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  • [医薬品] アルブミン [2020/06/29]

    [医薬品] アルブミン [2020/06/29]

    アルブミン

    総称献血アルブミン
    一般名n/a
    慣用名n/a
    分子量 66kDa
    効能分類名血漿分画製剤
    効能効果アルブミン喪失(火傷、ネフローゼ)、合成不全肝硬変)
    25%, 50mL¥4,909 (2020/06)
    ¥4,715 (2021/10)
    製造会社JB (ベネシス)

    KEGG

    https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00056424#package

    アルブミンの分子量
    アルブミン製剤 – 日本血液製剤協会 – より

    http://www.ketsukyo.or.jp/plasma/albmen/alb_01.html
    編集履歴
    2020/06/29 Mr.HARIKIRI
    2021/10/16,追記(薬価再調査)
  • [Bio-Edu] 今昔 – 天然型から遺伝子組換え型への移行圧力 – ID6626 [2020/01/09]

    [Bio-Edu] 今昔 – 天然型から遺伝子組換え型への移行圧力 – ID6626 [2020/01/09]

    天然原材料のリスク

    血漿由来の蛋白製剤は、ヒト由来病原性の混入リスクがあるため、遺伝子組換え型への移行が望まれている。

    ある遺伝子組換えアルブミン(Albumin)の酵母による医薬品開発は、その最たる事例である。血漿分画製剤の中では、ウイルス感染のリスクは最も低い.

    これまでに血漿分画製剤のAlbuminでの感染症発症の事例は無いものの,国内における自給自足の面からは,献血のみでは量的に賄えない

    Albuminの分子量は,55kDaであり,それほど大きく無いこと、および、翻訳後の糖鎖修飾がない(アミノ酸配列に翻訳後修飾される領域が無い)ことから、世界では、2社で酵母による開発が行われた。

    酵母では、大腸菌とは異なり、菌体内に蓄積する事なく、細胞外に分泌するとともに、立体構造も天然と同じでいる。

    酵母を宿主細胞として,その他の組換え蛋白質に応用することは、実は限定的である。真菌類では、翻訳後修飾により、これら宿主由来の糖鎖を,産生した蛋白質に付加してしまう。異種の糖鎖は、ヒトにおいて抗原性を発揮し、免疫原性を生じてしまう。