カテゴリー: HEALTH

  • [健康] 麻しん風しん混合ワクチンとは.

    [健康] 麻しん風しん混合ワクチンとは.

    麻しん風しん混合ワクチン

    麻しん風しん混合ワクチンは、麻しん(麻疹)と風しん(風疹)の両方の予防に用いられるワクチンです。このワクチンは、麻しんと風しんの両方のウイルスに対する免疫を同時に提供するため、一度の接種で二つの病気から保護されることができます。

    日本では、麻しん風しん混合ワクチンは主に以下の年齢層に接種されます:

    • 1歳から3歳の乳幼児:初回接種として2回接種されます。
    • 4歳から6歳の児童:初回接種として1回接種されます。
    • 7歳以上の児童および成人:必要に応じて接種されます。

    このワクチンは、麻しんと風しんの両方の症状を予防するために非常に重要です。麻しんは高熱、発疹、咳、鼻水などの症状を引き起こし、風しんは発疹、発熱、咽頭炎などの症状を引き起こします。

    by Copilot (2024/10/17).

    参考文献

    麻しんについて|厚生労働省 – mhlw.go.jp

    麻疹 – Wikipedia

    風しんについて|厚生労働省 – mhlw.go.jp

    風疹 – Wikipedia

    乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン「タケダ」|【 …

    大人の麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)接種 …

    MRワクチン|厚生労働省

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    2024/10/17 Mrはりきり

  • [ALS] 治療薬

    [ALS] 治療薬

    日本国内のALS治療薬

    1. リルテック (Sanofi), 1999
    2. ラジカット(MTPC), 2015

    [ignore]

    1. ロゼバラミン(メコバラミン, エーザイ), 2024

    [/ignore]

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    2024/08/14 Mrはりきり

  • [健康] 筋ジストロフィーの治療薬が既存の医薬品から見つかる

    [健康] 筋ジストロフィーの治療薬が既存の医薬品から見つかる

    筋ジストロフィー

    は、常染色体優性遺伝の疾患です。19番染色体に存在するミオトニンプロテインキナーゼ遺伝子に存在する塩基配列のCTG反復が異常に沢山あることが原因です。このCTG配列の反復は35回以下が正常、50回以上が異常と判断されます。CTG配列が異常に長く反復しているmRNAが他のmRNAのスプライシング(切断/接合)に影響します。この影響によるタンパク質の合成に正常でないことが生じます。

    1. 常染色体19番
    2. CTG配列の異常反復
    3. mRNAスプライシング異常

    エリスロマイシン

    は、昔からある抗生物質の1つです。その分安全性は十分に理解されています。今回、山口大学の中路先生たちは、エリスロマイシンのリポジショニング手法により筋ジストロフィーに効く既存薬として選択し、新たに筋ジストロフィー患者に対して臨床試験を行いました。その結果、エリスロマイシンは、評価指標であるスプライシング異常を統計学的に抑制した事を確認できました。これは世界初の発見とのこと。

    1. エリスロマイシンは、様々な細菌性の感染症に使用される抗生物質
    2. 医薬品としても処方される

    エリスロマイシン -KEGG-

    https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00052483

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    2024/01/26 Mr.HARIKIRI

  • [健康] 強度近視の新しい治療法/赤色光による臨床試験が始まる [2023/11/27]

    [健康] 強度近視の新しい治療法/赤色光による臨床試験が始まる [2023/11/27]

    いよいよ日本でも!

    強度の近視である成人患者の目に赤色の光を当てて、症状進行を防ぐことができるかを調べる臨床研究を東京医科歯科大学のグループが始めた。世界では,子供で同様の研究が行われていますが大人では初めということです.レッドライト治療法(red light therapy)と呼ばれる治療方法によるもので,2014年に中国において偶発的に、長波長の650nmの赤色光が過剰な眼軸延長を抑制する効果を有することが発見されていた.

    引用文献

    眼科学教室スタッフ一覧

    教室案内:スタッフ紹介 > 東京医科歯科大学 眼科学教室 (tmdu-ganka.jp)

    重い近視患者の症状進行防げるか 大人では初の臨床研究始まる

    重い近視患者の症状進行防げるか 大人では初の臨床研究始まる | NHK | 医療・健康

    近視の進行抑制治療

    近視の進行抑制治療|日本近視学会 Japan Myopia Society

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    2023/11/27, MR.HARIKIRI

  • [健康] マイコプラズマ感染症 [2023/11/26]

    [健康] マイコプラズマ感染症 [2023/11/26]

    はじめに

    マイコプラズマ肺炎(感染症)について,厚生労働省からQ&Aが改定されました.以下にその内容を簡単にまとめました.

    お隣の中国では.小児の間で呼吸器疾患がアウトブレークしており,WHOは2023/11/22,正式に中国に対して情報提供を求めました.原因は,マイコプラズマ、RSウイルス、インフルエンザウイルス、新型コロナウイルスなどの既知の病原体によるものと考えられています.

    WHOによるリスク評価の結果でるまでは感染予防などの注意が必要です.

    • マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症である.
    • 小児や若い人の肺炎の原因としては、比較的多いものの1つである.
    • 例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下で、成人の報告もみられる.
    • マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、冬にやや増加する傾向がある.
    • マイコプラズマ肺炎は周期的に大流行を起こすことが知られており、日本でも1980年代では昭和59(1984)年、昭和63(1988)年に比較的大きな流行があった.4年周期での流行が報告されている。
    • 1990年代以降はかつて見られた大きな流行が見られなくなった
    • 一方で、平成12(2000)年以降は徐々に定点当たり患者報告数が増加傾向にある.
    • 平成23(2011)年は年間の定点当たり累計報告患者数が、平成12(2000)年以降の最多報告数(2010年)を大きく上回わった.
    • 平成24(2012)年は第1週から第37週まで平成23(2011)年の報告水準を上回った状態が続いている.
    • 平成23(2011)年から平成24(2012)年にかけてこのような状態がみられている原因はよくわかっていない.
    • 感染は,患者の咳のしぶきを吸い込んだり、患者と身近で接触したりすることにより感染すると言われている.
    • 家庭のほか、学校などの施設内でも感染の伝播がみられる.
    • 感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、2~3週間くらいとされている.
    • 症状は,発熱や全身倦怠感(だるさ)、頭痛、痰を伴わない咳などの症状がみられる.
    • 咳は少し遅れて始まることもある.
    • 咳は熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴である.
    • 多くの人はマイコプラズマに感染しても気管支炎ですみ、軽い症状が続くが、一部の人は肺炎となり、重症化することもある.
    • 一般に、小児の方が軽くすむと言われている
    • 予防は,感染経路はかぜやインフルエンザと同じであり普段から、手洗いをすることが大切である.
    • また、患者の咳から感染するので、咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守ってください。
    • 治療方法は,抗菌薬(抗生物質)によって治療する.
    • 抗菌薬のうちでも、マイコプラズマ肺炎に効果のあるものは、一部に限られている.
    • 近年、マイコプラズマ感染症に通常使用される抗菌薬の効かない「耐性菌」が増えてきているとされるが、耐性菌に感染した場合は他の抗菌薬で治療するなどする.
    • 軽症ですむ人が多いですが、重症化した場合には、入院して専門的な治療が行われる.
    • 長引く咳などの症状があるときは、医療機関で診察を受けるようにしましょう。
      (注)マイコプラズマ肺炎は、マクロライド系などの抗菌薬で治療されます。

    マイコプラズマ肺炎に関するQ&A 平成23年12月作成、平成24年10月改訂 ~厚生労働省~

    https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou30/

    中国の北京や遼寧省における原因不明の小児の肺炎のアウトブレイクについて ~Yahooニュース~

    中国の北京や遼寧省における原因不明の小児の肺炎のアウトブレイクについて(忽那賢志) – エキスパート – Yahoo!ニュース

    マイコプラズマ

    [健康] マイコプラズマ感染症 [2023/11/26]

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    [健康] 咳 (せき) – 長引く咳 – それは「マイコプラズマ」かも!? – [2021/01/01]

    [健康] 咳 (せき) – 長引く咳 – それは「マイコプラズマ」かも!? – [2021/01/01] はコメントを受け付けていません

    [Bio-Edu] マイコプラズマ(レジメ) [2020/07/24]

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    2023/11/26, MR.HARIKIRI

  • [Health] 中耳炎に伴う耳の骨が溶ける原因 [2023/08/18]

    [Health] 中耳炎に伴う耳の骨が溶ける原因 [2023/08/18]

    中耳炎による難聴

    慢性中耳炎の一つである真珠腫性中耳炎では、耳の骨が溶けて難聴・めまいを発症する。

    大阪大学では、真珠腫性中耳炎の患者から手術で得た患部組織の遺伝子解析を実施しその原因を特定した。解析の結果、アクチビンA (Activin A)というタンパク質が過剰に作られていることが分かった。

    骨の破壊を誘導するアクチビンAは、今回、初めて同定した新しい「病原性線維芽細胞」からも産生される。アクチビンAは、古くなった骨を壊すことに関わっているタンパク質として知られており、破骨細胞を刺激して骨を溶かすように刺激する。真珠腫性中耳炎は手術でしか治療法がなかったが、治療薬の開発に繋げたいとのこと。

    真珠性中耳炎の機序

    マクロファージや破骨細胞は、体の新陳代謝には欠かせません。しかし、パランスを崩すと病的な状態を生じます。耳の骨が破壊される機序について、今回の結果から、次のように進むと考えられます。

    マクロファージ (分泌: IL1-β、PGE2、TNF-α) → 炎症性サイトカインを分泌 → 病的繊維芽細胞 (分泌: RANKL、Activin A過剰産生) → Acitivin A → 破骨細胞の過剰な活性化 → 耳の骨(破壊)

    中耳真珠腫で骨破壊を促す線維芽細胞を発見(石井優 G が Nat Commun. に掲載)— 石井 優、大阪大学 —

    http://www.ifrec.osaka-u.ac.jp/jpn/research/20230804-0900.htm

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    2023/08/18, Mr. Harikiri

  • [健康] 緑内障の健診に行ってきた – 国立病院機構[2023/02/28]

    [健康] 緑内障の健診に行ってきた – 国立病院機構[2023/02/28]

    はじめに

    北海道のある眼科を掛かり付け医にしているが、出張が入ったため11月(昨年)の視野検査予約を早められないか相談したものの、空きがないとのことで、予約の取り直しとなった。ところが、その予約日は、更に3ヶ月後の2月(今年)となった。出張も終えて2月の予約日に眼科に出向いたが、自分の不注意であるが時間を間違えたことで、その日は検査を受けさせてもらえなかった。再度、予約の取り直しとなり、また、3ヶ月先の5月の予約となった。

    うーん。これでは、検査ができないよね。緑内障の視野の欠けがどうなってるか気になる。どうしようか?^^;

    帰省して受診しようかな

    この2月(今年)に大阪に帰省することを利用して、白内障の手術を受けた国立病院機構の病院に行って検査を受けれないか画策してみた。結局、数年前に作った診察券を活用して、国立病院機構の病院に行ってみてはどうかと考えた。

    結局、初診料が必要だったが、一通りの検査を受けてきた。

    大きな病院であることと予約もないことから、初診料として¥7,700、検査・診察料との合計で約¥12,000弱の費用がかかった。時間は、8:40に初心受付をしてから支払いを済みせたのが12:40、予約無しで4時間で終了した。

    検査項目は、視力検査、眼圧、視野検査、眼底写真、そして医師による散瞳しての眼底検査および白内障で交換したレンズの具合を診てもらった。

    今回の受診ではコストは高くついたが確実に検査できたことはよかった。本来なら、昨年の11月に検査をして経過観察する予定になっていたので、5月まで検査を待てない気持ちが高まった。

    診療の最後に、定期的に検査ができるのか聞いてみたが、大きな病院では出来ないとのこと。

    まとめ

    今回は、理不尽な事態となり、それを動機に大阪での検査を受けれないか画策し、そして検査を受けたが、同じ病院でのデータが今回以前のものは無いことから経過観察はできないことは残念だった。それでも、次回に大阪に戻ってきた時には、コストを度外視して同様の方法で受診すれば、経過観察は可能であるし、いつでも検査を受けることができることが分かったのは今回の収穫である。

    久々の大阪での診療を受けて、大阪城公園を歩き、IMPのマクドでビックマックを食べ、スタバでコーヒーを飲んで、少し心が穏やかになった。

    3/5には北海道に戻る。

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    2023/02/28 Mr. Harikiri

  • [健康] 点鼻のインフルエンザワクチン承認 (第一三共) [2023/02/28]

    [健康] 点鼻のインフルエンザワクチン承認 (第一三共) [2023/02/28]

    点鼻のワクチン

    7年前に申請していた点鼻のインフルエンザワクチンが、日本で承認(2023/2/27)され、日本では始めてのケースだとニュースになっていた。なんで、7年もかかったのか?

    注射を怖がる小さい子供には使い易いのでは、と言っていた。申請は、第一三共で、不活化ワクチンである。点鼻をこの機に承認するのは、今後、mRNAワクチンの点鼻も開発されて申請が行われてくるのであろうと邪推する。

    フルミスト点鼻液(経鼻弱毒生インフルエンザワクチン、第一三共):「インフルエンザの予防」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。再審査期間は8年。

    初の経鼻投与型インフルエンザ予防ワクチン「フルミスト」など6製品承認へ 薬食審・第二部会で了承 -mix online

    第一三共が2016年に薬事申請していたインフルエンザワクチン「フルミスト点鼻液」について、使用を了承しました。対象年齢は2歳以上19歳未満で、鼻の中に霧状のワクチンをスプレーして使います。

    【速報】国内初の経鼻インフルワクチン 厚労省の専門部会が使用了承 テレビ朝日

    このワクチンは、去年12月時点で、30カ国以上で承認されています。

    対象年齢は2歳以上19歳未満…点鼻インフルワクチン 国内初承認 – テレビ朝日

    経鼻ワクチンは、弱毒化したウイルスを使った生ワクチンと呼ばれるタイプだ。厚労省によると、国内の臨床試験では、約3割の発症予防効果が確認された。一方、鼻水や喉の痛み、せきなどの副反応が報告された。2~18歳が対象で、左右の鼻腔(びくう)に0・1ミリリットルずつ(計0・2ミリリットル)を噴霧する。

    厚労省、経鼻ワクチン初承認へ インフル「フルミスト」 第一三共申請 毎日新聞

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    2023/02/28 Mr. Harikir

  • [Health] アントラサイクリン – 乳がんの治療薬 – 10%の患者で心不全 [2023/02/07]

    [Health] アントラサイクリン – 乳がんの治療薬 – 10%の患者で心不全 [2023/02/07]

    はじめに

    抗がん剤治療医は,心臓専門医ではないことが多く,特に日本では専門医との連携が薄いこともあり,がん治療中に心臓の不具合を発見しにくいことが少なくないとのこと(NHK ニュース9, 2023/02/07).

    副作用の対象となる心臓専門医とがん治療医との連携が求められる.

    アメリカでは,心毒性を抑制する薬剤の投与が認められており,アントラサイクリンによる心毒性の発生抑制を実施しながらがん治療が行われている.

    日本では,心毒性の抑制剤が承認されていないのであるなら,少なくとも心臓専門医との連携が必須である.

    患者自らも治療薬の副作用については,ある程度の知識を備えることが必要ではないでしょうか.

    はりきりも,生命にかかわる疾患ではないですが,高尿酸血漿の治療薬であるアロプリノールの継続投薬により1年後には,白内障が急速に進行し自覚して判明した経験があります.

    アントラサイクリン

    • アントラサイクリン系抗がん剤である
    • 多くの癌種に対して標準治療薬として用いられる
    • 用量依存性に心臓機能障害(心毒性)を生じる.
    • 心毒性の主な原因としてその分子メカニズムは,フェロトーシス(※3)が誘導
    • 予防には,5-アミノレブリン酸がフェロトーシスを抑制できる.
    • その他,心毒性抑制薬としては,アミノレブリン酸の研究開発が進められている。

    アントラサイクリン系抗がん剤による心毒性の仕組みを解明・治療法を開発

    ~心毒性の克服によりさらに最適ながん治療の実現と患者のQOL改善へ期待~ 九州大学 (2023/02/07現在)

    LINK

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    2023/02/07 Mr. Harikiri