年の記録であることを考えると、どうでもいいはずのデータが価値を持っていることに気づきました。自己満足です。

    2. 前準備 – Synology NASを見つけられるか

    Hyper BackupによるDS918+全体のバックアップを完了したと判断(*)した後、以下の手順でクリーンインストールを実施しました。

    * 当初は、クリーンインストールした後、リストアしてデータの復元具合を確認しておらず、思い通りのバックアップが、なされたのかどうかは分かりませんでした。実は、「暗号化」を解除していないと共有フォルダは、バックアップされていませんでした。それはそうなりますね、暗号化を解除しないとフォルダそのものが見えないからです。別途、暗号化を解除した状態で、WindowsのRobocopyによりバックアップ(Hyper Backupによる)のバックアップ(Robocopyによる)をとっていました。よかったです。全てはミスの可能性があります。そのためのリカバリーが大事であるということでしょうか。
    • クリーンインストール後に、DS918+を見つけられるか確認します。Web ブラウザに「find.synology.com」を叩いて、現在のローカルネットワークに繋がっているSynology製品を表示されるか確認します。その他の確認手段として、「Synology Assistant」というアプリもあります。

    3. NASのリセット

    1. DSMにログイン
    2. 「コントロールパネル」→「リセット」
    3. 「すべてのデータを消去」をクリック
    4. 確認ダイアログが表示されます。チェックボックスにチェックして「すべてのデータを消去」をクリック
    5. パスワード入力が促されます
    6. パスワードを入力して「送信」をクリック
    7. 「DiskStationが再起動しています再起動が完了したら、Synology Assistantを使用してDiskStationを検索して接続します。」と表示が出ます
    図3 ドライブ初期化の手順

    4. クリーンインストール

    1. Webブラウザから「find.sysnology.com」をたたく
    2. 検索中の表示が出て、数十秒待つと画面が切り替わり、左上に「Web Assistant」と表示され、製品の写真が現れる
    3. 複数台のSynology製品をネットに繋がっていれば、スクロールさせて、目的のクリーンインストールしたいDS918+を探す
    4. 見つけたDS918+をクリック
    5. ダイヤログが現れる「Synologyエンドユーザー ライセンス合意書」。同意にクリックして「OK」をクリック
    6. 「ようこそ!」画面となるので、「設定」をクリック
    7. 「DiskStation Manager (DSM)をインストール」画面が現れる。インストールしたいHDDであることを確認しつつ「今すぐインストール」をクリック
    8. データが削除されることの注意のダイアログが現れるので、チェックボックスにチェックして、「OK」をクリック
    9. 「DiskStation Managerのインストール」画面が現れ、%表示が出て、初期化中 → システムパーティションのフォーマット → ダウンロード中 → DiskStation Managerのインストールと、表示が変わっていく
    10. 「DiskStationを再起動しています」画面が現れる。10分間のカウントダウンです。
    11. QuickConnectの設定もWeb Assistantから行います。
    12. 「すべての設定が完了しました!」が表示されます。
    13. 「私のSynologyデバイスのネットワーク位置を共有して、私がそれをfind.synoloyg.com経由で見つけることを許可します。私はサービス規約を読み同意します。そしてプライバシーに関する声明を承諾します。」のチェックボックスは、チェックしませんでした。「移動」をクリック。
      因みに、ホームネットワークからは、「find.synology.com」は機能するようです。
    14. 以上で、クリーンインストールは完了です。DSM画面が現れます
    15. 初期のDSM画面では、いくつかの初期チュートリアルがあります。指示の通りクリックして終了です。DSMは使用可能になました。
    図4 DSMのインストール終了後の最初のログイン

    再導入したDSMでの初期設定

    システム設定

    Hyper Backupのバックアップからリストア*しました。リストアするには、Hyper Backupをインストールして、先ずは、バックアップファイルと再リンクする必要があります*。また、システムの設定については、Hyper Backupでもバックアップされないので、再構成することはできません。

    再導入したDSMから、再度設定する必要があります。具体的には、二段階認証やDoS保護など、特にセキュリティの設定がデフォルトになっていまいます。仕方がないので、以下のように特に重要な項目について再設定しておきます。

    * Synologyサーバ間のバックアップとリストア – ホームNW研究所-

    いつもお世話になっているblogerさんのページです。リストア方法の詳細が説明されています。Hyper Backupによるバックアップ先のSynology NASに必要なrsyncの設定、または、Hyper Backup Vaultをインストールする必要性についても解説されています。

    https://nw.myds.me/wordpress/howto-wpbackup1/

    「コントロールパネル」の「セキュリティ」

    セキュリティ
    • 「サイト間のリスクスト偽造攻撃からの保護を強化する」にチェック
    • 「HTTP Content Security Policy(CSP)ヘッダーでセキュリティを強化する」をチェック
    • 「iFrameでDSMが埋めこられないようにする」をチェック
    • 「システムの再起動に伴い保存したユーザーログイン セッションがすべてクリアされます」にチェック
    • 「現在のIPが変更されたら、DSMデスクトップ上に通知を表示」にチェック
    ファイヤーウォール
    • このマシンを目掛けて2分に1回程度の不正アクセスが、各国踏み台を利用して仕掛けてきているので、これを玄関払いしてもらいます
    • 最初、日本を許可を設定ししましたが、これでは、外国をブロックしてくれませんでした
    • そこで、日本以外の国全てをDSMログインを拒否する設定とします。一件につき15か国までしか登録できないので、地道に全ての国を拒否として登録しました(日本を除く)(図5)
    • リアルタイムに不正アクセスの攻撃のさなか、この設定が完了した直後から、DSMログインはぱったりなくなったことを確認できました(図6)。
    図5 ファイヤウォール設定の様子
    図6 設定によってブラックリストに自動的に登録される
    保護
    • 「保護」の「DoS保護を有効にする」をチェック
    アカウント
    • 自動ブロック
      • 「自動ブロックを有効化する」をチェック : 同一のIPアドレスからのエラー数でブロック
        • 「ログイン回数」を10
        • 「分以内」を1440
      • 「ホワイトリスト/ブロックリスト」から、ホワイトリストを作成 : 許すIPアドレス
        • 個別のIPの設定
        • フザネットの設定
        • IP範囲で設定
    • アカウント保護
      • 「アカウント保護を有効化」をチェック
      • 「信頼されていないクライアント」も「信頼できるクライアント」のいずれも以下の設定にする
        • 「ログイン回数」:10
        • 「分以内」: 60 (<1000)
        • 「プロック解除」: 30

    RAID5へ再設定

    クリーンインストールによりRAID設定は無効になっています。ストレージマネージャから作業します。

    1. 「ストレージマネージャ」の「ボリューム」に移動
    2. 「作成」をクリックして、ボリューム作成ウィザードを開く
    3. 「カスタマイズ」を選択し「次へ」をクリック
    4. 「ストレージプールを選択」画面から「新しいストレージプールを作成」を選択し、「次へ」をクリック
    5. 「ストレージプールのタイプを選択」画面から「より良いパフォーマンス」を選択し、「次へ」をクリック
    6. 「ストレージプールのプロパティを構成」画面からRAIDタイプを「RAID5」を選択し、「次へ」をクリック
    7. 「ディスクの選択」画面から、4つの全てのドライブが選択されていることを確認し、「次へ」をクリック
    8. 「警告」画面が現れ、データの消去についてアラートされるので、「OK」をクリック
    9. 「ファイルシステムを選択」画面から「Btrfs」(Snapshot Replicationの機能を利用するために必要です)を選択し、「」をクリック
    10. 「ボリュームの容量の割り当て」画面が現れます。必要があれば、説明を記入し、「次へ」をクリック
    11. 「設定の確認」画面が現れます。確認できれば、「次へ」をクリック
    12. 「ストレージマネージャ」の「ストレージプール」画面が現れます。ステータスが「作成しています」になり、100%になると完了です。最初の投稿で記事にしたように、DS918+を最初にRAID5に設定した歳は、100%になるまで、丸3日を要しました。今回も、3日間を覚悟していましたが、丸1日で処理は完了していました。
    13. ストレージマネージャのRAID5設定をしている間を活用してで、パッケージセンターからアプリをインストールしました(以下に続く)
    図7 ボリューム1にRAID5を構築中の様子

    SSDキャッシュの再設定

    SSDの設定も必要です。今回、あらためて設定したRAID5へのリンクが切れているためです。この設定は、RAID5の設定処理が完了してから実施しました。RAID5設定途中でも可能かもしれません。

    図8 割り当てがないSSDキャッシュをボリューム1のRAID5に再度割り当てる

    HDDハイバネーション

    RAIDシステムは常時稼働状態にするのが普通です。頻繁な電源の入り切りよりは、常時ONの方が安定稼働には良いようです。クリーンインストールの後は、「HDDハイバネーション」が有効になっているので、無効にしておきます。

    コントロールパネルのハードウェアと電源の「HDDハイバネーション」で設定します。

    図9 HDDハイバネーションを無効に設定

    パッケージセンターからのアプリのインストール

    ストレージマネージャがRAID5の設定をしている間を活用して、以下の主なアプリをインストールしました。後に実施するリストアで、設定内容を上書きし戻します。

    基本的に各ホームサーバーのそれぞれのクライアントの設定は、Synologyのホームサーバー関連のサーバーでは、port/port転送で設定したportを使用します。Plex Serverでは、32400に固定されています。

    付け加えて、port設定に関わることで重要な設定項目は、firewallの設定です。そのアプリをallowに設定します。

    もしも、RT2600acルーターを使用していてUPnPによりport転送ルールが自動的にしている場合は、その関連するportのinternet側のport番号を確認しておく必要があります。

    最後に、2段回認証を有効にしていても、各クライアントでの1回目のログイン設定の時に「デバイスを覚える」を設定すれば、その後ログインで「ワンタイムパス」を聞かれることはありません。

    • Hyper Backup
    • Hyper Backup Vaults
    • Plex
      • マルチメディア・ファイルをどんなフォーマットでも対応したサーバーです。クライアントは、有料ですが、ネットの外から閲覧が可能になります。
      • 元のPlexサーバーではなく、新たなPlexサーバーになってしまったようです。以前のDS918+にあったPlexサーバーは「オフライン」で使用不可になっていました。
      • 新しいPlexサーバーと思われるサーバーには、メディアファイルが1つもありませんでした。クリーンインストールしたDSMにPlexサーバーをインストールしてしまったせいかも知れません。リストアで設定が上書きされると思っていましたが、以前のPlexサーバーと新規にインストールしたPlexサーバーが別物扱いになってしまうためと思われます。
      • メディアファイルをリストアした後、あらためてメディアのデータベースを作ることにして、データベースを復旧することは諦めました。
    • Note Station
      • WindowsのOneNoteみたいなことができますが、もちろん、機能は、OneNoteの方が高いです。
      • iOSアプリ(DS note)
        • address: port
          • portは、外部からのDSMログイン時と同じ
        • user id
        • pass word
    • Photo Station
      • 保管した写真を鍵付きで共有したり、動画をYouTubeにアップしたりできます
      • iOSアプリ(DS photo)
        • address:port
          • postは、外部からのDSMログイン時と同じ
        • user id
        • pass word
    • Audio Station
      • 音楽ファイルをストリーミングできます。iTunesで購入した音楽ファイルを登録しています。外からアクセスかのです
      • iOSアプリ(DS audio)
        • address:port
          • postは、外部からのDSMログイン時と同じ
        • user id
        • pass word
    • Video Station
      • Synology製の動画サーバーです
      • iOSアプリ(DS audio)
        • address:port
          • postは、外部からのDSMログイン時と同じ
        • user id
        • pass word
    • メディアサーバー
      • Video Stationの動画データベースと統合して、機能拡張した動画サーバーです
      • UPnP/DLNA対応のテレビで視聴ができます。我が家では、東芝の古いRegza RE1があります。テレビにDS918+のメディアサーバーを表示させます。動画を再生させるためには、テレビにあったMIMEタイプの設定が必要なので、バカチョンで再生できない場合、テレビでの視聴についてはハードルが高くなります。
    • Moments
      • 写真のストックと表示アプリです。iPad用のMomentsからDS918+にバックアップします
      • シーンを自動で作成して表示してくれます
      • iOSアプリ(Synology Moments)の設定
        • address:port
          • postは、外部からのDSMログイン時と同じ
        • user id
        • pass word
      • 注意点
        • アップロードでは、MOVファイルはエラーが発生して、一時停止します
        • その他、停止したまま動かなくなるファイルがあります。
        • 安定するバージョンアップが出るまで、無効化することにしました。

    リストア

    Webブラウザから「find.sysnology.com」をたたいて、クリーンインストールしたDS918+にログインします。その後、各システム設定を確認します。Adminが無効になっていることや、管理者権限のユーザーの設定です。以下の操作が必要ですが素早く、バックアップからリストアして、管理者などのシステム設定を元に戻す方法でも構いません。これは、セキュリティ対策の一環です。

    Hyper Backupのインストール

    DSMのパッケージセンターから、「Hyper Backup」をインストールします。ついでに、「Hyper Backup Vault」もインスーとるしておきます。Synology製品間でのHyper Backupによるリモートバックアップに必要なパッケージです。

    Hyper backupからリストア

    関連付け

    クリーンインストールしたDSMに改めてインストールしたHyper Backを、以下のようにバックアップに関連付けします。

    1. File Stationを使って、バックアップしたファイルが、どの外付けUSB HDDにあるかを確認します
    2. Hyper Backupを起動します
    3. 左下の「+」をクリック
    4. 「データバックアップタスク」を選択
    5. 「バックアップウィザード」画面が現れる。左上のにあるSynologyの「ローカルフォルダ & USB」を選択し、「次へ」をクリック
    6. 「バックアップ先の設定」画面が現れる。「既存のタスクに再リンク」を選択する。
      • 「共有フォルダ」には、前述で確認したバックアップファイルがのあるフォルダを選択(今回は、外付けUSB HDD)
      • 「ディレクトリ」には、拡張子「hbk」のある該当するファイルを選択
    7. 「次へ」をクリック
    8. 確認画面が現れるが、「はい」をクリック
    9. 「データバックアップ」画面が現れる。
    10. 「フォルダ」及び「アプリケーション」は、何も選択せず、「次へ」でどんどん進んでデフォルト設定のまま完了させる
    11. 作成できたタスクは、Hyper Backupの左メニューに表示される。

    リストア

    関連付けされたタスクを使って、リストアを実行します。

    1. Hyper Backupの左下の「時計のマーク」を選択し「データ」を選ぶ
    2. 「復元タスクの選択」画面が現れる。先ほど再リンクしたタスクを選択し、「次へ」をクリック
    3. 「システム設定」画面が現れる。「システム設定情報を復元する」をチェック(全システム構成)し、「次へ」をクリック
    4. 警告ダイアログが現れるが、「はい」をクリック
    5. 「データの復元」画面が現れる。全ての「フォルダ」を選択し、「次へ」をクリック
    6. 「アプリケーションの復元」画面が現れる。全ての「アプリケーション」を選択し、「次へ」をクリック
    7. 確認画面が現れるが、「はい」をクリック
    8. 「データ復元サマリ」画面が現れる。確認して「適用」をクリック
    9. 「復元状況」画面が現れる。各タスクが%表示される。
    10. 以上で、処理が終了すればリストアは完了です。

    まとめ

    DS918+は、度重なるパーツの追加でフルスペックに仕立て上げ、blog配信やホームサーバーとして安定稼働させていました。しかし、DSMの新バージョン(6.2.3)への更新は、容量不足が原因ということで、古いバージョンのDSMでの運用が続いていました。新バージョンへの更新までのセキュリティに不安がありました。その間、Synologyのサポートパスに相談したり、ネットで解決策について情報を収集したりしてきました。意を決してクリーンインストールによる新パージョンのDSM 更新とシステム復旧を覚悟してDS918+の再構築を断行することができました。

    以上、参考になれば幸いです。はりきり(Mr)

    編集履歴

    編集履歴v^^)
    2020/09/05 HARIKIR(MR)
    2020/09/06 追記(写真を追加)
    2020/09/07 追記(ファイヤーフォールの設定によるDSMからの不正アクセスを拒否する設定)
    2021/03/06 追記 (リストア関する概説 - 詳細は「ホームNW研究所」へのリンク)
  • [Bio-Education] 薬効薬理試験にはどんなものがあるか

    [Bio-Education] 薬効薬理試験にはどんなものがあるか

    薬効薬理試験(pharmacology)

    医薬品開発には、動物を用いた薬効薬理試験による効力の確認試験が必要です。製造関連の研究者としても、このあたりの知識は持っているべきです。以下には、LSIメディエンス社から、サービス項目を抜粋しました。

    source : LSIメディエンス

    1.中枢神経系

    2. 感染症

    • バイオセーフティレベル(BSL)2の動物飼育区域を有している
    • BSL2までのウイルス、細菌などの感染実験が対応可能
    • インフルエンザウイルスおよび黄色ブドウ球菌(MRSA含む)の受託試験の実施体制を整えている
    • 治験センターが所有している臨床分離株の使用可能
    • 2.1.1インフルエンザウイルス感染
    • 2.1.2黄色ブドウ球菌感染
    • 2.1.3MRSA感染
    • 2.1.4マラリア感染※マラリアウイルスをご提供いただければ対応可能です.

    3.循環器系

    4.呼吸器系

    5.腎泌尿器系

    • 5.1腎炎
    • 5.2排尿・結石 排尿障害モデルとして、過活動膀胱モデル(OAB:脳梗塞誘発)、間質性膀胱炎モデル(IC:塩酸、シクロフォスファミド、酢酸誘発)、下部尿路障害モデル[LUTS:前立腺肥大(BPH)]、腹圧性尿失禁(SUI)および脊髄損傷モデルがあります。評価法としては、膀胱内圧を測定可能なシストメトリー法と自然排尿により尿流動態を測定するウロフロメトリー法があります。弊社開発の排尿機能測定システムを用いて、継時的に微量排尿の尿流動態の測定が可能です。
      • 5.2.1過活動膀胱
      • 5.2.2脊髄損傷排尿障害
      • 5.2.3間質性膀胱炎(塩酸、シクロフォスファミド、酢酸誘発)
      • 5.2.4下部尿路障害(前立腺肥大症)
      • 5.2.5腹圧性尿失禁
      • 5.2.6膀胱結石(エチレングリコール飲水/アルファロール経口)

    • NBZ source
      • NZBマウスはニュージーランドのオタゴ大学の Bielschowskyらによって癌研究のために開発された。 1959年にこのマウスがクームス陽性の自己免疫性 溶血性貧血を高率に発症することが判った。 その後、NZWマウスとの交雑F1マウスが多彩な自己 抗体、特に抗核抗体を生じ、かつヒトSLEにみられる と同様の各種のループス病変を自然発症することが発見された。

    6. 免疫系(免疫制御)

    • 6.1.1抗原感作
      • 抗体産生-当社は「抗体作製業務」、「イムノアッセイ法の開発~検体測定 (GLP対応可)」、「バイオ医薬品の特性試験、保存安定性における測定」、「臨床検体の測定」などの受託ができます。
    • 6.1.2全身性エリテマトーデス(SLE)モデル全身性エリテマトーデス(SLE)は、全身の臓器に原因不明の炎症が起こる自己免疫疾患の一種であり、膠原病の1つとして分類されています。MRL/lprマウスおよびNZBWF1マウスは共にSLE様のループス腎炎を自然発症することで知られており、SLEモデルとして汎用されています。
    • 6.1.3乾癬モデル尋常性乾癬は、慢性の皮膚角化疾患であり、典型的な症状として赤い発疹とその上に白色の鱗屑(皮膚上皮の角質細胞が剥がれ落ちたもの)を伴う発疹が認められます。症状が目に見える形で現れるため、QOLを著しく低下させる疾患です。
      当社はマウスを用いて抗ウイルス剤であるイミキモド誘発尋常性乾癬モデルの作製し、被験物質の薬効評価することが可能です。
    • 6.1.4慢性GVHDモデル

    7. 血液系

    • 7.1.1鉄欠乏性貧血(瀉血)
    • 7.1.2in vitro 血小板凝集試験血小板凝集作用は血液凝固のために重要な機能ですが、血栓などを発生させることで脳疾患や心疾患など重篤な状態を誘発させる場合があります。血小板凝集試験は血小板凝固薬などの評価に汎用されています。

    8. 炎症・アレルギー

    • 8.1炎症・浮腫
    • 8.2アレルギー反応
    • 8.3結膜炎アレルギー性結膜炎では、花粉症などの抗原によるアレルギー反応により、かゆみ、結膜の腫脹、目やになどの分泌物が生じます。弊社はDNP-Ascaris、OVAおよびブタクサなどのアレルゲンを用いた抗原抗体反応によるモデルを有しています。
    • 8.3.1OVA誘発(アレルギー性)結膜炎
    • 8.3.2DNP-アスカリス誘発(アレルギー性)結膜炎
    • 8.3.3ブタクサ花粉誘発(アレルギー性)結膜炎

    9. 消化器系

    10. 皮膚

    11.糖・脂質代謝系

    12.がん(担がん)

    各種ヒト、マウスおよびラットがん細胞株を移植した担がん動物を作製し、薬の抗腫瘍効果を評価します。バイオセーフティレベル(BSL)2の細胞株の使用が可能です。移植部位は皮下、腹腔内および同所(脳内、胃、膵臓、子宮、前立腺等)が可能です。免疫不全動物として、ヌードマウス、ヌードラット、SCIDマウス、NOD SCIDマウス及びNOGマウス等の経験を有しています。

    • 12.1ヒト腫瘍細胞株皮下移植・腹腔内移植・同所移植
    • 12.2マウス腫瘍細胞株皮下移植・腹腔内移植・同所移植
    • 12.3ラット腫瘍細胞株皮下移植
    • 12.4転移 -肺転移、肝転移血行性肺転移モデル、自然肺転移モデル、経脾肝転移モデルなどの実績があります。ヒト大腸がん細胞株HT-29を用いた経脾肝転移モデルは、自然転移モデルと比較して再現性に優れています。
    • 12.5ウサギVX2がん移植 -肝、腎、脾、胃、腸、筋、皮下ウサギVX2がんは主に肝臓がんのモデルとして使用されています。投与はヒトの血管造影法に準じた固有肝動脈への動脈内投与により行います。腫瘍の大きさ、病理解析およびエコー観察による評価が可能です。
    • 12.6ウサギVX2がん転移 -肺、肝、脳

    13. In vitro

    • 13.1In vitro抗腫瘍試験(各種細胞)各細胞バンクから入手したがん細胞株などを用いて、薬の抗腫瘍効果を評価します。60以上の細胞株の使用経験があります。細胞生存率が50%となる濃度(IC50)等にて評価します。Cell Counting Kit-8やCell Titer Gloなど種々の検出法(比色法、蛍光法、発光法)による評価が可能です。
    • 13.2クロット溶解試験(各種動物血液)
    • 13.3初代細胞を用いる細胞傷害性試験(肝実質・副腎皮質・神経細胞)初代細胞を用いて薬の細胞傷害性を細胞逸脱酵素や細胞生存率をもとに評価します。肝実質細胞(ラット、イヌ、サル)、副腎皮質細胞(ラット、モルモット、イヌ、サル)、神経細胞(ラット)、シュワン細胞(ラット)、ライディッヒ細胞(ラット)の経験があります。
    • 13.4血小板凝集試験(各種凝集素)
    • 13.5ADCC(Antibody-Dependent Cellular Cytotoxicity:抗体依存性細胞傷害)活性測定抗体に依存した細胞傷害活性を応用した抗体医薬が数多く開発されています。その活性を評価する方法として抗体依存性細胞傷害(ADCC)活性測定が知られています。弊社ではサルまたはヒトの末梢血単核球細胞(PBMC)をエフェクター細胞として用いた経験を多数有しています。
    • 13.6CDC(Complement-Dependent Cytotoxicity:補体依存性細胞傷害)活性測定(各種細胞)補体に依存した細胞傷害活性を応用した抗体医薬が数多く開発されています。その活性を評価する方法として補体依存性細胞傷害(CDC)活性測定が知られています。弊社では市販のヒトおよびウサギ補体を用いた経験を有しています。
    • 13.7遺伝子発現解析測定法:リアルタイムPCR測定法13.8細胞表面マーカー発現解析測定法:フローサイトメトリー法
    • NBZ source
      • NZBマウスはニュージーランドのオタゴ大学の Bielschowskyらによって癌研究のために開発された。 1959年にこのマウスがクームス陽性の自己免疫性 溶血性貧血を高率に発症することが判った。 その後、NZWマウスとの交雑F1マウスが多彩な自己 抗体、特に抗核抗体を生じ、かつヒトSLEにみられる と同様の各種のループス病変を自然発症することが発見された。

    14. その他 (In vivo)

    • 14.1育毛
    編集履歴
    2020/09/04 Mr.HARIKIRI