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  • [Synology] Wi-Fiルーター RT2600ac/RT6600axをSoftbank Airに接続してワイヤレスAPとして使用する – 次世代ルーターRT6600についても解説 [2022/10/11]

    [Synology] Wi-Fiルーター RT2600ac/RT6600axをSoftbank Airに接続してワイヤレスAPとして使用する – 次世代ルーターRT6600についても解説 [2022/10/11]

    Synology RouterとSoftbank Air

    家庭で使用するには,過度と思える高度な機能を持つSynology社のWi-Fiルーターですが、blogなど自宅からの発信や出先からのNASのデータ閲覧など高度なことをする場合は外せないのがSynology社のルーターです。出先からどうしてもFree Wi-Fiを使用して自宅のローカルネットワークに繋げなければならない場合など,VPN Plusによる接続は強い味方です.

    これまで、ルーター製品RT2600acが、僕の家でも活躍していましたが、2022年の春頃にRT6600ax * という新しいWi-Fi規格(結果3バンド)および2.5GbE * に対応した高速ルーターが上市されました。一時期品薄になった時に、少し高額でしたがAmazonで手に入れて2022/08から運用しています。

    * RT6600axの特徴
    Wi-Fi接続を複数のネットワークに分離:
    例えば以下のような構成が可能です。基本的にIoT機器は、Wi-Fi接続されています。その接続で脆弱性がある場合、ネットワークが分離されていないと、すべての接続されているデバイスに脅威にさらされることになります。Wi-Fiネットワークの分離が重要であることが理解できます。

    (1) ホームネットワーク :
    プライマリネットワークに接続します。Safe Accessによる悪意のあるコンテンツ(例えば、シッピングサイトやアダルト)をデフォルトプロファイルに簡単に作成して、お子様のオンライン上での行動を管理することができます。

    (2) ゲストネットワーク :
    ゲストネットワークを簡単に分離し、ChromecastやAirplayデバイスへ接続設定が可能です。より厳しい帯域制約とウェブフィルタリング、などにより接続品質が危険なデバイスによって影響されないようにします。

    (3) IoTネットワーク :
    一般的にIoTデバイスは、アップデート頻度が低く脆弱性が高めです。これらデバイスをプライマリネットワークから切り離すことで、潜在的な悪意のある攻撃のバックドアになることを防止できます。一方通行ファイアウォールルールも活用します。

    (4) オフィスネットワーク :
    サーバーやデバイスを分離することで、ネットワークが外部のリソースをホストしている場合や同僚が遠隔地からアクセスする場合に干渉やセキュリティの問題を回避することができます。

    (5) 監視ネットワーク :
    IPカメラ接続ネットワークを隔離、単方向ファイアウォール、独立したトラフィック制御ルールにより、監視タスクの中断、速度低下を抑制が可能です。

    * 2.5GbE(2.5 giga bit ether): 有線規格。歴史的には10baseT→100bastT→1000baseT(1Gbps: giga bit per second), 1GbE)と普及してきた。近年10GbEの普及があると思われたが、なかなか普及しなかったことからその途中を補完する2.5GbEが市場投入されてきている。

    有線LANはいよいよ2.5Gbpsの時代へ!

    2.5GbEカンタン導入術 – planet comm –

    https://www.planex.co.jp/articles/lan/25gbe_no2/

    これまで使用していたRT2600acは、「別宅」に設置しました。別宅には、Synology NAS DS918+を設置しています。Wi-FiルーターはSoftbankの「Softbank Air」です。Softbank Airの有線端末にRT2600acを接続し、RT2600acのWi-Fiにはローカル・デバイスを接続することにしました。

    Softbank Airは、無線の電話回線を使用するWiFiルーターであるため設置工事が不要です。Softbank Airの前には、AU Speed Wi-Fi Homeを2週間使用していました。僕の地域ではSpeed Wi-Fiでは、その通信速度は朝では問題ありませんでしたが、夜7時を過ぎると100bpsと極端なスピード劣化が頻繁にありました。それが我慢できずに、Softbank Airに乗り換えたのでした。Softbank Airは、AU Speed Wi-Fi Homeと比較して極端な通信速度低下はなく満足しています。

    というわけで、Synology NASを使用していて高度なことをしているのに、Softbank Airにネットワーク・セキュリティやローカル通信を任せてはおけないと思い、本宅からRT2600acを別宅に持ってくることにしました。

    僕のネット環境ですが、RT2600ac/RT6600axおよびNASは、同じSynology製であることから、その操作性は同じでそれぞれの管理は楽です。RT2600acは2台あります。故障に備えてもう1台準備していたので、一台は別宅に設置して、もう一台は本宅に予備機として保管しておくことにしました。本宅には、blogサーバーとしてDS920+があります。ルーターにはRT6600axを置きました。RT6600axのローンチと同時にSRMもバージョンアップされました。より高いセキュリティ性や操作性を期待しています。

    RT2600acのSRMバージョン: SRM 1.2.5-8227 Update 5 (2022/09/23現在),
    添付のVPNクライアントのライセンス数は1ですが、追加で20(RT6600axでは増加したことを確認済み、CPUの処理能力に依存しているので妥当な数のはずですが、要確認)まで増やすことができます。今は、その追加は無料で可能です。

    (Release notes)

    RT6600axのSRMバージョン: SRM 1.3.1-9346 Update 1(2022/09/23現在),
    添付のVPNクライアントのライセンス数は1ですが、追加で40(最大同時アカウント数)まで増やすことができます。今は、その追加は無料で可能です。

    (Release notes)

    工事がいらないおうちのWi-Fi – Softbank –

    https://www.softbank.jp/internet/special/air/?utm_source=gkt&utm_medium=cpc&utm_campaign=air&utm_content=2_4_1_10000&gclid=Cj0KCQjwj7CZBhDHARIsAPPWv3eB62-kELQR9C5stZGksVD0IROhFTmGqrEdOBz_t211F9GOXezkiJkaAlt8EALw_wcBhttps://www.softbank.jp/internet/special/air/?utm_source=gkt&utm_medium=cpc&utm_campaign=air&utm_content=2_4_1_10000&gclid=Cj0KCQjwj7CZBhDHARIsAPPWv3eB62-kELQR9C5stZGksVD0IROhFTmGqrEdOBz_t211F9GOXezkiJkaAlt8EALw_wcB

    Synologyルーターを選ぶ理由

    以下に示したような機能/アプリがあり、いろいろな作業が可能です。例えば、セキュリティの維持のための基本的な設定(DoS攻撃対応、ログイン回数制限など)、VPN (Virtual Private Network)によるローカール環境での作業、また、ルーター自体のiPhoneアプリによる管理の容易性、などが特徴として挙げられます。

    SRMとは

    SRM (Synology Router Manager) は、Synology ルーターのOSです。PCのWIndowsにあたります。Webブラウザ/アプリからアクセスして作業します。

    アクセス方法は、以下の2種類が用意されています。Webブラウザでは出来ないことが、アプリではできたりと、少し挙動が異なっています。操作に悩んだ時は、切り替えて作業をしてみてください。

    1. Web ブラウザにより指定のポートにてurlにアクセスしてログインする。
    2. iPhoneアプリ「DS Router」を使用してログインする。

    Synologyルーターを管理するために主に使用するアプリを以下に示します。

    ルーター用アプリ

    1. パッケージセンター:
      標準でインストールされていない機能をインストールしたり、アプリのアップデートしたりする機能があります。Synology NASのDSMにも搭載されているアプリです。
    2. コントロールパネル :
      通常管理に使用する機能群が集約されています。ユーザー設定、地域設定、証明書、SRMのアップデートなど。
    3. ネットワークセンター:
      特にネットワーク管理の機能が集約されています。(1)状態、(2)インターネット、(3)ポート転送、(4)ローカルネットワーク、(5)トラフィックコントロール、(6)セキュリティ、(7)操作モード、などの管理ができます。以下、選択して特記しておきます。
      1. (3)ポート転送:
        ワイヤレスAPモードのRT2600acでは使用できなくなる。因みに、RT6600axではワイヤレスAPモードが選択できない。
      2. (4)ローカルネットワーク:
        ワイヤレスAPモードのRT2600acでは使用できなくなる。使用できなくなるとRT2600acのWi-Fiに接続しているデバイスがあるのに、そのデバイス名を確認できなくなるため非常に困るが、DS Routerを使用すると下のメニューにある「デバイス」から確認できるので、今はこの方法で対応しておく。
      3. (5)トラフィック コントロール:
        ワイヤレスAPモードのRT2600acでは使用できなくなる。
      4. (6)セキュリティ:
        証明書の発行管理などの操作が可能です。
      5. (7)操作モード:
        1. (1)ワイヤレス ルーター:
          Synology NASをプロバイダー経由でインターネットに繋ぎインターネットを使用する場合に使用します。
        2. (2)ワイヤレスAP:
          今回の事例のように、すでにプロバイダーに接続するルーターがあって、そのルーターにSynologyルーターを接続する場合に使用します。
        3. (3)ワイヤレス リピーター:
          Wi-Fiの距離を伸ばす場合に使用します。一般家庭では必要ありません。RT2600acではこの機能は使用可能ですが、RT6600axには搭載されていません。
    4. ネットワークツール:
      pingや経路の検査ができます。脅威のあるパケットを監視するアプリ「Threat Prevention」で脅威として認識されているIPアドレスを、このツールで検査したりできます。
    5. Threat Prevention:
      パケット内容を監視して脅威のレベルに応じてアラートしてくれたり、パケット自体のドロップをしてくれます。アドオン・アプリです。パッケージセンターからインストールして使用します。使用には外付けUSBメモリの接続が必要で、ログ記録に使用します。
    6. VPN:
      このコロナ禍で一気に知られることになった。外部からのアクセスツールです。アドオン・アプリです。パッケージセンターからインストールして使用します。使用には外部ネットワークから接続するため、サイト(IPアドレス)に対するLet’s Encryptなどから得た「証明書」のインストールが事前準備として必要です。

    つまづいたこと

    iOSのWi-Fi設定で「インターネット未接続」、Windows PCで「Npcap Loopbakc Adapter」

    この問題が起きた当初は、Synology NASおよびSynology RouterをSoftbank Airへの接続が原因であると思い込んでいました。ネットネーブルを抜き差しして確認しました。Synology RouterをSoftbank Airに接続し、Synology NASは未接続とすると、iOSでの「インターネット未接続」は表示されませんでした。そこで、Synology NASの設定に原因があると考え、その設定をあれこれ変更しましたが、解決しませんでした。

    何気にWindows 11のSurface Pro 6の下のメニューにあるWi-Fiアイコンにマウスカーソルを持って行った時、「Npcap Loopback Adapter」の表示が出てきました。ググってみると、自分自身にpingを送る時などの検査に使用するもののようです。解決方法は、「Npcap Loopback Adapterという項目が有効になっているはずなので無効化せよ」とのことでした。結局、これを無効化することで、Windows11の「Npcap Loopback Adapter」の表示は消えましたが、iOSでの「インターネット未接続」については、若干、表示が消える時があるものの、まだ表示の継続、たまに表示が消えるなどの状態は改善できてませんでした。

    しばらく様子を探った結果、Synology NASの通信の多さが原因でした。以下の項目でまとめたように、NASにはバックアップ設定をSynology Driveを使っていることで、バックアップが完了していないファイルの転送によるトラフィックが回線を占有する状態となって、iOSが、「インターネット未接続」を判断したようです。NASでのバックアップが完了した後は、この問題は解決しました。

    しばらく様子を探った過程で、ルーターの接続形態(下図)は「ワイヤレスルーター」および「ワイヤレスAP」のいずれでもSoftbank Airを介したインターネット接続が可能であることを確認できました。現在は、「ワイヤレスルーター」で設定しています。この設定により、Softbank AirをDNSとてアドレスを与えられるデバイス群とSynology NASをDNSとしてアドレスを与えられるデバイス群とにローカルアドレスを分けることができました。これによって以下の設定が可能になります。

    1. ホームオートメーションに使用している温度計、赤外線リモコン、スイッチなど制御関係のデバイスが接続されているネットワークをその他のネットワークから切り離す。
    2. データ共有などを利用するWindowsマシン、iOS, Synology NASをホームオートメーション関連のネットワークから切り離す。
    Figure

    VPNクライアント

    Synology Routerの製品別において,同時接続できるVPNクライアント数は以下の通りです.

    デバイス モデルクライアント VPN アクセスライセンスの最大数
    RT6600ax40
    WRX56020
    RT2600ac20
    MR2200ac10
    RT1900ac10
    クライアント VPN アクセスライセンス │ Synology VPN Plus | Synology Inc.

    Npcap Loopback Adapter -ボッチSEのパドリングブログ-

    https://paddling-blog.com/1910-2

    まとめ

    別宅にRT2600acを導入しました。RT2600acは最も外部にあるSoftbank Airに有線で接続しています。RT2600acには、NASやPCおよびiPadなどをWi-Fiで接続しました。

    ローカルネット内は、RT2600acを経由させることで、PC、iPadなどの間で行うファイル転送が高速になると期待できます。おそらくSoftbank AirはRT2600acと比較してそれほど高性能ではないと考えられるためです。

    以上

    編集履歴

    2022/09/23 Mr.Harikiri
    2022/09/24 追記: RT6600axの特徴
    2022/09/29 追記: iOSの「インターネット未接続」とWindows 11の「Npcap Loopbakc Adapter」の問題について。
    2022/10/11 追記: (1)iOS「インターネット未接続」問題の解決したことについて、(2)Softbank AirとSynology Routerの共存設定(ワイヤレスルーター、ワイヤレスAP)。
    2023/04/10 追記: Router別の同時接続可能なVPNクライアント数
  • [Gear] iPhoneの写真のiCloudへの同期が停止して困っていて、且つ一般的な対処法で解決出来な場合の対処法

    [Gear] iPhoneの写真のiCloudへの同期が停止して困っていて、且つ一般的な対処法で解決出来な場合の対処法

    ID30480 [2021/09/25]

    はじめに

    iPhoneの写真のバックアップは、iCloudに同期する方法で行っていることが殆どだと思います。安心して写真をどんどん撮ることができるので、本当に助かります。

    最近、同期がある数字(111)で停止したまま、同期がされない状態が続きました。写真を撮るたび、その値は、増加しているので、ある時点からの写真のiCloudへの同期がスタックしているものと考えられました。

    一般的な、iOSでの写真のiCloudへの同期の停止について解説されているサイトがありますが、全く役に立ちませんでした。

    その方法は、以下の統理で一般論に過ぎません。

    • リセットする
    • WiFiでのみiCloud同期がされている場合は、WiFiにつなげる
    • など、など。

    それでも解決しないので、少し熟考してみました。

    スタックしている写真に対してアップデートしてやれば、良いのではないかと。

    解決策

    僕の場合は、iPhoneとiPadで同じようにiCloudへの同期をするように設定しているので、その違いからどの写真がスタックしているのか判断が容易です。iOSを複数使用していない条件の方は、iCloudeの写真の確認として、Webベースでログインして確認する方法もあります。

    対処方法(1)

    1. Uploadしようとしている写真があるiPhoneから、Uploadできていない写真を開く
    2. 編集を選択して、90℃回転させて完了させる
    3. これを繰り返す
    4. すると、同期のカウントが進むはずです

    対処方法(2)

    1. 以下のようにして共有アルバムを作る
    2. 写真がある端末の写真から、写真を選択して「共有アルバム」を作る
    3. すると、写真が同期されていない端末の写真アプリに、作った「共有アルバム」のアルバム名が現れて、空白にっていた写真が次々に同期されてサムネイルが現れてくる。
    4. 普通の「アルバム」の作成でも可能かも知れませんが試していないので不明。

    編集履歴

    2021/06/13, Mr.Harikiri
    2021/09/25,追記(対処法(2)を追加)
  • [iOS] iOS14になっても、「かな入力」では、漢字変換の学習ができないバグが続いている [2021/01/05]

    [iOS] iOS14になっても、「かな入力」では、漢字変換の学習ができないバグが続いている [2021/01/05]

    かな入力

    僕のキーボード入力はブラインドタッチです。漢字変換は「かな入力」派です。英字もブラインドタッチなので、ローマ字による漢字変換も可能ですが、効率を重視しているので、ローマ字変換は、滅多に使いません。

    メインマシンは、iPadを使っています。でも、iOSの漢字変換にストレスを感じています。特に「なか入力」は「バカ」なのです。変換後の学習がされないので、変換したことがある文字を毎回同じ様に表示される候補の窓から探さないといけません。2020年に発表となった新しいiPad Pro (2 generation)を店頭で触ってみましたが、同様に「バカ」のままでした。

    FEPのバグではないのか?

    今回、やりたくはなかったのですが、症状を確認してみました。その結果、「ローマ字入力」による漢字変換では、その字を学習してくれるのですが、「かな入力」による漢字変換では学習してくれない。そのため返還のたび、何度も探さないといけない。このバグは長年続いている。何か方法がないのか、設定を色々試しては見たものの、未だ「バカ」のままです。

    設定を試す箇所は「キーボード」

    一度変換したのに!

    「しかく」と「かな入力」で入力して、◆を確定させ、その後続けて「しかく」と同様に入力してみる。やはり、先頭にはないので、下にスクロールして◆を探し出した。
    まとめると、一度変換してもう一度変換した時、候補の先頭に示してくれず、以前と同じ候補位置に表示される。これは完全なバグだ。

    編集履歴

    2021/01/05 Mr. Harikiri
  • [Data LInk] iPhone、iPad、iPod touch 用の Keynote の新機能

    [Data LInk] iPhone、iPad、iPod touch 用の Keynote の新機能

    iPhone、iPad、iPod touch 用の Keynote の新機能

    Keynoteも結構使えるらしいので、時間がある時にいじくってみようと思っています。

    編集履歴
  • [Gear-App] OmniPlan 3 for iPad/iPhone  – 目標設定と達成は、詳細な計画立案と進捗管理が重要 – 学生にも使って欲しい ガントチャート(Gantt chart )アプリ 導入編 –  Mac版ではMS Project Planのファイルも読める – [2022/04/04]

    [Gear-App] OmniPlan 3 for iPad/iPhone – 目標設定と達成は、詳細な計画立案と進捗管理が重要 – 学生にも使って欲しい ガントチャート(Gantt chart )アプリ 導入編 – Mac版ではMS Project Planのファイルも読める – [2022/04/04]

    ID16199

    はじめに

    今日、必要があってOmniPlanを立ち上げて、いじっていました。まあ、よくあることですが、ある操作で強制終了したので、「まだ、そうそう月日が経過しているのでアップデートなどでバグは修正されているはず」と思い、現在(2022/04)のバージョンを確認しにApp Storeをのぞいてみました。すると、現在のバージョンはVer.4となっており、メジャーなバージョンアップがされていました。今まで使っていたバージョンはVer.3.11でした。

    Ver.4でもアプリ内課金があったので確認してみると、買取で半額の¥12,000でした。どうしましょうかね。

    ざっくり確認したところ、Ver.3とVer.4では、使い方についてはそんなに変化が無いようです。以下の説明はまだ十分に参考になると思います。

    Ver.4は、2週間のお試しが可能ですが、今は時間がないので、その期間内での十分な使い込みはできないので、正式に入手してから、そして使い込んでから、レビューしたいと思います。

    ガントチャートで見える化

    スケジュールを作る時は、エクセルを使うことが多いです。エクセルの場合、1カラムを1ヶ月にしたり、3ヶ月にしたりして、絡むに網掛けでタスクの予定期間を表現することでスケジューリングします。このようにして作ったタスクは、1つのタスクの期間を変更すると、他のタスクは自動的には連動しないので、再度、編みかけをやり直すことになります。簡単に作れたのに、修正がある時は簡単ではないのです。そこで登場するのが、Micro Soft Planや、今回紹介するOminPlanです。連結機能により、タスク同士は連動して移動できます。プロジェクトの開始時期を移動して前にずらした時、連動しているタスクも移動することになります。もちろん、固定化させることもできるので、固定にしたタスクは移動しません。その他、色々と専用機能があるので、スケジューリングするには長けています。

    因みに、エクセルでもマクロを使って同様の機能を持ったエクセル表を作る事は可能ですが、単位を1日にして精度を上げたりして、計算数を増やすと動作が重くなります。エクセルのマクロで同程度のレベルを達成するは、少し無理があります。よく考えられたものであるのなら、専用機・専用ソフトの方が快適です。

    OminPlan

    OmniPlanは、Mac/iPad/iPhone用のガントチャート・アプリです。

    今回は、OmniPlanの紹介と、最低限の操作で使えるように解説します。

    https://www.omnigroup.com/omniplan/

    値段も張るので、なかなか購入に躊躇すると思いますが、決して損をするアプリではないと思います。

    iPad用が市販された当初から使用しています(初版のOmniPlanは¥5000程度で購入、その後無償のアップグレードがあったと記憶、当時は、出始めのアプリは安価なので「つば」をつけておけば、バージョンアップされる時の新価格ではなく、無償でのアップグレードを期待していました)。その後、OmniPlan 3としてだったか、2017/07当時で¥8,800(アプリ内課金にてProアップグレード)だと記憶しています(2020/11/07訂正)。現在の価格は、購入してしまうと、App Storeで価格が出なくなるので、現在はApp Storeから確認できないため、現在バージョンの価格の詳細はわかりません。

    Apple Storeの評価には、3年前の評価で⭐️2.9しかありませんが、僕の評価は全く違います。良いアプリです。デザインも良いです。帯(チャート)に付けたタイトルは、フロート式です。どこの時点を表示しても常にタイトルの確認ができます。このデザインは、他のガントチャートアプリにはありません。気に入っています。良いアプリの見分け方の一つに、僕が結構信じている情報があります。アプリ・サイズです。アプリ・サイズが他の同様のアプリと比較して小さいアプリは、機能の盛り込みが少ないと考えられます(以前は、スカスカのアプリが多かった)。アプリを選ぶ場合、アプリ・サイズの大きさは、選択する1つの大きな要素です。最近は、Apple Storeでアプリを買わなくなったので、この法則が成り立つのか分かりませんが、僕が、色なんアプリに投資していた~2017までは、この法則は確からしかったことは、ここに明記しておきたいと思います。

    互換性

    Mac版のOmniPlan Proでは、MicrosoftのProject Planとのデータのやりとりができます。Project Planの現在のバージョンであるProject Plan 3は、¥3,280/月/担当となっています。結構、高価です。Microsoftからは、Mac用のProject Planはリリースされていませんが、Mac版のOmniPlan Proを使えば互換環境は整います。個人ベースで、プロジェクト管理を学びたいのであれば、Mac/iPad版のOmniPlan 3は、最適解(買い)です。さらに、Mac版には、更に細かな設定と共有も可能となるOmniPlan Proがあります。

    OmniPlanの2020/03現在の価格を調べてみました。Mac版は$199.99、iOS用(iPad用)は$99.99です。Mac版であるPro版は$399.99、iPad用のPro版に当たるOmniPlan 3 Enterpriseは¥24,000(円)ですsource

    iPad版のOminPlanのバージョン構成は、少し混乱があるようです。ProアップグレードといいつつOmniPlan 3のままの表記であったり、別バージョンとして、OmniPlan Enterpriseがあったりと、僕も正確に把握できていませんが、とにかく、僕が使用しているのは、iPad版のOmniPlan 3です。

    MS Project Plan 3 – Microsoft site –

    https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/project/project-plan-3?activetab=pivot%3aoverviewtab

    OmniPlan 3とOmni Plan Proについて – サポートサイト-

    https://support.omnigroup.com/doc-assets/OmniPlan-Mac/OmniPlan-Mac-v3.0.0.1/ja/EPUB/xhtml/01_intro.xhtml

    タスクの依存関係の表現力が重要

    見た目だけではなく、機能も本格的です。依存関係を表す矢印のリンクですが、普通は、先のタスクのお尻と次のタスクの頭をリンク付けできるこことはもちろん、頭と頭、お尻とお尻も可能です。プロジェクト/計画には、先行タスクとそれに続くタスクのみがあるわけではありません。同時に始めるタスクもあります。2つ以上のタスクの関係性を表す場合、それらの同時に始める複数のタスクの頭と頭にリンク付けできる表現が必要です。同様に、同時に終了したい複数のタスクの場合は、お尻とお尻にリンク付することで表現できます。

    モンテカルロ法

    モンテカルロ法という手法も搭載されています。モンテカルロ法は、沢山の試行回数からその確率を求める統計学的な手法とのことです。達成確率を求めることができるのだろうことは、理解しているのですが、現在は、その使い方をよく理解できていません。今後、必要性に迫られたり機会があれば、レビューしたいと思っています。

    App Storeには、色々と「何とかPlan」というアプリがありますが、表示デザインは、やっぱりOmniPlanがいいです。表示される帯(チャート)や文字の大きさもいい感じです。更に、「最遅・最速」という概念も、しっかり盛り込まれているアプリは、OmniPlanしかありません。

    iPadはPCと比べたら、マシンパワーが低いため、Mac用や、MS Project Planのようにはいきませんが、個人で個人の目標達成、仕事の管理のためには、リーズナブルな機能が盛り込まれており、計画立案と進捗管理がシンプルに行えるGantt Chart アプリになっています。

    OmniPlanの機能概要

    OmniPlanでの基本操作は、目標達成のためのタスクを抽出し、そのタスクをいつから始めていつ迄に終わるかを、チャートとして入力してしていきます。どんどんドラフトとして入力していきます。

    各タスクに関連がある場合は、連結させます。チームでの作業の場合は、担当者(リソース)を定義しておき、タスクに割り当てます。タスクは、いつから始めると設定したとしても、できるだけ早く始めたいタスクは、制約の設定で、その日付を設定できます。

    以上のように、タスクとタスクが連結されている状態で、どれかのタスクの日程を動かした時に、タスクに設定されている期間を維持しなが、全体的としてタスクの日程が動きます。制約が設定されている場合は、その制約に従います。

    複数のタスクが、一塊りとしてまとめることができる場合は、グループ化できます。逆三角の印により、伸縮表示ができるようになります、縮めて表示させると全体的のスケジュールを見やすくできます。

    日程の尺度は、随時、見やすい設定として日、週、月、四半期、年を選択可能です。

    一つのタスクについて金額(価値)も設定できます。担当が割り振られている場合、もしも取引先であるとすると、取引額ということになります。

    少し高度な統計手法が用意されています。モンテカルロ法です。ランダムに数千回の試行を実施することで、その成功確度などを求める時に用いるようです。使ったことがありませんが、理解できる方は、是非、使ってみて、感想など教えていただければ嬉しいです。

    タスク名のフロート表示機能は絶対必要

    OmniPlanの良いところは、iPadというモバイルに適した画面デザインを採用しているという事です。PCと比べて狭い画面を補間するために、タスク名は、フロートするようになっています。

    他のガントチャート・アプリでは、タスク名は、表示をオン/オフできるようになっていますが、表示の場合、左に固定されているため、タスク全体を見渡せる範囲が少なくなってしまいます。OmniPlanでは、タスク名はフロートしているので、どの期間に移動しても、タスク名は画面上について来るので、いつでも確認できます。これは、色々とガントチャート・アプリの使い勝手を比較して感じた、どうしても外せない機能の一つであると断言できます。

    とりあえず使う

    初期画面を見てください(図1)

    図 1. サンプル

    日付の設定

    トップにある日付をタップすると日付の単位が出てきます(図2上)。日付単位を週にしてみます(図2下)。

    図2. 日付の単位設定

    タスクのグループ

    グループタスクを選んでセレクト状態にしてから、トップメニューの「i」マークをタップすると右側に設定画面が表示されます。「タスク」→「タスク情報」→タスクタイプは、左から3番面の「グループ」になっています(図3)。

    図3. 画面右側に表示される設定画面

    リソースの設定

    「設定画面」→「リソース」に、登録したリソースが表示されます(図4)。担当者を設定できます。

    図4. リソースの登録

    稼働時間の設定

    プロジェクト」→「稼働時間」をタップ(図5上)すると、稼働時間の設定ができます。土日も稼働したい場合には、変更してください(図5下)。

    図5. 稼働時間の設定

    担当者の割り当て

    タスクをタップしてセレクト状態にして、「設定画面」→「タスク」→「割り当て」で、担当者設定できます(図6)。

    図6. 割り当て

    グループ化

    トップメニューの「編集」をタップすると図7上のように「完了」の表示が出ます。次にタスクをタップしてセレクト状態にします。4つのタスクをセレクト状態にして、ボトムメニューの「グループ」をセレクトすると、グループ化されます。その際、グループの名前は、マニュアルで変更可能です。逆三角の印が表示されるようになります。

    図7下を見てください。今度は、2つのタスクをセレクト状態にして、ボトムメニューの「連結」(既に連結されている場合は、「切断」が表示される)をタップすると「矢印」で結合されます。

    図7. グループ化と連結

    グループの伸長/短縮

    逆三角をタップすると、グループは短縮表示になります。

    図8. グループの短縮表示

    プロジェクトの開始日

    プロジェクトの開始日の設定は、「設定画面」→「プロジェクト」→「日付」をタップします。不確定と特定の設定が可能です。

    図9. プロジェクトの開始日の設定

    タスクの開始日と終了日

    「設定画面」→「タスク」→「スケジュール」→「制約」から、「できるだけ早く」と「できるだけ遅く」で「開始」と「終了」を設定できます。

    少し高度な設定

    各タスク(帯)の依存関係を設定します。依存関係には、以下のように4種類あります。

    1. 終了→開始
      • 後ろのタスクの「開始」は、前のタスクの「終了」を待っている関係
    2. 終了→終了
      • 前のタスクが「終了」終了すれば、次のあるタスクがいつでも「終了」してもいい関係
    3. 開始→終了
      • タスクが「開始」したと時に、既に開始していたタスクが「終了」する関係
    4. 開始→開始
      • 二つのタスクは、同時に「開始」する関係

    まとめ

    iOS用のガントチャート・アプリについて、これまで多数を使ってみましたが、OmniPlanがベストでした。値段相応です。

    OmniPlanには、本格的な機能が装備されていますが、フル機能を使いこなすには、先ずは、操作に慣れて、プロジェクト管理に関する「考え方」も学習する必要があります。クリティカルパスなどの考え方です。今回は、取り敢えず使えるようになるまでの解説を行いました。

    以上

    編集履歴

    2020/05/24 はりきり(Mr)
    2020/11/07 追記 (リンクを示す矢印の付け方の色々、モンテカルロ法)、価格の訂正(¥5,000程度→¥8,800, 2017/07当時の小遣い記録より訂正)、アプリの選び方としてアプリ・サイズの大きさ。
    2020/11/08 追記 (MS Project Planとの互換性、バーションについて)
    2020/12/26 追記 (はじめに)
    2022/04/04 文言整備、追記(ガントチャートで見える化。OmniPlanはVer.4にバージョンアップされていた)
  • [Data LInk] iPhone、iPad、iPod touch 用の Keynote の新機能

    [Data LInk] iPhone、iPad、iPod touch 用の Keynote の新機能

    Keynote

    iPhone、iPad、iPod touch 用の Keynote の新機能

    https://support.apple.com/ja-jp/HT207246

    Keynoteも結構使えるらしいので、時間がある時にいじくってみようと思っています。

    編集履歴
  • [Gear-Soft] Flexcil – iOSアプリ – 学生における勉強、仕事での資料のまとに活躍するPDFファイルを素材にしてノートを取れる学習ツール – 電子ダイアリーにも使用可能な応用も [2021/01/23]

    [Gear-Soft] Flexcil – iOSアプリ – 学生における勉強、仕事での資料のまとに活躍するPDFファイルを素材にしてノートを取れる学習ツール – 電子ダイアリーにも使用可能な応用も [2021/01/23]

    Flexcil

    PDFファイルを素材にしてラインマーカーやフリーハンドで追記すると共に、学習帳にも同様に記載することができ、更に、PDFと学習帳が連携しているという、非常に効率的な作業が可能なiPad用のアプリです。

    Flexcil2への無償アップデートが2021/01末日まで実施されています。この記事は、Flexcilなので操作方法は若干異なる部分がありますがご了承ください。

    Flexcilの応用

    ダイアリー/カレンダー (New)

    PDFファイルを読んでノートを取るという基本とは別に、Flexcilのサイトに応用編が投稿されています。PDF化された年間手帳やカレンダーをFlexcilに読み込んで、手書きの手帳やカレンダーにする応用です。僕は、富士通のScanSnap(A4両面スキャンが可能で読み取り速度も相当早い、これは名機ですよ!)を持っているので、手帳を買ってきてPDF化すれば、Flexcilに落として電子ダイアリーにすることは、すぐにできます。いずれ試してみても良いかと思います。詳しくは、Flexcil Siteここをご参照ください(2021/01/23 by Mr.Harikiri)。

    Flexcilの機能概要

    PDFファイルへのラインマーカー付け、ある領域の文章をPencilで切り取って”学習帳”へ貼り付けたりして、学習帳を作っていく一連の学習をサポートしてくれます。

    学習帳では、アプリ内に保管したPDFとのリンクを作リます。結果的に、Flexcilに保管した複数のPDFと学習帳は、シームレスに相互参照できるようになります。これが、Flexcilの最重要機能です。

    • PDFとスタディノートのシームレスな編集
      • PDF内の検索はできるが、スタディノート内の検索はできない
      • ラインマーカー
      • ペン
      • テキスト入力
      • PDFファイルからスタディノートに貼り付けた領域は、それぞれから相互リンクされているので、それぞれからジャンプ可能
      • 写真の貼り付け
      • 定規及び三角定規による直線及び連続直線の描画
      • フリーハンド描画
      • 消しゴム

    annotationアプリ

    [今は昔] iPadのPDFにannotationするアプリは、色々と使ってみましたが、iPadはPCと違って、やはり処理能力は劣っています。

    それを前提にすると、直接PDFをいじるAdobeのAcrobatのように処理するのは、iPadでは役不足でした。

    • [今は昔] iAnnotate: 好きなアプリでしたが、開発者は、アプリの機能について迷走した挙句に、上記の理由で数年前の一時期チープな機能に落ち着いてしまいました。iPad Proも無かった当時では、志(こころざし)は、高かったものと称賛します。現在のバージョンでは、機能も性能も安定しています。

    Flexcilの開発アプローチ

    Flexcilは、PDFの機能を直接いじるアプローチではなく、ノートを取るというアプローチを採用することで、快適な操作性を提供してくれます。

    Flexcilの機能詳細

    以下は、PDFファイルとノートの連携の仕方です。

    1. PDFファイルのある領域のテキストを枠で囲って、それをノートに貼り付ける。貼り付けられたノートのその領域をPencilでセレクトすると、元のPDFファイルのその場所に飛ぶ
    2. PDFファイルのあるテキストや図などある領域をラベルして注釈に保存、注釈をタップすれば、PDFファイルのページにジャンプ
    3. PDFファイルのあるテキストや図などある領域をノートに転記、その転記位置から印をタップすればPDFファイルのページにジャンプ
    4. 複数のPDFファイルを一つのノートにまとめることができる。当然、ノートからのジャンプはそれぞれのPDFに可能。
    5. etc.

    バックアップ

    新しくiPadを購入した場合に、旧iPadに保存してあるFlexcilのデータをバックアップします。

    • 旧iPadで操作する
    • 設定 → バックアップ&リストア → バックアップ → (全てのファイルの前処理) → 保存先指定(icloudなど) → (保存) -> 完了

    リストア

    FlexcilのデータをリストアしたいiPadから以下を操作してデータをリストアします。

    1. iCloud (左タグにある) → 保存先 → 雲マークのバックアップファイルを選択 → Flexcilのシステムに取り込まれる
    2. 設定 → バックアップ&リストア → 元に戻す → 取り込まれたバックアップファイルがリストされる → 所望のバックアップファイルを選択 → 実行する
    3. “PDFs”を開くと、パックアップしたファイルが見られます
    4. “スタディノート”を開くと、作成した学習帳もリストアされています

    具体的な操作方法

    初期メニューのアイテム

    ファイルを開いた直後の初期メニューは、下図のようになっています。

    ファイル閲覧

    • WebDAVもサポートしています。
    • ⚙マークは、各種設定ができます。

    ⚙(設定)

    • アプリ設定 : ファイルのエクスポート形式の設定
    • クラウド設定 : Dropbox, Google Drive, OneDriveおよびWebDAVのコネクション設定
    • バックアップとリストア : 前述の項を参照
    • 情報
    • ヘルプ
    • 意見 : メールで意見

    最近使用したファイル

    ノートマーク

    • ノートマークでノートの表示/非表示
    • 実際のノートの様子

    ペンを出す

    メニューバーの中央部をタップすると操作パネルが出てくる

    ペン・メニューの基本操作

    • ペンアイテム : フリーハンドで描けるペン各種
    • 「+」 : ペンを追加する
    • 「V」: ペンの削除
    • 消しゴム : ペンで書いたものを消す
    • 定規 : 直線を引く(ガイドが現れる)
    • 三角定規 : 直線で多角形を描く

    右側のメニューの基本操作

    初期メニューの状態

    • 検索 : PDFファイル文書内の検索を行う
    • 表示の設定 : 操作中の表示の設定画面を表示する (下図、中央)
    • すべてのヒント : Flexcilの操作に関するヘルプ画面を表示する(下図、左)。閲覧状況をパーセントで表示されている
    • ページ : PDFファイルの各ページのサムネイルを表示する(下図、右)

    ノートを取る基本操作の概要

    • PDFファイルをFlexcilにダウンロードする
    • PDFファイルを開きある場所にラベル付けて、注釈にリスト化する
    • 同様にしてPDFファイルのある場所をノートに貼り付ける

    ノートを取る操作の例示

    まずは、PDFファイルを開く

    学習するときの基本操作の概要

    • ノートからは、ノートした内容を学習しつつ、不明な点がでてきたら、そのラベルをタップしてPDFファイルを開く。
    • 注釈からは、PDFの目次から必要な箇所を探すことができる。ノートにとっている場合、注釈をタップしてPDFファイルを開いたり、ノートを開いたりして、内容を確認できる。もう一度タップすれば、ノートをとっている場合、ノートのページを表示できる。
    • PDFファイルからは、ラベルした印をタップすると、ノートに貼り付けている場合、そのノートのページが現れる。とったノートの内容を確認できる。
    編集履歴
    2019/08/19 はりきり(Mr)
    2019/12/25 追記(具体的なノートの取り方)
    2019/12/29 追記(機能について)
    2020/03/07 追記(iAnnotateについて、現在のVersionで図を増やして解説)
    2020/08/02 追加 (機能概要動画)
    2020/09/03 文言整備
    2021/01/23 追記 (ダイアリー/カレンダーにする)