日光角化症かも?
老齢になってくると長年の日光に浴びた結果、シミができるのは分かりますが、そのシミの上の皮膚がどうもおかしい。
何年も前(54歳ごろ)から、目とこめかみの間にシミがあったのでもう3~4年になりますが、そのシミの上の皮膚が炎症しているのか、いつも「かさぶた」になっていたのでした。
風呂に入った時に、そのかさぶたをお湯で柔らかくして、その後ゆっくりと擦ってきれいに取り除けていたのですが、その次の朝には、元通りにかさぶたになっていました。
上述のように丁寧に取り除かない場合、数日で鱗「ウロコ」のようになりました。
以前にテレビで、このような症状は、前癌状態であるとの話題を聞いたことがあったので、調べてみました。
その後、皮膚科で2回の「液体窒素」塗布による治療を受けてきました。
以下は、そのまとめです。
日光角化症とは、
細胞の状態としては、前癌状態とのことです。少し怖い響きがありますが、急に完全な癌化は無いようです。でも、いつ癌化するのか分からない素人の私には、この言葉は、説得力がありません。さっさと治療をすることにした方がよさそうです。
- 皮膚がんとはだいぶ異なる患部の様子です。分かりやすい写真があるので、このサイトで確認してみてください。真ん中の写真です。赤っぽくて少し炎症しているように見えます。
- 日光(紫外線)を浴び続けてきたことで発症する皮膚疾患です。
- 紫外線のダメージが長年蓄積した、60歳以上の方で多く認められます。僕は54歳頃からでしたが。
- 紫外線の影響を直接受ける顔への発生がもっとも多いとのこと。
- 手の甲や頭部などにも発症します。
- 大きさは1~2cmほどで、表面に「カサカサ」、「ザラザラ」とした角質やかさぶたなどをともなうのが特徴
- 紅くまだら状のシミとして見られることが多い
日光角化症
http://www.mochida.co.jp/nikko-kakukasho/about/
持田製薬 – サイトより
皮膚科で治療
顔の「日光角化症の治療
僕が受けた治療の様子を以下にレポートしてみました。
- 液体窒素をステンレス製の小瓶から容器に小分け
- 綿棒に液体窒素を染み込ませる
- 患部に、その綿棒を当てる
- 左右の患部を治療
- 数時間、ひりひりしました。
- 治療により、病的な再生力が高い「かさぶた」ではなく、治療による”火傷 または凍傷”の傷の再生による「かさぶた」が、液体窒素を塗った患部全体的にできました。(風呂での積極的な取り除きはしませんでした)
- 2週間後に、もう一度同じ治療を受けました。
- その後、1週間は、いつもやっていた自分での積極的な「かさぶた」の取り除きはしませんでしたが、そのあとは、お湯で柔らかくして、指で擦って取り除く程度に留めました。
- その結果、数日しても数週間しても、鱗のような状態にはならなくなりました。これで、とりあえずは治癒しました。
足のすねにあった患部にも治療
同様に「かさぶた」を繰り返していた7mm程度の足の「すね」にあった患部にも同じ治療を1回受けました。
- 日光角化症の治療の2回目の治療日に、先生に見てみらいました。
- 同じようなものだということで、「液体窒素」を塗ってもらいました。
- その後、赤みを帯びた炎症状態と「かさぶた」を取ってもすぐに再生という症状はなくなりました。患部は、赤みがなくなりました。かさぶたも生じなくなりました。
2022/01現在、目尻とすねにあったカサブタはできなくなりました。
編集履歴
2020/06/23 はりきり(Mr) 2022/01/07,追記(その後の現状)