[ChatGPT] o3とか4oとかよく分からん! 今は有料版で4oを通常使用-その他のモデルも使用できるが,先ずは比較検討してみた [2025/04/22]

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はじめに

ChatGPT Plusを使っていると、「GPT-4o」「GPT-4.5」「o3-mini」など複数のモデルが選択できるようになっています。どれを選ぶべきか迷ったことはありませんか?さらに最近では、「ChatGPTには思考過程がある」「会話が記憶されている」といった話題も耳にすることが増えてきました。本記事では、実際に私がChatGPT 4oを使いながら確かめた「モデルごとの違い」「推論の有無」「記憶機能がどこまで働いているのか」について整理し、初心者から上級者まで役立つ情報としてまとめました。

特に、GPT-4oは最新の統合モデルとして音声・画像・テキストの全てに対応し、従来のGPT-4 Turboよりも高速で柔軟な応答が可能です。一方で、軽量モデルである「o3-mini」やその高性能版「o3-mini-high」も、場面によっては有効な選択肢となります。

また、ChatGPTはあなたの興味や会話スタイルを覚える「記憶」機能も備えており、使い方次第でよりパーソナライズされたAIアシスタントになります。本記事を通じて、あなたにとって最適なChatGPTの使い方を見つけていただけたら幸いです。(以上は,以下の質問・会話の内容からAIに作ってもらった記述)

目次

ChatGPTのモデルについて

Q: ChatGPTについて,o3とo3miniの違いを教えて

ChatGPT: ChatGPTの「o3」と「o3-mini」は、GPT-4世代のモデルでありながら、それぞれに異なる特性利用目的があります。以下に、主な違いを表で整理して解説します。


ChatGPT「o3」と「o3-mini」の比較

項目ChatGPT o3(GPT-4)ChatGPT o3-mini
モデル世代GPT-4GPT-4(軽量版)
公開時期2024年4月2024年4月15日(公開)
性能(推論能力)高精度・高能力軽量・低コスト
応答速度やや遅め高速
計算リソース多い少ない
推定用途精度重視の対話、創作、分析リアルタイム対応、コスト削減
Deep Research/検索機能対応対応(ただし制限がある場合も)
利用対象Plusプラン(GPT-4)ユーザーPlusプラン(GPT-4)ユーザー
位置づけフラッグシップモデル軽量パートナー/補助モデル

詳細なポイント

  • 「o3」(正式には GPT-4 Turbo の最新版、2024年版)は、ChatGPT Plusユーザーにとってのデフォルトモデルで、文章生成、推論、複雑な分析など高精度な処理を得意としています。
  • **「o3-mini」**は、同じGPT-4世代に属するものの、処理を軽量化したバージョンです。高速応答が求められる場面や、比較的単純な対話・自動応答などでの使用に向いています。

使用イメージの違い

  • o3(GPT-4 Turbo):<br>
    ✔ 研究的対話・創作支援・コード生成・長文理解などで使用。<br>
    ✔ ChatGPTの「Deep Research」や「画像生成」とも連携しやすい。
  • o3-mini:<br>
    ✔ FAQボット、チャット対応、軽量アプリのAI機能など。<br>
    ✔ 応答が速く、スケーラブルな環境での採用が期待されている。

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Q: 4oとo3の違い?

ChatGPT: 「GPT-4o(4o)」と「GPT-4 Turbo(o3)」の違いは、OpenAIが2024年4月に発表した最新モデル GPT-4o(オー)が、従来のGPT-4 Turbo(コード名 o3)に比べて速度・性能・コスト・マルチモーダル能力すべてで上回っている点にあります。

以下に、わかりやすく違いを表にまとめて解説します:


GPT-4o(4o) vs GPT-4 Turbo(o3)

項目GPT-4o(4o)GPT-4 Turbo(o3)
モデル公開日2024年4月(4月末から順次展開)2023年11月(ChatGPT向け)
マルチモーダル対応◎ 音声・画像・テキスト完全対応△ テキスト・画像(音声不可)
応答速度非常に高速高速(ただし4oより劣る)
精度・性能GPT-4と同等以上GPT-4相当(圧縮型)
リアルタイム音声対応◯(300ms以下)×
入出力制限同等(128kトークン)128kトークン
実装技術新アーキテクチャ(未公開)GPT-4 Turbo
利用可能範囲無料ユーザーも利用可能(一部制限)Plusユーザー専用
API展開提供中(OpenAI API)提供中(OpenAI API)
コスト(API)約50%割安高め(比較対象による)

特徴のまとめ

✅ GPT-4o(o = omni の略)

  • 音声/画像/テキスト」をすべてリアルタイムに処理可能な初のGPTモデル。
  • 応答が人間の会話並みに高速(平均320ms)
  • マルチモーダル処理が統一された単一モデルで完結(旧GPT-4は別モジュールを使っていた)。

✅ GPT-4 Turbo(o3)

  • 高性能かつ長文対応(128k token)で、従来のGPT-4(2023年3月版)よりもコスト削減&高速化されたモデル。
  • マルチモーダルには部分対応(画像は可能、音声は非対応)。
  • 2024年4月現在、GPT-4oに置き換わりつつある

実際の用途面の違い

用途例向いているモデル
音声対話・同時通訳GPT-4o
高精度テキスト生成GPT-4o または GPT-4 Turbo
画像解析と説明生成GPT-4o
コード生成・文書要約両方対応
長文処理(書籍級)両方対応(128k)

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ChatGPT: ありがとうございます。有料版(ChatGPT Plus)をご利用中で、以下のようなモデル選択肢が表示されているとのことですね:


💬 ChatGPTで選択可能なモデル(有料版)

  1. GPT-4o
  2. GPT-4.5
  3. o1
  4. o3-mini
  5. o3-mini-high

これらはすべてGPT-4系またはその派生モデルですが、目的や設計思想が異なっています。それぞれのモデルがどのような立ち位置か、以下にまとめて解説します。


モデル一覧と違いの比較

モデル名正式名・説明特徴(主な強み)想定用途
GPT-4oGPT-4 Omni
(2024年4月リリース)
テキスト・画像・音声対応の統合モデル最も高性能なマルチモーダルモデル
GPT-4.5GPT-4 Turbo系の発展モデル(暫定ラベル)GPT-4相当の精度+高速性正確な対話、文章生成、分析など
o1GPT-4.0(旧GPT-4 Turbo)の初期バージョン(2023年11月頃)GPT-4精度+高速+コスト低現行モデルのベース
o3-miniGPT-4世代の軽量版ミニモデル(2024年4月公開)高速・低コスト・軽量FAQ、チャットボット、リアルタイム用途
o3-mini-higho3-miniの「高精度バージョン」miniよりも精度高だが依然軽量ミドルクラス向けAIアプリ

解説付きポイント

1. GPT-4o(Omni)

  • OpenAIが最新の旗艦モデルとして発表(2024年4月)。
  • 単一モデルで「音声・画像・テキスト」すべてを理解・応答。
  • ChatGPT無料プランでも使えるが、Plus版では速度・優先処理で有利。

2. GPT-4.5

  • 通称的な呼称。実際には GPT-4 Turbo の一種で、「o3」や「o1」などのコードネームモデル群の一つ
  • ChatGPT UI上では「GPT-4.5」や「GPT-4 Turbo」などの表記になることも。

3. o1

  • GPT-4 Turbo(2023年11月〜2024年3月頃)に対応する初期型。
  • 現在は後継モデル(GPT-4oなど)に置き換えが進行中

4. o3-mini

  • GPT-4系軽量モデルのうち高速・軽量特化型
  • 通常のチャットや埋め込み用途、低コストAPI向け。

5. o3-mini-high

  • o3-miniの派生モデルで、「精度重視」だが軽量性も保つ中間型。
  • 機械学習APIやアプリ組み込みに適した性能バランス。

結論:どう使い分ける?

用途おすすめモデル
高精度・幅広い生成GPT-4o または GPT-4.5
コスト重視・高速応答o3-mini
軽量でもやや精度を重視o3-mini-high
フルモーダル対応(音声等)GPT-4o
GPT-4時代の標準モデルo1(参考用/旧モデル)

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思考過程や推論過程があるモデル

Q: モデルによっては,思考過程や推論過程があるものとないモデルが存在していると聞くがそれは正しいか?

ChatGPT: とても鋭いご質問です。結論から言うと:


「思考過程」や「推論過程」を

明示的に出力できるモデルと、そうでないモデルがある

というのはある程度「正しい」認識です。


そもそも「思考過程・推論過程」とは?

AIにおける「思考過程・推論過程」というのは、以下のようなものを指します:

  • Chain of Thought(思考の連鎖)
    → 問題に対して、一段ずつ論理的にステップを踏んで答えに至る過程を出力する技術。
    → 例:「まずAを確認し、次にBを考慮し…だからCになる」
  • Tool Use(ツール利用推論)
    → 計算、検索、知識ベースなどの外部ツールを使ってステップを明示的に処理すること

モデルによる違い(思考プロセス出力の有無)

モデルChain of Thought対応推論ステップの出力精度傾向
GPT-4o◯(指示で可能)非常に高い人間的な思考プロセスを自然に表現できる
GPT-4 Turbo(o1/o3)◯(強い)数学や論理のステップも精度が高い
o3-mini△(指示が必要)中〜低単純な推論なら可能、深い思考は苦手
o3-mini-high△(やや強い)miniよりは強いが、Turboには及ばない
GPT-3.5(旧モデル)△〜×Chain of Thoughtはうまく使えない場合多い

なぜ違いが出るのか?

  1. 学習データの違い
    • Chain of Thought形式のプロンプト(例:Think step by step)を多く学習しているモデルは強い。
  2. モデルサイズとアーキテクチャ
    • 大規模・多層構造のモデルほど論理の連続性を保持しやすく、内部的な「推論構造」が強い。
  3. 目的設計の違い
    • mini系モデルは応答速度・軽量性が重視されるため、複雑な推論処理を簡略化している可能性がある。

実例:思考ステップの比較

質問:7個のりんごを3人で公平に分けたら1人あたり何個ですか?

  • GPT-4oやGPT-4 Turbo
    → 「7 ÷ 3 = 2余り1。したがって、各人に2個ずつ配り、残り1個は…」など丁寧に手順を示す
  • o3-mini
    → 「2.3個」や「2個」と即答するが、過程を説明しないことがある。

まとめ

判定項目説明
思考過程の表示能力GPT-4系(特にGPT-4o, Turbo)は優秀。mini系は簡略化されがち。
推論力(精度)GPT-4o > GPT-4 Turbo ≒ o3-mini-high > o3-mini > GPT-3.5
明示的な「思考手順」の出力明示的プロンプトがあれば、多くのモデルで可能だが、精度と深さに差が出る。

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Q: わたしがChatGPT 4oを使用し始めて1カ月未満だが,4oには沢山の質問を含め会話してきたが,これらの内容は,今後の質問に対してどのように影響してくるのか?

ChatGPT: とても重要で興味深いご質問です。ChatGPT(特にGPT-4o)との会話内容が**今後の対話や応答にどう影響するのか?**について、以下のように整理して解説します。


ChatGPT 4oとの過去の会話が今後にどう影響するか

観点GPT-4oでの影響解説
会話中の文脈記憶(短期)✅ 強力に影響する同じセッション中(ページ開いている間など)は文脈を高精度に保持。
アカウントに紐づく記憶(長期)✅ 有効(設定によりON/OFF可能)「カスタム指示」や「記憶機能」をONにしていれば、長期的に好みや知識を学習。
モデル自体への学習❌ 不可(現時点では)個別ユーザーの会話内容が「モデルの知識そのもの」には反映されない。
プロンプトパターンの学習⭕ 傾向として補正が効く(セッション中)あなたの質問傾向に対し、回答スタイルを調整し始める(”癖を掴む”)。

詳しく分けて説明すると:

① セッション内での「文脈記憶」

→ あなたが一連の会話で話した内容は、直後の質問に非常に影響します。
例えば:

  • 前に出した例や定義に従って、以降の説明が行われる。
  • トピックが連続していれば、背景知識がある前提で話してくる。

→ これが「コンテキストウィンドウ(文脈保持)」で、GPT-4oは最大128,000トークン(書籍数冊分)まで保持できます。


② 長期的な記憶(「カスタム指示」・「記憶機能」)

ChatGPT Plusには、「記憶(memory)機能」があります(GPT-4oも対応):

  • あなたがどんな関心を持っているか(例:GMP、Blender、CDMO)
  • 好む答え方(例:表形式、箇条書き、詳細→要約順)
  • 話し方のトーン(丁寧/カジュアル)

これらを明示的に保存・調整可能で、メニューから以下のように管理できます:

📌 [設定 > パーソナライズ > 記憶] でON/OFF
📌 記憶に追加された内容は、通知され、いつでも削除可能


③ モデル自体の再学習には影響しない

あなたの会話は、モデル本体(GPT-4o)の学習や改善には使われません(ChatGPTのプライバシーポリシーに基づく)。
個人ごとのセッション改善には使われるが、OpenAI全体の知識更新とは別です。


まとめ:今後の質問にどう影響するか?

状況影響の内容
同じセッションで話題を続けたとき非常に高精度な文脈理解(話の続きが自然に)
記憶機能がONになっているときあなたの興味・好み・目的に合わせた回答スタイルを維持
複数日やアプリ間でやり取りする場合過去の保存情報を活用し、精度と一貫性が向上
モデルの挙動そのものを変えるか?いいえ(あなたの個別使用では学習されない)

o3と4oの比較

「o3」と「GPT-4o」の違いまとめ

比較項目GPT-4o(4o)o3(GPT-4 Turbo 2024年版)
モデル名の意味o = omni(全方位:音声・画像・テキスト)o3 = GPT-4 Turbo の2024年版コードネーム
リリース時期2024年4月2024年初頭(2023年11月~2024年3月で主力)
性能GPT-4系で最高水準の統合モデル高速・高精度なGPT-4 Turbo
マルチモーダル対応音声・画像・テキストすべて統合対応◯ テキスト+画像(音声なし)
応答速度大幅高速化(音声で300ms台)高速(旧GPT-4よりもかなり速い)
推論・思考の深さ非常に高い高い(4oに近いがやや劣る)
トークン上限128,000トークン128,000トークン
API提供OpenAI APIで利用可能(低価格)OpenAI APIで提供
ChatGPTでの位置づけ最新かつ主力モデル(無料でも使える)GPT-4 Plus専用モデル(無料では使えない)

補足解説

● GPT-4o(4o)の特徴

  • omni」の名の通り、1つのモデルでマルチモーダル(音声・画像・テキスト)をネイティブに処理
  • 応答速度は人間の会話に近い(平均応答300〜500ミリ秒)。
  • Plusプランでは最も優先されるモデルであり、今後の主軸。

● o3の特徴(GPT-4 Turbo)

  • GPT-4 Turboの中でも、2024年版(o1→o3へ進化)。
  • 高速でありながら、GPT-4と同等の精度を保つ。
  • マルチモーダルは別モジュール処理(統合ではない)。

結論:どちらを使うべき?

目的・状況推奨モデル
音声や画像を含むマルチモーダル利用✅ GPT-4o
単純なテキスト生成・コード記述両方(GPT-4o推奨)
高速性と精度のバランスを重視したいGPT-4o(最新)
GPT-4 Turbo世代の従来モデルを試したいo3(比較用)

編集履歴

2025/04/22 Mrはりきり