[COVID-19] 飛沫 – マスク無しの密接がヤバイ理由がスパーコンピュータにより見積もられた – ID15165 [2020/10/14]

イラストです。

ヤバさの優先度があるよね。マスクは必須です。

密接 > 密集 > 密閉

直接、ウイルスの蒸気を吸ってしまうのは、密接だろうと断言できます。

16秒間歌うと6100個の飛沫が飛ぶとされている。スーパーコンヒューた富岳で、飛沫の飛散について、「マスク」、「フェースシールド」及び「マウスシールド」で、その防御効果をシミュレーションした。また、湿度が低い場合、口から出た飛沫は、乾燥しやすいため、エアロジルになって空間を漂うことになりやすいという(2020/10/13)

  • マスク: 5600個を飛散防御
  • フェースシールド: 3000個を飛散防御
  • マウスシールド: 2800個を飛散防御

マスクとフェースシールドは、医療機関で使用されている。マウスシールドは、そうではないので、その効果についてどの程度あるのか知られていなかった。そもそも、マスクは、自分以外の人を守るためのものという位置付けです。フェースシールドは、自分を守るため位置付けです。マウスシールドもフェースシールドと目的は同じという事です。これらは、目的を理解して使用することが大切です。

飛沫だけではない

2021/10/17,

飛沫は、ウイルスの数では無いので、実は、その飛沫にウイルスがどれくらいの数が含まれているかも重要な情報です。

更に、生きたウイルスの数が、どれくらい含まれているかが、感染確率には最も重要です。

これが意味するところは、ウイルス粒子自体の全てが感染力を持っていないという意味です。

以上の知識を前提にして、飛沫が自分の呼吸器系に入り込むことを阻止する最終防衛ラインは、「マスク」であるということになります。

一方で重症化リスクは、呼吸器系の奥へウイルスが到達するほど大きくなります。到達する確率が高いリスクを以下に挙げてみました。

  • 粒子が小さいほど、フワフワして空気中に漂いやすいため、呼吸により、呼吸器系に入りやすく、鼻/口に入ったその粒子は、同様に粒子が小さいほど、フワフワして呼吸器系の奥に入りやすい。以上の理屈から、部屋の換気の重要性が理解できる。
  • 湿った飛沫などは、粒子が大きいため、フワフワと空間を漂わずに短時間に床などに落下しやすく、鼻/口からの呼吸による呼吸器系への侵入確率は低い。しかし、床などに落ちた飛沫は、やがて乾燥し、ウイルス粒子そのものになり軽くなるため、小さい桐生で舞い上がることが可能となり、再び空間をフワフワ漂うことが可能となる。この理屈から、少なともテーブルの消毒の重要性が理解できる
  • 飛沫でも湿り気が低い小さな飛沫は、乾燥しやすく水分を失ってウイルス粒子そのものになり、よりフワフワして空間を漂いやすくなるので、この状態になってしまったウイルスによる感染リスクは高くなる。この理屈から、室内の換気が重要であることが理解できる。
  • 以上、ウイルスを含む飛沫が感染した体の持ち主の鼻/口から放出されることを前提に、その飛沫の最終形としてのウイルス粒子は、その部屋の環境に応じて空間にフワフワと舞い上がる。
  • ただし、ウイルスは、電荷がマイナスであるため、プラスにチャージしている物質に吸着したままとなるし、空気清浄機は、ウイルスを積極的に吸着したり、その濾過の目の細かさでウイルスを捕捉できる機種があり、換気が難しい場合の慈善の対策となり得る。一般的にそのような機種は高価であるが、ヘパフィルター搭載の機種が良いとされている。
編集履歴
2020/05/04 はりきり(Mr) イラスト
2020/10/14 追記(マスク、フェースシールド、マウスシールドの効果)
2021/10/17,追記(ウイルス粒子と換気、空気清浄機に関する)