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  • [Bio-Equip] Cytiva – Plasmidselect Xtra [2020/11/14]  ID24783

    [Bio-Equip] Cytiva – Plasmidselect Xtra [2020/11/14] ID24783

    PlasmidSelect Xtra

    Super coilになっているplasmid DNAを精製するクロマト担体。

    Plasmidselect Xtra – Cytiva –

    製品情報

    https://www.sigmaaldrich.com/catalog/product/sigma/ge28402401?lang=ja&region=JP&gclid=Cj0KCQiA-rj9BRCAARIsANB_4AA5wU8x343zgnrhseRB8TL5Yl5KKWze1xYOFQG3evkT1Y8S_fy_NL0aAsSJEALw_wcB

    Plasmidselect Xtra データシート – Cytiva –

    Scale-up of the PlasmidSelect Xtra process

    https://cytivalifesciences.co.jp/catalog/pdf/28409487.pdf
  • [健康] 睡眠時無呼吸症候群 – 対処法・体験談 [2020/11/13]

    [健康] 睡眠時無呼吸症候群 – 対処法・体験談 [2020/11/13]

    睡眠時無呼吸症候群

    まさに、睡眠時に呼吸が止まっているのですが、その結果、酸素取り込みができずに血中の酸素濃度が95%を切る状態が、何度となく生じる睡眠における症状のことです。90%を切ると重症などと言われます。詳しいことは、以下の参考文献のリンクに譲ります。

    因みに、緑内障の危険因子でもあります。

    僕の場合

    Mr. Harikiriも「睡眠時無呼吸症候群」の診断を2016年に受けました。入院により睡眠時の心電図や血中酸素濃度を測定して検査を受けたのでした。

    以前から、いびきがあり、呼吸ができず苦しくて目が覚めることが、頻繁では無いですがありました。

    検査を受ける頃は、頻繁に苦しくて目が覚めるというのを一夜で何度も起こっていました。

    CPAP治療

    検査を受けて、CPAPという装置で治療(?)を行うことになりました。それが1ヶ月も持ちませんでした。装置は、鼻と口に覆う人工呼吸器のようなもので、呼吸をサポートするらしいのですが、それがあると逆に呼吸を邪魔されて苦しくなるのでした。

    1ヶ月程度で治療(?)を中断しました。別の医者に行って、「ナステント」というシリコンチューブでできた医療機器を使うことにしました。自分で鼻から奥に装着して、鼻と口腔の境にあるべんが閉じないようにして、気道が必ずそのシリコンチューブから鼻に確保される状態を作るチューブです。これは、結構効果的でした。ただ、鼻に毎回、数百円のチューブを使い切りで装着するのは面倒であることと、コストが掛かるのがデメリットでした。

    そこで、体重を減らすことにしました。追加で横向きに寝るように毎日頑張りました。減量には、当時流行った「バターコーヒー」で食事を減らして半年で8kg程度減量することが出来ました。その頃には、いびきはするものの、睡眠時の無呼吸は、自覚症状としての苦しくて目が覚めてしまうようなことはなく、睡眠の質もだいぶ改善しました。

    それから以降は、体重が増えないようにすることと、横向きで寝ることを続けています。でも、いびきはまだしているみたいですが、自覚症状としての苦しさのあまり目が覚めることはほとんどなくなりました。

    睡眠時無呼吸症候群 – 大阪回生病院 –

    http://www.kaisei-hp.co.jp/sleep/sas/tiryo.html

    編集履歴

    2020/11/13, Mr. Harikiri
    2022/03/13, 追記(僕の場合)

  • [Life] お世話になった入社当時の上司が亡くなった – 自分も年齢を重ねて、しみじみ思う[2020/11/13]

    [Life] お世話になった入社当時の上司が亡くなった – 自分も年齢を重ねて、しみじみ思う[2020/11/13]

    知らない内にお別れしていたのですね

    突然の訃報で、落ち着かない自分の心を落ち着けるために、故人を思いながら、昔のことを綴ります。

    今年2020年の6/6に、HMさんが75歳で旅立たれた事をご家族から、今日お葉書をいただきました。私との年齢差は18歳でした。HMさんは、私が社会人として初めて勤めた会社の最初の上司でした。一緒に仕事をした期間は、5年程度でしたが、今の私の仕事の考え方・進め方にも大きな影響を受けていす。

    イノベイティブな方でした

    HMさんは、もう40年前ですが、バイオロジクスのプロジェクトを進めながら、精製の効率化を目的に、「自動精製装置」称した装置の開発を並行して進められていました。4℃の冷室に分画分子量の異なるホローファイバーと送液ポンプを1セットとして、ラボカートに複数台を組み合わせて載せてありました。私も、工作が好きだったので、自分の仕事の傍(かたわら)、横目でその稼働の様子を観察していました。新しいものもお好きで、パソコンも、シャープのMZ-80や東芝のパソピアなども導入して、ウイルス活性TCID50などの測定などにも活用していました。

    強い影響

    そのように、イノベイティブな方だったので、私も色々と自由に予算を使って研究をさせてもらいました。サイエンスについては、主たる仕事なので、当然自由に予算を使って研究をしていましたが、「自動精製装置」について、私も意志を継ぐ形で、独自に関わりました。まあ、今思えば遊びですね。私の場合は、自動精製装置といつても、当時Milliporeから新製品として出てきた、Pellicon Cassetteにステンレス配管、送液ポンプとインバータによる流量調整、液面センサーによる濃縮と送液のコントロール、電磁バルブによるによる洗浄ステップの自動シーケンス、などの一連の自動化したタンジェンシャルフロー・システム(TFF)の開発です。この自動精製装置に付随して、ハード面では、アナログ/デジタル変換(A/D, D/A変換)、ノイズキャンセリング技術、ソフト面では、Z80のマシン語、BACISプログラミングなども触れる機会を持つことができたのも、HMさんのお陰です。

    会うタイミングを逃してしまった

    数年前の年賀状に、「また会いませんか」と書かれていたのですが、印刷で書かれていたので、年賀状を書かれた宛先には全てに、そう書かれていたと思っていました。今、思えば、私に対して書いたものと思われてきます。そう思う理由は、その年まで、年に1回程度の連絡を取っていた事や、その年の年賀状を出した時、その返事として、返ってきた「年賀状」に書かれていたことから、私に対して書かれたと思われます。

    連絡を取らなかったことが非常に残念に思われます。当時、私も仕事にやりがいもあり、かつ、強いプレッシャーも受けていた時期でした。でも、残念で仕方ありません。

    ご冥福を!

    お別れですね。ご冥福をお祈りします。

    2020/11/13 Harikir(Mr)
  • 気になる企業 – Molecular Medicine ;MolMed – [2020/11/09]

    気になる企業 – Molecular Medicine ;MolMed – [2020/11/09]

    ID12516

    MolMed

    • イタリア
    • ウイルス・ベクターを用いた遺伝子治療薬製造のCDMO

    サービス

    • MolMed独自のテクノロジーを持っている。
    • MolMedは、ベクター製造用の独自のパッケージングプラスミドとプロデューサー細胞株(Producer Cell Line; PCL)を提供しています。
    • プロセス開発と分析メソッド開発
    • ウイルスベクター製造プロセスのプロセス最適化、スケールアップ、自動化を社内で行っています。 並行して、製品固有の分析メソッドを開発、検証、認定します。
    • GMP製造
      • 当社独自のプロセスに基づいて、RVV: retroviral vectorおよびLVV: rentiviral vector製造用に48Lおよび200Lのバッチ
      • さまざまなセルタイプのGMPマスターおよびワーキングセルバンク(MCB、WCB)も製造
      • 施設は、臨床製品と商業製品の両方の生産についてイタリアの保健当局によって承認されている
    • QCテスト
      • 安全性、効力、特性評価、純度などのベクターについて100以上の社内テストを実施可能
    • QAおよび規制サポート
      • MolMed品質管理システムは、EU ATMP GMPおよび食品医薬品局(FDA)のガイドラインに準拠
      • Pre-IND、IND、IMPD、試験固有の手順、指定申請(希少疾病用医薬品など)、販売承認申請(および同等のもの)の文書化など、国内および国際機関への科学的アドバイスに対するクライアントサポートも提供

    MolMed

    https://www.molmed.com/

    AGCが買収

    AGC、伊Molmed社を買収し遺伝子細胞治療の開発製造受託に参入へ – 日経バイオ, 2020/03/17 –

    285億円

    https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/03/17/06701/
    編集履歴
    2020/11/09 Harikiri
  • 今日の英語 – US presidential Election ~ US大統領選挙  [2020/11/08]

    今日の英語 – US presidential Election ~ US大統領選挙 [2020/11/08]

    US presidential Election

    訳 : アメリカ大統領選挙。
    日本時間、2020/11/08、雌雄を決するとされていた「ペンシルベニア」の投票結果が、Biden氏の当選確実として、ペンシルバニアの20のElectorを獲得し、過半数の270を超え273となる見通しとなりました。その結果、現職のTrump氏からBidne氏に次期大統領が代わるとの報道が、各社大手メディから伝えられました。
    Elector : 選挙人、選挙人精度は、日本の江戸時代に導入された制度。南部では白人は少ないが、奴隷の数は多かったという事情を踏まえ、人口に応じた選挙人数が設定されます。従って、人口の多い、カリフォルニア州の選挙人数は55、テキサス州38、ニューヨーク州は29、など、大都市がある州は選挙人数は多くなっています。

    アメリカ選挙人団 – wikipedia –

    https://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ選挙人団
  • [Cafe] 東大阪市にある 上高地「あずさ珈琲」- 山のカフェ&レストラン 8:00~22:00 [2020/11/08]

    [Cafe] 東大阪市にある 上高地「あずさ珈琲」- 山のカフェ&レストラン 8:00~22:00 [2020/11/08]

    あずさ珈琲

    チェーン展開を進めているカフェ&レストランです。東大阪市近辺にあります。僕の一押しは、「卵かけご飯」。先日(大阪の八尾店)と今日(小坂店)で、それぞれランチとモーニングしました。いずれにも生卵(¥100)を追加して、卵かけご飯にしました。

    今日は、「信州の和定食」(¥680)のモーニングセットに生卵を付けてました。

    メインは鳥塩焼き、具沢山の「豚汁」、田楽、そして卵かけご飯。

    モーニングセット

    ランチ

    ランチにも生卵。りんご乙女は、輪切りのりんごが使われたお菓子でした。

    編集情報
    2020/11/08 Mr.HARIKIRI
  • [WordPress] 高速化プラグイン「AMP」と定期的に全てのページの静的キャッシュ作成プラグイン-「WP Super Cache」で再構成した  [2021/11/05]

    [WordPress] 高速化プラグイン「AMP」と定期的に全てのページの静的キャッシュ作成プラグイン-「WP Super Cache」で再構成した [2021/11/05]

    ID22640

    はじめに

    このblogは、レンタル・サーバーではなくSynology NASを使っています。やはり、性能的にはレンタル・サーバーに勝てません。そこで、自宅のNASを使ったblogでは、以下のような工夫が必要になってきます。

    • ベージ表示などのレスポンスの改善
    • セキュリティの確保
    • NASの管理を含めたWordPressの管理

    この記事では、ページのレスポンスを向上させる2つのプラグインとして、「AMP」と「キャッシュ」・プラグインを組み合わせてについて解説しています。以前は、AMP対応をせずにページレスポンスの改善を目指していたので、AMPプラグインを使用せず、Autoptimizeプラグインを使用していました。現在では、AMP対応にしてページのレスポンスの改善を図っています。

    • AMPプラグイン
    • WP Super Cache
    • WP Optimize
    • WP Rocket

    ついでに、AMPプラグインで何度も生じている「検証済み」の問題についても経験談を載せています。

    これらのページレスポンスの向上プラグインなどのSoftwareの適用以前に、ネットワーク回線やHardwareスペックアップの問題もありますが、ここでは述べていません。

    ページのAMP化のみでもレスポンス改善は十分高い

    AMPプラグインは、HTMLを高速化するために元のHTML文やJavaScriptなどをサブセットに変換します。それがblogのページになります。投稿/ページの編集を終えて、「公開」すると、このタイミングでAMP化の変換が行われます。変換時間は、AMP化を適用していない場合と比較して、5~10秒程度余分の時間を要します。変換時間を要しただけのレスポンス改善は、目を見張ります。当サイトでは、モバイルの場合、GoogleのSpeedPage Insightsを使って測定すると、5~10倍のポイントアップが見られました。それでも、当サイトのMobileで閲覧した場合、30~40%でした。100%が最高値なのでまだまだです。PCでは、80%程度です。

    更にレスポンス改善するには、「キャッシャ」プラグインを追加します。そうすると、Mobileでは、50~60%に改善されました。キャッシュ・プラグインには、WP Super Cacheプラグイン、WP-Optimizeプラグインがありますが、主に、WP-Optimizeを使っています。

    今回の記事では、WP Super Cacheにするメリットについて解説します。

    AMP

    キャッシュプラグインを追加する

    キャッシュプラグインにも種々ありますが、これまでに色々試しました。その結果、ここ半年間使用し続けたのは、「WP-Optimize」プラグインでした。WP-Optimzieでは、データベースの最適化やデータベース・テーブルがアントールされているテーブルなのか、無効化されているプラグインのデータベース・テーブルなのか、すでに削除されているプラグインに関するデータベース・テーブルなのか、を示してくれます。この情報を確認しながら、データベース・テーブルを削除したり管理することができます。WP-Optimizeは、データベース管理プラグインであると認識するのが妥当です。WP-Optimizeは、キャッシュ機能もありますが、これまでに試したキャッシュ・プラグインの中で僅差ですが、最もレスポンス改善効果があったため、今回まで、キャッシュ機能も有効にしていました。

    プラグインは専用機能がいい

    WP-Optimizeプラグインには、多数の機能が搭載されています。キャッシュ機能には「プリロード」機能も使えます。全ての投稿/ページのキャッシュする機能です。

    今回、WP-Super Cacheプラグインをネットで発見して、キャッシュ・プラグインとして使用することにしました。その理由は、プラグインは多機能でない方が管理がし易いと考えているからです。それに、付属的な機能では、微調整ができないことが大です。WP-Optimizeのプリロード機能では、繰り返すプリロードの時間設定しかできず微調整ができません。もう少しでも攻め込みたい。やはり、専用機能に特化したプラグインを指向したいと思います。

    ただし、ネットで調べてみると、WP Super Cacheのプリロード機能、その他の機能は使用しないことを推奨しているようです。WP-Optimizeのブリロード機能を使用しても、キャッシュ機能が効いていないようです。と言うのは、WP-Optimizeでブリロードした後に、PageSpeed Insightsでランダムにベージ/投稿を選んで測定したところ、モバイルで50程度、PCで80程度とPCの測定値が低くなりました。間髪入れず、もう一度測定すると、モバイル50程度、PCで95程度と改善しました。何度やってもこの傾向は、どのページでも同様でした。

    結論としては、WP-OptimizeもWP Super Cacheも、プリロード機能は、使用しない方が良いということです。

    WP Super Cacheの設定のほんとのところ

    • プリロード機能は使用しない
      • 理由 : 古いキャッシュの表示が起こる場合がある
    • 投稿またはページが公開されたときにすべてのキャッシュファイルをクリアする機能は使用しない
      • 理由 : 新しい投稿を作成するたびに、WPスーパーキャッシュが数分間効果的に無効になってしまうためです

    WP Super Cacheの推奨設定

    結局推奨設定は、以下の図の通りになります。プリロードの使用を推奨していないのは残念です。

    上記推奨設定のサイト

    https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=https://support.tigertech.net/wp-super-cache&prev=search&pto=aue

    WP Super Cache

    WP Super Cacheプラグイは、プラグインのキャッシュ/ブリロードに特化しています。多数の設定項目があり微調整も可能です。初心者には優しくて、デフォルトの設定についての解説もわかりやすいです。プリロードのキャッシュファイルの圧縮の設定もできます。

    繰り返すプリロードの時間の設定は、ももちろん可能です。初期値は600分です。プリロード処理が開始される時、及び100や200毎に、メールを飛ばす機能もあります。機能していることが分かるので安心ですし管理に役立っています。

    今回、WP Super Cacheの試用を開始しましたが、これまで使用していたWP-Optimizeの設定は、キャッシュを無効化し、データベース管理機能のみを使用している状態に設定しました。

    SpeedPage Insightsによるレスポンスの測定結果は、従前の設定の場合と比較して同等の結果でした。しばらく攻め込んでみたいと思います。結果は、随時、追記していきます。

    WP-Optimize

    WP-Optimizeは、キャッシュ機能だけではなく、データベース管理、イメージ圧縮などの複数の機能を備えています。

    WP Rocket

    kinstaというレンタルサーバーがあります。日々、パフォーマンス改善を進めていて、WP Rocketによるキャッシュ機能に関する記事がありました。その記事では、プリロード機能は、逆にパフォーマンス低下になるので、有効化しないことを推奨しています。プリロード機能は、理想としては良い機能なのですが、実際には、技術として実用化はまだのようです。

    Kinsta and WP Rocket: Now Speeding up WordPress Together, 2020/10

    https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=https://kinsta.com/blog/wp-rocket/&prev=search&pto=aue

    WP Super CacheとWP-Optimizeの比較

    約900ある投稿とページをプリロードする時間を比較しました。先ず、全ての投稿とページについて、AMPで再検証します。全てが完了してから、ブリロード機能を実行しました。その結果、WP Super Cahceでは約50分、WP-Optimizeでは約25分でした。WP-Optimizeの方が高速でした。

    設定の際に思いもよらず得られた懸案の解決

    AMPの再検証エラー問題

    AMPプラグインを使用していて、数ヶ月前の9/21に投稿/ページの「再検証」が、以下のエラーログと共に不可になっていました。

    • cURL error 28: Operation timed out after 15001 milliseconds with 0 bytes received. Please check your Site Healthto verify it can perform loopback requests. If you are stuck, please search the support forum for possible related topics, or otherwise start a new support topic including the error message, the URL to your site, and your active theme/plugins. Please include your Site Health Info.

    ネットで調べてみましたが、DNSが悪いので、ローカルにDNSを立ち上げろとか、AMPのサポートでは、AMPプラグインによる不具合ではないとか、結局、原因を見つけることは、できずにいました。

    WP Super Cacheのワーニングのお陰

    WP Super Cacheを導入後、blogのフォルダーにパーミッション設定がおかしいので修正するように、というようなワーニングが出ました。そこで、NASにログインして、chmodコマンドで、そのフォルダーのパーミッションを設定して確認をしている時に、それは起きました。

    WordPressの管理者画面の左のメニューが、突然シンプルになりました。原因は、プラグインの全てが無効になっていた事でした。パーミッションの設定を間違えたことで、WordPressがプラグインにアクセスできなくなり、それを受けてWordPressが全てのプラグインを無効化したものと考えられました。

    その後の対応

    パーミッションを元に戻して、プラグインが認識されるようにしました。無効化になっているプラグインの全てを1つ1つ有効化していきました。

    その結果

    AMPプラグインで不可であった「再検証」が問題なく機能するようになっていました。これまでは、なんだったのか?

    キャッシュのブリロード

    再検証を完了した後は、WP Super Cacheによる「ブリロード」を実行しました。

    広告表示の確認

    Advanced Adsは、AMPページ対応の広告表示プラグインです。色々な設定が可能です。これらの表示について、実際の投稿/ページを表示させて確認しました。

    まとめ

    今回は、AMPプラグイン導入していることを前提に、キャッシュ・プラグインの変更について解説しました。また、相変わらず、AMPプラグインにおける「検証済み」において検証ができない記事があります。また、リストにすら表示されない問題もあります。その問題となる要因は、画像数が多かったり、記事が大きかったり、など色々と考えられます。一方で、シンプルな文字のみの投稿、文書量が少ない、埋め込みリンクがない場合には、ほとんどは問題が生じることはありません。マシンのパワー不足があるのかもしれません。今後も検討を続けます。

    以上

    編修理歴

    2020/11/07、はりきり(Mr)
    2020/11/15、追記 (プルロード機能は使えない)
    2020/12/11、追記 (文言整備)
    
  • [用語] 善玉コレステロール: HDL-C

    [用語] 善玉コレステロール: HDL-C

    HDL-C

    善玉コレステロールと考えられてきたHDL-Cは、高くても低くても良くないことが分かってきた。悪玉であるLDL-C: low-density lipoprotein cholesterol は、低い方が良く、スタチンなどの薬剤が使用される。

    コレステロールは、細胞膜の形成に必要な成分であり、ホルモンや胆汁酸の出発材料でもある「あぶら」である。しかし、エネルギーとして消費されない。

    コレステロールは疎水性であり、水に溶けることはなく油玉の状態になるため、血中においても同様に油玉となり生命にとってよろしくない。そこで、体内でのあぶらの扱いは、lipoproteinと呼ばれるある種のタンパク質があぶらを包み込み、そのlipoproteinのタンパク質としての親水性を活かして、血中での問題とならない状態にしてくれている。その状態の時をHDL-CやLDL-Cと表現する。(H: high, D: density, L: lipoprotein , C:cholesterol)

    HDLとLDLの比較

    • HDL
      • High Density Lipoprotein
      • 抹消組織の過剰なコレステロールを運び出し、直接的、間接的に肝臓に取り込ませる
      • 比重が1.063 ~ 1.210
      • 直径 : 7~10nm (LDLの半分程度)
      • 構成成分
        • Apo-Lipoprotein (A-I, A-II, E)
        • cholesterol
        • リン脂質
        • トリグリセライド (TG)
      • あぶら成分が少ないため、LDLより比重が大きい
    • LDL
      • 粒子が不均一
      • Low Density Lipoprotein
      • 抹消組織へのコレステロールの供給
      • 比重が1.019 ~ 1.063
      • 直径 : 18 ~ 25 nm
      • 構成成分
        • Apo-Lipoprotein B (分子量540 kDa)
        • cholesterol
        • りん脂質
        • トリグリセライド (TG)
      • 泡沫細胞 : 大量のコレステロールを蓄積した細胞
        • 酸化などの修飾を受けた変性LDLがマクロファージのスカベンジャー受容体を介して取り込まれる
      • 亜群
        • small dense LDL
          • 粒子径が小さい
          • 大きい比重
        • large buoyant LDL
          • 粒子径が大きい
          • 小さい比重
          • 動脈硬化惹起性が高い

    参考文献

    HLDはまだ死んでいない – 生物工学 第98巻 第10号 (2020) p536 –

    総コレステロール(TC)、HCLC、LDL-C

    http://www.jrcla.or.jp/kensanohanashi/img/h24_06.pdf

    Small dense LDL – 心臓 Vol. 43 No.4 (2011)

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinzo/43/4/43_444/_pdf

    編集履歴

    2020/11/06 Mr.Harikir
  • [用語] ゲノム刷り込み

    [用語] ゲノム刷り込み

    ゲノム刷り込み

    両親から受け継いだ同じ遺伝子は、通常、どちらも発現する。しかし、ゲノム刷り込み: genomic imprintingは、両親のうちのどちらかの遺伝子が発現している。その仕組みはDNAのメチル化やアンチセンスなどが知られている。知られているゲノム刷り込みの遺伝子は偶然発見されたもので規則性はない。

    参考文献

    ゲノム刷り込み

    https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲノム刷り込み
    編集履歴
    2020/11/05 Mr.Harikir
  • 気になる企業 – Bayer

    気になる企業 – Bayer

    Bayer; バイエル

    ドイツのバイエルも、米Asklepios BioPharmaceutical社を買収することで、遺伝子治療の分野に本格的に参入するようです。もともとバイエル社は、遺伝子細胞治療薬(CGT)の開発を推進していました。

    • Asklepios BioPharmaceutical
      • AAVベクター遺伝子治療の基盤技術を持つ
        • カプシド、プロモーター、製造がプラットフォーム
        • カプシドライブラリと評価(in vitro, in vivo)
        • プロモーター開発は、Synpromics社の技術を使っている(機械学習エンジン:PromPTとデータによる遺伝子発現の制御)
        • AAV製造 : Pro10, 無結成培地、高発現
      • 自社開発 : Zolgensma開発成功し脊髄性筋萎縮症(SMA)に承認されている(AveXisは非独占権を取得し開発させた)、ポンペ病(P1/2)
      • 導出 : デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)のGTはPfizer、血友病GTは武田へ
      • CDMO事業 (AAV)
      • Synpromics社を買収
    • BlueRock Therapeutics
      • 2019年にバイエルの傘下になっている
      • 細胞医薬開発

    HomePage

    Bayer acquires Asklepios BioPharmaceutical to broaden innovation base in cell and gene therapy, 2020/10/26

    バイエルの細胞および遺伝子治療プラットフォームは、アンメットニーズの高い複数の疾患領域の患者に緊急に必要な治療をもたらすために、 AskBioの業界をリードするAAVベースの遺伝子治療プラットフォームを取得。ポートフォリオには、神経筋、中枢神経系、ポンペ病、パーキンソン病、うっ血性心不全の治療薬などの心血管疾患および代謝性疾患の治療のための治験中の前臨床および臨床段階の開発候補が含まれています。血友病およびデュシェンヌ型筋ジストロフィーのアウトライセンス臨床候補/買収により、高効率のPro10™細胞株に基づく収益を生み出す契約開発および製造事業が確保されます/ AskBioが独立企業間原則で運営されます/購入価格USD 20億ドルの前払い、最大20億米ドルの成功ベースのマイルストーン支払い

    https://media.bayer.com/baynews/baynews.nsf/id/Bayer-acquires-Asklepios-BioPharmaceutical-to-broaden-innovation-base-in-cell-and-gene-therapy
    編集履歴
    2020/11/05 Mr.Harikiri