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  • [Bio-Edu] mRNAワクチンの剤形 – LNP; Lipid Nano Particle – [2021/12/05]

    [Bio-Edu] mRNAワクチンの剤形 – LNP; Lipid Nano Particle – [2021/12/05]

    ID15607

    はじめに

    mRNAワクチンの細胞内への伝達としてLNP技術が用いられます。Lipid Nano Particle; LNPの基礎知識を解説します。

    因みに、LNPの代わりに病原性のないウイルス (アデノウイルスなど)の外枠(殻;カラ)を使うデザインもあります。AstraZeneca社の新型コロナウイルスに対するワクチンがそれです。

    その前に、以下の参考文献の解説では、遺伝子治療薬が何を指しているのか誤解しがちなので、遺伝子治療薬について少し解説しておきます。

    在のmRNAやpDNAを使ったワクチンは、基本的に遺伝子治療薬ではありません。遺伝子治療薬は、半永久的な治療を目的として、1回の投与で治療できるようにデザインされたものです

    現在のmRNAやpDNAを用いたワクチンの場合は、その遺伝子が半永久的に体の細胞には取り込まれないデザインとなっているため、遺伝子治療薬には当たらないということです。

    また、LNP技術を使用しているのは、(1)物理化学的な安定性が低いという課題の克服と、(2)細胞の外膜(細胞膜)と融合して内容物であるmRNA/pDNAを細胞内に運搬する目的のためです。それでも、mRNAの場合、体内や細胞内に到達できたとしても(1)物理化学的な安定性が低いこと、(2)その宿主の細胞のゲノムに取り込まれることはないこと、により半永久的な治療効果は起こりません。従って、mRNAは半永久的な効果を発揮する伝子治療薬にはなり得ません。

    一方、pDNAの場合は、(1)細胞室内に永続的に存在できたり(細胞が分裂するときに、同じように細胞と共に増えることが可能にできる)、(2)細胞のゲノムに対して意図的なデザインによりインテグレーション(挿入)させたり、できるため半永久的に効果を発揮できる遺伝子治療薬になり得ます。

    以上の解説のように、現在のmRNA, pDNAを用いるワクチンは遺伝治療薬ではありません(2021/12/05, 追記 by Mr.Harikir)。

    参考文献よりLNPを解説

    以下の解説は、参考文献の一説です。

    低分子干渉RNA(siRNA)、mRNA、またはプラスミドDNAなどの遺伝子治療薬は、病理学的遺伝子のサイレンシング、治療用タンパク質の発現、または遺伝子編集アプリケーションを通じて、ほとんどの疾患を治療する潜在的な遺伝子治療を提供します。 しかし、遺伝薬を臨床で使用するためには、高度なデリバリーシステムが必要です。 脂質ナノ粒子(LNP)システムは現在、遺伝子治療薬の臨床的可能性をより高めるための主要な非ウイルス送達システムです。

    2017年に食品医薬品局(FDA)に申請され、トランスサイレチン誘発アミロイドーシス(現在は治療不可能な疾患)を治療するためのLNP siRNA薬が承認されています。

    ここでは、まず、全身投与後の肝細胞の標的遺伝子をサイレンシングできるLNP siRNAシステムの開発につながる研究をレビューします。 続いて、LNPテクノロジーをタンパク質置換、ワクチン、および遺伝子編集アプリケーション用のmRNAおよびプラスミドに拡張するために行われた進展が要約されています。

    遺伝子治療用のLNPシステムの起源は、低分子の薬剤用としてリポソーム薬物送達システム(リポソームシステム)の開発にあります。リポソームシステムは、二層構造の脂質を含むLNPです。 ホスファチジルコリン(PC)などの多くの膜脂質は、水性媒体に分散すると自発的に二重層構造となります(文献中のFigure 1より)。

    • Ethanolに以下を混ぜる
      • cationic lipid
      • structural lipid
      • PEG lipid
      • cholesterol
      • nucleic acid
    • 急速なミキシング
      • ミキシングの条件、時間により最適な大きさ、強度、能力のものを作る

    ドラッグデリバリーアプリケーションに有用であるリポソームには、いわゆる大きな単層構造(large unilamellar vesicles; LUVs)です。 サイズは100nmの範囲です。現在、世界中の規制当局によって承認されている、静脈内(iv)投与用の9つのリポソームベースの薬剤があります(表2を参照)。

    これらのシステムのほとんどは、小分子抗がん剤を含み、iv後の腫瘍部位で優先的に血管外遊出する小さな(<100 nm直径)LNPシステムです。この大きさは腫瘍組織へ浸透(enhanced penetration and retention; EPR)できます。EPR効果は、循環寿命の長いLUVと組み合わせると、腫瘍の送達を10倍以上改善できるとされています。

    より詳細は、以下の文献をご覧ください。

    Lipid Nanoparticle Systems for Enabling Gene Therapies (2017)

    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5498813/

    LNPの組成

    次に紹介する参考文献では、以下の原材料でLNPを作っています。

    • 1,2-distearoyl-sn-glycero-3-phosphorylcholine (DSPC)
    • cholesterol
    • ionizable cationic lipid (6Z,9Z,28Z,31Z)-heptatriaconta-6,9,28,31-tetraen-19-yl4-(dimethylamino) butanoate (DLin-MC3-DMA)
    • (R)-2,3-bis(octadecyloxy)propyl-1-(methoxy polyethylene glycol 2000) carbamate (PEG-DMG)
    • (R)-2,3-bis(stearyloxy)propyl-1-(methoxy poly(ethylene glycol)2000 carbamate (PEG-DSG) 

    siRNAに関する参考文献中で紹介されている文献のレビュー1), 2)では、以下の記載がある。

    LNPは一般に直径が約50 nmで、コレステロール(cholesterol)、リン脂質(phospholipids)、ポリエチレングリコール結合脂質 (polyethylene glycol-conjugated lipids)、およびイオン化可能(ionizable)なカチオン性脂質(cationic lipids)で構成されています。

    • cholesterol (コレステロール)
    • phospholipids (ホスフォリピッド)
    • polyethylene glycol (ポリエチレングリコール) – lipids
    • ionizable cationic (“イオンになりやすい正荷電体”)lipids

    以下の参考文献中の文献レビューでは、LNPの見かけのpKaが約6.4のイオン化可能(ionizable)なアミノ脂質(amino lipids)は、キーコンポーネントであり以下を可能にする、とある。

    • 低pH(≤4)でのLNP生成中の効率的なsiRNAカプセル化
    • 生理的 (physiological)なpHで循環するLNPの中性表面電荷を確保し、
    • ターゲットの細胞内在化後のエンドソーム脱出を促進する

    Modular lipid nanoparticle platform technology for siRNA and lipophilic prodrug delivery, 2020, bioRxiv

    https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.01.16.907394v1.full
    1. Rational design of cationic lipids for siRNA delivery. Nat Biotechnol 28, 172–176 (2010).
    2. Maximizing the potency of siRNA lipid nanoparticles for hepatic gene silencing in vivo. Angew Chem Int Ed Engl 51, 8529–8533 (2012).

    LNPを作る装置

    LNPは、以前はリポソームと呼ばれていたもので、脂質二重膜などの構造になっており、目的物を閉じ込めるための器です。

    昔は、エバポレータという減圧乾固する装置で、少量調製していましたが、現在では、Precision NanoSystems Incが連続的にNano Perticleにする装置を開発しているようです。スケーラビリティーもあり、臨床試験にも使用可能で、原理的には、コマーシャル製造でも適用可能です。

    Precision NanoSystems Incの技術

    図1.)ナノ粒子を製造するためのマイクロ流体混合技術:溶解した脂質を含む有機溶媒と核酸を含む水溶液
    NanoAssemblrカートリッジの2つの注入口チャネルに注入されます。 層流の下では、2つの溶液はすぐには混合されません。
    しかし、チャネルに組み込まれた微視的な機能により、2つの流体が混ざり合います。
    分子が拡散によって互いに相互作用する、制御された再現可能な方法で。 1ミリ秒以内に2つの流体が完全に混合され、核酸がロードされたナノ粒子の均一な自己組織化をトリガーする溶媒極性の変化を引き起こします。

    編集履歴

    2020/05/10 はりきり(Mr)
    2020/05/27 追記(Precision Nanoparticle Systems紹介)
    2021/07/08,追記(文言整備)
    2021/12/05,追記(遺伝子治療薬について解説しmRNA/pDNAを用いたワクチンはそれでは無いことを解説)
  • [Kw] 細菌にも性がある – 核外遺伝子: プラスミドを持っているものが雄

    [Kw] 細菌にも性がある – 核外遺伝子: プラスミドを持っているものが雄

    細菌の性

    細菌の細胞も動物の細胞も、細胞内に核があり、そこにはDNAがあります。このDNAを雌の菌に注入できるのが雄の細菌です。

    編集履歴
    2020/05/08 はりきり(Mr)

    雄には、Fプラスミドというリング状の遺伝子を持っています。このFプラスミドには、繊毛を作る遺伝子が含まれており、作られた繊毛が雌の菌を抱え込む装置となります。雌の細菌ょ抱え込んだあと、DNAを雌に注入します。

    まとめ

    大腸菌などの細菌にも、雌雄があることに驚きました。このFプラスミドの発見が、遺伝子組み換え技術に発展しました。

    Fプラスミドと最近の性 – 2015/01/07

    http://www.jarmam.gr.jp/situmon3/f-plasmid.html

    プラスミドは核外遺伝子であり、自己増殖し、細胞分裂の際に伝達される。プラスミドという名称は、195r2年、Lederbergによって提唱。1940年代には、細菌の性を決定するF因子が、1960年代には、薬剤耐性因子が、それぞれ精力的に研究された。1970年代中期からは、遺伝子操作ベクターとして盛んな研究が行われた。

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk1962/41/9/41_9_652/_pdf

    プラスミドとは、細胞質性遺伝子であり、細菌の核にある染色体とは別ものとして存在する輪っか状のDNA分子
    – 遺伝子の組換え – 高木康敬, 有機合成化学 第36巻第11号 (1987)

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/yukigoseikyokaishi1943/36/11/36_11_982/_pdf/-char/ja
  • [抗体/情報] 年々増える抗体医薬 – Antibody Societyでは抗体医薬がリストされている – ID15492 [2020/05/08]

    [抗体/情報] 年々増える抗体医薬 – Antibody Societyでは抗体医薬がリストされている – ID15492 [2020/05/08]

    Antibody Societyサイトの紹介

    抗体医薬の承認数は増加するばかりです。バイオシミラー(Biosimilar)以外の新薬に関する承認済みやレビュー中のリストは、「Antibody Society」のサイトで見ることができます。

    • 以降に示したテーブルは2020/5現在のEU/USでの承認済み抗体医薬のリストです。
    • 2021/01~2021/09までに、9つの抗体医薬が承認され(リンクから確認)、2021/10現在、21つの抗体医薬の開発が規制当局に登録されています。
    抗体協会は、承認された抗体治療薬と欧州連合(EU)または米国(米国)で規制審査中のものの包括的なリストを維持しています。 下の表では、レビュー中の製品候補が最初にリストされ、承認された製品は最初の承認の年ごとに新しい順にリストされています。 承認されたが、その後市場から撤退した製品は、表に含まれています。 バイオシミラー製品は除きます。
    欧州医薬品庁(EMA)が公開している人間の医薬品に関するヨーロッパの公開評価レポート、および保留中の欧州委員会の決定と評価中の医薬品に関する情報は、EMAの[Find medicine]ページで確認できます。 米国で承認された治療法に関する情報は、Drugs @ FDAにあります。 EUまたは米国以外の地域で最初の承認が与えられた抗体療法は、表の最後に記載されています。
    5月1日の時点で、2020年に米国で4つの抗体治療薬が初めて承認され、さらに15件が規制当局による審査を受けています。

    Antibody Society

    欧州または米国で承認済みまたは審査中の治療用モノクローナル抗体(Therapeutic monoclonal antibodies approved or in review in the EU or US.)

    international non-profit supporting antibody-related research and development

    https://www.antibodysociety.org/resources/approved-antibodies/

    以下は、2020/05/01時点のリストです。最新は、リンクから確認ください。


    INN
    Brand nameTarget; Format1st indication approved / reviewed1st EU approval year1st US approval year
    Sutimlimab(Pending)C1s; Humanized IgG4Cold agglutinin diseaseNAReview
    Aducanumab(Pending)Amyloid beta; Human IgG1Alzheimer’s diseaseNAReview
    Teplizumab(Pending)CD3; Humanized IgG1Type 1 diabetesNAReview
    Dostarlimab(Pending)PD-1; Humanized IgG4Endometrial cancerReviewReview
    Tanezumab(Pending)Nerve growth factor; Humanized IgG2Osteoarthritis painReviewReview
    Margetuximab(Pending)HER2; Chimeric IgG1HER2+ breast cancerNAReview
    Naxitamab(Pending)GD2; Humanized IgG1High-risk neuroblastoma and refractory osteomedullary diseaseNAReview
    Belantamab mafodotin(Pending)BCMA; Humanized IgG1 ADCMultiple myelomaReviewReview
    Oportuzumab monatox(Pending)EpCAM; Humanized scFv immunotoxinBladder cancerNAReview
    REGNEB3(Pending)Ebola virus; mixture of 3 human IgG1Ebola virus infectionNAReview
    Narsoplimab(Pending)MASP-2; Human IgG4Hematopoietic stem cell transplant-associated thrombotic microangiopathiesNAReview
    Tafasitamab(Pending)CD19; Humanized IgG1Diffuse large B-cell lymphomaNAReview
    Satralizumab(Pending)IL-6R; Humanized IgG2Neuromyelitis optica and neuromyelitis optica spectrum disordersReviewReview
    Inebilizumab(Pending)CD19; Humanized IgG1Neuromyelitis optica and neuromyelitis optica spectrum disordersNAReview
    Leronlimab(Pending)CCR5; Humanized IgG4HIV infectionNAReview
    Sacituzumab govitecanTrodelvyTROP-2; Humanized IgG1 ADCTriple-neg. breast cancerNA 2020
    TeprotumumabTepezzaIGF-1R; Human IgG1Thyroid eye diseaseNA2020
    IsatuximabSarclisaCD38; Chimeric IgG1Multiple myelomaReview2020
    EptinezumabVyeptiCGRP; Humanized IgG1Migraine preventionNA2020
    [fam]-trastuzumab deruxtecanEnhertuHER2; Humanized IgG1 ADCHER2+ breast cancerNA2019
    Enfortumab vedotinPadcevNectin-4; Human IgG1 ADCUrothelial cancerNA2019
    CrizanlizumabAdakveoP-selectin; Humanized IgG2Sickle cell diseaseReview2019
    BrolucizumabBEOVUVEGF-A; Humanized scFvMacular degeneration20202019
    Polatuzumab vedotinPolivyCD79b; Humanized IgG1 ADCDiffuse large B-cell lymphoma20202019
    RisankizumabSkyriziIL-23p19; Humanized IgG1Plaque psoriasis20192019
    RomosozumabEvenitySclerostin; Humanized IgG2Osteoporosis in postmenopausal women at risk of fracture20192019
    CaplacizumabCablivivon Willebrand factor; Humanized NanobodyAcquired thrombotic thrombo- cytopenic
    purpura
    20182019
    RavulizumabUltomirisC5; Humanized IgG2/4Paroxysmal nocturnal hemoglobinuria20192018
    EmapalumabGamifantIFNgamma; Human IgG1Primary hemophagocytic lymphohistiocytosisReview2018
    CemiplimabLibtayoPD-1; Human mAbCutaneous squamous cell carcinoma20192018
    FremanezumabAjovyCGRP; Human IgG2Migraine prevention20192018
    Moxetumomab pasudotoxLumoxitiCD22; Murine IgG1 dsFv immunotoxinHairy cell leukemiaReview2018
    GalcanezumabEmgalityCGRP; Human IgG4Migraine prevention20182018
    LanadelumabTakhzyroPlasma kallikrein; Human IgG1Hereditary angioedema attacks20182018
    MogamuizumabPoteligeoCCR4; Humanized IgG1Cutaneous T cell lymphoma20182018
    ErenumabAimovigCGRP receptor; Human IgG2Migraine prevention20182018
    TildrakizumabIlumyaIL-23p19; Humanized IgG1Plaque psoriasis20182018
    IbalizumabTrogarzoCD4; Humanized IgG4HIV infection20192018
    BurosumabCrysvitaFGF23; Human IgG1X-linked hypophosphatemia20182018
    DurvalumabIMFINZIPD-L1; Human IgG1Bladder cancer20182017
    EmicizumabHemlibraFactor IXa, X; Humanized IgG4, bispecificHemophilia A20182017
    BenralizumabFasenraIL-5Rα; Humanized IgG1Asthma20182017
    OcrelizumabOCREVUSCD20; Humanized IgG1Multiple sclerosis20182017
    GuselkumabTREMFYAIL-23 P19; Human IgG1Plaque psoriasis20172017
    Inotuzumab
    ozogamicin
    BESPONSACD22; Humanized IgG4, ADCHematological malignancy20172017
    SarilumabKevzaraIL-6R; Human IgG1Rheumatoid arthritis20172017
    DupilumabDupixentIL-4Rα; Human IgG4Atopic dermatitis20172017
    AvelumabBavencioPD-L1; Human IgG1Merkel cell carcinoma20172017
    BrodalumabSiliq, LUMICEFIL-17R; Human IgG2Plaque psoriasis20172017
    AtezolizumabTecentriqPD-L1; Humanized IgG1Bladder cancer20172016
    BezlotoxumabZinplavaClostridium difficileenterotoxin B; Human IgG1Prevention of Clostridium difficileinfection recurrence20172016
    OlaratumabLartruvoPDGRFα; Human IgG1Soft tissue sarcoma20162016
    ReslizumabCinqaero, CinqairIL-5; Humanized IgG4Asthma20162016
    ObiltoxaximabAnthimProtective antigen of B. anthracis exotoxin; Chimeric IgG1Prevention of inhalational anthraxReview2016
    IxekizumabTaltzIL-17a; Humanized IgG4Psoriasis20162016
    DaratumumabDarzalexCD38; Human IgG1Multiple myeloma20162015
    ElotuzumabEmplicitiSLAMF7; Humanized IgG1Multiple myeloma20162015
    NecitumumabPortrazzaEGFR; Human IgG1Non-small cell lung cancer20152015
    IdarucizumabPraxbindDabigatran;
    Humanized Fab
    Reversal of dabigatran-induced anticoagulation20152015
    AlirocumabPraluentPCSK9; Human IgG1High cholesterol20152015
    MepolizumabNucalaIL-5; Humanized IgG1Severe eosinophilic asthma20152015
    EvolocumabRepathaPCSK9; Human IgG2High cholesterol20152015
    DinutuximabUnituxinGD2; Chimeric IgG1Neuroblastoma20152015
    SecukinumabCosentyxIL-17a; Human IgG1Psoriasis20152015
    NivolumabOpdivoPD1; Human IgG4Melanoma, non-small cell lung cancer20152014
    BlinatumomabBlincytoCD19, CD3; Murine bispecific tandem scFvAcute lymphoblastic leukemia20152014
    PembrolizumabKeytrudaPD1; Humanized IgG4Melanoma20152014
    RamucirumabCyramzaVEGFR2; Human IgG1Gastric cancer20142014
    VedolizumabEntyvioα4β7 integrin; Humanized IgG1Ulcerative colitis, Crohn disease20142014
    SiltuximabSylvantIL-6; Chimeric IgG1Castleman disease20142014
    ObinutuzumabGazyvaCD20; Humanized IgG1; GlycoengineeredChronic lymphocytic leukemia20142013
    Ado-trastuzumab emtansineKadcylaHER2; Humanized IgG1, ADCBreast cancer20132013
    Raxibacumab(Pending)B. anthrasis PA; Human IgG1Anthrax infectionNA2012
    PertuzumabPerjetaHER2; Humanized IgG1Breast Cancer20132012
    Brentuximab vedotinAdcetrisCD30; Chimeric IgG1, ADCHodgkin lymphoma, systemic anaplastic large cell lymphoma20122011
    BelimumabBenlystaBLyS; Human IgG1Systemic lupus erythematosus20112011
    IpilimumabYervoyCTLA-4; Human IgG1Metastatic melanoma20112011
    DenosumabProliaRANK-L; Human IgG2Bone Loss20102010
    TocilizumabRoActemra, ActemraIL-6R; Humanized IgG1Rheumatoid arthritis20092010
    OfatumumabArzerraCD20; Human IgG1Chronic lymphocytic leukemia20102009
    CanakinumabIlarisIL-1β; Human IgG1Muckle-Wells syndrome20092009
    GolimumabSimponiTNF; Human IgG1Rheumatoid and psoriatic arthritis, ankylosing spondylitis20092009
    UstekinumabStelaraIL-12/23; Human IgG1Psoriasis20092009
    Certolizumab pegolCimziaTNF; Humanized Fab, pegylatedCrohn disease20092008
    CatumaxomabRemovabEPCAM/CD3;Rat/mouse bispecific mAbMalignant ascites2009#NA
    EculizumabSolirisC5; Humanized IgG2/4Paroxysmal nocturnal hemoglobinuria20072007
    RanibizumabLucentisVEGF; Humanized IgG1 FabMacular degeneration20072006
    PanitumumabVectibixEGFR; Human IgG2Colorectal cancer20072006
    NatalizumabTysabria4 integrin; Humanized IgG4Multiple sclerosis20062004
    BevacizumabAvastinVEGF; Humanized IgG1Colorectal cancer20052004
    CetuximabErbituxEGFR; Chimeric IgG1Colorectal cancer20042004
    EfalizumabRaptivaCD11a; Humanized IgG1Psoriasis2004#2003#
    OmalizumabXolairIgE; Humanized IgG1Asthma20052003
    Tositumomab-I131BexxarCD20; Murine IgG2aNon-Hodgkin lymphomaNA2003#
    Ibritumomab tiuxetanZevalinCD20; Murine IgG1Non-Hodgkin lymphoma20042002
    AdalimumabHumiraTNF; Human IgG1Rheumatoid arthritis20032002
    AlemtuzumabMabCampath, Campath-1H; LemtradaCD52; Humanized IgG1Chronic myeloid leukemia#; multiple sclerosis2013;
    2001#
    2014;
    2001#
    Gemtuzumab
    ozogamicin
    MylotargCD33; Humanized IgG4, ADCAcute myeloid leukemia20182017;
    2000#
    TrastuzumabHerceptinHER2; Humanized IgG1Breast cancer20001998
    InfliximabRemicadeTNF; Chimeric IgG1Crohn disease19991998
    PalivizumabSynagisRSV; Humanized IgG1Prevention of respiratory syncytial virus infection19991998
    BasiliximabSimulectIL-2R; Chimeric IgG1Prevention of kidney transplant rejection19981998
    DaclizumabZenapax; ZinbrytaIL-2R; Humanized IgG1Prevention of kidney transplant rejection; multiple sclerosis2016;
    1999#
    2016;
    1997#
    RituximabMabThera, RituxanCD20; Chimeric IgG1Non-Hodgkin lymphoma19981997
    AbciximabReoproGPIIb/IIIa; Chimeric IgG1 FabPrevention of blood clots in angioplasty1995*1994
    EdrecolomabPanorexEpCAM; Murine IgG2aColorectal cancer1995*#NA
    NebacumabCentoxinEndotoxin; Human IgMGram-negative sepsis1991*#NA
    Muromonab-CD3Orthoclone Okt3CD3; Murine IgG2aReversal of kidney transplant rejection1986*1986#
    2020/05/01現在のリトス
    編集履歴
    2020/05/08 はりきり(Mr)
    2021/10/17,追記(2021/01~09までのリスト状況)
  • [リンク] 無料で使える7つのビデオ会議サービスを徹底比較!

    [リンク] 無料で使える7つのビデオ会議サービスを徹底比較!

    リンクを貼ります。

    テレワークに必要なビデオ会議システムの比較の記事です。Zoom、Microsoft Teams, Skypeなどの比較があり、最大接続数は参考になります。

    • Zoom
    • Teams
    • Skype

    無料で使える7つのビデオ会議サービスを徹底比較! – PC Watch

    https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1247143.html

    編集履歴

    2020/05/08 はりきり(Mr)

  • [用語] API ; active pharmaceutical ingredient

    [用語] API ; active pharmaceutical ingredient

    API: 有効成分(API:active pharmaceutical ingredient)。APIは、賦形剤を添加する前の意味であるため、API = Drug Substanceとなるが、バイオ医薬品では、「原薬」(DS)に賦形剤を既に添加しているケースが多い。

    したがって

    (API = DS ) + (diluents/excipient/製剤化分注) → DP、

    と理解できる

    原薬 + 賦形剤 = 製剤

    しかし、この「原薬」も、「原料」(raw material)から医薬中間体(intermediate)を経て作られます:

  • 今日の英語 – I hope you had a good break – 良い休暇がとれましたか  (社交辞令)

    今日の英語 – I hope you had a good break – 良い休暇がとれましたか (社交辞令)

    社交辞令です。メールの初めに書きます。

    I hope you had a good break.
    良い休暇が取れましたか。
  • Gear – 電動ノコギリ – 隣宅との間で巨大化した木を切り倒す方法と注意点 – △ ID15368 [2020/05/07]

    Gear – 電動ノコギリ – 隣宅との間で巨大化した木を切り倒す方法と注意点 – △ ID15368 [2020/05/07]

    Black & Deckerの手引きと同じ動きをする、電動ノコギリ

    自宅の裏に生えた草だったものが木になっていました。

    3階建ての高さまでに成長し、隣の平家の屋根に落ち葉を沢山降らしています。

    保有していた電気ノコギリや手引きノコギリを使って切ろうとしましたが、一旦断念しました。

    やっぱり適切な電気ノコギリ(文明の利器)が必要だということで、手引きタイプの電動ノコギリを物色しました。

    「ソー」の長さが5cm程度のものはありましたが、それでは短過ぎます。価格は5千円(大型家具などの買いたいを謳うもの)から7千円までありました・・・、でも、少し安過ぎか。

    作業量の素人見積もりでは充電式は論外でした。結局、100Vコード式のBlack & Deckerの製品が目を引きました。「ソー」の長さは、15cm程度と長いです。海外製のものは、開拓者の血を引くはずなので、荒っぽく使っても大丈夫なイメージもありました。値段も9千円弱。輸入品なので少しお高くなっているとも思われたが、直感でこれを購入しました。

    BLAC&DECKER

    ブラックアンドデッカー コード式マルチノコギリ EAR800

    付属の「ソー」は3本です。工具無しで脱着可能です。パッケージには、そうゆう売り文句はありません。競合の精品には、しっかりと「工具なしで脱着可能」と書いてあるのに。

    図1に示したように、最も長い「ソー」で巨大化した木の解体を実行しましょう。

    図1. セット内容

    良い点

    2時間の悪戦苦闘、雨が降ってきたので、1.2m程の幹を残して、全ての枝を切り倒すことができました。幹は残して、次の土曜日に切断することにしました。作業終了後の感想は、「使いやすかった」、「重さは気にならなかった」、「小型の電動ノコギリより静か」です。

    マルチツール用のアタッチメントが補助の持ち手になり、操作ハンドルより先端方向の中央部分に位置するため、力も入りやすくて、取り回しや切断の力を微妙にコントロールできます。

    良くデザインされていると思いました。

    • 電源は100Vから取るコード式(3m)、300W出力のモーターです。この出力が小さすぎると、最大パワーで稼働させる場面が増えたとき、その騒音も大きくなります。余力を持って稼働させることができるため、騒音は低く抑えることができます。因みに、このような作業の場合、耳栓やゴーグルは必須です
    • 重さもいい感じです。デザインで影響されやすいので、持った感覚や作業中での重さの感覚は、実重量より大切です。
    • 付属の木材切断用の「ソー」の長さ、刃の形状、刃の大きさ、刃の間隔などは、今回の木の解体では、いい感じに実行できました。
    • 「ソー」は、工具なしで脱着ができます。
    • マルチツールは、別売のヘッドアタッチメントを取り替えることで可能です。今後の楽しみにですが、「空気入れ」が気になっています(図3)。

    パッケージの各印刷内容

    図2. パッケージの印刷内容

    マルチツール対応

    別売のヘッドアタッチメントは、今回の標準セットに付属のノコギリ以外に、9種類が用意されています(図3)。

    図3. 別売ヘッドアタッチメント

    早速、木の解体にとりかかりましょう。

    初日(解体開始)

    実は最初に、保有していた「小型の電気ノコギリ」と「手引きノコギリ」で切断を試みました。

    1.2m程度のメインの幹から5本の枝が生えていましたが、2本の枝は、長さが2~3m程度と比較て小物であったので、切断に専念して、安全に切り倒すことができました。

    しかし、残る3本の内1本は、最も高く成長しており、3階建ての我が家を追い抜かんばかりの高さです。切ることに専念しすぎて、変な方向に倒す危険性もあり得ます。

    残る2本は、隣のおうちの屋根かかっていました。これを着るのも非力な電気ノコギリで切断するのは、色々気を配る余裕がありせんでした。

    このまま、作業を終わるのは「技術者」として敗北感がありました。考えた挙句、幹の皮を剥いで、枯れるのを期待するという、1つの作戦も投入しました。

    今日の作業 (2日目) はここまでにしましょう。

    図4. 巨大化した木をどう切り倒そうか

    2日目

    余り成果が出なかった初日でしたが、2日目は、物色して選んだBLACK&DECKERの電気ノコギリ(以降、デッカーくん)を投入しました。

    幹から伸びる3本の枝を切って行きました。

    どれくらいの切り込みで、木の自重や外力で折れるかを少しずつ確認しながら、デッカーくんで、少しずつ切り目を入れていきました。

    • 耳栓の代わりに、Sonyのノイズキャンセリングイヤフォンを使用しました。
    • ゴーグルは、メガネで代用です。本当はだめです。「おがくず」が目に入ります
    • 処理した順番は、高さの低い順です
    • 切り倒す方向をコントロールするために、紐を結んで引っ張る工夫を加えました
    • 切り目で折れたときに、どちらに滑るかをコントロールすめたに、斜めに切り目を入れました
    • 小さい枝は、ハサミで葉っぱ部分と切り離しました
    図5. 作業の様子

    3日目

    3日目は、これまでの後片付けです。葉っぱと枝を更に小さく切って、土嚢袋に回収しました。10袋でした。枝の切断には、デッカーくんが活躍してくれました。作業時間1.5時間。

    • 土嚢袋の調達 (10袋)
    • 小さい枝、葉っぱを、伐採現場から回収
    • 5本の枝は、それぞれ短く切断
    • 土嚢袋に回収

    4日目

    最も短くなる高さを決めて、デッカーくんで切断しました。切断した幹は、更に、40~50cmに切断して日陰で乾燥させています。彫刻の材料にできればと思っいます。

    最初、この木が生え始めて来た時の幹の太さは、5~6cmでした。その時、手引きノコギリで伐採したのでした。年輪から推定すると、4~5年経っていたと思われます。

    その太さから更に、今日までの年輪を数えてみました。更に4~5年でした。前回伐採したのは、もう4~5年前の事だったということです。

    すぐ横に、雨水の排水口がきているので、弱ることなく成長するには環境が良いのでしょう。

    図6. 伐採を完了
    図7. 幹の年輪

    まとめ

    主たる幹の高さは約1.2mでしたが。実は、以前に切り倒した時の切り株が成長して1.2mとなり、新たに5本の枝がそのトップから伸びて3階建ての家の高さ(12m程度)まで成長したのです。4~5年前のゴールデンウィークに切り倒したはずでした。

    今年3月ごろに、メジロの鳴き声が聞こえてきました。この木からでした。メジロがいなくなってから切り倒そうと思っていました。

    今回も前回と同様に、簡単に切り倒せるものと思っていましたが、切り倒そうと作業に取りかかった初日に、初めて現物を確認してびっくりでした。さすがに大物でした。幹の太さは、断面積で5倍から7倍になっていました。

    今回、切り倒しを完了しましたが、植物と言えども生き物であることについて、少しは申し訳なく思います。仕方のないことです。幹は、なにか彫刻の材料にしようと思います。

    以上

    編集履歴
    2020/05/06 はりきり(Mr)
    2020/05/10 追記 (伐採完了)
  • 今日の英語 – as well as- and 接続詞の類型と考える – と応用も広がる

    今日の英語 – as well as- and 接続詞の類型と考える – と応用も広がる

    A and B are compatible.
    AとBは、同等である。

    as well as は、接続詞と考えれは、用途が広がります。
    「and」の代わりに、より情報を盛り込んだ、接続詞として使用します。

    A as well as B are compatible.
    AとBは、(よりよく)同等である。

    同等である、という情報を更に形容しています。すなわち、良い方向という意味での「as well as」です。

    Advice

    一般的でないことを呟いています。英語ができない私が、出来る様になるためのメソッドを日々考えています。「できない者」が考えるメソッドは、そもそも「できる者」には、適応してはいけません。「できる者」は、通常の勉学で出来る様になれます。

    編集履歴
    2020/05/07 Mr.HARIKIRI
  • [COVID-19] 飛沫 – マスク無しの密接がヤバイ理由がスパーコンピュータにより見積もられた – ID15165 [2020/10/14]

    [COVID-19] 飛沫 – マスク無しの密接がヤバイ理由がスパーコンピュータにより見積もられた – ID15165 [2020/10/14]

    イラストです。

    ヤバさの優先度があるよね。マスクは必須です。

    密接 > 密集 > 密閉

    直接、ウイルスの蒸気を吸ってしまうのは、密接だろうと断言できます。

    16秒間歌うと6100個の飛沫が飛ぶとされている。スーパーコンヒューた富岳で、飛沫の飛散について、「マスク」、「フェースシールド」及び「マウスシールド」で、その防御効果をシミュレーションした。また、湿度が低い場合、口から出た飛沫は、乾燥しやすいため、エアロジルになって空間を漂うことになりやすいという(2020/10/13)

    • マスク: 5600個を飛散防御
    • フェースシールド: 3000個を飛散防御
    • マウスシールド: 2800個を飛散防御

    マスクとフェースシールドは、医療機関で使用されている。マウスシールドは、そうではないので、その効果についてどの程度あるのか知られていなかった。そもそも、マスクは、自分以外の人を守るためのものという位置付けです。フェースシールドは、自分を守るため位置付けです。マウスシールドもフェースシールドと目的は同じという事です。これらは、目的を理解して使用することが大切です。

    飛沫だけではない

    2021/10/17,

    飛沫は、ウイルスの数では無いので、実は、その飛沫にウイルスがどれくらいの数が含まれているかも重要な情報です。

    更に、生きたウイルスの数が、どれくらい含まれているかが、感染確率には最も重要です。

    これが意味するところは、ウイルス粒子自体の全てが感染力を持っていないという意味です。

    以上の知識を前提にして、飛沫が自分の呼吸器系に入り込むことを阻止する最終防衛ラインは、「マスク」であるということになります。

    一方で重症化リスクは、呼吸器系の奥へウイルスが到達するほど大きくなります。到達する確率が高いリスクを以下に挙げてみました。

    • 粒子が小さいほど、フワフワして空気中に漂いやすいため、呼吸により、呼吸器系に入りやすく、鼻/口に入ったその粒子は、同様に粒子が小さいほど、フワフワして呼吸器系の奥に入りやすい。以上の理屈から、部屋の換気の重要性が理解できる。
    • 湿った飛沫などは、粒子が大きいため、フワフワと空間を漂わずに短時間に床などに落下しやすく、鼻/口からの呼吸による呼吸器系への侵入確率は低い。しかし、床などに落ちた飛沫は、やがて乾燥し、ウイルス粒子そのものになり軽くなるため、小さい桐生で舞い上がることが可能となり、再び空間をフワフワ漂うことが可能となる。この理屈から、少なともテーブルの消毒の重要性が理解できる
    • 飛沫でも湿り気が低い小さな飛沫は、乾燥しやすく水分を失ってウイルス粒子そのものになり、よりフワフワして空間を漂いやすくなるので、この状態になってしまったウイルスによる感染リスクは高くなる。この理屈から、室内の換気が重要であることが理解できる。
    • 以上、ウイルスを含む飛沫が感染した体の持ち主の鼻/口から放出されることを前提に、その飛沫の最終形としてのウイルス粒子は、その部屋の環境に応じて空間にフワフワと舞い上がる。
    • ただし、ウイルスは、電荷がマイナスであるため、プラスにチャージしている物質に吸着したままとなるし、空気清浄機は、ウイルスを積極的に吸着したり、その濾過の目の細かさでウイルスを捕捉できる機種があり、換気が難しい場合の慈善の対策となり得る。一般的にそのような機種は高価であるが、ヘパフィルター搭載の機種が良いとされている。
    編集履歴
    2020/05/04 はりきり(Mr) イラスト
    2020/10/14 追記(マスク、フェースシールド、マウスシールドの効果)
    2021/10/17,追記(ウイルス粒子と換気、空気清浄機に関する)