カテゴリー: WordPress

  • [WordPress] AMP プラングインの運用 – DS920+のシステムメモリ(4GB)を8GBに増設すると一括検証可能数は、デフォルト「8」から「> 41」に増加 [2022/02/06]

    [WordPress] AMP プラングインの運用 – DS920+のシステムメモリ(4GB)を8GBに増設すると一括検証可能数は、デフォルト「8」から「> 41」に増加 [2022/02/06]

    はじめに

    AMP プラグインを運用していく場合、最も時間がかかる処理は、AMP検証です。AMPプラグインがインストールされている場合、投稿の編集ページの右上に丸印で稲妻マークがあります。これをクリックすると、現在のバージョン(Version : 2.2.1)では、そのページについて再検証が実施されるようになっています。この方法で1つずつページを検証することも可能ですが、1000もページがあるとその作業は、退屈極まりないものになります。

    そこで、AMP->「AMP検証済みURL」ページから以下の作業で効率よく再検証することにします。
    このページを表示されて、表示オプションから表示数を100にすれば、100のページが表示できます。この状態で、左の「URL」のチェックボックスをチェックして表示されている全てのページを選択状態にします。その上に表示されている一括操作を「再検証」にして、その右横に表示されている「適用」ボタンをクリックすれば、一括の再検証が可能です。この機能を効果的に使えば、AMPページの管理はだいぶ楽になります。

    でも、自宅のSynology NASにWordPressを導入している場合、NASのシステム要件によっては、以下に説明したような制約がありました。対応策がやっと発見できたので、以下に解説してみたいと思います。

    AMP検証済みURLの更新

    新しいプラグインを導入したり、プラグインの更新をした場合、それまでのAMP検証済みのページは古くなります。そのため、AMP PluginによるAMP検証が再度必要です。

    以前、WordPressを導入していたNASは、DS918+でした。メモリーは、2つのスロットにアクセスできるので、標準の4GBを取り外し、8GB x 2で合計16GBにアップグレードしていました。その場合、一括して実施できるAMP検証のページ数は、最大「100」が可能でした。

    昨年、WordPressをDS918+からDS920+に載せ替えました。システム構成は、フルスペックとなったDS918+からすると、デフォルのままで、唯一、ストレッジをHDDではなく、4スロットともSSD: 1TB x 4 (slot)にアップグレードしていました。ところが、DS920+では、一括でAMP検証が可能なページ数は、どうしても「8」でした。これでは、全てのページを処理するには同じ操作が結構な回数になります。退屈極まります。

    今回、ふとアイデアが浮かんだので、システムメモリの増加を試みました。メーカー (Synology)が推奨しているメモリ : 4GB 1枚(Synology)を追加 (デフォルトのメモリスロットにはアクセスできない)しました。

    その結果、もう一つの懸案事項として取り組んでいるPageSpeed Insightでのスコアには変化がありませでした。

    しかし、前述で説明したAMP検証が可能なページ数は、少なくとも「40」に増加しました。一括の検証処理の過程でどうしても続行できない場合があるため、全てのページの処理が終わる前の処理の途中で一括の再検証処理が停止してしまうことがあります。その場合、スムースに処理できる予定の可能数よりも少なくなることがあります。40よりも最大可能な一括検証数が多い可能性もまだあるので、今後確認しようと思っています。

    因みに、AMP再検証の処理が継続しているかは、Synology NASのDSMにログインして、リソースモニターを起動して、CPUの稼働状況とネットワーク状況をグラフと数字で確認すれば判断が付きます。処理が終了した場合、CPUの稼働状況(%)、ネットワーク状況(KB/s)も一気に低下します。

    [s-text id=37723]

    [s-text id=37714]

    まとめ

    システムのメモリ容量がAMPプラグインの動作にここまで関係することは意外でした。

    型番仕様タイプ
    D4NESO-2666-4GDDR4-2666 260pinNon-ECC Unbufferd SO-DIMM 4GB
    https://www.synology.com/ja-jp/products/DDR4https://www.synology.com/ja-jp/products/DDR4

    AMP Plugin

    https://ja.wordpress.org/plugins/amp/

    編集履歴

    2022/02/07, Mr.HARIKIRI

  • [WordPress] ページスピード評価に使うPageSpeed Insightsの測定指標について – 少し解説

    [WordPress] ページスピード評価に使うPageSpeed Insightsの測定指標について – 少し解説

    初めに

    2021/12/04
    サイトのスピードを評価するには、GoogleのPage Speed Insights (PSI)が使われます。PSIでは、以下の指標が測定されます。これらの指標の1〜4までは、以下に解説されている順にそのイベントが発生し測定されて行きます。指標5は、1〜4の合計です。指標6は、2021年に追加された画面の表示状態に関する指標で、スピードを直接的に測定するものではなく、「見た目の指標」であることを測定する指標になっています。

    2023/10現在,WordPressを使用しているなら,GoogleのSite Kit プラグインをインストールするとPage SpeedをWordPress内で使用できるようになる.フル機能版のWeb Siteにもリンクが張られるので,アドレスを忘れても問題ない.

    測定すべき重要な指標

    以下の解説は、web.devの解説の和訳ですが、分かりにくい部分があったので少し修正追記しています。

    ユーザーを指標としたパフォーマンス指標 – web.dev –

    https://web.dev/user-centric-performance-metrics/#how-metrics-are-measured
    1. First Contentful Paint (視覚コンテンツの初期表示時間、FCP): この指標は、ページの読み込みが開始されてから、ページのコンテンツのいずれかの部分が画面にレンダリング(が完了)されるまでの時間を測定します。(ラボ環境, 実際のユーザー環境)
    2. Largest Contentful Paint (最大視覚コンテンツの表示時間、LCP): この指標は、ページの読み込みが開始されてから、最もサイズの大きいテキスト ブロックまたは画像要素が画面にレンダリング(が完了)されるまでの時間を測定します。(ラボ環境, 実際のユーザー環境)
    3. First Input Delay (初回入力までの遅延時間、FID): この指標は、ユーザーが最初にサイトを操作したとき (リンクをクリックしたり、ボタンをタップしたり、JavaScript を使用して実装されたカスタム コントロールを使用したりしたとき) から、その操作に実際に応答するまでの時間を測定します。(実際のユーザー環境)
    4. Time to Interactive (操作可能になるまでの時間、TTI): この指標は、ページの読み込みが開始されてから視覚的なレンダリングが完了し、初期スクリプトが (あれば) 読み込まれ、ユーザーの入力に対してすばやく確実に応答できるようになるまでの時間を測定します。(ラボ環境)
    5. Total Blocking Time (合計ブロック時間、TBT): この指標は、長時間に渡りメイン スレッドがブロックされ、入力の応答性が妨げられることで発生する FCP と TTI の間の(各指標の)時間の合計を測定します。(ラボ環境)
    6. Cumulative Layout Shift (累積レイアウト シフト数、CLS): この指標は、ページの読み込みが開始されてからページのライフサイクルの状態が hidden に変わるまでの間に発生した予期しないレイアウト シフトの累積スコアを測定します。(ラボ環境, 実際のユーザー環境)

    編集履歴

    2021/12/04, Mr. Harikiri
    2023/10/08, 追記(WordPress pluginであるGoogle Site Kit)

  • [WP-Plugin] WP-Optimizeのキャッシュ機能はW3 Total Cacheに変更 [2021/10/25]

    [WP-Plugin] WP-Optimizeのキャッシュ機能はW3 Total Cacheに変更 [2021/10/25]

    ID19320

    以下の記事はふるくなっています.当サイトでは,W3 Total Cacheは,プラグインの削減化を進めた結果,使用しなくなりました.

    キャッシュ プラグイン

    サイト読み込みの高速化にはキャッシュを使用することが1つの方法です。約1年前にW3 Total Cache (W3TC)をテストしたことがあります。当時は、Cache pluginの複数をインストールしてテストしていましたが、キャッシュが複数存在するとコンフリクトが生じる可能性があるため良くないようです。そんなことも分からずまま実施したテストの結果は以下の表の通りです。

    コンフリクトするから良くないと言いながらも、W3TCの追加効果は少なからず出ていたので、導入候補としては捨て難いと思っていました。

    当時は、W3TCは開発段階の初期あったせいか動作が安定しなかったため、導入を見送りました。

    W3 TCWP-OptimizeAutoptimizeFlying AnalyticsAMPPSI*1
    (Mobile, PC)
    Memo
    EnableEnable(8, 20)
    EnableEnableEnable(20, 50)
    EnableEnableEnableEnable(50, 95)Good,
    EnableEnableEnable(50, 95)Good, AMPプラグイン無しでも。
    EnableEnable(20, 50)
    Cache plugin : W3TC, WP-Optimize
    Code minify plugin : Autoptimize, Flying Analytics, AMP
    *1: PSI: Page Speed Insights

    再検討の理由

    今回、cache pluginを再検討することにしました。1年前の当時W3TCのバージョンは、まだ、1になっていない0.XX程度で初期開発段階のものでした。2021/10/25現在では、パージョンも上がり、機能も充実し痒いところに届くCache Pluginとなったようです。

    cache pluginを再検討することになった理由は、永続的なオブジェクト キャッシュ (Persistent Object Cache)が有効化されていないと、WordPressのヘルスチェックでメッセージが出ていることに気がついたためです。まず、このPersisten Object Cacheについて調査したところ、Redis CacheとW3PCが、それに対応していることがわかりました。これら記事の中には、Redis cacheとW3TCの2つを有効化する方法の記事もありましたが、W3TCのみでcache pluginの構成で過不足はありません。

    因みに、Redis cacheでは、Persistent Object cacheのワーニングは出なくなったものの、その他ワーニングが出ました。W3TCでは、そのようなワーニングもなく、しかも、WP-Optimizeのキャッシュ機能と比較して専用に作られていることもあり、痒いところに手が届く機能を搭載したcache pluginとなっています。これまで使用していたWP-OptimizeからW3TCに全面的に変更することにしました。

    W3 Total Cacheの設定方法と使い方 (2021/10)

    https://fox-wp.com/plugins/w3-total-cache/

    永続的なオブジェクトキャッシュは有効化されていません (2021)

    https://arakoki70.com/?p=6475

    編集履歴

    2021/10/26, Mr. Harikiri

  • [Synology] Let’s Encrypt 証明書をインポートで設定が失敗した結果、遠隔ログインができなくなった場合の対処法 [2021/10/18]

    [Synology] Let’s Encrypt 証明書をインポートで設定が失敗した結果、遠隔ログインができなくなった場合の対処法 [2021/10/18]

    ID32737

    はじめに

    Synology NASでは、色々なサーバーを立ち上げることができます。blogもその他SynologyのアプリもInternet経由で出先から接続できるのですが、最近ではも証明書も必須になっています。証明書がない場合は、接続ができないことが多いのでどうしても証明書は取得してNASやRouterに設定しておく必要があります。

    Let’s Encyptの証明書については、Synology NASであれば自動的に3ヶ月の期限が切れるまでに更新してくれるはずです。しかし、それができていな場合があります。

    そのような時には、マニュアルでRenew/新規作成して更新できます。しかし、僕のようにSynologyのルーターと、NASを複数立ち上げている場合、Let’s Encryptの仕様であるところのポート80を開けている機器のみが証明書を作ることができます。これは大きなな制限です。

    blogサーバーはWeb Serverなので、ポート80を当てておかないといけません。その他の機器には、ポート80を割り当てることができなくなります。

    そうすると、その他の機器には、blogサーバーのNASで取得した証明書を、そのNASからExportして、それをその他の機器にImportすることで、証明書の設定をするしかありません。

    証明書のImportに失敗

    Exportした証明書を使って、その他の機器にImportするのはいいのですが、ミスして失敗する場合には、その機器には接続できなくなることがあります。

    証明書なしで接続する

    SafariやChromeで証明書が無い、期限切れ、不備な場合に、注意コメントが出てデフォルトでは接続をしないようになっています。それでも強制的に接続できるオプションが表示されるので、それをクリックして続行することができます。

    しかし、証明書の設定のミスの具合がもっとひどい場合には、SafariやChromeでは上記の強制接続できない場合があります。

    最後の手段

    Fire Foxを使用すれば、SafariやChromeでは強制接続ができない場合でも、強制接続のオプションが表示されます。それをクリックして続行して接続させることができます。

    Fire Fox

    以上の操作は実際に実施した作業の内容ですが、Fire Foxは、Windows版で行いました。iOS版(iPad/iPhone)での実績はありません。今度、機会があれば、iOS版で試してみたいと思います。

    • Safari
    • Chrome
    • Google
    • Edge
    • Fire Fox

    その他の接続方法

    Internet経由でどうしても接続できない場合、VPNで繋いでやれば接続できる場合があります。この方法も選択肢の1つです。

    編集履歴

    2021/10/18, Mr.Harikiri
    2023/02/25, 文言整備
  • [WP] はりきり(Mr)のプログ・書き方のスタイル – 適当にやっているように見えても最終目的はブレないスタイルはある [2021/05/30]

    [WP] はりきり(Mr)のプログ・書き方のスタイル – 適当にやっているように見えても最終目的はブレないスタイルはある [2021/05/30]

    はりきり(Mr)のブログ・メンテナンス・スタイル

    適当です。毎日、決まった時間に発信することはありません。ボリュームもまちまちです。気が向いて、興味があることがあった時に、まず、ざっと書きます。その時点では、誤字脱字、コンテンツ容量も最小限の状態にして公開します。

    興味があることを忘れないために書き記すことが目的なので、このスタイルを貫いています。

    このような状態の記事でも、ほとんどを公開するのですが、誰も読まなくても、時折、サイトの表示具合を確かめるために僕自身がサイトを開いて確認します。訪問者としてそのブログ内容を見て関連する追加の情報があれば追記するというスタイルを続けています。この方法では、表示具合と内容について一石二鳥で確認することが可能です。

    兎に角、ナレッジをどんどん増やすことにエネルギーを使っています。この活動を継続すれば、最初は稚拙なナレッジも専門家レベルに仕上がってきます。そのためには、日々、興味を忘れず、以上に説明した内容の活動を進めているのです。

    投稿(post)の記事の作成は以上のように作っているため、その内容は、少しずつアップデートされていくことになります。

    編集履歴

    2021/05/31,Mr.HARIKIRI
    2021/08/11,文言整備
    2022/02/06,文言整備
  • [WordPress] 記事表示のカスタマイズ – パンクズリストを表示させる [2021/05/19]

    [WordPress] 記事表示のカスタマイズ – パンクズリストを表示させる [2021/05/19]

    パンクズリスト

    パンクズリストは、サイトで移動した履歴です。表現形態は、フォルダーのパスのようなものです。

    パングスリストをサイトに表示させる方法が、「kinsta」に解説されています。方法は多数あります。詳しくは、kinstaに飛んで見てください。

    当サイトでは,自分でfunction.phpにパンくずを表示させるコードを追加し,表示させるページに,そのコードを呼び出す方法にしたいと考えています.コードは,比較的簡単なので理解できそうです.

    • SEOプラグインを使う方法
    • パンクズリスト専用のプラグインを使う方法
    • 自分でfunction.phpなどにコードを書く方法

    WordPressサイトにパンくずリストを追加する方法 – kinsta –

    https://kinsta.com/jp/blog/wordpress-breadcrumbs/

    編集履歴

    2021/05/19,Mr.Harikiri
    2023/10/14,追記(手動で表示させる場合のコードは比較的簡単)

  • [WP] Ultimate MemberをSimple WP Membershipに変更 [2021/05/13]

    [WP] Ultimate MemberをSimple WP Membershipに変更 [2021/05/13]

    はじめに

    WordPressサイトでメンバーシップ機能を実現するプラグインの話です。Ultimate Member (UM) プラグインについては、当サイトもいずれは、メンバーシップ機能も持たせようと、立ち上げ当初からインストールして使い方を、色々と検討してきました。

    エディタはGutenberg Editorを使用していますが、当初、UMは、プロック毎または複数のブロックをまとめて、UM access Controlsというスイッチで表示制限をかけることができていました。しかし、WordPressの数回のUpdateにより、その機能が制限されてしまい、1ブロック毎しか設定できなくなってしまいました。

    今回、メンバーシップのPluginとして、UMからSimple WP membership (SWPM)に変更を試みる事にしました。SWPMでは、ショートコードで、メンバーシップ制限をかけたい記事の領域を挟むことで、閲覧制限をつけることが可能です。UMでのスイッチにる制限設定方法と比較すると、見晴らしが良くなり編集が非常にしやすくなります。Gutenberg Editorを使っているため、UMの場合は、「投稿」と「ブロック」の表示切り替えがある場合、UM access Controlsのスイッチが見えなくなってしまうことが度々起こります。SWPMでは、シートカットコードで挟むので、どこにそのショートコードがあるか、記事上に配置されているのが見えるので、その視認性は非常に高くなります。

    以上の理由から、UMからSWPMにメンバーシップ・プラグインを変更することにしました。

    今回の部分的な閲覧制限を実現するAddonは、サイトからダウンロードしてきて、手動でインストールする必要があります。

    Download the free Simple Membership Partial Protection addon.

    https://simple-membership-plugin.com/apply-partial-section-protection/

    UMと違って、多数の機能がAddonで提供されています。

    これらのAddonは、少しずつ追加して機能を確かめていきたいと思っています。

    編集履歴

    2021/05/13 Mr.HARIKIR
  • [Synology] セキュリティ改善法 – Threat Preventionとファイヤーウォールの運用を連携する  [2021/08/01]

    [Synology] セキュリティ改善法 – Threat Preventionとファイヤーウォールの運用を連携する [2021/08/01]

    はじめに

    Synology NASおよびRouter製品のセキュリティの話です。今回は、Router製品の上位機種であるRT2600acのパッケージ「Threat Prevention」の分析結果をネットワーク管理者としてファイヤーウォールとの連携について解説します。

    Threat Preventionは、日々、怪しいパケットの重大度に応じて、バケットを「ブロック」、「アラート」及び「何もしない」の3つの基本的な処理を実行してくれます。

    怪しい動作をするパケットのデータベースは、外部のデータベースであり有志によって日々アップデートされています。Threat Preventionでは、重大度の高いパケットは、デフォルトでドロップ(ブロック)されます。

    たまには、Routerの管理者は自らで、Threat Preventionのログを確認して、怪しいパケットのIPアドレスを確認し、頻繁にアクセスするIPアドレスに対して、ファイヤウォールによる拒否設定をしておくことが、ネットワークセキュリティをより安全に維持できると考えます。以下は、そのルーチンワークとしての設定して方法を簡単に解説しました。

    ルーチンワークの概要

    1. Threat Preventionのログの日々の確認
    2. 怪しいIPアドレスを認識したら、
    3. ファイヤーウォールの設定で、そのIPアドレスを拒否設定

    ルーチンワークの詳細

    • 週に一度は、Threat Preventionのログを見る
    • Threat Preventionからのドロップ通知メールを活用しても良い
      • 例えば、通知メールがきたら、そのタイミングを活かしてThreat Preventionのログを確認する
    • Threat Preventionのログを確認して、アクセスしてくる(ソース)、または、自サイトのデバイスからの、アクセス先(ディスティネーション)として、頻度の多いIPアドレスを確認する
    • Threat Preventionのログにおいて、自動でドロップされているものは、セキュリティに重大な影響を与えるものと認識されているので、そのIPアドレスを手元に控える(コピー)
    • ネットワークセンターのセキュリティからファイヤウォールタグを開き、そのIPアドレスの「拒否」設定を行う

    Threat Preventionでは、アラート処理に留まっており、ドロップしていないことがログよりわかりました。何かの対応策が必要です。

    Threat Preventionの操作

    ネットワークセンターの操作

    ネットワークセンターのセキュリティからファイヤーウォールを開いて、目的のIPアドレスを「拒否」設定する。「作成」タグを開いたら、設定画面が現れる。以下の設定リストを参照して、「名前」、目的のIPアドレスは「ソースIP」、「操作」は「拒否」に設定、その他はデフォルト(すべて)で問題ないと思います。

    Alert

    ET POLICY Outgoing Basic Auth Base64 HTTP Password detected unencrypted

    • ID/PWをHTTP経由で送信する場合に、MD5アルゴリズムでBASE64(バイナリ基数64)に変換(エンコード)される。これは決して暗号化を意味していない
    • DDNSのサービスを提供している「myDNS.jp」関係で、このファルター検出に引っかかることがある(要調査)。

    RT2600acにいて

    Synology RT2600ac (WiFiルーター)については、以下の記事もご参照ください。

    まとめ

    Synology Router RT2600acのパッケージツールとして、「Threat Prevention」と「ファイヤーウォール」の連携による運用(ルーチンワーク)の事例を解説しました。

    Threat Preventionは、Synology Routerのパッケージなので、その他のメーカーのルーターで、同様の機能があれば、今回と同じ概念で運用が可能だと思います。因みに、Threat Preventionは、シンプルなIDSのひとつですが、一般的な家庭用ルーターには装備されていません。

    編集履歴

    2021/03/22, Mr. はりきり
    2021/05/08, 文言整備
    2021/08/01, 文言整備
  • [WP] ブログにおけるメタディスクリプションの意義と設定方法 [2021/03/14]

    [WP] ブログにおけるメタディスクリプションの意義と設定方法 [2021/03/14]

    はじめに

    メタディスクリプションは、検索エンジンで表示されるページの1つのスニペット(切れ端、抜粋)である説明文です。クリックしてもらいやすい適切な説明になっている方が良いことは理解できます。

    htmlには、メタデータと呼ばれるWebブラウザには表示されないデータがあり、以下の3つが含まれています。メタデータに含まれているディスクリプションなので、メタディスクリプションと呼ばれます。

    1. タイトル (メタデータではないように思われるが)
    2. ディスクリプション
    3. キーワード (大手検索サイトでは、現在は使われていない)

    Googleのクローラーはページのタイトルとメタディスクリブションを自動的に抽出しページのトピックを把握しようとします。

    もしも、ページにメタディスクリプションが記述されていないと、Googleはページからコンテンツを抽出して、自動で説明文(ディスクリプション)を作成してくれますが、プロガーが意図しないディスクリプションとなる確率は高く、独自のデスクリプションを記述した場合より、コンバージョン率が低下する可能性が高くなります。

    メタディスクリプションの機能

    • クリックスルー率(CTR;クリックする人の数)に影響する。
    • キーワードをディスクリプションに盛り込むことで、CRTが高まる
    • トップページのディスクリプションは、サイトの顔となるものなので、丁寧に書き、訪問者に訴求することができる
    • 投稿ページのディスクリプションには、具体的に「どんな学び」が得られるのかを訴求することが大切です
    • カテゴリーページのディスクリプションには、このカテゴリーは、どのような特徴を持ったページか多数存在するのか説明することが重要です

    メタディスクリプションの設定

    WordPressには、「抜粋」という入力欄があり、これがメタディスクリプションになります。Yoast SEOやAll in One SEOなどのプラグインより見劣りします。文字数のリアルタイムでの表示ができません。ディスクリプションの文字数は、検索エンジンごとに異なっているようですが、経験的な数値として、~120や~160をフルに活用すべきです。専用のプラグインは、入力文字の数のカウントを支援してくますし、個別にメタディスクリプションを入力しなかった場合に、どの項目をメタディスクリプションに自動的に設定するかの指定などができる機能があります。今後のことを考慮すると、専用プラグインの使用をお勧めします。専用プラグインは、検索サイトでのディスクリプション数などの情報を最新として持っているし、前述したような自動的にディスクリプションを設定する機能など、より効率的なアイデアをプラグインに盛り込んでくれます。これを個人で地道に毎日マニュアルで入力したり考えたりすることは非効率です。専用プラグインを使いましょう。

    お勧めのプラグイン

    以下の2つのプラグインは、定番のプラグインです。ただし、メタディスクリプションだけではなく、その他のSEO関連の機能も入っているので、ディスクリプションを記述すめための専用プラグインにはなっていません。これは、仕方のない流れです。僕個人としては、メタディスクリプションの編集のみを行えるプラグインを探していましたが、これら類似のプラグインは、いずれも同様な機能が盛り込まれています。どれを使っても使える機能は、ほぼ同じです。どれをチョイスするかは、好み(使い勝手、デザイン、宣伝が多い?)、将来性(メンテナンスされないプラグインとならない)、機能(これは難しい指標であり比較しないと結論は出てこない)などですが、僕が使うとすれば、ブログを始めたことろに導入したAll in One SEOでしょうか。

    これらSEOプラグインの導入に躊躇しているのは、専用プラグインでないことで、最近移行したsitemapファイルを作るプラグインである「Google XML sitemaps」と競合するため、無効化しないといけなくなるためです。「All in One SEO」では、sitemap昨日を無効化できるので、Google XML sitemapsと共存できます。

    WordPressでメタディスクリプションを追加する方法(クリックスルー率を最大で5.8%増加) – kinsta –

    https://kinsta.com/jp/blog/meta-description-wordpress/

    キーワード調査の具体的方法を徹底解説(+おすすめキーワード調査ツールも比較)- kinsta –

    https://kinsta.com/jp/blog/keyword-research/

    ワードプレスの抜粋を分かりやすく解説! – ウェブソルブ –

    https://hprs1.com/ワードプレス-抜粋/

    編集履歴

    2021/03/14, Mr. HARIKIRI
    2023/10/15, 文言整備
  • Plugin Maintenance – AMPサイトでのプラグインの運用評価を記録 [2021/04/04]

    Plugin Maintenance – AMPサイトでのプラグインの運用評価を記録 [2021/04/04]

    • All in One SEOプラグイン (2021/03/13)
      • メタディスクリプション記述のみに使用していたが、このプラグインから依存を完全になくすために、まずは、その記述内容を抜き出し、WordPress専用の「抜粋」に転記した
      • メタディスクリプションの記載があった全ての投稿から、抜粋への転記を終えてから、All in One SEOを無効化した
      • 今後は、なるべくシンプルに「メタディスクリプション」の記述のみが可能なプラグインを使用したいが、まずは、Yoast SEOを使ってみる予定
    • Bing Webmaster Url Submission, Ver1.0.8 (2021/03/11)
      • Install
      • 自動でurlをBingに提出できるらしいので使ってみた
      • AMPプラグインから、ページの更新をしていると「致命的なエラー」が生じたというこe-mail連絡が届いた。その通知内容には、このプラグインを名指しで、urlアドレスが記載されており、個々のAMPページに当てられる裏アドレスをBingに送信した結果、エラーが生じたようだ。
      • 早速、無効化した。Version Upを待つことにする
    • Page Views Count, Version 2.4.7 (2021/03/10)
      • Install
      • AMP対応を謳っていたので試用してみた
      • コンテンツとして一部の表示したときにもカウントしてしまうので、使用に耐えない
    • Post Views Counter, Version 1.3.3 (2021/03/10)
      • しばらく使っている
      • AMPでも問題なく使用できる
    • WordPress Update, Version 5.7-jp (2021/03/10)

    パンくずリスト

    Breadcrumbプラグイン

    • Flexy Breadcrumbs : AMPプラグインでAMP化しているサイトでは、機能せず「パンくずリスト」を表示できなかった

    編集履歴

    2021/03/10 Mr.HARIKIRI