最初に
若い頃から角膜変性症は、医者から言われていました。白内障は、少しあるが、10人中9人の眼科医は、手術はしないでいいと言うくらいだと、掛かり付け医は言っていました。
確かに、セカンドオピニオンでも、「白内障をよくみつけられましたね」と言われるくらいでした。しかし、自覚症状として、この見え辛さは、その白内障の質、すなわち現れている部位が問題になっていたようです。以下、解説します。
白内障手術をして、手術をして頂いたドクターも私も、ようやく理解できました。それは、私の場合、水晶体の後嚢の中央部(後嚢の場合中央部が多いようです)の膜自体の線維化による透明性の低下が、主たる原因であったようです。もちろん、水晶自体は、健常人よりは白内障が進んでいましたが、老人性の白内障と比較して、全体的には濁りは少なく、手術時の水晶体の破砕操作でも、柔らかくて直ぐに取りのぞれたとのことでした。
ただし、後嚢(水晶体を包んでいる袋)にあった濁りを「こそぎとる」ことに苦労したとのことでした。水晶体嚢を破らないことに注力したために、一部取り残して手術を完了させたとのことでした。
術後、世界の見え方は、白っぽい黒であったものはは、黒になり、くもっているような白っぽい空は、青空になりました。
ここまで引っ張ったが
白内障については、海外の目薬(CAN-C)なども個人輸入して試したりしましたが、58歳を目前にして、車の運転免許の更新手続きでの目の検査に必要な視力の維持もギリギリとなったため、白内障手術を決意しました。
手術の手順、その後の状態などを記録として残します。
白内障手術自体は、安全な手術であり簡単であると言われています。しかし、実際に手術する身になってみると決意するのは易くありません。
でも、手術することの利益と手術しない場合の不利益を天秤に載せて考えなければならない日がやがて来ます。
そして、私は、白内障の手術を受けました。
編集履歴 2020/03/30 Mr.はりきり 2020/08/11 文言整備