カテゴリー: medicine

  • [用語] PMDA ; 日本の医薬品行政を担う機関 [2022/09/03]

    [用語] PMDA ; 日本の医薬品行政を担う機関 [2022/09/03]

    PMDA; Pharmaceuticals Medical and Device Agency; 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

    • 平成16年4月1日に独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づいて、以下の組織を統合し設立された
      • 国立医薬品食品衛生研究所医薬品医療機器審査センター
      • 医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構及び財団法人医療機器センターの一部の業務
    • PMDAは、以下の役割を担い国民保健の向上に貢献することを目的とする.
      • 健康被害救済: 医薬品の副作用や生物由来製品を介した感染等による健康被害に対して、迅速な救済を図る
      • 承認審査: 医薬品や医療機器などの品質、有効性および安全性について、治験前から承認までを一貫した体制での指導・審査
      • 安全対策: 市販後における安全性に関する情報の収集、分析、提供

    PMDA

    Pmda 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

    編集履歴

    2022/09/03, Mr. Harikiri
  • [COVID-19] 飲む治療薬 Molnupiravir (Lagevrio) – EUの当局(EMA)が各国に対して使用に関するアドバイスを発行した [2021/11/19]

    [COVID-19] 飲む治療薬 Molnupiravir (Lagevrio) – EUの当局(EMA)が各国に対して使用に関するアドバイスを発行した [2021/11/19]

    ID35044

    CODIV-19の飲む治療薬

    先日、イギリスの当局 (Medicines and Healthcare products Regulatory Agency (MHRA) )は、COVID-19の飲む治療薬 Lagevrio (molnupiravir)を世界で初めて承認しました。

    EUからも、イギリスに続いてCOVID-19感染症法治療薬である、この飲む治療薬: Lagevrio (molnupiravir)に関して、緊急使用する場合のアドバイスを各国に対して発表しました。

    European Medicines Agency (EMA)のヒト医薬品委員会(CHMP)は、COVID-19の治療にLagevrio(モルヌピラビルまたはMK 4482としても知られる)の使用に関するアドバイスを発行しました。現在EUで認可されていないこの薬は、酸素補給を必要とせず、重度のCOVID-19を発症するリスクが高いCOVID-19の成人の治療に使用できます。Lagevrioは、COVID-19の診断後できるだけ早く、症状が現れてから5日以内に投与する必要があります。カプセルとして入手できる薬は、1日2回5日間服用する必要があります。

    EMAは、EU全体でのCOVID-19による感染率と死亡率の上昇を考慮して、たとえば緊急使用環境で、販売承認の前に医薬品の早期使用の可能性を決定する可能性のある各国当局を支援するためにこのアドバイスを発行しましたRef

    アドバイスは、薬の品質に関するデータや、完了した進行中の研究の結果など、データのレビューに続きます。このアドバイスの一部として、少なくとも1つの基礎疾患があり、重度のCOVID-19のリスクにさらされている、入院していないワクチン未接種の患者を対象とした本研究の中間結果を評価しました。

    • Lagevrioは、800 mgを1日2回投与すると、症状が現れてから5日以内に治療を開始した場合の入院と死亡のリスクを軽減
    • 治療開始から約1か月後、Lagevrio (ラゲブリオ)を服用した患者の7.3%(385人中28人)が、プラセボ(ダミー治療)を服用した患者の14.1%(377人中53人)が入院または死亡したのに対し、プラセボ群の8人の患者と比較して、Lagevrio群の患者は誰も死亡しませんでした。

    安全性の観点から、治療中およびラゲブリオの最終投与後14日以内に報告された最も一般的な副作用は、

    • 下痢、悪心、めまい、および頭痛であり、これらはすべて軽度または中等度でした。

    Lagevrioは、妊娠中および妊娠する可能性があり、効果的な避妊を使用していない女性にはお勧めしません。妊娠する可能性のある女性は、治療中およびラゲブリオの最後の投与後4日間は効果的な避妊を使用する必要があります。

    母乳育児は、治療中および治療後4日間は中断する必要があります。これらの推奨事項は、動物での実験室研究により、高用量のラゲブリオが胎児の成長と発達に影響を与える可能性があることが示されているために与えられています。

    EMAが提案する使用条件は、EMAのWebサイトで公開されています。

    当局のアドバイスは、販売承認の前に薬の使用の可能性に関する国の推奨事項をサポートするために使用できるようになりましたRef

    並行して、より包括的なローリングレビューが、販売承認の申請の可能性に先立って進行中です。EMAは、このレビューの進捗状況についてさらに連絡が予定されています。

    薬についての詳細

    Lagevrioは、SARS-CoV-2(COVID-19を引き起こすウイルス)が体内で増殖する能力を低下させる経口抗ウイルス薬です。これは、SARS-CoV-2の増殖能力を損なう方法で、ウイルスの遺伝物質(RNAとして知られる)の変化(突然変異)の数を増やすことによって行われます。

    Lagevrioは、RidgebackBiotherapeuticsと共同でMerckSharp&Dohmeによって開発されています。

    手順の詳細

    EMAのエグゼクティブディレクターは、下の見直しを要求した第5条(3)規制の2004分の726全体から一緒に専門家をもたらしますEMAのCOVID-19パンデミックタスクフォース(COVID-ETF)、との予備的協議以下の欧州の医薬品規制ネットワーク、およびにヘッド医薬品庁(HMA)の。

    このレビューは、ヒト用医薬品に関する質問を担当するEMAのヒト用医薬品委員会CHMP)によって実施されました。委員会の科学的見解は、販売承認の前に国レベルでこの薬の使用を決定する際に、EU加盟国が使用できるようになりました。

    参考

    EMA issues advice on use of Lagevrio (molnupiravir) for the treatment of COVID-19

    https://www.ema.europa.eu/en/news/ema-issues-advice-use-lagevrio-molnupiravir-treatment-covid-19

    編集履歴

    2021/11/19,はりきり(Mr)
  • [COVID-19] 飲む治療薬 Molnupiravir イギリスで世界初承認、日本にも承認申請 [2021/11/06]

    [COVID-19] 飲む治療薬 Molnupiravir イギリスで世界初承認、日本にも承認申請 [2021/11/06]

    ID34477

    CODIV-19の飲む治療薬

    イギリスの当局 (Medicines and Healthcare products Regulatory Agency (MHRA) )は、COVID-19の飲む治療薬を世界で初めて承認しました。

    新型コロナウイルスの複製プロセスにおいて、遺伝子をミスさせる機構によりウイルスの増殖を抑えることで体内でのウイルス濃度を低く維持させる働きです。

    開発は、Ridgeback Biotherapeutics and Merck Sharp & Dohme (MSD)です。

    日本では、2021/12/03に承認申請されました。

    2024年現在,グローバルに売れている.

    参考

    First oral antiviral for COVID-19, Lagevrio (molnupiravir), approved by MHRA

    https://www.gov.uk/government/news/first-oral-antiviral-for-covid-19-lagevrio-molnupiravir-approved-by-mhra

    編集履歴

    2021/11/06,はりきり(Mr)
  • [抗体医薬] COVID-19治療用抗体医薬カクテル[2021/09/13]

    [抗体医薬] COVID-19治療用抗体医薬カクテル[2021/09/13]

    ID31303

    はじめに

    新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するには、ワクチンが有効です。しかし、ワクチンを投与しても感染予防効果が得られるまで1ヶ月以上必要です。

    感染予防を投与直後から得られる薬剤があります。それが、「抗体医薬」です。ワクチンによって体内に出来てくる抗体の代わりに、人為的につくった抗体「抗体医薬」を補充するというのがその原理です。感染予防効果をより高める方策が補完的に異なる抗体を複数カクテルする方法が考案されました。

    抗体カクテル療法

    抗体カクテル療法は、COVID-19治療で本格化しました。抗体医薬を複数使用して治療する方法です。抗体医薬は、モノクローナル抗体(mAb)と呼ばれ1つの抗原に対する結合性能を持っています。そのため、ウイルスなどの病原性を効率的に中和するには限定的です。

    そこで、異なる抗原に対するmAbを複数混ぜて投与することで、病原性の中和効率を改善させる試みがあります。

    COVID-19の治療薬として、mAbを複数製剤を投与する治療方法が進められています。それを抗体カクテル療法と言います。

    2021年04月16日皮下投与によるcasirivimabとimdevimabの抗体カクテル療法が、予防目的の第III相臨床試験で症候性COVID-19の発症リスクを81%減少 – 中外製薬 ホームページ

    https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20210416160000_1101.html

    効果のある抗体医薬

    2021/11現在、日本で新型コロナウイルス感染への効能効果が認められているのは、以下の4つの抗体医薬です(GemMed)。

    (1)レムデシビル(販売名:ベクルリー点滴静注液100mg、同点滴静注用100mg)
    (2)バリシチニブ(販売名:オルミエント錠2mg、同錠4mg)
    (3)カシリビマブ(遺伝子組換え)およびイムデビマブ(遺伝子組換え)(販売名:ロナプリーブ点滴静注セット300、同点滴静注セット1332)—による「コロナ感染症治療への一定の効果」が認められ、
    (4)ソトロビマブ(遺伝子組換え)(販売名:ゼビュディ点滴静注液500mg)

    コロナ感染症治療薬「ロナプリーブ」、重症化リスクのある濃厚接触者等の発症予防にも使用可―厚労省 – GemMed –

    https://gemmed.ghc-j.com/?p=44127

    ロナプリープ

    ロナプリープは、中外製薬株式会社が製造販売業者です。新型コロナウイルス感染症の患者を対象とした中和抗体薬で、以下の2種類の抗体医薬がカクテルされています。販売名は、「ロナプリーブTM点滴静注セット300、ロナプリーブTM点滴静注セット 1332」です。2021年(令和3年) 7月19日、新型コロナウイルス感 染症の治療薬として特例承認されました。

    • カシリビマブ
    • イムデ ビマブ

    厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部、事務連絡 (2021/7/20)

    https://www.mhlw.go.jp/content/000808472.pdf

    編集履歴

    2021/09/13,はりきり(Mr)
    2021/12/02,追記(はじめに、ロナプリープ)
  • [用語] 希少疾患 [2021/10/16]

    [用語] 希少疾患 [2021/10/16]

    希少疾患

    欧米では、2000人に1人の割合未満の疾患を希少疾患とされています。

    希少疾患 – wikipedia –

    https://ja.wikipedia.org/wiki/希少疾患

    日本で希少疾患は「対象患者数が本邦において5万人未満であること」と定義される。

    ALEXION サイト

    https://alexionpharma.jp/patients/ultra-rare-diseases

    気性疾患のための医薬品をOrphan Drug (オーファンドラッグ)と言います。患者数が少ないため開発しようとする企業は少なく、それでは患者さんが困るので、開発しようとする企業への支援制度(薬価の付け方など)もあります。

    参考文献

    希少疾病用医薬品・希少疾病用医療機器・希少疾病用再生医療等製品の指定制度の概要

    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000068484.html

    日本における希少疾患の課題 – 武田製薬 –

    https://www.takeda.co.jp/patients/rd-support/wp/images/RD_WhitePaper.pdf

    難病・希少疾病治療薬の 薬事承認における現状と課題 – pmda (H27)-

    https://www.pmda.go.jp/files/000216772.pdf

    難病情報センター

    https://www.nanbyou.or.jp

    ASA アルギノコハク酸尿症は、尿素サイクル異常症

    尿素サイクル異常症概説

    http://grj.umin.jp/grj/ucd-overview.htm

    希少疾患の研究及び医薬品開発動向の日欧比較 (2015)

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/randi/30/0/30_393/_pdf/-char/ja

    患者ニーズの観点から調査した 11の国と地域の希少疾患政策 (2017)

    https://asrid.org/files/Review_of_11_national_policies_for_rare_diseases_日本語訳_最終版_18Feb2019.pdf

    肺胞低換気症候群(指定難病230)

    編集履歴

    2021/10/16,Mr.HARIKIRI
  • [抗体医薬] アルツハイマー病治療薬: Biogen & エーザイ 共同開発 ADUHELM はアメリカでは条件付き承認,エーザイ& BioArctic AB共同開発のlecanemabは日本で承認取得[2023/10/11]

    [抗体医薬] アルツハイマー病治療薬: Biogen & エーザイ 共同開発 ADUHELM はアメリカでは条件付き承認,エーザイ& BioArctic AB共同開発のlecanemabは日本で承認取得[2023/10/11]

    アデュカヌマブ

    痴呆症の内の60%は、アミロイドβが蓄積して脳の神経細胞を壊すアルツハイマー病 (AD) と言われいます。このアミロイドβ(Aβ)を取り除くことで、進行を遅らせることができると考えられる抗体医薬(IgG1)が、アメリカのFDAが、迅速承認という条件付きで2021/06に承認しました。今後、米国では市販され多くの患者さんに投与されることになります。その全ての治療結果について、再評価されるというのが、条件付きの理由です。大規模な治療成績において、治療効果が認められない場合は、承認が取り消されます。

    2023/10現在,このaducnumabは,Biogenとエーザイの共同開発品ですが,日本での承認は,未だされていません.しかし,エーザイとBioArctic ABの共同開発してたrekanemab (使用品名: レケンビ)が,2023/8月に日本で承認されました.米国では既に,2023/07に承認されています.

    • Aduhelm (aducanumab) 

    これまで、沢山の医薬品開発企業が、ADの治療薬として抗体医薬も含めて開発が行われてきました。根本的な治療ではない治療薬の承認は20年以前にあるようですが、今回は、初めての根本的な治療につながると考えられる治療薬です。しかし、aducanumab での臨床結果は、Aβ(アミロイドベータ)を減らせることは証明できたものの、それが痴呆症を遅らせることを証明したものではありません。そのため、条件付きの承認なのです。僕も、20年以上前に、同様の開発プロジェクトに関わったことがあります。今回、抗体医薬品として承認されたことは、本当に画期的なことです。Biogenがあきらめず、承認まで漕ぎ着けた背景については参考5)(Bloomberg)に詳しく示されています。

    • aducanumabは,の凝集体を標的としている抗体医薬
    • lekanemabは,の可溶性(プロトフィブリン)と不溶性を標的としている抗体医薬

    副作用

    アルテプラーゼ (レカネマブ) : 薬剤投与中に脳出血を発現した場合,出血を助長するおそれがある(2024/05/22)

    研究紹介コラム 認知症の新しい治療薬アデュカヌマブについて(1)

    研究紹介コラム 認知症の新しい治療薬アデュカヌマブについて(1) | 国立長寿医療研究センター (ncgg.go.jp)

    抗アミロイドβプロトフィブリル抗体「レカネマブ」について、日本において早期アルツハイマー病に係る適応で新薬承認を申請

    抗アミロイドβプロトフィブリル抗体「レカネマブ」について、日本において早期アルツハイマー病に係る適応で新薬承認を申請 | ニュースリリース:2023年 | エーザイ株式会社 (eisai.co.jp)

    Lecanemab(BAN2401)の臨床効果についてアルツハイマー病協会国際会議2021(AAIC2021)のLate Breakingとして発表

    Lecanemab(BAN2401)の臨床効果についてアルツハイマー病協会国際会議2021(AAIC2021)のLate Breakingとして発表 | ニュースリリース:2021年 | エーザイ株式会社 (eisai.co.jp)

    aducanumab

    aducanumabの開発名は、BIIB037で、スイスのNeurimmuneが発見したモノクローナル抗体ということです。アミロイドβ(Aβ)に高い結合親和性がありますが、脳の実質細胞に存在するAβに特に結合し、血管に沈着しているAβには結合しません(2013年当時)2)

    臨床試験プロトコル

    aducanumabの臨床試験のプロトコルの概要は、以下の通りです3)

    • エンドポイント : 18ヶ月目のPET画像によるAβプラークの減少
    • 患者数 : 3285人
    • 地域 : アメリカ、カナダ、EU, オーストラリア
    • Dose : 最初は1mg/kgからスタートし、徐々に投与量を上げていく(4weeks刻み)
      • 1mg/kg
      • 3mg/kg
      • 6mg/kg
      • 10mg/kg

    結果

    有効性の評価は、以下の試験で実施されました。

    • Phase 3
      • 対象 : 初期段階である軽度認知障害と軽度認知症
        • EMERGE : 試験1 (アミロイドβプラーク減少71%, p<0.0001)
        • ENGAGE : 試験2 (アミロイドβプラーク減少59%, p<0.0001)
        • PRIME : アミロイドβプラーク減少61%, p<0.0001)
        • PETで評価
    • Phase 1b
      • プラセボ
        • 無作為化二重盲検容量設定 : 試験3

    副作用

    安全性ブロファイルです。

    • 投与1回以上の3,000人の患者で確認

    有害事象です。

    • 治療受けた2%の有害反応(プラセボより2%以上高いもの)
      • ARIA-E
      • 頭痛
      • 脳表へモジデリン沈着
      • ARIA-H関連表在性せん妄
      • 転倒
      • 下痢
      • 錯乱/せん妄/精神状態の変化/見当識障害
    • ARIA(脳の浮腫) :MRI観察によるアミロイド関連画像異常( ARIA-E, ARIA-H)
      • 10mg/kg投与群 : 41%
        • 症候性あり : 24%
          • 頭痛
          • 錯乱
          • めまい
          • 視覚障害
          • 吐き気
      • ブラセボ : 10%
        • 症候性あり : 5%
          • 同上

    aducanumab/参考文献

    1)

    ADUHELM™(アデュカヌマブ) アルツハイマー病の病理に作用する初めてかつ唯一の治療薬として米国FDAより迅速承認を取得アミロイドβプラークの脳内蓄積はアルツハイマー病の根本的な原因

    臨床試験において、ADUHELMは18カ月でアミロイドβプラークを59~71%減少, 2021/06/08

    https://www.eisai.co.jp/news/2021/news202141.html
    2)

    Aducanumab – ALZFORUM Therapeutics –

    https://www.alzforum.org/therapeutics/aducanumab
    3)

    EMERGE and ENGAGE Topline Results: Two Phase 3 Studies to Evaluate Aducanumab in Patients With Early Alzheimer’s Disease

    – EMERGEとENGAGEのPhase 3試験のプロトコルと結果の詳細がわかる資料

    https://investors.biogen.com/static-files/8e58afa4-ba37-4250-9a78-2ecfb63b1dcb
    4)

    FDA Grants Accelerated Approval for Alzheimer’s Drug, June 07, 2021

    https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-grants-accelerated-approval-alzheimers-drug
    4)

    Aducanumab – wikipedia –

    https://en.wikipedia.org/wiki/Aducanumab
    5)

    アルツハイマー病治療薬巡る転機に-バイオジェンのFDA承認獲得 – 2021/06/08, Bloomberg –

    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-08/QUCXG4DWX2PU01

    編集履歴

    2021/06/08, はりきり(Mr)
    2021/06/09,追記(bloomberg記事より)
    2023/10/11,追記(結局,日本でアルツハイマー治療抗体医薬は,aducanumabに先んじてlecanemabが最初に承認された)
  • [用語] HSCT; 造血幹細胞移植  [2020/08/11]

    [用語] HSCT; 造血幹細胞移植 [2020/08/11]

    HSCT

    HSCT; Hematopoietic stem-cell transplantation; 造血幹細胞移植

    定義

    Global Hematopoietic Stem Cells Transplantation (Hsct) Market 2020-2024造血幹細胞移植(HSCT)の世界市場(2020-2024)- レポート概要より – SPI より

    • 2024年には、4,600億円市場
    • 市場セグメント
      • 自家
      • 同種
    • キーファクター
      • オーダーメイド
    • キーベンダー
      • AllCellS Corp.
      • bluebird bio Inc.
      • 富士フィルムホールディングス
      • Lineage Cell Therapeutics Inc.
      • Lonza Group Ltd.
      • MEDIPOST Co. Ltd.
      • Merck & Co., Inc.
      • Sanofi
      • 武田
      • ThermoGenesis Holdings Inc.

    課題

    同種造血幹細胞移植

    • ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)の再活性化
      • source: High human herpesvirus 6 viral load in pediatric allogeneic hematopoietic stem cell transplant patients is associated with detection in end organs and high mortality.
      • 移植数の半数で発生
      • 脳炎と生着の遅延
      • リスク因子は、非血縁、抗ウイルス治療の欠如、ピークのウイルス量は死亡率の押上

    編集履歴
    2020/08/11 Mr.はりきり
  • [用語] HUS; 溶血性尿毒症症候群

    [用語] HUS; 溶血性尿毒症症候群

    HUS

    HUS; Hemolytic Uremic Syndrome; 溶血性尿毒症症候群

    溶血性尿毒症症候群における補体調節因子の遺伝子変異に関する研究(2009), KAKEN 21931041)より

    • 下痢を伴う
    • 下痢を伴わず予後不良となるHUSは、atypical HUS(aHUS)と呼ばれる
    • 発症機序は、補体制御因子(Factor Hなど)の遺伝子変異、Factor H抗体の関与、が考えられている
    編集履歴
    2020/08/11 Mr.HARIKIRI
  • [用語] TMA; 血栓性細小血管障害症

    [用語] TMA; 血栓性細小血管障害症

    TMA

    TMA; thrombotic microangiopathy;血栓性微小血管症

    以下のプロセスを含む

    • TTP
    • HUS
    • 血小板減少症
    • 微笑血管症性貧血
    • 臓器不全
    • 死亡

    治療薬

    最近、抗体医薬が開発された source

    • 免疫介在性TTPに対する、カプラシズマブ
    • 非定型HUSに対する、エクリズマブ
    編集履歴
    2020/08/11 Mr.HARIKIRI
  • [用語] ワクチンラグ、ワクチンギャップ

    [用語] ワクチンラグ、ワクチンギャップ

    ワクチンラグ/ワクチンギャップ

    欧米で予防接種として使用されていたワクチンが、日本に輸入されず、ある年代で問題が生じている状況。

    大勢の外国人が日本に観光に来るようになることで、問題が大きく表面化しつつある

    麻疹、風疹、ムンプス、これらの混合ワクチン(MMR)、承認済みの個別起業の独自ワクチンを使用させず、厚生省が作らせた統一株ワクチンを使用させた問題