スカボロー城
スカボローフェアー
サーモンとガーファンクルの歌で、スカボローフェア (Scarborough Fair)というのは有名ですよね。まあ、中高年の間だけだと思いますけど。
最近では、イギリスの女性シンガーであるサラブライトマン(Sarah Brightman)がうたっていました.これも古いか!
2016年にイギリス(UK)に行った時に、そのScarborough Fairの知識しかなかったのですが、スカボローという街に行ってきました。
スカポロー城(Scarborough Castle)は、辛うじて壁の一部が残っている程度ですが、城がある敷地には、いくらだったか入場料を払って中に入りました。断崖絶壁の岬にあった城のようです。今更です.
道のり
ロンドンから列車に乗り、ヨーク (York)で別の路線に乗り換えてスカボローに行きました。片道4時間程度でした。列車から見える車窓には、日本とは違い小高い丘は見られましたが山はありません。地震が無いので当然かも知れません。駅からは徒歩でスカボロー城に一直線に向かいました。15分程度かかったと思います。駅やその周辺は賑わっていて観光客も大勢歩いていましたが、スカボロー城を訪れず人は殆どいないようでした。
ヨークは、その昔、バイキング(Viking)が支配していた頃は、貿易港として栄えていたとのことです。これ歴史の情報は、アニメ「ビンランド・サガ」からの知識です(追記 2019/12/17).
でも、それ以前の時代に、ローマ軍がイングランドを攻め込んでいた頃の守りとしてのスカボロー城が最盛期です。
さあぁ、行きますか
Windsor駅からScarborough駅の往復で、約1万8千円でした。結構な距離があります。朝08:37にWindsor駅から列車に乗って、Scarboroughについたのが13:30頃なので、駅から駅までは、約5時間でした。
窓口でチケット購入
Paddington 駅
King’s Cross 駅
Egg boroughの石炭火力発電所を左に見ながら
York 駅
Scarborough 駅
Scarborough城へは歩く
13:30にScarborough駅に着いて、そこからは、スカボロー城まで徒歩で20分程度です。
スカボロー城といっても、少しだけ白の形を見れますが、ほとんど城跡です。入場料を払って、中にはいれはお土産を販売している小さな建物があります。
別の建物には、展示室と喫茶がありました。喫茶ではスコーンをバターと、コーヒーでいただきました。
スカボロー城
敷地内に入ると、中にはお土産を売っている小さい建物、それとは別に2階建の建物の建物があり,パネルでの展示がありました。その一部には喫茶ができるスペースもありました。
喫茶ではスコーンとコーヒーを頂きました。隣には年老いたおばあさんが座ってお茶を飲んでいました。ニコニコされていたので、目を合わせて会釈で心を通わせました。私は、英語はダメなので。These are kindly memories.
v^^)
スカボロー城を後にして、南側の海岸の方に降りてゆくことにしました。
港街です。
一本しかない道を、車やバイクがいっぱいです。ここまで車では、少しさびれた街かと思っていましたが、結構賑やかで安心しました。
さて、17時の列車に乗って5時間かけて帰りましょう。
振り返って
サラ・ブライトマンのスカボロフェアーの歌詞のの内容だけを知っていただけでしたが,今回,機会がありロンドンから朝早くに電車に乗りスカボローに訪れました.
途中左手の陸側には,5機の大きな煙突型の建物が見えました.発電所だとは思われますが,内陸なので原子炉ではないようでした.
(後から調べて、Eggboroughという街の火力発電所 Eggborough power stationでした)
ロンドンから,イギリス・ティーンエイジャーの 男の子4人が,隣の席にいて,わいわい楽しくしていました.途中,切符の確認に女性の車掌さんが来て話していました.どうやら特急券を買わずに乗っていたようでした.
チャイニーズのカップルも途中前の席に乗ってきました.
老夫婦は,イタリアからきているといっていました.
いずれも,旅先での淡い思い出です(2016/08).
2019/12/17 追記 (added)