カテゴリー: WordPress

  • [Synology] Let’s Encrypt 証明書をインポートで設定が失敗した結果、遠隔ログインができなくなった場合の対処法 [2021/10/18]

    [Synology] Let’s Encrypt 証明書をインポートで設定が失敗した結果、遠隔ログインができなくなった場合の対処法 [2021/10/18]

    ID32737

    はじめに

    Synology NASでは、色々なサーバーを立ち上げることができます。blogもその他SynologyのアプリもInternet経由で出先から接続できるのですが、最近ではも証明書も必須になっています。証明書がない場合は、接続ができないことが多いのでどうしても証明書は取得してNASやRouterに設定しておく必要があります。

    Let’s Encyptの証明書については、Synology NASであれば自動的に3ヶ月の期限が切れるまでに更新してくれるはずです。しかし、それができていな場合があります。

    そのような時には、マニュアルでRenew/新規作成して更新できます。しかし、僕のようにSynologyのルーターと、NASを複数立ち上げている場合、Let’s Encryptの仕様であるところのポート80を開けている機器のみが証明書を作ることができます。これは大きなな制限です。

    blogサーバーはWeb Serverなので、ポート80を当てておかないといけません。その他の機器には、ポート80を割り当てることができなくなります。

    そうすると、その他の機器には、blogサーバーのNASで取得した証明書を、そのNASからExportして、それをその他の機器にImportすることで、証明書の設定をするしかありません。

    証明書のImportに失敗

    Exportした証明書を使って、その他の機器にImportするのはいいのですが、ミスして失敗する場合には、その機器には接続できなくなることがあります。

    証明書なしで接続する

    SafariやChromeで証明書が無い、期限切れ、不備な場合に、注意コメントが出てデフォルトでは接続をしないようになっています。それでも強制的に接続できるオプションが表示されるので、それをクリックして続行することができます。

    しかし、証明書の設定のミスの具合がもっとひどい場合には、SafariやChromeでは上記の強制接続できない場合があります。

    最後の手段

    Fire Foxを使用すれば、SafariやChromeでは強制接続ができない場合でも、強制接続のオプションが表示されます。それをクリックして続行して接続させることができます。

    Fire Fox

    以上の操作は実際に実施した作業の内容ですが、Fire Foxは、Windows版で行いました。iOS版(iPad/iPhone)での実績はありません。今度、機会があれば、iOS版で試してみたいと思います。

    • Safari
    • Chrome
    • Google
    • Edge
    • Fire Fox

    その他の接続方法

    Internet経由でどうしても接続できない場合、VPNで繋いでやれば接続できる場合があります。この方法も選択肢の1つです。

    編集履歴

    2021/10/18, Mr.Harikiri
    2023/02/25, 文言整備
  • [WP] はりきり(Mr)のプログ・書き方のスタイル – 適当にやっているように見えても最終目的はブレないスタイルはある [2021/05/30]

    [WP] はりきり(Mr)のプログ・書き方のスタイル – 適当にやっているように見えても最終目的はブレないスタイルはある [2021/05/30]

    はりきり(Mr)のブログ・メンテナンス・スタイル

    適当です。毎日、決まった時間に発信することはありません。ボリュームもまちまちです。気が向いて、興味があることがあった時に、まず、ざっと書きます。その時点では、誤字脱字、コンテンツ容量も最小限の状態にして公開します。

    興味があることを忘れないために書き記すことが目的なので、このスタイルを貫いています。

    このような状態の記事でも、ほとんどを公開するのですが、誰も読まなくても、時折、サイトの表示具合を確かめるために僕自身がサイトを開いて確認します。訪問者としてそのブログ内容を見て関連する追加の情報があれば追記するというスタイルを続けています。この方法では、表示具合と内容について一石二鳥で確認することが可能です。

    兎に角、ナレッジをどんどん増やすことにエネルギーを使っています。この活動を継続すれば、最初は稚拙なナレッジも専門家レベルに仕上がってきます。そのためには、日々、興味を忘れず、以上に説明した内容の活動を進めているのです。

    投稿(post)の記事の作成は以上のように作っているため、その内容は、少しずつアップデートされていくことになります。

    編集履歴

    2021/05/31,Mr.HARIKIRI
    2021/08/11,文言整備
    2022/02/06,文言整備
  • [WordPress] 記事表示のカスタマイズ – パンクズリストを表示させる [2021/05/19]

    [WordPress] 記事表示のカスタマイズ – パンクズリストを表示させる [2021/05/19]

    パンクズリスト

    パンクズリストは、サイトで移動した履歴です。表現形態は、フォルダーのパスのようなものです。

    パングスリストをサイトに表示させる方法が、「kinsta」に解説されています。方法は多数あります。詳しくは、kinstaに飛んで見てください。

    当サイトでは,自分でfunction.phpにパンくずを表示させるコードを追加し,表示させるページに,そのコードを呼び出す方法にしたいと考えています.コードは,比較的簡単なので理解できそうです.

    • SEOプラグインを使う方法
    • パンクズリスト専用のプラグインを使う方法
    • 自分でfunction.phpなどにコードを書く方法

    WordPressサイトにパンくずリストを追加する方法 – kinsta –

    https://kinsta.com/jp/blog/wordpress-breadcrumbs/

    編集履歴

    2021/05/19,Mr.Harikiri
    2023/10/14,追記(手動で表示させる場合のコードは比較的簡単)

  • [WP] Ultimate MemberをSimple WP Membershipに変更 [2021/05/13]

    [WP] Ultimate MemberをSimple WP Membershipに変更 [2021/05/13]

    はじめに

    WordPressサイトでメンバーシップ機能を実現するプラグインの話です。Ultimate Member (UM) プラグインについては、当サイトもいずれは、メンバーシップ機能も持たせようと、立ち上げ当初からインストールして使い方を、色々と検討してきました。

    エディタはGutenberg Editorを使用していますが、当初、UMは、プロック毎または複数のブロックをまとめて、UM access Controlsというスイッチで表示制限をかけることができていました。しかし、WordPressの数回のUpdateにより、その機能が制限されてしまい、1ブロック毎しか設定できなくなってしまいました。

    今回、メンバーシップのPluginとして、UMからSimple WP membership (SWPM)に変更を試みる事にしました。SWPMでは、ショートコードで、メンバーシップ制限をかけたい記事の領域を挟むことで、閲覧制限をつけることが可能です。UMでのスイッチにる制限設定方法と比較すると、見晴らしが良くなり編集が非常にしやすくなります。Gutenberg Editorを使っているため、UMの場合は、「投稿」と「ブロック」の表示切り替えがある場合、UM access Controlsのスイッチが見えなくなってしまうことが度々起こります。SWPMでは、シートカットコードで挟むので、どこにそのショートコードがあるか、記事上に配置されているのが見えるので、その視認性は非常に高くなります。

    以上の理由から、UMからSWPMにメンバーシップ・プラグインを変更することにしました。

    今回の部分的な閲覧制限を実現するAddonは、サイトからダウンロードしてきて、手動でインストールする必要があります。

    Download the free Simple Membership Partial Protection addon.

    https://simple-membership-plugin.com/apply-partial-section-protection/

    UMと違って、多数の機能がAddonで提供されています。

    これらのAddonは、少しずつ追加して機能を確かめていきたいと思っています。

    編集履歴

    2021/05/13 Mr.HARIKIR
  • [Synology] セキュリティ改善法 – Threat Preventionとファイヤーウォールの運用を連携する  [2021/08/01]

    [Synology] セキュリティ改善法 – Threat Preventionとファイヤーウォールの運用を連携する [2021/08/01]

    はじめに

    Synology NASおよびRouter製品のセキュリティの話です。今回は、Router製品の上位機種であるRT2600acのパッケージ「Threat Prevention」の分析結果をネットワーク管理者としてファイヤーウォールとの連携について解説します。

    Threat Preventionは、日々、怪しいパケットの重大度に応じて、バケットを「ブロック」、「アラート」及び「何もしない」の3つの基本的な処理を実行してくれます。

    怪しい動作をするパケットのデータベースは、外部のデータベースであり有志によって日々アップデートされています。Threat Preventionでは、重大度の高いパケットは、デフォルトでドロップ(ブロック)されます。

    たまには、Routerの管理者は自らで、Threat Preventionのログを確認して、怪しいパケットのIPアドレスを確認し、頻繁にアクセスするIPアドレスに対して、ファイヤウォールによる拒否設定をしておくことが、ネットワークセキュリティをより安全に維持できると考えます。以下は、そのルーチンワークとしての設定して方法を簡単に解説しました。

    ルーチンワークの概要

    1. Threat Preventionのログの日々の確認
    2. 怪しいIPアドレスを認識したら、
    3. ファイヤーウォールの設定で、そのIPアドレスを拒否設定

    ルーチンワークの詳細

    • 週に一度は、Threat Preventionのログを見る
    • Threat Preventionからのドロップ通知メールを活用しても良い
      • 例えば、通知メールがきたら、そのタイミングを活かしてThreat Preventionのログを確認する
    • Threat Preventionのログを確認して、アクセスしてくる(ソース)、または、自サイトのデバイスからの、アクセス先(ディスティネーション)として、頻度の多いIPアドレスを確認する
    • Threat Preventionのログにおいて、自動でドロップされているものは、セキュリティに重大な影響を与えるものと認識されているので、そのIPアドレスを手元に控える(コピー)
    • ネットワークセンターのセキュリティからファイヤウォールタグを開き、そのIPアドレスの「拒否」設定を行う

    Threat Preventionでは、アラート処理に留まっており、ドロップしていないことがログよりわかりました。何かの対応策が必要です。

    Threat Preventionの操作

    ネットワークセンターの操作

    ネットワークセンターのセキュリティからファイヤーウォールを開いて、目的のIPアドレスを「拒否」設定する。「作成」タグを開いたら、設定画面が現れる。以下の設定リストを参照して、「名前」、目的のIPアドレスは「ソースIP」、「操作」は「拒否」に設定、その他はデフォルト(すべて)で問題ないと思います。

    Alert

    ET POLICY Outgoing Basic Auth Base64 HTTP Password detected unencrypted

    • ID/PWをHTTP経由で送信する場合に、MD5アルゴリズムでBASE64(バイナリ基数64)に変換(エンコード)される。これは決して暗号化を意味していない
    • DDNSのサービスを提供している「myDNS.jp」関係で、このファルター検出に引っかかることがある(要調査)。

    RT2600acにいて

    Synology RT2600ac (WiFiルーター)については、以下の記事もご参照ください。

    まとめ

    Synology Router RT2600acのパッケージツールとして、「Threat Prevention」と「ファイヤーウォール」の連携による運用(ルーチンワーク)の事例を解説しました。

    Threat Preventionは、Synology Routerのパッケージなので、その他のメーカーのルーターで、同様の機能があれば、今回と同じ概念で運用が可能だと思います。因みに、Threat Preventionは、シンプルなIDSのひとつですが、一般的な家庭用ルーターには装備されていません。

    編集履歴

    2021/03/22, Mr. はりきり
    2021/05/08, 文言整備
    2021/08/01, 文言整備
  • [WP] ブログにおけるメタディスクリプションの意義と設定方法 [2021/03/14]

    [WP] ブログにおけるメタディスクリプションの意義と設定方法 [2021/03/14]

    はじめに

    メタディスクリプションは、検索エンジンで表示されるページの1つのスニペット(切れ端、抜粋)である説明文です。クリックしてもらいやすい適切な説明になっている方が良いことは理解できます。

    htmlには、メタデータと呼ばれるWebブラウザには表示されないデータがあり、以下の3つが含まれています。メタデータに含まれているディスクリプションなので、メタディスクリプションと呼ばれます。

    1. タイトル (メタデータではないように思われるが)
    2. ディスクリプション
    3. キーワード (大手検索サイトでは、現在は使われていない)

    Googleのクローラーはページのタイトルとメタディスクリブションを自動的に抽出しページのトピックを把握しようとします。

    もしも、ページにメタディスクリプションが記述されていないと、Googleはページからコンテンツを抽出して、自動で説明文(ディスクリプション)を作成してくれますが、プロガーが意図しないディスクリプションとなる確率は高く、独自のデスクリプションを記述した場合より、コンバージョン率が低下する可能性が高くなります。

    メタディスクリプションの機能

    • クリックスルー率(CTR;クリックする人の数)に影響する。
    • キーワードをディスクリプションに盛り込むことで、CRTが高まる
    • トップページのディスクリプションは、サイトの顔となるものなので、丁寧に書き、訪問者に訴求することができる
    • 投稿ページのディスクリプションには、具体的に「どんな学び」が得られるのかを訴求することが大切です
    • カテゴリーページのディスクリプションには、このカテゴリーは、どのような特徴を持ったページか多数存在するのか説明することが重要です

    メタディスクリプションの設定

    WordPressには、「抜粋」という入力欄があり、これがメタディスクリプションになります。Yoast SEOやAll in One SEOなどのプラグインより見劣りします。文字数のリアルタイムでの表示ができません。ディスクリプションの文字数は、検索エンジンごとに異なっているようですが、経験的な数値として、~120や~160をフルに活用すべきです。専用のプラグインは、入力文字の数のカウントを支援してくますし、個別にメタディスクリプションを入力しなかった場合に、どの項目をメタディスクリプションに自動的に設定するかの指定などができる機能があります。今後のことを考慮すると、専用プラグインの使用をお勧めします。専用プラグインは、検索サイトでのディスクリプション数などの情報を最新として持っているし、前述したような自動的にディスクリプションを設定する機能など、より効率的なアイデアをプラグインに盛り込んでくれます。これを個人で地道に毎日マニュアルで入力したり考えたりすることは非効率です。専用プラグインを使いましょう。

    お勧めのプラグイン

    以下の2つのプラグインは、定番のプラグインです。ただし、メタディスクリプションだけではなく、その他のSEO関連の機能も入っているので、ディスクリプションを記述すめための専用プラグインにはなっていません。これは、仕方のない流れです。僕個人としては、メタディスクリプションの編集のみを行えるプラグインを探していましたが、これら類似のプラグインは、いずれも同様な機能が盛り込まれています。どれを使っても使える機能は、ほぼ同じです。どれをチョイスするかは、好み(使い勝手、デザイン、宣伝が多い?)、将来性(メンテナンスされないプラグインとならない)、機能(これは難しい指標であり比較しないと結論は出てこない)などですが、僕が使うとすれば、ブログを始めたことろに導入したAll in One SEOでしょうか。

    これらSEOプラグインの導入に躊躇しているのは、専用プラグインでないことで、最近移行したsitemapファイルを作るプラグインである「Google XML sitemaps」と競合するため、無効化しないといけなくなるためです。「All in One SEO」では、sitemap昨日を無効化できるので、Google XML sitemapsと共存できます。

    WordPressでメタディスクリプションを追加する方法(クリックスルー率を最大で5.8%増加) – kinsta –

    https://kinsta.com/jp/blog/meta-description-wordpress/

    キーワード調査の具体的方法を徹底解説(+おすすめキーワード調査ツールも比較)- kinsta –

    https://kinsta.com/jp/blog/keyword-research/

    ワードプレスの抜粋を分かりやすく解説! – ウェブソルブ –

    https://hprs1.com/ワードプレス-抜粋/

    編集履歴

    2021/03/14, Mr. HARIKIRI
    2023/10/15, 文言整備
  • Plugin Maintenance – AMPサイトでのプラグインの運用評価を記録 [2021/04/04]

    Plugin Maintenance – AMPサイトでのプラグインの運用評価を記録 [2021/04/04]

    • All in One SEOプラグイン (2021/03/13)
      • メタディスクリプション記述のみに使用していたが、このプラグインから依存を完全になくすために、まずは、その記述内容を抜き出し、WordPress専用の「抜粋」に転記した
      • メタディスクリプションの記載があった全ての投稿から、抜粋への転記を終えてから、All in One SEOを無効化した
      • 今後は、なるべくシンプルに「メタディスクリプション」の記述のみが可能なプラグインを使用したいが、まずは、Yoast SEOを使ってみる予定
    • Bing Webmaster Url Submission, Ver1.0.8 (2021/03/11)
      • Install
      • 自動でurlをBingに提出できるらしいので使ってみた
      • AMPプラグインから、ページの更新をしていると「致命的なエラー」が生じたというこe-mail連絡が届いた。その通知内容には、このプラグインを名指しで、urlアドレスが記載されており、個々のAMPページに当てられる裏アドレスをBingに送信した結果、エラーが生じたようだ。
      • 早速、無効化した。Version Upを待つことにする
    • Page Views Count, Version 2.4.7 (2021/03/10)
      • Install
      • AMP対応を謳っていたので試用してみた
      • コンテンツとして一部の表示したときにもカウントしてしまうので、使用に耐えない
    • Post Views Counter, Version 1.3.3 (2021/03/10)
      • しばらく使っている
      • AMPでも問題なく使用できる
    • WordPress Update, Version 5.7-jp (2021/03/10)

    パンくずリスト

    Breadcrumbプラグイン

    • Flexy Breadcrumbs : AMPプラグインでAMP化しているサイトでは、機能せず「パンくずリスト」を表示できなかった

    編集履歴

    2021/03/10 Mr.HARIKIRI
  • [WordPress : 検証終了] – Simple WordPress Membership – メンバーシップ プラグインをAMPに搭載できるか!? – メンバーのレベルに応じた閲覧制限をページに設ける [2021/05/15]

    [WordPress : 検証終了] – Simple WordPress Membership – メンバーシップ プラグインをAMPに搭載できるか!? – メンバーのレベルに応じた閲覧制限をページに設ける [2021/05/15]

    ID22131

    Simple WordPress Membership

    Simple WordPress Membershipプラグインは、Ultimate Memberプラグインのように、メンバーシップを構築できるプラグインです。いずれは有料のPro版ができるかも知れませんが、2021/2現在、オールフリーのプラグインになっています。

    基本機能のみで使用は可能ですが、その他追加の機能は、マニュアルでダウンロードして、そのファイルをインストールする形式になっています。

    AMP対応のベージに、Ultimate Memberプラグインを使用すると、ページのワーニングが少し多く出るので、完全移行(現在はAMP対応でない通常の一部のページのみにUltimate Memberプラグインを適応させてます)には躊躇していました。これに代わるメンバーシップのページを作ることができるプラグインとして、「Simple WordPress Membership」(SWPM)を検討しました。

    SWPMの機能は、Ultimate Memberよりも多いので、全部を検証することはなかなか難しいですが、ある程度でUltimate Memerより優位な機能やAMP対応について優しいと判断できればUltimate Memberから、このSimple WordPress Membershipに移行したいと考えています。

    どんなプラグインでも少なからず、jquery.jpなどのJAVAを使用しているので、AMPに優しくない部分は必ず存在しています。これらは、どこまで許容できるかですが(AMPプラグインからCCS Usageの使用率(%) が80%を超えると赤色)、主観的、あるいは、システム構成に依存する部分なので、完全移行の基準は今の所は、よくわからず、厳密には決めていません。ポストの中には、下の例のように80%を超えている記事もあります。それが、どのような具体的な影響があるかは把握できていません。

    Error in AMP validation

    2つのメンバーシップ・プラグインは、下表に示したようにJavaScriptが使用されていので、AMPプラグインではエラーが出ます。

    PluginError in AMP
    Simple WordPress Membershipjquery.js
    Membership & Content Restriction – Paid Member Subscriptions1.front-end.js
    2.Invalid inline script
    3.jquery.js

    アドオン

    現在、Simple WordPress Membershipには、27のアドオンが用意されており、管理者メニューの「WP Membership」→ 「アドオン」から確認できます。

    1. After Login Redirection
    2. MailChimp Integration
    3. Form Shortcode
    4. Member Directory Listing
    5. Form Builder
    6. Custom Messages
    7. WooCommerce payments
    8. Affiliates Manager
    9. iDevAffiliate
    10. Affiliate Platform
    11. bbPress Integration
    12. Google reCAPTCHA
    13. Full Page Protection
    14. Protect Older Posts
    15. Custom Post Protection
    16. Partial Protection
    17. Member Data Exporter
    18. Bulk Member Importer
    19. Display Member Paymetns
    20. AWeber Integration
    21. WP User Import
    22. ConvertKit Integration
    23. Google First Click Free
    24. Miscellaneous Shortcodes
    25. Show Member Info
    26. Expiry Email Notification
    27. 2 Factor Authentication

    Partial Proteiction

    部分的な閲覧制限機能について、Ultimate Memberプラグインでは、標準で機能ONになっているのですが、Simple WordPress Membershipプラグインでは、提供されているアドイン・プラグインが必要になります。マニュアルでアップロードして、ショートコードで、目的の領域を囲む方法です。Ultimate Memberでは,ブロック単位で設定スイッチがあるので, それをONにするだけで設定が可能になっているので、それと比べれば面倒であるとも思えましたが、エディタ上では、挟んでいることが明確にわかるため、この方が編集しやすいかもしれません。

    apply-partial-section-protection

    結論です

    2021/05/14、Ultimate MemberプラグインからSimple WordPress Membershipプラグインに移行するにことにしました。Ultimate Memberの使用状況は、以下の通りで発展性がないことが理由です。その他の機能の追加や、その他の機能があるプラグインとの連携が弱いためです。

    • Ultimate Memberは、そのプラグインの機能として以下を備えている
      • 登録者が、フォームからメールアドレスとその他情報を入力して送信すると、確認メールを自動で返信し、その返信メールのリンクを、登録者がクリックしないと、登録が完了しない
      • 登録者のユーザークラスは、自動的に、例えば、「購読者」に登録される。
      • 購読者でないと、読めないページや、ページ中のあるプロックを指定できる
      • 以上の機能により、メンバーシップ環境が、このプラグイン1つで完結する
    • Ultimate Memberプラグインは、AMP対応に優しくなく、AMP対応にするために、ある一定以下でのJava Scriptやcssコードを許容するが、他のAMP対応プラグインと比較して、そのリソースを比較的多く使ってしまうため、必要なプラグインを外さなければならない場合も起こったことがある
      • そのため、現状では、Ultimate Memberは、AMP対応にしたページには、その機能を使用していない

    Simple WordPress Membership (SWPM)は、ページ中の指定した領域に、ショートコードで挟めば、指定したユーザーのレベルでしか表示できないように簡単にできる。ただし、そのためのAddonをサイトからダウンロードして、マニュアルでインストールする必要がるが、検証の結果、Ultimate Memberと同様に機能することを確認できた。また、AMP対応のページに設定したとしても、AMP対応のためのリソースは、Ultimate Memberより少なく済むことがわかった。また、SWPMは、MailChimpプラグインに対応していたり、ネット支払いにも対応していたりと、今後の発展性があることから、現状のUltimate Memberの使用は停止し、SWPMに移行することとした。

    SWPMに移行する作業

    プラグインの「Search Regex」で”um_”を検索し、Ultimate Memberプラグインのコードが挿入されているページを探します。そのコードの代わりにSWPMのPartial Protectionコードで置き換えていきます。まずは、この作業を進めます。

    今は、新しいメンバー登録は停止していますが、SWPMでのメンバー登録ができるようになったら、また、テストを行いたいと思います。

    • Search Regexプラグイン
      • “um_”のあるページを探す
    • 探したページの編集
      • SWPMのPartial Protectionコードに置き換える
      • 全てのUltimate Memberコードがあるページを処理する
    • Ultimate Memberプラグインを無効化、および削除する
    • AMPプラグイン
      • 全てのページを更新する (この作業は、殆どの種類のプラグインを更新すると、ページが古くなったとの警告が出るので、必要な作業です)
      • 余談ですが、AMPプラグインが最近(2021/05/15現在)、更新されてからは、このAMPページの更新作業(サーバーでの処理時間)が早くなったため、以前より、退屈な時間は少なくなりました。

    編集履歴

    2021/02/28 Mr.Harikiri
    2021/05/15 追記 (SWPMに移行する)
  • [Synology] DS920+のblog server – 15時間のアクセス普通について、今回の原因とは、そしてその対応 [2021/02/22]

    [Synology] DS920+のblog server – 15時間のアクセス普通について、今回の原因とは、そしてその対応 [2021/02/22]

    はじめに

    なぜか、RT2600acのポート転送にWeb Serverへの設定が消えていたことで、HARIKIRI-INSIGHTのBlogへのアクセスができず普通になっていた。そのサーバーダウンの期間は、2/22 AM3ごろからPM3の12時間です。Google Search Consoleからアクセス数を見ていて、「おや、今日は休日の間にある平日だから、8人しかアクセスがないのかな。いつもは50人程度の訪問者がいるのに」と、思いました。いやいや、そんなことは無いと思い直して調査を開始。

    ブラウザからBlogページにアクセス出来なし、DSMへのリモートアクセスもできません。そうです、全く、DS920+にアクセスすることができなかったのでした。

    SynologyのツールのDS FindでDS920+を探して、これを使ってようやく、DS920+のDSMにログインできました。あとは、以下のように調査と対策を行いました。

    対応した作業

    RT2600acのポート転送が消えていることに気づくまでには、Web Server/WordPressをの載せているDS920+のEZ-Internetで再設定したりして、盲目的に解決を試みましたが、アクセスができずにいました。

    ポート転送を確認してみると、EZ-Internetで再設定したはずなのに、RT2600acの設定には、Web Server/WordPressのDS920+の設定が一切ありませんでした。どうやら、RT2600acでのポート設定も消えたし、PnP設定も機能していないようです。RT2600acが怪しそうです。

    とりあえず、DS920+のポート設定をPnPではなく、手動で設定して、確かに設定されていることを確認し、プラウザーからアクセスして接続できることを確認して、この問題の解決に至りました。

    RT2600acの再起動が必要かもしれませんが、このように、NASのEZ-InternetのPnP設定によるルーターRT2600acへのリモート設定がちゃんと働かないことが以前にも多くありました。

    原理を理解しているなら、手動による設定が最も良い対策になることを今回の不具合で理解しました。

    みなさまもお気をつけ下さい。原理は知っておく必要性を強く感じました.

    編集履歴

    2021/02/22 MR.HARIKIRI
  • [WordPress] CLS; Cumulative Layout Shift – 2021/03からGoogle検索評価のスコアに加わる –  [2020/12/23]

    [WordPress] CLS; Cumulative Layout Shift – 2021/03からGoogle検索評価のスコアに加わる – [2020/12/23]

    はじめに

    当サイトを立ち上げた頃には、もっぱらpluginの追加をすることで、サイトの機能向上に重きを置いたサイト構築を進めていました。ところが、いつもお世話になっている「ホームネットワーク研究所」のプロガーである観音寺さんから、当サイトの読み込み速度が低いことのご指摘を頂きました。それまでノーマークでした。

    その後、サイト速度を測定するツールやWebサイトを調べて、測定したところ(PageSpeed Insights by Google)、MobileとPCでそれぞれ、一桁と20~30 (%表示される)でした。自分以外のサイトも指定できるので、比較として測定してみると、レンタル・サーバーでは当然ですが、100%近い値を見ることができました。この結果と受けた衝撃から、当サイトにおけるレスポンス改善活動が始まっています。この話題は、他の記事をご覧ください。

    Cumulative Layout Shift

    CLSは、遅延表示などで、表示されているところに後から別のエレメント(element)が挿入されたりすることで、最初にあったelementがシフト(shift)する現象を表しています。この現象が多いページは、ユーザーエクスペリエンスが不良とされます。Gooleは、検索スコアとして、2021/03以降から追加すると発表しています。すでに、PageSpeed Insightの測定結果には、「CLS」という項目の測定値を見ることができます。

    確かに、一度表示された画面が、次の瞬間からめくりめくようにして、あるelementが挿入されて既存elementが邪魔にされるように、下く繰り下げられる様子は、閲覧者としては、気持ちの良いものではありません。

    当サイトでは、WordPressの広告プラグインとして、「Advanced Ads Pro」をインストールしています。このプラグイン・サイトに英語ですが、CLSに関して解説があります。

    CLSに関する情報

    1)

    Cumulative Layout Shift (CLS) and Ads – Advanced Ads プラグイン –

    https://wpadvancedads.us10.list-manage.com/track/click?u=d761f7e9c05eb20567b500ddb&id=558703c702&e=615e72e98f

    2)

    Cumulative Layout Shift (CLS) – web dev –

    https://web.dev/cls/

    ページのレスポンスを測定するツールサイト

    解説には、Googleの「PageSpeed Insights」や「Google Search Console」、Chromeブラウザのプラグインである、「Lighthouse」の紹介があります。当サイトでは、blogメンテ用の端末としてiPadを使用しているため、フル機能のChromeを使用できないので、iPadからWeb siteの「PageSpeed Insights」を多用しています。その他、当サイトで評価したことのある測定サイトも含め以下にまとめました。

    • PageSpeed Insights
    • Google Search Console
    • Lighthouse
    • GTmetrix.com
    • EZOIC

    以下には、その他、ページ・レスポンスを計測できるサイトを紹介している記事ですが、そちらもご参考にしてください。

    編集履歴

    2020/12/23 Mr.HARIKIRI
    2021/03/13 追記(CLSについての情報)

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