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  • [Synology] Dynamic DNSサービスとは – Synology Router RT2600ac – myDNS.jpに登録 [2021/01/02]

    [Synology] Dynamic DNSサービスとは – Synology Router RT2600ac – myDNS.jpに登録 [2021/01/02]

    Dynamic DNS (DDNS)サービス

    DDNSとは、固定IPアドレスを持たないでも固定IPアドレスを持っているように振る舞えるサービスです。原理は以下の通りです。

    DDNSの原理

    • DDNSサービサーは、固定アドレスを持っています
    • DDNSサービスを受ける、我々は、固定IPを持っていない一般ユーザーです
    • DDNSサービスに登録すれば、自分のexternal IPアドレスに変更があった場合や定期的に、DDNSサービサーに自動的に連絡する必要があります (Synology NASのDSMにその機能があります)
    • DDNSサービサーは、固定アドレスであり、そこに問い合わせしてくる問合者に対して、DDNSの役割を元にして、管理している該当するドメイン名に対応する、登録ユーザーの現在のexternal IPアドレスを返します
    • 以上の原理により、DDNSサービスを受けるユーザーのIPアドレスに変更があっても、ドメイン名でのアクセスは常に維持されることになります

    DDNSサービサー

    DDNSサービスは、以下のようなプロバイダがあります。当サイトでは、「harikiri.diskstation.me」を使用していますが、「harikir.myDNS.jp」も無料で取得しています。どのドメイン名を使用しても、割り当てられている特定のIPアドレスが返されて、訪問者は、そのIPアドレスに飛んでくる訳です。

    DDNSサービス(Dynamic Network Serviceともいう)とは、固定のIP Addressを持っていない自宅のサーバーにおいて、IP Addressに変更があった都度、その設定されたDomain Nameに対して、変更後のIP Addressを再割り振り、問い合わせに応じて、その問合者に対して通知してくれます。

    Synology NASを購入すれば、NASのDSM (Disk Station Manager)からSynologyサイトへ入り登録することでDDNSを無料で利用できます。

    有料のものでは、バッファローが年間3,600円のサービスを提供しているようです。

    その他のサービスも含め、有料コースのメリットは何なのかは調査不足です。名前を自由に決めたりできるのかもしれませんが、経験もないことから言及できません。

    今回は、無料のDDNSサービスサイトを紹介しているサイトの紹介です。

    DDNSの登録サイト

    DynDNS (US西海岸,CAのサーバー)の登録方法については、kajuhomeさんを参照。おススメ3つ(ieServer net, no ip, myDNS.jp)を紹介頂いているサイトは、Viral Communityさんを参照。

    Synology NASの設定について何時もお世話になっている「観音寺」さんによるホームネットワーク研究所には、myDNS (東京のサーバー)の導入方法が紹介されています。

    当サイトでは、「harikiri.diskstatiom.me」のドメイン名は、1年以上(2021/01現在)使用しているので、馴染んでしまいましたが、異なるドメイン名に別のWordPressサービーを立ち上げれないかを検討していました。先ずは、Synologyが提供するドメイン以外で、フリーのDomain Name登録を模索します。

    上記の目論見は、実は不可能なのです。「harikiri.diskstation.me」と「harikiri.myDNS.jp」はいずれも同じIPアドレスを指しています。すなわち、「ドメイン名」と「IP アドレス」は1対1に対応するためです。殆どの場合、ドメイン名の登録は、ポート番号を含めては登録できません。

    従って、外部からのアクセスは、一旦、ドメイン名に対応する一意に設定されたIPアドレスに飛んで来ます。そして、それは、ポート転送により1つのサーバーに誘導されます。よって、どのようなドメイン名をコールしても、必ず1つのサーバーに飛んでくることになります。

    • そこで、ポート番号が設定されてあれば、それに従った振り分け先である別サーバーに飛ばすことが可能となります。この方法では、ポート番号を付加したアクセスになってしまい、コール側では、ポート番号を意識しなければならず、また、サーバー側では、複数ページで全てにポート番号を付加しないといけなくなります。この方法は、あまりにも冗長です。

    次に、サプドメインで飛ばす方法です。この方法は、少し可能性があります。

    • 「harikiri.diskstation.me」にサブドメインを付加して、例えば「happy.harikiri.diskstation.me」としてやって、happyの部分をポード変換(設定が必要)で、別サーバーに飛ばして上げます。
    注) IPアドレス・ポート番号をドメイン名に割り当てることはできないが、「リバースプロキシ」を使えばできるらしい。今後要検討。
    
    注) DNSの「SRVレコード」を使うと、特定のドメイン名とIPアドレス・ポートの組を紐付けることが可能なようですが、そもそも、WebブラウザSRVレコードに対応していないものが殆どないため実現は不可です。

    以下、「myDNS.jp」ドメインを取得を前提に解説します。

    設定

    myDNS.jp

    2020年の夏頃からか、接続ができなくなっていて、ドメイン通知が機能しなくなっていました。今日(2020/12/29)まで原因がよく分からず放置していましたが、少し集中して原因を調査したところ、以下の設定のように修正して、httpでのアクセスをhttpsにすることで解決しました。

    • 外部アクセス → DDNSを開く
    • myDNS.jpのカスタム設定を開く
    • 以下のように設定を修正する
    • https://www.mydns.jp/directip.html?MID=USERNAME&PWD=PASSWORD&IPV4ADDR=MYIP

    設定が完了していれば、定期的にDDNSとのやりとりをして「ドメイン名」を維持してくれます。「ログセンター」には以下のログが確認できるはずです。

    System successfully registered [<external IP address>] to [<your domain>.myDNS.jp] in DDNS server [USER_myDNS.jp].

    * <>内は、設定による。

    ツール

    スピードテスト : SolveDNS
    スピードデータ : DNSPerf

    WordPressウェブサイトのスピードアップについて(2020年のガイド)

    https://kinsta.com/jp/learn/speed-up-wordpress/#dns

    RockDiskというNASでは

    Threat Preventionを導入してから、5年以上前に導入・稼働させているNAS (IO-DATA, RockDisk)が、定期的に外部に通信しているこことがログから分かりました。ログではHigh Riskの扱いです。High RiskはThreat Preventionからドロップ設定しておくと安心である。

    threat prevention

    しかし、その相手先のIP Adressを調べてみると、Dynamic DNS Servieのサイトのようでした。

    そこで、RockDiskが通信しているIP Address: 216.146.43.71を調べてみるとUSの東海岸にあるDynamic DNS Serviceサイトであることが分かり増した。

    余談ですが、この地は、アニメ「ヴィンランド・サガ」で登場する楽園であるところの「ヴィンランド」に近い。

    同様にしてWhois検索してみると、以下のような応答がありました.真ん中よりすこし下に「Dynamic Network Services, Inc. DNSINC-3」とあります。RockDiskのDDNSとの関連は不明ですが、IO-DATAがRockDiskのDDNSを可能にするために用意した、おそらく無料のサービスであると考察しています。

    #
    # ARIN WHOIS data and services are subject to the Terms of Use
    # available at: https://www.arin.net/resources/registry/whois/tou/
    #
    # If you see inaccuracies in the results, please report at
    # https://www.arin.net/resources/registry/whois/inaccuracy_reporting/
    #
    # Copyright 1997-2019, American Registry for Internet Numbers, Ltd.
    #


    #
    # Query terms are ambiguous. The query is assumed to be:
    # "n 216.146.43.71"
    #
    # Use "?" to get help.
    #

    Oracle Corporation DNSINC-3 (NET-216-146-32-0-1) 216.146.32.0 - 216.146.47.255
    Dynamic Network Services, Inc. DNSINC-3 (NET-216-146-32-0-2) 216.146.32.0 - 216.146.47.255



    #
    # ARIN WHOIS data and services are subject to the Terms of Use
    # available at: https://www.arin.net/resources/registry/whois/tou/
    #
    # If you see inaccuracies in the results, please report at
    # https://www.arin.net/resources/registry/whois/inaccuracy_reporting/
    #
    # Copyright 1997-2019, American Registry for Internet Numbers, Ltd.
    #
    

    その他、DynDNSに登録してサービスを受ける手順: site

    DDNSで与えられたドメイン名と証明書

    何度も経験しているのですが、この証明書が無いか期限が切れていると、myDNS.jpにおけるドメイン維持のための通信にエラーが発生します。確認が長期に続く場合は登録が削除されます。通信エラーによりドメインが確認できない場合、myDNS.jpからアラートメールが届くので、日頃からのメール確認はこまめにする必要があります。

    与えられたドメイン名でサービス(サーバーを立ち上げてblogを発信)をするには、そのドメイン名が正当であることの証明書が必要です。それにより、「https://」でアクセスすることが可能になりSSLによる暗号化通信とすることができます。

    証明書は、第三者機関からもらいます。最近では、ボランティア団体(Let’s Encrypt)により、その証明書が発行されているので、証明書をもらいます。

    Synology RouterのRT2600acでは、Let’s Encryptの証明証を取得する設定画面があるので、取得は簡単にできます。

    編集履歴

    2019/12/21 Mr. Harikiri
    2020/12/29 追記 (DS918+のDDNS設定の修正により接続できるようになった)
    2021/01/02 追記 文言整備
    
  • My home NAS History – IO-DATAのRockDisk (1TB~4TB), IPHL2-A (8TB :RAID 0, 4TB x 2 ) → そして、SynologyのDS918+ (8TB x 4, RAID5)に至るまで (DS918+をどのような基準で選択したのか) [2021/03/10]

    My home NAS History – IO-DATAのRockDisk (1TB~4TB), IPHL2-A (8TB :RAID 0, 4TB x 2 ) → そして、SynologyのDS918+ (8TB x 4, RAID5)に至るまで (DS918+をどのような基準で選択したのか) [2021/03/10]

    はじめに

    RockDiskRockDisk Nextは、IO-DATAのNASです。音楽ファイルをストリーミングしてたりして喜んでいました。

    Synology NAS (DS918+)を1年前に導入してからも、RockDisk/Nextは、壊れずに現役で稼働しています。ただし、外からアクセスすることはもうなくなりました。

    図1. RockDisk
    図2. RockDisk Next

    RockDisk & RockDisk Next

    rockdisk
    rockdisk next io-data
    図3. RockDisk と RockDisk Next

    RockDiskを導入したころは、NASには、そもそも興味がありませんでした。「高価そうだし何ができるの?」と毛嫌いさえしていた。

    ある日、ネットサーフィンしているとき、IO-DATAのRockDiskなるNASキットが、HDD別売でNASを導入できるといいます。それならと、それを購入・組み立ててローカルネットに載せました。外からNASにアクセスしてみたりと、自分のネットの広がりを実感しなが戯れごとで満足していた。

    今考えれば、そのアクセス速度は非常に遅かったことを、後から導入したRockDisk Nextで知りました。

    IPHL2-A

    RockDisk Nextでも応答速度に不満を持っていたので、その後、IO-DATAから少し本格的と思われたIPHL2-A8.0RTをネットで見つけてしまった。導入して4TB HDD x 2でストライピングしてみると、応答速度は、目に見えて早くなりました。

    これまでにPDF化した書籍をIPHL2-A8.0RTにストックし、出先からダウンロードして喜んでいた。

    現在では、メール通知機能も使えなくなり単なるバックアップストレッジに化しています。メール設定では、20文字までのパスワードでないとシステムとして受付けないことで、Gmailにて設定している20文字以上のパスワード長に対応することができません。この制約については、現在生産中止となっていることから、今後の対応はしてもらえないと考えられます。長く現役で頑張って欲しかったですが、それも叶いませんでした。少し高価でもSynology NASを選ぶべきです。

    IPHL2-A.IO-DATA

    IPHL2-A メール通知機能の設定方法

    https://www.iodata.jp/product/nas/personal/iphl2-art/

    IPHL2-Aシリーズのファームウェア:

    HDL2-Aシリーズ ファームウェア | ソフトウェア | サポートライブラリ | IODATA アイ・オー・データ機器

    Synology NAS

    昨年(2018)の初頭あたりから、Synology NASがネットで話題になっているのに気付きました。

    Q-NAPは、マシン性能、Synologyは、ソフトウェア性能(基本ソフトウェア: OS、ユーザーインターフェース等を含め)を、それぞれ売りにしていることが理解できました。

    Q-NAPと比較

    同程度の価格では、Q-NAPの方が性能が高いようでした。マシン性能が高い方が良いと思うのは普通ですが、時間をかけてじっくり考えてみました。

    あるメーカー内では、全てのシリーズのNASにおいて、ほぼ同じ「基本ソフトウェア」(搭載されているCPUの違いで使えないパッケージアプリなど)が搭載されるため、使いやすく且つ長く使うためには、基本ソフトウェアの性能差を優先すべきと考えました。

    マシン性能は、投資する額を自分の設定より上げれば済むことが多く、一方、ソフトウェア性能は、メーカー技術そのものの技術力が反映されることが多いと考えられます。この事は、IO-DAT製品NASを使った経験からよく知っていました。

    以上の考察から、ソフトウェア性能が高い、Synology製品のNASを選択することにしました。

    最後に、Synology NASを選んで、尚且つ、私が求める要求仕様を満たすには、投資額を上げることで、マシン性能もソフトウェア性能も両方ともに解決できると考えたのでした。

    • ソフトウェア性能が高いメーカーを選ぶ
    • マシン性能は、そのメーカーの中でも上のクラスを選ぶ

    エントリーモデル? それとも

    通常、Synology NASの売れ筋は、2xHDDで運用するDS218シリーズであり、2コアです。

    Synologyに決めた後は、CPUの性能差やその後の拡張性を考慮する必要がありました。

    エントリーモデルでは、HDD x 2スロットなので将来的に容量不足になりそうだし、Raid 5も構築できずデータの保護に問題があります。かといってプロ仕様の8スロットは論外だったので、HDD x 4スロットを選定範囲とした。

    結局、クアッドコア(1.5GHz)のDS918+を選択しました。

    メモリー増設、キャッシュ追加、更にHDD拡張ボックス(HDDx4)の追加が可能です。長く使えるという期待がありました。

    DS918+

    DS918+を導入すると決めてから、小遣いを貯め始めました。結局購入できたのは、約1年弱かかり年末になりました。

    2013

    RockDisk x 4
    IO-DATA
    1TB HDD

    mpgファイルなどら、Toshiba REGZA R1からネットを介して視聴可能

    RockDisk Next
    IO-DATA

    搭載CPUがコレードアップされてアクセス速度が改善

    2014
    2016

    IPHL2-A
    IO-DATA
    2x4TB HDD

    Raid1(ストライピングによるアクセス速度高速化で運用)

    DS918+
    Synology
    1 x 8TB HDD (basic) for short time to 3 x 8TB HDD update

    3x8TB HDD with RAID5
    2x4GB Memory
    2x512GB SSD cache

    2018 ~ 2019
    2020/06

    Update to DS918+ with one 8TB HDD

    4x8TB HDD with RAID5
    2x4GB Memory
    2x512GB SSD cache

    初期のDS918+のHDD運用は、シングル・モードのBasic HDDで開始し、その後2台のHDDを追加して3台にして、Raidに移行した。メモリーも追加し、キャッシュも追加して現在の形になった。

    ホームページの作り方が大きく変化していた

    DS918+を導入するまで、RockDiskで遊んでいたりしていた、それより以前には、PCにApacheを導入してホームページをローカルネットワーク内で稼働させたりしていました。そのような方法しか、ホームページを作る方法は無いと思っていました。

    ところが、「最近のポームページの構築(2018年現在)は、どうやらWordPressでする」のだと分かってきました。

    WordPressの発表は、2003年です。普及時期のVersion 3.0は2010年です。Version 3.1には、少し時間が経過してした2016年です。世間一般になてきた時期が2016年以降ということだと思います。

    ぼくは、化石の世界にいたことっを知りました。

    昔は、自分のローカルネットワーク上に、事事を保存・まとめるために、Linux上でポームページを作っていたことを少し述べましたが、その詳細は、以下の通りで結構本気でやっていました。

    • PostgreSQL、Apache
    • しまいには、15万円もするIBMのRelational DataBaseのDB2 for Linuxを導入
    • コンテンツは、HomePage BuilderというIBMのソフトウェア製品

    blog?

    blogとはなんですが? 僕はよく知りませんでした。そう、WordPressの登場で、個人で発信するホームページは、今ではblogという代名詞に置き換わり、その導入・運用のハードルは無いに等しくなったようです。レンタルサーバーが拍車を掛けています。

    以前では、今で言うWordPressのプラグインは、Perlなどのプログラミング言語を使用してカウンター機能や特別な表示機能などを自作してい増したた(ミドルウェアともいう)。自分用なので自分がどれだけ閲覧しているかを知るのみでしたが。。。

    これからは。

    それで、今のぼくの環境と言えば、Synology NASとWordPress, Maria DB, Dynamic DNS(ローカルではなくインターネットに公開できる; Synology NASを購入すれば1つのDomain Nameを登録するともらえる、実はフリーの登録サイトもある)で、事ごとを日々綴っています。

    DS918+は、CPU:Celeron 4 core, 読み書きともに高速、ハードウェア暗号化、4ベイを拡張ユニットDX517 (5ベイ)により9ベイまでHDDを追加可能。

    https://www.synology.com/ja-jp/products/DS918+

    以上

    編集履歴
    2019/12/20 はりきり(Mr)
    2020/02/23 表題追加
    2020/03/07 追記(Feature Image)、文言整備
    2020/05/31 追記(Cool Timelineによるタイムライン表示)
    2021/03/10 追記(IPHL2-Aのメール設定が貧弱であるため長いPWに対応していないことによる弊害について)
    2023/07/09 訂正: 8TB x 2 mirror -> 8TB: RAID0, 4TB x 2)