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  • [用語] ADP; Adenosine diphosphate; アデノシン2リン酸 – ID18718

    [用語] ADP; Adenosine diphosphate; アデノシン2リン酸 – ID18718

    ADP

    • アデノシン2リン酸.ATP → ADP → AMPと脱リン酸化する
    • ADPは、受容体(P2Y1, P2Y12 )が知られている
    • 血小板のP2Y1, P2Y12 に結合すると
      • 形態変化
      • 血小板凝集
      • 荒木斬酸、トロンボキサンA2(TXA2)の放出
    • 血管内皮細胞
      • 表面に発現しているecto-ADPase (CD3, ecto-ATP diphosphohydrolase, ecto-apyrase)は、ADP分解

    池田康夫、血小板生物学、丸山征郎、メディカルレビュー社、2004

    大森司、血小板と臨床検査、血栓止血誌 19:456-458, 2008

    編集履歴
    2020/07/11 Mr.HARIKIRI
  • [用語] AAV; Adeno Associated Virus

    [用語] AAV; Adeno Associated Virus

    AAV

    Adeno Associated Virus; アデノ随伴ウイルス、アデノウイルス(Adenovirus)とともに発見されることが多かったことからこのように命令された。

    遺伝子治療薬のデリバリーシステムとして、近年、注目されている。AAVは、病原性が無いとされており、その安全性から遺伝子治療薬のウイルス・ベクターとして頻用される。ただし、ヒトでのAAVに対する抗体の保有率が高いため、抗体保有率が低いAAV血清型の選定がキーポイントになっている。

    一方で、遺伝子治療では、理論的には一生の内で1度きりの治療であるもの、抗体保有率が低い血清型のAAV投与により治療すれば、その抗体ができる。そのため、効果が低い場合に複数回の投与が考えられるが、その投与回数は自ずと制限されることになる。

    編集履歴

    2020/07/11 Mr.HARIKIRI
  • [用語] IgG; Immunoglobuin G – ID18714

    [用語] IgG; Immunoglobuin G – ID18714

    IgG

    免疫グロブリンG; Immunoglobulin G。歴史上の血清の研究において、アセテート膜電気泳動で得られる泳動位置が、血清アルブミン、α1、α2、β、およびγと便宜上付けられて分析されていた頃、そのγの位置に来るのがIgG(IgA, IgMも含む)であった。

    pH8.6では、100種類以上ある血漿由来タンパク質の全ては、マイナスに荷電する。これを利用して、プラス電極側にタンパク質を引っ張るのがアセテート膜電気泳動です。

    泳動後の膜は、染色液でタンパク染色して得られる染色パターンを確認します。疾患によってはそのパータンが正常の血漿のパターンと異なります。


    分子量 : 約150kDa

    蛋白分解の検査と臨床的意義 (H22)

    https://www.city.hiroshima.med.or.jp/hma/center-tayori/201001/center201001-10.pdf

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    2020/07/10 Mr.HARIKIRI
  • [用語] mannose; マンノース

    [用語] mannose; マンノース

    mannose

    マンノース; mannose

    • 分子量 : 180.156
    • 化学式は C6H12O6
    • 融点は 132~133℃
    • 単体としてD体が果実や果皮などに含まれる
    • 多糖マンナンでは,加水分解によって大量に得られる
    • L体は天然には存在しない
    • アルドン酸としては、マンノン酸
    • ウロン酸としては、マンヌロン酸
    • アルダル酸としては、マンナル酸
    • アルジトールとしては、マンニトール

    代謝

    • マンノース → (ヘキソキナーゼによって) →
    • マンノース-6-リン酸 → (マンノース-6-リン酸イソメラーゼによって) →
    • フルクトース-6-リン酸 (解糖系の中間体)
    • マンノースは人間ではあまり代謝されない
    • マンノースは糖タンパク質の糖鎖の重要な構成成分であるが、以前は糖鎖中のマンノースはグルコースから変換されると考えられていたが、近年、ラットにおいて経口摂取させたマンノースの87%が、腸で吸収された後、速やかに血中濃度が低下(半減期30分)
    • ほぼ全ての器官で糖鎖合成に使われていることが明らかとなっている
    • 生体内で利用されるマンノースは微量で、90%は30-60分で尿中に排出され、残りの内99%は8時間以内に排出される。その間、血糖値に顕著な影響はない
    • マンノースは多くのN-結合型糖鎖に存在

    wikipedia より

    https://ja.wikipedia.org/wiki/マンノース

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    2020/07/10 Mr.HARIKIRI
  • [Windows] スリープ関連ツールが使えない場合の解決方法 – Win32_Processorが使えなくなったのを修復する

    [Windows] スリープ関連ツールが使えない場合の解決方法 – Win32_Processorが使えなくなったのを修復する

    Windows10においてスリープをコントロールするツールが使えなくなって久しく,実害が生じてきたので本気で解決策を調べた

    Windowsのスリープ問題 (Sleeping Issue)は,スリープ機能が付加されてから,多数のユーザーから問題視されてきた.僕もその一人.その解決策として多数のツールがネットに挙げられている.

    感謝すべきは,僕の望む機能を持つツールである,SleepTool612(TM) やSupcon(TM)の2つである.この両方ともWindows10をインストールしたころから正常に動かなくなった.SleepToolのCPU使用率やネットワーク量など,すべてのモニタリング値がZero (0)になったままだった.

    PCのデータを内蔵のHDDやローカルネットワーク上のNASなどにバックアップしている際に,バックアップが完了する前にPCがスリープしてしまう問題が看過できなくなったというか許せなくなった.スリープ機能を外すことは,僕の省エネ理念から反するので省エネの利を取っていたのでした.

    新たなツールを探す

    今回,これらツールがWindows10に対応していないと思っていたため,最近,最も新しいレビュー(Review)からツールを探そうとしたが,SleepToolやSupconに勝るツールは,今現在も外国には存在しないようだ.

    9 best tools to prevent your PC from sleeping or locking


    https://windowsreport.com/prevent-computer-from-sleeping-locking/

    VBS (Visual Basic Script)でもいいからツールを作るか

    そこで,自分でツールを作ろうとい一念発起しネット情報をあさり始めた.開発環境のVisual Studioをインストール,CPU情報をとるにはWMI Win32_ProcessorなるAPIを使用することも分かった.調べてくいくと”WMI Win32_Processorが使えない 2016-0418″を発見した.サイトの筆者によれば,問題が発生したのは,Windows7からWondows10にアップデートしてらかのようで,僕と一緒のようだ.WMI Win32_Processorの代替APIを使用した対応策の記載があったが,自己PCには有効ではなかった.

    解決策を見つけた

    自前ツールを作成と意気込んでいたものの,対策に行き詰っていると,英語圏のサイトに”win32_processor.LoadPercentage null ?”という質問が上がっていた.

    PowerShellにて以下を実行.そのリターンが本来は,CPU使用率であるはずが,名も煮返されない(NULL)とのこと.

    get-wmiobject win32_processor | select LoadPercentage

    対策は,以下の通りシンプルのものだった.

    回答はシンプルでした.

    PowerShellにて以下の2行を実行.

    lodctr /S:[backup filename] ← レジストリのバックアップをしておく
    lodctr /R ← パフォーマンスカウンタの再構築

    その結果,SleepToolのモニタリング値は,すべてあるべき観測される数値を示すように改善された.

    完結.ツール作者の皆様,今後も使わせていただきます.ありがとございます.

    編集履歴
    2019/07/06 はりきり(Mr)
    2019/09/13 追記・文言整備 (表題をわかりやすく)
  • [健康] 体験記 –  突然起きためまいは突発性難聴と診断された – その後 – ID535

    [健康] 体験記 – 突然起きためまいは突発性難聴と診断された – その後 – ID535

    はじめに

    2018/12のある日、少し気分が悪くなり、その後吐き気、ふらつき感、3時間後には、壁伝いでないと歩けない程の平行かんかんの欠落が起こりました。その頃には、吐き気はピークに達して嘔吐を数度繰り返しました。町医者で高容量のステロイドを処方してもらい2週間が経過、その後、改善がなかったことで、大き目の病院を紹介されて受診しましたが、もう手遅れでした。それでも、その先生は、鼓膜を注射してステロイドを直接打つ治療法か、高濃度ステロイドを静注して、その後、経口で徐々に減薬する方法のどちらにするかを提示されました。鼓膜は怖いので、常駐を選びましたが、結局は、難聴した左耳の聴力は戻ることは、ありませんでした。以上は、発症から現在(2021/11/03)までの経過です(追記)。

    半年たった症状

    以下は、発症してから半年での状況を記載した当時の記事です。

    現在,突発性難聴になって半年を経過したが症状は改善されていない.「キー」という耳鳴り、閉塞感、人の声は、ヘリウムガスを吸って喋ったときのような音質に聞こえる.ヘリウムガスを吸って喋ったときのような音質は,正常な耳を塞いで聞いた時のみ自覚できる。

    会議などでは、片耳で聞くのはなんとかなるものの、難聴の耳が足を引っ張る。発言するときは、これもまた難聴の耳が足を引っ張る。今何を喋っているのか分からくなり気が散る。

    自己流の処置

    難聴になってから、難聴側の鼻が詰まることが多くきなった。鼻からの粘液が口の中の耳道付近に流れてくるので、その粘液が,耳道に入り更に難聴が悪化しないかが気になっている。そこで考えて、口鼻を塞ぎ息を止めて、横隔膜の力で息を吸うようにして、耳道付近を減圧するように気がついた時に時々していた。

    しかし、難聴は一向に改善しないので、ここ数日は、逆に加圧する処置を試している。単純な話、耳抜きするときと同じように口鼻を塞いで息を吐くように力む。やってみると難聴の耳では、聞こえにくいので何とも言えないが,プツッという音が聞こえないので正常な耳と比べて耳道の通りが悪いようだ。

    人差し指を耳穴に

    一つ確実なことは,難聴の耳穴に人差し指を差し込んで,指を曲げるようにすることで減圧状態(必ずしも必要ではないようだが)にして,5秒間程度を維持した後指を抜いてみると,数秒間は閉塞感が消え,難聴であることを忘れるほどに症状が一瞬改善する.

    編集履歴

    2019/07/01, Mr. Harikiri
    2021/11/03, 追記(はじめに)

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  • [用語] PAT; 工程解析システム – ID17924

    [用語] PAT; 工程解析システム – ID17924

    PAT

    Process Analytical Technology; 工程解析システム。

    バイオロジクス(バイオ医薬品)の製造は複雑です。効率的に製造するには連続製造が必要です。米国FDAもバイオロジクスにおいても連続製造を後押しすると表明しています。

    バイオロジクスの製造において主な精製には、液体クロマトグラフィが使用されますが、コンティニュアス・クロマトグラティ装置が、複数のメーカーから発表されています。

    培養に欠かせないセンサー類も、連続製造に対応するものがセンサーメーカーから発表されています。

    以上の背景から、世界では、バイオロジクスにおいても連続製造による生産が進むものと考えられます。

    日本のバイオロジクスに関わるCMO/CDMOは、数も少なく、そもそもレベルが低くく、この波には乗れないでしょう。国策で何とかできないものでしょうか。

    シーズや基礎研究を支援しているだけでは未来はありません。一気通貫でやり切る完成したサプライチェーンの構築が急務だと考えます。その対象は、医薬品の開発の要となる最終段階のCMO/CDMOのレベルアップ、そして実績作りです(by Mr. Harikir)。

    https://www.pmda.go.jp/files/000222953.pdf

  • [用語] QTPP; 目標製品品質プロファイル

    [用語] QTPP; 目標製品品質プロファイル

    QTPP

    QTPP: Quality Target product Profile; 目標製品品質プロファイル

    編集履歴

    2019/06/20, Mr. Harikiri

  • [用語] CQA; critical quality attribute – ID17918

    [用語] CQA; critical quality attribute – ID17918

    CQA

    Critical Quality Attribute; 重要品質特製

  • [用語] 体表面積; BSA; body surface area – ID17885

    [用語] 体表面積; BSA; body surface area – ID17885

    代表面積

    日本人の代表面積の代表値

    • 男性 : 1.71 m2
    • 女性 : 1.69 m2

    代表面積
    男性:16,900cm2、 女性:15,100cm2

    https://unit.aist.go.jp/riss/crm/exposurefactors/documents/factor/body/body_surface.pdf

    代表面積算定表

    http://cms.softsync.jp/rinshoyakuri/blog/docs/07_jinfuzen.pdf

    Ke!san サイト

    https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228735