[ITセキュリティ] 「ET CINS Active Threat Intelligence Poor Reputation IP group 16」は、ネ過去に悪質な活動が確認されたIPアドレス群からの通信を検知・警告アラート-ブロックすべきかどうか? [2025/04/19]

Itc it network security

はじめに

「ET CINS Active Threat Intelligence Poor Reputation IP group 16」は、CINS(Collective Intelligence Network Security)が提供する脅威インテリジェンスに基づくシグネチャで、過去に悪質な活動が確認されたIPアドレス群からの通信を検知・警告します。これらのIPは、マルウェア配信、スパム、スキャン、C2通信などの疑いがあると評価されています。SnortやSuricataなどのIDS/IPSにより、ネットワーク内への不審なアクセスを検出した際に出力され、セキュリティ対策としてIPの遮断や通信端末の確認が推奨されます。


~メンバー専用 ↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↑ メンバー専用~

無料登録は右の握手ボタンからかできます.

ChatGPT : このログは、SnortやSuricataなどのネットワーク型侵入検知システム(NIDS)により出力されたアラートの一種です。アラートは**「ET CINS Active Threat Intelligence Poor Reputation IP group 16」**というルールに基づいています。


✅ 解説(主要項目)

項目内容
アラート名ET CINS Active Threat Intelligence Poor Reputation IP group 16
意味アクセス元IPが「悪意のあるIPアドレスグループ(Group 16)」として知られており、CINS(Collective Intelligence Network Security)によりリスト化されています。
該当IP群14.47.x.x15.235.x.x など多くのIP(全て明示的にブラックリスト入り)
通信方向any -> $HOME_NET any(任意のIP・ポート → 自ネットワーク上の任意のIP・ポート)
発報条件一定時間内(3600秒)に同一送信元IPから1回以上アクセスがあると発報
参照URLhttp://www.cinsscore.com(悪質IPのスコアリング提供元)
SID(シグネチャID)2403315(アラートを一意に識別)
分類classtype: misc-attack(分類:その他の攻撃)
重大度signature_severity: Major(高リスク)
更新日updated_at: 2025_03_21(シグネチャ最終更新日)

🔐 実際の意味と影響

このログは、「悪意があると評価されたIPアドレスから、社内ネットワーク($HOME_NET)への通信があった」ことを示します。これは単なる通信の検知ではなく、既知のボットネット、スパムサーバ、マルウェアホストなどと通信している可能性があるため、セキュリティ上の警告と捉えるべきです。


⚠️ 取るべき対応

対応内容詳細
該当IPの通信先確認自ネットワーク内で該当IPと通信した端末(宛先IP)を特定する
ファイアウォールで遮断該当IPアドレスをブロックリストに追加(IPベースの遮断)
内部端末のマルウェアスキャン該当通信があった端末が感染していないか確認する
SIEM連携・ログ監視他にも同様の通信が継続していないか、ログ監視体制を強化する
定期的なIOC更新ブラックリストやThreat Intelligenceの定期更新を行う

✍️ まとめ(簡潔)

このログは、外部の悪質と評価されたIPアドレスから社内ネットワークに通信があったことを検知したもので、マルウェア通信、スキャン活動、C2サーバ接続の可能性があります。早急な通信元の特定と遮断、関係端末の確認が必要です。


IP Groupについて

📋 代表的なIP Groupと意味

Group番号説明(目的や特徴)
Group 1ボットネットホストとして知られるIP群
Group 2マルウェアのコマンド&コントロール(C2)サーバ
Group 5スパム送信でブラックリストに載ったIP群
Group 8ポートスキャンの発信元として検知されたIP
Group 10RDP、SMBなどへのアクセス試行が多いIP群
Group 13Webアプリ攻撃(SQLi, XSS等)に関連するIP
Group 14持続的な攻撃挙動(Persistent Threats)を示すIP群:同一IPが長期間にわたり様々な攻撃活動に関与している場合などに分類。APT関連や多段階攻撃が含まれる可能性もあり。
Group 16総合的に「悪評(Poor Reputation)」とされたIP(幅広い攻撃履歴あり)
Group 23SSHログイン試行・ブルートフォース攻撃に関与したIP
Group 26IoTデバイスを標的とした攻撃元IP
Group 30〜高度標的型攻撃(APT)や地域別キャンペーンなど、より詳細な脅威分類グループ(随時追加)

💡 ポイント

  • 各GroupはIPの過去の行動履歴や脅威傾向に基づいています。
  • Group番号で分類することで、対応の優先順位や遮断ポリシーを柔軟に制御可能。
  • Group 14は特に、**「継続的かつ多様な脅威活動に関与するIP」**とされ、組織的な攻撃に使われる可能性が高いIPが含まれると考えられます。

✅ まとめ(簡潔)

CINSのIPグループは、脅威レベルや攻撃タイプごとに分類されており、Group 14は「継続的な攻撃活動を行うIP」として特に注意が必要です。Group 16は「総合的な悪評IP」、他にもボットネット(Group 1)、C2(Group 2)、スパム(Group 5)など目的別に分かれており、セキュリティ製品ではこれらを使って効率的な防御と監視が行われます。


Groupに応じた適用戦略

~メンバー専用 ↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↑ メンバー専用~

無料登録は右の握手ボタンからかできます.

ChatGPT: 以下に、CINS IP Groupごとの遮断ルールの推奨方針と、企業・組織環境での実用的な適用戦略を体系的にまとめてご提案します。


✅ 前提:導入前の準備事項

項目内容
導入対象IPS/IDS(Suricata、Snort等)または次世代Firewall
更新ポリシーCINSやETルールセットを定期更新(自動スケジューリングが望ましい)
ログ保存体制SIEMなどによるログ蓄積・可視化
通信制御対象社内ネットワーク($HOME_NET)への外部からの着信を基本に対策

🔐 グループ別:遮断ルールと推奨対応レベル

Group特徴推奨対応理由と例
Group 1
ボットネット
感染ホスト即時遮断C2通信の踏み台にされる恐れ
Group 2
C2サーバ
マルウェア制御元即時遮断マルウェアの挙動制御の根幹
Group 5
スパム発信元
メール関連遮断 or SMTP限定遮断不要なら全遮断、業務でSMTPが必要ならフィルタリング
Group 8
スキャナー
ポートスキャン遮断(レート制限も有効)被スキャン対象になる前に排除
Group 10
RDP/SMB攻撃
脆弱性狙い遮断SMB/RDPは重大な侵入口(例:WannaCry)
Group 13
Web攻撃
XSS, SQLiなどWAFとの併用 + 遮断Webサービス稼働時は要注意
Group 14
持続的攻撃
長期にわたる攻撃元遮断 + 監視強化APTなどの兆候、内部感染の可能性も
Group 16
悪評総合
多目的遮断(ログ残し)要因特定は難しいが潜在的リスク大
Group 23
SSH攻撃
ブルートフォース遮断 + Fail2Ban設定遠隔アクセスは要対策
Group 26
IoT攻撃
特定ポート攻撃遮断 + DMZでの分離IoT機器の脆弱性狙いに対処

🛡 自社環境への適用戦略(段階的)

🔸 ステップ1:通信の可視化

  • IDS/IPSで各Groupごとの通信ログを取得
  • 実際に通信が発生しているグループと宛先をリストアップ

🔸 ステップ2:段階的な遮断と検証

  • Group 1, 2, 10 などの高リスクグループから遮断開始
  • 遮断ポリシーが業務に影響しないかを1週間程度観察

🔸 ステップ3:自動遮断ルールの適用

  • Firewallに「IPセット」や「オブジェクトグループ」で動的遮断リストを反映
  • Suricata連携例: bashコピーする編集するsuricata-update add-sid 2403315 suricata-update

🔸 ステップ4:SIEMや通知連携

  • 重要アラート(Group 14, 16など)はメール通知 or Slack連携
  • 内部端末のアクセスがあれば即座に調査

📊 カスタムポリシー例(Firewall設定)

# CINS Group 14 遮断ルール例(ファイアウォール)
if src_ip in CINS_GROUP_14 then
drop packet;
log event "Persistent threat source - CINS Group 14";

※FortiGate、PaloAlto、ipset + iptables などでも適用可能。


📝 まとめ

優先度Group対応方針
1, 2, 10, 14即遮断・ログ化・通知
5, 8, 13, 16, 23遮断と業務影響の確認
低〜応相談26, 30〜環境に応じて選択的に適用

~メンバー専用 ↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↑ メンバー専用~

無料登録は右の握手ボタンからかできます.


結論

この発信IPは,永久ブロックと判断する.

編集履歴

2025/04/19 Mrはりきり(with AI)