IgG
免疫グロブリンG; Immunoglobulin G。歴史上の血清の研究において、アセテート膜電気泳動で得られる泳動位置が、血清アルブミン、α1、α2、β、およびγと便宜上付けられて分析されていた頃、そのγの位置に来るのがIgG(IgA, IgMも含む)であった。
pH8.6では、100種類以上ある血漿由来タンパク質の全ては、マイナスに荷電する。これを利用して、プラス電極側にタンパク質を引っ張るのがアセテート膜電気泳動です。
泳動後の膜は、染色液でタンパク染色して得られる染色パターンを確認します。疾患によってはそのパータンが正常の血漿のパターンと異なります。
分子量 : 約150kDa
蛋白分解の検査と臨床的意義 (H22)
https://www.city.hiroshima.med.or.jp/hma/center-tayori/201001/center201001-10.pdf
編集履歴
2020/07/10 Mr.HARIKIRI