2023-10 .NET Framework 3.5 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 11, version 22H2 用) (KB5031323)
2023-10 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5031354)
というわけで,以下のActive Backup for BisunessによるPCのバックアップに関しては,Let’s Noteの修理のために直接的な助けとはなりませんでした.でも,更にバックアップの選択肢が増えたので良かったと納得しておきます(2023/10/14,MRHARIKIR).
バックアップを取る
Synology のNASでは,Active Backup for BusinessというBackupアプリが無料で提供されています.今まで気になっていましたが,どんなものか試してみることにしました.Let’s Noteのバックアップができれば,修理にだせるのですが.
ActivBackup
Synology NASのDS918PにActive Backup for Businessをインストールします.次にWindows用のクライアントをSynologyのダウンロードサイトからインストールします.
Clientの設定
WinowsのActive Backup for Business Agent (Client)を起動すると,NASへの接続画面が表示されます.NASのIPアドレスと,User ID/Passwordを入力して接続します.
これで,バックアップが開始されると思いきや,バックアップは開始されません.
Serverの設定
Clientの接続が完了した後,すぐさまバックアップが開始しませんでした.どうやら,規定のスケジュール通り(ある時刻)で実行されるようですが,ゼロタイム時ではバックアップは開始されません.そこで,NASから実行させます.ServerであるNASのDSMにログインし,Active Backup for Businessを開きます.以降は,ClientがNASに接続されていれば,毎日,バックアップされ続けられます.
NASのストレッジに対して,Wiondows11のバックアップをActive Backup for Bisunessでバックアップしました.バックアップは,圧縮イメージで一定容量を1つのイメージとしてNASの「ActiveBackupforBisuness」共有フォルダに保管されます.一定以上の場合は,分割保管されます.
フォルダ/ファイルの内容を知るには,Synology NASのDMSにログインして,そこから「Active Backup for Bisuness」を起動します.下図に示したように「復元」から確認することができます.それ以外の方法で保存したフォルダ/ファイルを確認する方法はありません.復元は「ファイル/フォルダ」または「ディスク全体」で可能です.
すべてのHDDは,WD, 8TB HDD Red (or Red Plus)を使用しています.今回,故障した8TB HDDのリプレースには,普通の対応として同じ容量の8TB (2.8万円)で行おうと思いましたが,さらに大きなな容量の12TBを用いることにしました.大きなサイズ違いのHDD追加で,どうなるのかの興味が大きな理由です.
これから先,現在では健康状態にある残りのHDDも劣化が進み不良セクタが増えて「失敗」というステータスを吐くことは必然です.その都度,12TBに置き換えていければと考えてのことです.交換が必要な頃には,今回,4.5万円で購入したWD 12TB HDD Red Plusの価格は,もっと低価格になっていると思われます.すべての8TB HDDが12TBに置き換わったとき,現在のストレージの簡易的計算容量は,(8×(6-1)) = 40TBから(12×(6-1)) = 60TBに増加します.その時までの先行投資です.