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  • [健康] アトピー性皮膚炎とオンコスタチンM

    [健康] アトピー性皮膚炎とオンコスタチンM

    オンコスタチンM

    は、IL6ファミリーに属するサイトカインである。アトピー性皮膚炎の細胞に存在するようだが、サイトカインの分子量は20kDa程度なので、抗体医薬が作れる。さらに、アトピー性皮膚炎にはIL31も関与しているらしく、この両方のサイトカインの作用を抑える抗体医薬がアトピー性皮膚炎の症状を相当抑えるとの発表がなされている。

    今後が楽しみだが、抗体医薬品の開発には、これから、細胞株の構築、精製方法の開発、臨床試験用サンプル調製のためのGMP製造で臨床試験P1、P2, P3も必要だ。これから7年以上は医薬品としては出てこない。

    1. Oncostatin M: OSM、理論分子量は24,400Da, ヒトの体内では糖化しているので30kDa。
    2. IL31 : Interleukin 31, 分子量 15kDa

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    2024/01/26 Mr.HARIKIRI