SDS-PAGE
sodium dodecyl sulfate-polyacrylamide gel electrophoresis; SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動.
- バイオ医薬品開発には欠かせない分析技術の一つ.
- 分子の大きさを測定する
- 目的とするバイオ医薬品の品質試験に用いられる
- 不純物質の含有量も測定できる
- バイオ医薬品である目的分子が分解した場合には,その分解物を分子量などから検出できる
編集履歴
2022/09/03, Mr. Harikiri
硫酸ドデシルナトリウムを添加したポリアクリルアミド・ゲル・電気泳動は、タンパク質の純度を分析する最も一般的な方法です。40年前では、自作のゲルを1日かがりで作り、翌日に、さんプルをゲルに載せて、電圧を付加して泳動し、その夕方から染色を一晩し、翌日から脱色するという工程を行なっていました。パイオの世界では、これらの作業もプレキャスト・ゲル(既製品)が登場することで、研究活動の姿は、一変しました。当時の電気泳動槽は、現在の10cm四方のプレキャスト・ゲルよりも2倍よりももっと大きなものもあって、ガラス製で価格も40~50万円と高価でした。
電気泳動を行うには、直流のパワーサプライも必要です。
タンパク質ゲル電気泳動槽システム, ThermoFisher
https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/life-science/protein-biology/protein-gel-electrophoresis/protein-gel-electrophoresis-chamber-systems.html