CHO細胞の大きさ
抗体医薬に使用されるCHO細胞の培養にいて、その増殖ステージとアミノ酸の代謝などに関する文献。CHO細胞が数を増やすことは、一般的な知識として知っていたが、その細胞の大きさの変化が、培養のステージで起こることは知らなかった。
文献によると、本培養12日間において、培養CHO細胞の直径は、16μmから24μmまで変化した。培養終盤の直径は、22μm程度に小さくなっていった。
因みに、この文献には、代謝に関する理論式などが示されているので、より深くCHO細胞の培養について参考にすることができる。
文献
Metabolic characterization of a CHO cell size increase phase in fed-batch cultures (2017)
https://link.springer.com/article/10.1007/s00253-017-8531-y
編集履歴
2019/10/14, Mr. Harikiri
2022/11/15, 追記 (培養CHO細胞の直径の変化について記載)