カテゴリー: BIOLOGICS

  • [用語] BSE

    [用語] BSE

    BSE; Bovine Spongiform Encephalopathy; 牛海綿状脳症、ウシに感染するものを特にBSEといい、異常プリオンの蓄積が原因とされる。

  • [Bio-Equip] 培養液モニタリング装置 – Cedex Bio [2020/12/10]

    [Bio-Equip] 培養液モニタリング装置 – Cedex Bio [2020/12/10]

    培養状態をモニタリングする測定装置

    Cedex Bioは、Wakoが販売する抗体医薬なのどの培養上清の組成分析、目的物の生産性など、多項目を自動で測定できる装置です。

    Cedex Bioが可能な測定項目と測定時間

    測定項目キット名測定時間
    (分)
    AcetateAcetate V2 Bio12:00
    Ala-Gln, GlutaMAXAla-Gln Bio12:00
    CalciumCalcium Bio5:24
    CholesterolCholesterol Bio11:06
    EthanolEthanol Bio8:42
    FormateFormate Bio12:00
    GalactoseGalactose V2 Bio12:00
    GlucoseGlucose Bio11:06
    GlutamateGlutamate V2 Bio12:00
    GlutamineGlutamine V2 Bio12:00
    GlycerolGlycerol Bio6:18
    IgG FcIgG Bio8:00
    IronIron Bio9:00
    LactateLactate Bio7:30
    LDHLDH Bio10:30
    MagnesiumMagnesium Bio6:00
    Ammonia, NH3NH3 Bio9:18
    Optical DensityOD Bio2:24
    PhosphatePhosphate Bio10:12
    PyruvatePyruvate Bio9:00
    SucroseSucrose Bio11:06
    Total ProteinTotal Protein Bio9:54
    Mouse IgGMouse IgG Bio5:50
    IgG FabIg Fab Bio10:36

    Cedex Bio – Wako –

    培養上清の各種測定にるモニタリング・データを自動で得る。

    https://labchem-wako.fujifilm.com/jp/equipment/products/00025.html
    編集履歴
    2020/12/10 Mr.HARIKIRI
  • [Vaccine] 世界で開発された 新型コロナウイルス用ワクチンの有効性 – Pfizer, Moderna, Astrazeneca, Sinovac [2021/06/15]

    [Vaccine] 世界で開発された 新型コロナウイルス用ワクチンの有効性 – Pfizer, Moderna, Astrazeneca, Sinovac [2021/06/15]

    はじめに

    変異株は、イギリス株に加えインド株(デルタ株)が、感染力が良いため、感染拡大の問題が明らかになってきました。イギリスでは、国民全体にワクチン接種を早期に完了させることを戦略として、2回摂取までの間隔を長くすることで感染の進行を抑えてきました。ここに来て、インド由来の変異株であるデルタ株の感染が増加しており、市中感染においてデルタ株に殆どが置きかわっているとされます。2回摂取の必要性が明らかに成りつつあります (NHK News, 2021/06/14)。

    • 2021/05/23, インド変異株(デルタ株)に対する有効性について、1摂取では、AstrazenecaとPfizerとも33%, 2回摂取でAstrazenecaは60%, Pfizerは88%であると、イングランド公衆衛生庁(PHE)が発表, BBC News(ファイザー製とアストラゼネカ製ワクチン、2回接種でインド型変異株に有効=英研究, 2021/05/23))

    各社のワクチン

    新型コロナウイルスに対するワクチンは、世界で開発が進められています。最も進んでいるワクチンは、第3相の臨床試験の結果が既に得られており、その有効性が確認されています。

    開発を先行している製薬会社として、アメリカのPfizerとModerna、およびイギリスのAstrazenecaの3社の有効性について比較した表を以下に示します (ひるおび, TV, 2020/12/01, 一部改変)。

    表1. mRNAワクチンとウイルス・ベクター・ワクチンの比較

    項目PfizerModernaAstrazenecaJannsen
    企業国アメリカアメリカイギリス
    ワクチンタイプmRNAmRNAAdenovirus VectormRNA
    有効性
    (第3相臨床試験)
    95%94.1%平均70%
    最高90%
    重症化への抑制率は、80%程度
    摂取2回2回2回1回
    保存条件-80 ~ -60℃, ~ 半年
    2 ~ 8℃ (5days)
    – 20℃, ~ 半年
    2 ~ 8℃ (30days)
    2 ~ 8℃ (半年以上)
    日本への供給国内での審査/承認は、早くても2021/02~03,
    ~ 2021/06
    (6,000万人分)
    ~ 2021/09
    (2,500万人分)
    2021 ~
    (6,000万人分)
    N/A
    アメリカでの提供2020/12/11, FDAは緊急使用を認めた(emergency use authorization (EUA)*1)2020/12/01, アメリカでの緊急使用を申請
    提供国イギリス(2020/12/07= (予想)), EUU.S.EUスペイン
    臨床2020/11/8
    副作用血栓が危惧されている

    *1: EUAのマイルストーンを達成

    • 一次有効性分析は、BNT162b2が初回投与の28日後にCOVID-19に対して95%有効であることを示した; 170の確認されたCOVID-19の症例が評価され、プラセボ群で162例、ワクチン群で8例が観察された。
    • 有効性は、年齢、性別、人種、民族の人口統計全体で一貫していた
    • 65歳以上の成人で観察された有効性は94%以上
    • 米国食品医薬品局(FDA)が緊急使用許可(EUA)に要求する安全性データのマイルストーンが達成された
    • データは、43,000人以上の参加者が登録されたすべての集団でワクチンが十分に許容されたことを示している。
    • 重大な安全上の懸念は観察されなかった。
    • 頻度が2%を超える唯一のグレード3の有害事象は、3.8%の倦怠感と2.0%の頭痛であった
    • pfizerは、EUAのために数日以内にFDAに提出し、世界中の他の規制当局とデータを共有することを計画している
    • 両社は、2020年に世界で最大5,000万回のワクチンを製造し、2021年末までに最大13億回のワクチンを製造する予定
    • pfizerは、ワクチンを世界中に配布するための豊富な経験、専門知識、および既存のコールドチェーンインフラストラクチャに自信を持ってる

    PFIZER AND BIONTECH CONCLUDE PHASE 3 STUDY OF COVID-19 VACCINE CANDIDATE, MEETING ALL PRIMARY EFFICACY ENDPOINTS

    https://www.pfizer.com/news/press-release/press-release-detail/pfizer-and-biontech-conclude-phase-3-study-covid-19-vaccine

    1回の接種で済むジョンソン・エンド・ジョンソンの新型コロナワクチンは米国で3月に配布開始の見込み

    https://jp.techcrunch.com/2021/01/30/2021-01-29-johnson-johnsons-covid-19-vaccine-is-85-effective-against-severe-cases-and-66-effective-overall-per-trial-data/?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly93d3cuZ29vZ2xlLmNvLmpwLw&guce_referrer_sig=AQAAAHWrulzT5dtNkepyOEfFTC-ncFJkYJ_Qu2Dr4Hsfximdft7bNNibxg4ZE-mkWPLZUrbi2CHc68WnFCOudaD31tU8K7fPJJvbVHlmP7KyKY114TuFC4ZnirWqr58xYKq2jlg2XE_ve15FNnkOkdEJRKuzXCJ2YK5kMCfejJNGtfdT

    評価

    当初、僕が最初に調査した時は、核酸ワクチンと比較して、ウイルス・ベクターの方が免疫賦活化効果が高いのではないかという印象がありました。ところが、今回の2種類のmRNAワクチンと1種類のウイルス・ベクター・ワクチンとで、有効性に違いが見られました。mRNAワクチンの方が高いという結果です(表1)。いずれのモダリティーも新しいモダリティーであり、世の中には、まだ存在しない医薬品です。今後も、それぞれのモダリティーにおいても改良が加えられた製品が出て来ますが、ワクチン効果としての有効性が、本当にmRNAワクチンに軍配が上がるのかは、もう少し待ってみようと思います。

    *有効性: ワクチンを摂取しても感染するヒトがいますし、当然、ワクチンを打っていなければ、その感染率は更に高いはずです。有効性とは、ワクチンを摂取した群での感染者数が5人であったとき、ワクチンを摂取していない群での感染者数が100である場合に、有効性は、95%になります。100人、5人では、統計学的に信頼性が低いので、データとして信頼性が高くなるように、第3相臨床試験では、全体の試験に参加するボランティアは4万人程度、そこから、偽薬とワクチンのそれぞれの群に2万人ずつに群分けして、臨床試験が実施されます。それぞれの群で、発症した患者数を比較します。

    その他

    CoronaVac (by SinoVac)

    • 中国、シノバックのCOVID-19ワクチン(CoronaVac)は、Vero細胞で増やして不活化処理した不活化ワクチンです。ブラジルのサンパウロで使用され、その有効性は、50.4%であると報じられています。
    • Virus strain (ウイルス株) : CZ02
    • Adjuvant (アジュバント) : Aluminum Hydroxide
    • Excipients (添加剤) : リン酸水素2Na (12水和物), リン酸2水素Na, NaCl
    • milky-white suspension

    NIKKEI Asia – Sinovac vaccine disappoints at 50.4% efficacy: latest Brazil data – 2021/01/13

    https://asia.nikkei.com/Spotlight/Coronavirus/Sinovac-vaccine-disappoints-at-50.4-efficacy-latest-Brazil-data

    COVID-19 Vaccine (Vero Cell), Inactivated (Brief Edition), 薬剤名 : CoronaVac

    https://www.fhb.gov.hk/download/our_work/health/201200/e_PI_CoronaVac_brief.pdf

    tozinameran (by Pfizer-BioNTech)

    • PfizerのCOVID-19ワクチンの副作用のうち、アナフィラキシーショックは、1/100万人と通常のワクチンに比べて若干高いが、死亡例は報告されていない。日本でも投与が開始間近かとなり、投与後に通常15分、アナフィラキシー既往者の場合は30分の観察の実施により万全が尽くされる(2021/02/15)
    • Brand name : Pfizer-BIoNTech COVID-19 Vaccine
    • Company name : BioNTech Manufacturing GmbH
    • Ingredient : tozinameran

    Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine (tozinameran) – Government of Canada –

    https://covid-vaccine.canada.ca/pfizer-biontech-covid-19-vaccine/product-details

    編集履歴

    2020/12/01 Harikiri(Mr)
    2020/12/02 追記(評価、有効性)
    2021/01/13 シノバック
    2021/05/11 追記 (SinoVacとPfizer-BioNTechのCovid-19ワクチンの薬剤情報)
    2021/06/15,追記 (イギリスでは、インドの変異株は置き換わっている)
  • [用語] 医薬品製造におおける工程別の名称 : 原料からAPI / DS 原薬 [2020/12/25]

    [用語] 医薬品製造におおける工程別の名称 : 原料からAPI / DS 原薬 [2020/12/25]

    工程別の名称

    医薬品の製造は、原料(raw material)を使い、途中の中間体 (intermediate)を経て、DS (drug substance; 原薬) または、API (active pharmaceutical ingredient)が製造される、ちなみに、無効成分 (diluents)、賦形剤(excipient)の区分がある。

    • raw material
    • intermediate
    • drug substance / active pharmaceutical ingredient

    バイオロジクスでは

    バイオロジクスでは、低分子医薬品と違って製剤化工程での剤形調整の比重は低く、原薬段階で組成調整が完了していることが多い。従って、製剤化工程は、原薬の融解後は、小分け分注が主な工程となる。このように原薬段階で製剤組成が決まっていることで、その名称を特に、「Formulated Drug Substance; FDS」という。

    1. 凍結保存された原薬を融解
    2. 小分け分注 (vial, pre filled syringe, auto injector)
    3. 2~8℃保存
    4. 包装(1次、2次、3次)
    5. 2~8℃保存

    編集履歴

    編集履歴
    2020/12/01 Hr.HARIKIRI
    2020/12/25 追記 (パイオロジクスでの製剤化)
  • 気になる企業 ベクタービルダー /デザイン/受託/開発/GMP製造 [2020/11/21]

    気になる企業 ベクタービルダー /デザイン/受託/開発/GMP製造 [2020/11/21]

    VectorBuilder

    ベクタービルダー・ジャパンのサイトより。

    • 2015 foundingの受託会社です
    • カスタムDNAベクター/ウイルスベクターをO2O (Online to Offline)プラットフォームにより、サービスを提供する
    • ベクターは単なる研究試薬であと認識すると、研究者は多大な調製時間を費やしている。VectorBuilderは、この問題を肩代わりしてくれます。
    • その実績は、世界中の大学・企業の何万人の研究者に数十万種のサーヒズを提供し、多くの論文に引用されています。

    サイトでできること

    • ベクターデザイン
      • マイベクターをデザインする
      • デザイン・リクエストを送る
      • 遺伝子からベクターを検索する
      • ベクターの情報を取り出す
      • サービスプロポーザルを取り出す
    • 受託サービスの確認
      • 分子生物学サービス
        • ベクター構築
        • BAC編集
        • ライブラリー構築
        • 安定発現株の樹立
        • プラスミドDNAの精製
      • ウイルスハッケージング
        • レンチウイルスベクター
        • AAV
        • Adenovirus
        • MMLVレトロウイルスパッケージング
        • MSCVレトロウイルスパッケージング
        • バキュロウイルスパッケージング
      • COVID-19コロナウイルス研究資料
    • GMP製造
      • プロセス開発
      • 品質/安定性検査開発
      • GMPプラスミドDNA製造
      • ウイルス製造
      • GMP準拠製造施設
        • 下記参照
    • 解析ツール
      • シークエンスアラインメント
      • シークエンスドットプロット
      • shRNAターゲットデザイン
      • コドン最適化
      • GC含有率計算
      • DNA二時構造
      • DNA逆向き相補鎖
      • 塩基配列の翻訳

    ベクターデザインできる種類

    • 哺乳類
      • 遺伝子発現ベクター
      • 誘導型遺伝子発現ベクター(Tet型)
      • コンディショナル遺伝子発現ベクター(Cre-Lox型)
      • CAR (Chimeric Antigen Receptor)発現ベクター
      • ノンコーディングRNA発現ベクター
      • shRNAノックダウンベクター
      • CRISPR遺伝子編集ベクター
      • CRISPR遺伝子転写調節ベクター
    • エンハンサー/プロモーターテスト用ベクター
    • ゼブラフィッシュ遺伝子発現ベタクー
    • ゼブラフィッシュCRISPRベクター
    • ショウジョウバエトランスジェニック作製用ベクター
    • ショウジョウバエCRISPR遺伝子編集用ベクター
    • 植物遺伝子発現ベクター
    • 植物CRISPR遺伝子発現用ベクター
    • リコンビナントタンパク質発現ベクター
    • In Vitro転写ベクター

    GMP施設

    • 18,000 sq ft
    • 2020年後半には、32,000 sq ftが稼働
      • 製造スイート数 : 11 (独立エアーフロー、Grade B/Cの環境下にGrade A BSCを配置、BSL-2認証
      • Fill/Finish スイート : 2,000 sq ft, Grade Cの環境下 Grage Aインシュレーター配置
      • QC Lab : 7,500 sq ft
      • 製造プロセスと分析法開発 Lab : 6,500 sq ft
      • US, EU, Ph ChおよびPIC/SのGMP規制とガイドラインに適合した設計であり、臨床試験/商用生産が可能

    VectorBuilder

    https://www.vectorbuilder.jp

    編集履歴

    2020/11/21, Mr.Harikiri
  • バイオロジクス-FAQ [2022/11/16]

    バイオロジクス-FAQ [2022/11/16]

    はじめに

    このFAQは、バイオロジクスについて初学者を対象にしています。バイオロジクスは、低分子医薬品と異なり、直接的な合成には関わらず、生物に合成させる技術、すなわち、遺伝子組換え技術の使用を基本としています。開発に要する費用は、低分子と比較して1桁高額です。世界の医薬品は、バイオロジクが売上のほとんどを占めています。低分子医薬品は無くなることはありませんが、バイオロジクスは、今後も遺伝子治療のように、モダリティを変えながら拡大していくことは誰も否定はしないでしょう。

    FAQ

    1. Refoldingとは何ですか?解説
    2. バイオロジクスにおけるイオン交換クロマトの意義とは?解説
    3. タンパク質の沈澱化による精製とは?解説
    4. タンパク質の精製を始める前に、そのタンパク質についてよく考える必要があるのですか?解説
    5. 核酸とは何ですか?解説
    6. タンパク質とは何ですか?解説
    7. タンパク質濃度はどうやって求めますか?解説
    8. タンパク質精製用のLab(実験室)について教えてください解説
    編集履歴
    2020/11/16 Harikiri(Mr)編集開始
    2021/02/13 追加 (イオン交換クロマトグラフィの原理)
    2021/04/20 追記 (Refoldingとは何ですか)
    2022/10/26 修正 (FAQプラグイン「Quick and Easy FAQs」を取りやめて、WordPress標準のFAQ機能を使用するこにした)
    2022/10/30 追記 (タンパク質濃度はどうやって求めますか?,Lab(実験室)の準備)
  • [用語] Lentivirus; レンチウイルス – ウイルスベクター [2020/11/14]

    [用語] Lentivirus; レンチウイルス – ウイルスベクター [2020/11/14]

    レンチウイルス

    • 80~100nmのエンベロープウイルス
    • RNAウイルス
    • レトロウイルス属
    • レトロウイルスに特徴であるgag、pol、env遺伝子を持つ。たたじ、2つの調節遺伝子のtatとrevを持つ
    • 逆転写酵素とインテグラーゼをカプシド内に輸送する事がで、それらタンパク質は、RNAと結合する
    • 逆転写酵素は、ウイルスRNAからDNAを複製する
    • インテグラーゼは、複製されたDNAにLTRを付加し、宿主DNAにインテグレーションさせる
    • Tatは、転写中にトランスアクチベーターとして機能し、開始と伸長を促進させる。
    • Rev応答エレメントは転写後に作用し、mRNAスプライシングと細胞質への輸送を調節する
    • 類人猿、サル、キツネザル、マレーヒヨケザル、ウサギ、フェレット、牛、山羊、馬、猫、羊に生息が確認されている
    • 5つの血清型は、霊長類、羊および山羊、馬、飼い猫、および牛に対応
    • エイズを引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)である
    • DNAへのcDNAは、非分裂細胞に効率的に感染する可能性があるため、遺伝子送達の最も効率的な方法の1つです。[2] レンチウイルスは内因性(ERV)になり、そのゲノムを宿主の生殖細胞系列ゲノムに統合することができるため、ウイルスは今後、宿主の子孫に受け継がれます。

    レンチウイルス – Wikipedia –

    https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=https://en.wikipedia.org/wiki/Lentivirus&prev=search&pto=aue
    編集履歴
    2020/11/14 Mr.Harikir
  • [Bio-Equip] Cytiva – Plasmidselect Xtra [2020/11/14]  ID24783

    [Bio-Equip] Cytiva – Plasmidselect Xtra [2020/11/14] ID24783

    PlasmidSelect Xtra

    Super coilになっているplasmid DNAを精製するクロマト担体。

    Plasmidselect Xtra – Cytiva –

    製品情報

    https://www.sigmaaldrich.com/catalog/product/sigma/ge28402401?lang=ja&region=JP&gclid=Cj0KCQiA-rj9BRCAARIsANB_4AA5wU8x343zgnrhseRB8TL5Yl5KKWze1xYOFQG3evkT1Y8S_fy_NL0aAsSJEALw_wcB

    Plasmidselect Xtra データシート – Cytiva –

    Scale-up of the PlasmidSelect Xtra process

    https://cytivalifesciences.co.jp/catalog/pdf/28409487.pdf
  • 気になる企業 – Molecular Medicine ;MolMed – [2020/11/09]

    気になる企業 – Molecular Medicine ;MolMed – [2020/11/09]

    ID12516

    MolMed

    • イタリア
    • ウイルス・ベクターを用いた遺伝子治療薬製造のCDMO

    サービス

    • MolMed独自のテクノロジーを持っている。
    • MolMedは、ベクター製造用の独自のパッケージングプラスミドとプロデューサー細胞株(Producer Cell Line; PCL)を提供しています。
    • プロセス開発と分析メソッド開発
    • ウイルスベクター製造プロセスのプロセス最適化、スケールアップ、自動化を社内で行っています。 並行して、製品固有の分析メソッドを開発、検証、認定します。
    • GMP製造
      • 当社独自のプロセスに基づいて、RVV: retroviral vectorおよびLVV: rentiviral vector製造用に48Lおよび200Lのバッチ
      • さまざまなセルタイプのGMPマスターおよびワーキングセルバンク(MCB、WCB)も製造
      • 施設は、臨床製品と商業製品の両方の生産についてイタリアの保健当局によって承認されている
    • QCテスト
      • 安全性、効力、特性評価、純度などのベクターについて100以上の社内テストを実施可能
    • QAおよび規制サポート
      • MolMed品質管理システムは、EU ATMP GMPおよび食品医薬品局(FDA)のガイドラインに準拠
      • Pre-IND、IND、IMPD、試験固有の手順、指定申請(希少疾病用医薬品など)、販売承認申請(および同等のもの)の文書化など、国内および国際機関への科学的アドバイスに対するクライアントサポートも提供

    MolMed

    https://www.molmed.com/

    AGCが買収

    AGC、伊Molmed社を買収し遺伝子細胞治療の開発製造受託に参入へ – 日経バイオ, 2020/03/17 –

    285億円

    https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/03/17/06701/
    編集履歴
    2020/11/09 Harikiri
  • 気になる企業 – Bayer

    気になる企業 – Bayer

    Bayer; バイエル

    ドイツのバイエルも、米Asklepios BioPharmaceutical社を買収することで、遺伝子治療の分野に本格的に参入するようです。もともとバイエル社は、遺伝子細胞治療薬(CGT)の開発を推進していました。

    • Asklepios BioPharmaceutical
      • AAVベクター遺伝子治療の基盤技術を持つ
        • カプシド、プロモーター、製造がプラットフォーム
        • カプシドライブラリと評価(in vitro, in vivo)
        • プロモーター開発は、Synpromics社の技術を使っている(機械学習エンジン:PromPTとデータによる遺伝子発現の制御)
        • AAV製造 : Pro10, 無結成培地、高発現
      • 自社開発 : Zolgensma開発成功し脊髄性筋萎縮症(SMA)に承認されている(AveXisは非独占権を取得し開発させた)、ポンペ病(P1/2)
      • 導出 : デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)のGTはPfizer、血友病GTは武田へ
      • CDMO事業 (AAV)
      • Synpromics社を買収
    • BlueRock Therapeutics
      • 2019年にバイエルの傘下になっている
      • 細胞医薬開発

    HomePage

    Bayer acquires Asklepios BioPharmaceutical to broaden innovation base in cell and gene therapy, 2020/10/26

    バイエルの細胞および遺伝子治療プラットフォームは、アンメットニーズの高い複数の疾患領域の患者に緊急に必要な治療をもたらすために、 AskBioの業界をリードするAAVベースの遺伝子治療プラットフォームを取得。ポートフォリオには、神経筋、中枢神経系、ポンペ病、パーキンソン病、うっ血性心不全の治療薬などの心血管疾患および代謝性疾患の治療のための治験中の前臨床および臨床段階の開発候補が含まれています。血友病およびデュシェンヌ型筋ジストロフィーのアウトライセンス臨床候補/買収により、高効率のPro10™細胞株に基づく収益を生み出す契約開発および製造事業が確保されます/ AskBioが独立企業間原則で運営されます/購入価格USD 20億ドルの前払い、最大20億米ドルの成功ベースのマイルストーン支払い

    https://media.bayer.com/baynews/baynews.nsf/id/Bayer-acquires-Asklepios-BioPharmaceutical-to-broaden-innovation-base-in-cell-and-gene-therapy
    編集履歴
    2020/11/05 Mr.Harikiri